17 / 506
最終章 世界の終焉
松本義徳首相の国家非常事態宣言17
しおりを挟む
・・首相官邸・・
松本総理はさっそく気になった例の京都での旧岩倉邸施設で知った桐の箱と、そして、江戸、明治に起きた狂人騒動の事について調べだした。国家の最高責任者としての権限で警察庁、法務省、厚生労働省の最高責任者をわざわざ呼びよせるほどの凝りようだった。
「まったく総理のこだわりだしたら徹底的にやるという姿勢にはつくづく感服するやら呆れるやら、皆んな忙しいのにわざわざ官邸集合等の号令をかけるんだものな。」
秘書官らはぼやきだしながら、関係各位に首相の意を伝えていた。
真っ先に官邸に来たのは厚労省大臣の菅沢だった。
「総理、何事ですか?聞いた話しだと江戸、明治の大きな出来事の公文書の記録が残ってないか調べてくれとか。」
菅沢大臣に松本総理は言った。
「あの江戸と明治に起きた不思議な狂人騒動については知ってるよな?ただ公的な記録が残ってないのが極めて不自然だと思ったんだよ。そう思わないか?」
「確かにそう言われればそうですな。分かりました。さっそく官庁に戻り部下に指示を出して可能な限り調べさせますよ。では、また。そうだ?総理、またゴルフ行きましょう。」
そう話すと菅沢厚労大臣は再び厚労省へと戻った。
松本総理はさっそく気になった例の京都での旧岩倉邸施設で知った桐の箱と、そして、江戸、明治に起きた狂人騒動の事について調べだした。国家の最高責任者としての権限で警察庁、法務省、厚生労働省の最高責任者をわざわざ呼びよせるほどの凝りようだった。
「まったく総理のこだわりだしたら徹底的にやるという姿勢にはつくづく感服するやら呆れるやら、皆んな忙しいのにわざわざ官邸集合等の号令をかけるんだものな。」
秘書官らはぼやきだしながら、関係各位に首相の意を伝えていた。
真っ先に官邸に来たのは厚労省大臣の菅沢だった。
「総理、何事ですか?聞いた話しだと江戸、明治の大きな出来事の公文書の記録が残ってないか調べてくれとか。」
菅沢大臣に松本総理は言った。
「あの江戸と明治に起きた不思議な狂人騒動については知ってるよな?ただ公的な記録が残ってないのが極めて不自然だと思ったんだよ。そう思わないか?」
「確かにそう言われればそうですな。分かりました。さっそく官庁に戻り部下に指示を出して可能な限り調べさせますよ。では、また。そうだ?総理、またゴルフ行きましょう。」
そう話すと菅沢厚労大臣は再び厚労省へと戻った。
0
お気に入りに追加
13
あなたにおすすめの小説
性奴隷を拒否したらバーの社畜になった話
タタミ
ホラー
須原幸太は借金まみれ。
金貸しの元で無償労働をしていたが、ある日高額報酬の愛人契約を持ちかけられる。
『死ぬまで性奴隷をやる代わりに借金は即刻チャラになる』
飲み込むしかない契約だったが、須原は気づけば拒否していた。
「はい」と言わせるための拷問が始まり、ここで死ぬのかと思った矢先、須原に別の労働条件が提示される。
それは『バーで24時間働け』というもので……?
婚約破棄?貴方程度がわたくしと結婚出来ると本気で思ったの?
三条桜子
恋愛
王都に久しぶりにやって来た。楽しみにしていた舞踏会で突如、婚約破棄を突きつけられた。腕に女性を抱いてる。ん?その子、誰?わたくしがいじめたですって?わたくしなら、そんな平民殺しちゃうわ。ふふふ。ねえ?本気で貴方程度がわたくしと結婚出来ると思っていたの?可笑しい! ◎短いお話。文字数も少なく読みやすいかと思います。全6話。
イラスト/ノーコピーライトガール
エレベーターで一緒になった男の子がやけにモジモジしているので
こじらせた処女
BL
大学生になり、一人暮らしを始めた荒井は、今日も今日とて買い物を済ませて、下宿先のエレベーターを待っていた。そこに偶然居合わせた中学生になりたての男の子。やけにソワソワしていて、我慢しているというのは明白だった。
とてつもなく短いエレベーターの移動時間に繰り広げられる、激しいおしっこダンス。果たして彼は間に合うのだろうか…
怪異の忘れ物
木全伸治
ホラー
さて、Webコンテンツより出版申請いただいた
「怪異の忘れ物」につきまして、
審議にお時間をいただいてしまい、申し訳ありませんでした。
ご返信が遅くなりましたことをお詫びいたします。
さて、御著につきまして編集部にて出版化を検討してまいりましたが、
出版化は難しいという結論に至りました。
私どもはこのような結論となりましたが、
当然、出版社により見解は異なります。
是非、他の出版社などに挑戦され、
「怪異の忘れ物」の出版化を
実現されることをお祈りしております。
以上ご連絡申し上げます。
アルファポリス編集部
というお返事をいただいたので、本作品は、一気に削除はしませんが、順次、別の投稿サイトに移行することとします。
まだ、お読みのないお話がある方は、取り急ぎ読んでいただけると助かります。
www.youtube.com/@sinzikimata
私、俺、どこかの誰かが体験する怪奇なお話。バットエンド多め。少し不思議な物語もあり。ショートショート集。
※タイトルに【音読済】とついている作品は音声読み上げソフトで読み上げてX(旧ツイッター)やYouTubeに順次上げています。
百物語、九回分。【2024/09/08順次削除中】
「小説家になろう」やエブリスタなどに投稿していた作品をまとめて、九百以上に及ぶ怪異の世界へ。不定期更新中。まだまだ増えるぞ。予告なく削除、修正があるかもしれませんのでご了承ください。
「全裸死体」、「集中治療室」、「三途の川も走馬灯も見なかった。」、「いじめのつもりはない」は、実体験の実話です。
いつか、茶風林さんが、主催されていた「大人が楽しむ朗読会」の怪し会みたいに、自分の作品を声優さんに朗読してもらうのが夢。
【死に文字】42文字の怖い話 【ゆる怖】
灰色猫
ホラー
https://www.alphapolis.co.jp/novel/952325966/414749892
【意味怖】意味が解ると怖い話
↑本編はこちらになります↑
今回は短い怖い話をさらに短くまとめ42文字の怖い話を作ってみました。
本編で続けている意味が解ると怖い話のネタとして
いつも言葉遊びを考えておりますが、せっかく思いついたものを
何もせずに捨ててしまうのももったいないので、備忘録として
形を整えて残していきたいと思います。
カクヨム様
ノベルアップ+様
アルファポリス様
に掲載させていただいております。
小説家になろう様は文字が少なすぎて投稿できませんでした(涙)
ゾンビだらけの世界で俺はゾンビのふりをし続ける
気ままに
ホラー
家で寝て起きたらまさかの世界がゾンビパンデミックとなってしまっていた!
しかもセーラー服の可愛い女子高生のゾンビに噛まれてしまう!
もう終わりかと思ったら俺はゾンビになる事はなかった。しかもゾンビに狙われない体質へとなってしまう……これは映画で見た展開と同じじゃないか!
てことで俺は人間に利用されるのは御免被るのでゾンビのフリをして人間の安息の地が完成するまでのんびりと生活させて頂きます。
ネタバレ注意!↓↓
黒藤冬夜は自分を噛んだ知性ある女子高生のゾンビ、特殊体を探すためまず総合病院に向かう。
そこでゾンビとは思えない程の、異常なまでの力を持つ別の特殊体に出会う。
そこの総合病院の地下ではある研究が行われていた……
"P-tB"
人を救う研究のはずがそれは大きな厄災をもたらす事になる……
何故ゾンビが生まれたか……
何故知性あるゾンビが居るのか……
そして何故自分はゾンビにならず、ゾンビに狙われない孤独な存在となってしまったのか……
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる