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最終章 世界の終焉
松本義徳首相の国家非常事態宣言59
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・・京都市内・・
既に爆発的な感染により通りを歩く者はほとんど正気な人間ではなく、凶暴な人間たちで溢れていた。逃げまどう車、バイクは他道府県へのアクセスポイントである国道や高速道路の入り口から長蛇の列をなしている。また封鎖されてる駅には感染してない人達が次から次へと押し寄せていた。
「早く電車を動かせーーー! 早くしろ。殺すぞこの野郎。」
パニックになった市民の1人が駅員の胸にナイフを深々と突き刺した。辺りは悲鳴で溢れ、その場から逃げまどう人達、にやにやしながらスマホで撮影する若者、動じない中年の男と様々であった。
その頃白バイ隊員の井上と民間人であり感染者から襲われたところを井上に助けてもらった若い女の子の鈴木は2人でドラックストアにいた。
「とりあえず、何か食べましょう。必要な物をここから持ち出して、どこか安全な場所へと向かい、そこで情報を集めて事態を乗り越えるのです。」
既に爆発的な感染により通りを歩く者はほとんど正気な人間ではなく、凶暴な人間たちで溢れていた。逃げまどう車、バイクは他道府県へのアクセスポイントである国道や高速道路の入り口から長蛇の列をなしている。また封鎖されてる駅には感染してない人達が次から次へと押し寄せていた。
「早く電車を動かせーーー! 早くしろ。殺すぞこの野郎。」
パニックになった市民の1人が駅員の胸にナイフを深々と突き刺した。辺りは悲鳴で溢れ、その場から逃げまどう人達、にやにやしながらスマホで撮影する若者、動じない中年の男と様々であった。
その頃白バイ隊員の井上と民間人であり感染者から襲われたところを井上に助けてもらった若い女の子の鈴木は2人でドラックストアにいた。
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