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第二章 狂気に憑かれし者達との戦いが始まる
8代将軍吉宗の戦い79
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たちまち火は風に煽られ本丸へと移り、本丸から炎が立ち昇る。その炎は江戸城下町からも見えるほどであった。すでに夜になっており、江戸の人々は何事かと暗闇に一際目立つ江戸城から立ち昇る炎を眺めていた。
その頃遊郭で酒を飲んでいた尾張藩藩主徳川宗春はふと外が騒がしいのが気になり、外を覗く。
「なんだぁ、やかましいのう。うん?あれは城が燃えてるのか?」
すぐさま家臣の鬼間がやってきて、城で起きてる一大事を宗春に報告した。
「それで、吉宗の馬鹿はどーなった?」
「上様は江戸を脱出したようでござりまする。我らも早く江戸を脱出し尾張に戻りましょう。」
「さすがはふぬけ口だけの吉宗だ。家臣や民を放ったからして、てめーだけおめおめととんずらこくとはな。」
宗春はそう言うと支度をしだした。
その頃遊郭で酒を飲んでいた尾張藩藩主徳川宗春はふと外が騒がしいのが気になり、外を覗く。
「なんだぁ、やかましいのう。うん?あれは城が燃えてるのか?」
すぐさま家臣の鬼間がやってきて、城で起きてる一大事を宗春に報告した。
「それで、吉宗の馬鹿はどーなった?」
「上様は江戸を脱出したようでござりまする。我らも早く江戸を脱出し尾張に戻りましょう。」
「さすがはふぬけ口だけの吉宗だ。家臣や民を放ったからして、てめーだけおめおめととんずらこくとはな。」
宗春はそう言うと支度をしだした。
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