6 / 20
第1部 覚醒
6 さよならお父っつぁん
しおりを挟む
「そんな大金、見て見たかったっスよー!」
ダルゲン近郊の村落にある格安オンボロ宿屋の雫亭名物、美味いのかまずいのかわからないパサついた肉の煮込みをつつきながら、ユリアンが口を尖らせた。
思い出すのは、王太子に見つからぬようこっそり寄って来たクリスティーナの、甘さと香ばしさが混ざった髪の匂いだった。
「ヴェンツェル殿、大変言いにくいのですが、その、支払うと言ったものの、今持ち合わせが無いのです」
雇った傭兵に金を支払わなければ、殺されても文句は言えない。それが掟であることを彼女は知っていた。
「あと1万Wここにあります。残りは王都でというわけにはいきませんか」
王太子の命を助けるという契約内容だったが、結果として王太子に命の危険は無かったわけで、そうなると契約自体成立しないのでは。
私なら絶対言うけど、言ってこないところが、さすが王族だな。
そこでヴェンツェルは一つ提案をした。
「金はそれでいい。その代わり、免状が欲しい」
「免状?しかしあれは大元帥名で発行するもので…」
「大元帥が捕虜の今なら、丞相名で発行できるだろう?私が役に立つことは証明したはずだ。それをあんたに口添えしてほしい」
「…わかりました。発行のお約束はできませんが、善処しましょう」
ヴェンツェルとてすんなり発行してもらえるとは端から期待していないが、名前を丞相の耳に入れておいて損は無いだろう。
そしてしめて1万5千Wという、一般市民には多すぎる現金を手に入れた。
「せっかく金持ちになったんだからパーッとやるっスよ!」
「勝手なこと言うんじゃないよ!そうやって金使っちまうから、いつまでも貧乏から抜け出せないんだ」
そう言って仲間には酒の一杯もつけず、いつも通りのしけた食事なのである。
「団長ってほんとケチっスよねぇ、セバスチャンもそう思うでしょ」
「それは事実でやんすけどね、傭兵団経営てのはいつも冷や汗モンでやんすよ。あっしも一応、盗賊団経営経験があるでやんすからね」
未だにヴェンツェルをお頭と呼ぶのは、その名残であろう。
仲間の衣食住を保証するのは善管なる傭兵団長の務めである。そこで重要なのが、免状であった。
有能かつ善良と認められた傭兵団長に発行されるものであり、これがあるのとないのでは、契約金が2倍から1ケタ違う。そして個人に付与されるものだから、その団長の元にはより優秀な戦士が集まるようになる。
「ふぅん…」
戦に負ければ契約金は一部しか支払われなかったり、0になることもある。今回などダルゲンを奪われたのだから、もっと寂しい飯になってしかるべきだったのだ。更に次の戦に備えて傭兵団を維持しようと思えば一方的にコストがかかる。
ブレア国は略奪を禁じており、代わりに土木工事や山賊の討伐を斡旋していた。もし略奪が発覚すれば免状など二度と叶わぬ夢となる。
ユリアンはヴェンツェル団に入ってまだ日が浅いが、麦粥だけだったり、スープに具が無いことはあれど、これまで食事にありつけないことはなかった。
そういうわけで、ヴェンツェルは手に入れた金で雫亭にツケ(もちろん端数を切り下げさせた)を払うと、残りを融資に回したのであった。
「さてと、ちょっと取り立てに行ってくるよ」
融資と言えば聞こえが良いが、懇意にしている運用者は高利貸しのヤミ金である。
取り立ては以前から小金稼ぎのバイトとして請け負っており、今日もついでに頼まれたのだった。
「あ、オレも行くっス」
坂の途中にある雫亭を出ると、そのまま下り坂を進んでいく。
「取り立てなんて、見てて気分のいいモンじゃないよ」
「へへ、そうじゃなくて、団長の護衛っスよ。色んなところで値切りまくってるから、敵だらけでしょ」
「そんなわけないだろう。双方の合意による値下げだ」
「値切るなら掃除くらい手伝えって、雫亭の女将がヨハンさんにぼやいてたっスよ」
「あの年増はヨハンに惚れてるんだ。あんたもヨハンから菓子もらったことあるだろ?あれは女将の差し入れだよ」
「じゃ団長が雫亭にいられるのは、ヨハンさんのおかげなんスね」
もちろんヴェンツェルは一度たりとも菓子など恵んでもらったことはない。
ヨハンの口数はいつも最低限で、女将に対しても例外ではない。だのに女から好かれるのだから、見た目が良いのはやっぱり人生3割増しで得だと思う。
坂の一番下、入り組んだ狭い道をくねっていった先のぼろ家街が取り立て現場だった。今回で3回目になる。
「アージはいるかい?」
ノックもなければいきなり土足で上がり込んだ体だった。足元の酒瓶を爪先でつついて、転がっていった先には半分椅子から落ちているアージがだらしなくよだれを垂らしていびきをかいている。
「呑気に酔っ払ってるんじゃないよ。期限は今日だろう?」
「ふぉ?ひっ…あ!」
椅子をずらされ床に落ちて目覚めるという、本人は何が起こったかわかりません状態。
「どうせ、嫁が死ぬ思いで稼いだ金をまた博打に使っちまったんだろう?で負けて、どうしようもなくなって飲んでた」
「か、金なら返す…!いつもちゃんと返してるだろ…」
「返すために別の借金してんるだろ?そろそろ娘を売るしかないよな」
「そ、そんな…!堪忍してくれ、頼む!」
「あんたの所為だろう!」
ダァン!と机が割れそうな音を立て、ユリアンはビクッとなった。
「嫁子供がいながら働きもしないで、博打と酒に溺れてだと?借りた金も返せずに、総額でいくら借りてんのかもわからないくせに、都合の良いことほざくんじゃないよ!」
起きようとするアージの胸を踏みつける。
「娘は確か14だったか?十分稼げる」
「それだけは!なあ…!お、俺の命をやる。それと嫁も好きにしていい。だから頼む!この通りだ」
「あんたの命なんざ1Wにもなりゃしないし、くたびれきった中年女を誰が抱きたいと思う」
「そ、その言い方はあんまりじゃ」
「なにバカ言ってんだ!嫁を差し出す方があんまりだっつうの!」
ヴェンツェルが足に力を込めると、アージは呻く。その時、細く開いた扉の向こうから甲高い声がした。
「やめろ!アタシが行くから、お父っつぁんを離しやがれ!」
「…品のない娘だね、こっちに来な」
現れたのは、伸び放題で艶の無い黒い髪がうねる娘だった。背丈は小柄なユリアンと同じくらい。なぜか睨みつけられたユリアンは、なんだよとガンを飛ばし返す。
「名前は」
「アンナ」
「アタシが行くと言ったね。その意味は分かってるんだろうな?」
「あたりめぇだろ。14じゃなくて15才だ!このままこの家に居たら親子揃って心中するしかない。それならアタシやるよ」
肝の座った奴だ。涙の修羅場になると思っていたユリアンは素直に感心した。
「なぁ傭兵団長、アタシを遊廓に売ったらいくらになる?」
「500Wってとこだね」
「アタシを傭兵団に置いてくんない?」
「はぁ?」
片眉を上げたヴェンツェルにアンナは一歩前に踏み出す。
「500W以上稼いでみせる。ううん、置いてくれた分の生活費も全部返す。お父っつぁんには悪いけどさ、アタシお父っつぁんみたいな男には引っ掛かりたくないんだよ」
うわ、キツイな。子は親を選べないってね。
どろんと澱んだ瞳で娘の主張を聞くしかないアージに、自業自得とはいえ心中察するに余るので、踏みつける足を外してやった。
「アタシなんかの見た目じゃ身請けしてもらったとしても、きっとロクでもねぇ男だろうし。それより傭兵団に居た方が身分の高い男に出会える可能性あるだろ?そういう男と結婚してさ、アタシがあんたに金を落とす」
「あのね、妄想めいた夢見てんじゃないよ」
「妄想なもんか!アタシは絶対位の高い男を掴んでみせる。身分の卑しい男となんかヤらないよ!」
——こいつ。
「団長と一緒っスね」
私の契約金は高いんだ。私と寝たいなら、金か身分を用意してくるんだね。
傭兵団長をやってる女の味見をしてみたいという、酔狂な輩がごくたまにいる。そんな時にヴェンツェルが使う口上であった。
ユリアンにまでニヤリとされては、ヴェンツェルに言い返す言葉はなかった。
ダルゲン近郊の村落にある格安オンボロ宿屋の雫亭名物、美味いのかまずいのかわからないパサついた肉の煮込みをつつきながら、ユリアンが口を尖らせた。
思い出すのは、王太子に見つからぬようこっそり寄って来たクリスティーナの、甘さと香ばしさが混ざった髪の匂いだった。
「ヴェンツェル殿、大変言いにくいのですが、その、支払うと言ったものの、今持ち合わせが無いのです」
雇った傭兵に金を支払わなければ、殺されても文句は言えない。それが掟であることを彼女は知っていた。
「あと1万Wここにあります。残りは王都でというわけにはいきませんか」
王太子の命を助けるという契約内容だったが、結果として王太子に命の危険は無かったわけで、そうなると契約自体成立しないのでは。
私なら絶対言うけど、言ってこないところが、さすが王族だな。
そこでヴェンツェルは一つ提案をした。
「金はそれでいい。その代わり、免状が欲しい」
「免状?しかしあれは大元帥名で発行するもので…」
「大元帥が捕虜の今なら、丞相名で発行できるだろう?私が役に立つことは証明したはずだ。それをあんたに口添えしてほしい」
「…わかりました。発行のお約束はできませんが、善処しましょう」
ヴェンツェルとてすんなり発行してもらえるとは端から期待していないが、名前を丞相の耳に入れておいて損は無いだろう。
そしてしめて1万5千Wという、一般市民には多すぎる現金を手に入れた。
「せっかく金持ちになったんだからパーッとやるっスよ!」
「勝手なこと言うんじゃないよ!そうやって金使っちまうから、いつまでも貧乏から抜け出せないんだ」
そう言って仲間には酒の一杯もつけず、いつも通りのしけた食事なのである。
「団長ってほんとケチっスよねぇ、セバスチャンもそう思うでしょ」
「それは事実でやんすけどね、傭兵団経営てのはいつも冷や汗モンでやんすよ。あっしも一応、盗賊団経営経験があるでやんすからね」
未だにヴェンツェルをお頭と呼ぶのは、その名残であろう。
仲間の衣食住を保証するのは善管なる傭兵団長の務めである。そこで重要なのが、免状であった。
有能かつ善良と認められた傭兵団長に発行されるものであり、これがあるのとないのでは、契約金が2倍から1ケタ違う。そして個人に付与されるものだから、その団長の元にはより優秀な戦士が集まるようになる。
「ふぅん…」
戦に負ければ契約金は一部しか支払われなかったり、0になることもある。今回などダルゲンを奪われたのだから、もっと寂しい飯になってしかるべきだったのだ。更に次の戦に備えて傭兵団を維持しようと思えば一方的にコストがかかる。
ブレア国は略奪を禁じており、代わりに土木工事や山賊の討伐を斡旋していた。もし略奪が発覚すれば免状など二度と叶わぬ夢となる。
ユリアンはヴェンツェル団に入ってまだ日が浅いが、麦粥だけだったり、スープに具が無いことはあれど、これまで食事にありつけないことはなかった。
そういうわけで、ヴェンツェルは手に入れた金で雫亭にツケ(もちろん端数を切り下げさせた)を払うと、残りを融資に回したのであった。
「さてと、ちょっと取り立てに行ってくるよ」
融資と言えば聞こえが良いが、懇意にしている運用者は高利貸しのヤミ金である。
取り立ては以前から小金稼ぎのバイトとして請け負っており、今日もついでに頼まれたのだった。
「あ、オレも行くっス」
坂の途中にある雫亭を出ると、そのまま下り坂を進んでいく。
「取り立てなんて、見てて気分のいいモンじゃないよ」
「へへ、そうじゃなくて、団長の護衛っスよ。色んなところで値切りまくってるから、敵だらけでしょ」
「そんなわけないだろう。双方の合意による値下げだ」
「値切るなら掃除くらい手伝えって、雫亭の女将がヨハンさんにぼやいてたっスよ」
「あの年増はヨハンに惚れてるんだ。あんたもヨハンから菓子もらったことあるだろ?あれは女将の差し入れだよ」
「じゃ団長が雫亭にいられるのは、ヨハンさんのおかげなんスね」
もちろんヴェンツェルは一度たりとも菓子など恵んでもらったことはない。
ヨハンの口数はいつも最低限で、女将に対しても例外ではない。だのに女から好かれるのだから、見た目が良いのはやっぱり人生3割増しで得だと思う。
坂の一番下、入り組んだ狭い道をくねっていった先のぼろ家街が取り立て現場だった。今回で3回目になる。
「アージはいるかい?」
ノックもなければいきなり土足で上がり込んだ体だった。足元の酒瓶を爪先でつついて、転がっていった先には半分椅子から落ちているアージがだらしなくよだれを垂らしていびきをかいている。
「呑気に酔っ払ってるんじゃないよ。期限は今日だろう?」
「ふぉ?ひっ…あ!」
椅子をずらされ床に落ちて目覚めるという、本人は何が起こったかわかりません状態。
「どうせ、嫁が死ぬ思いで稼いだ金をまた博打に使っちまったんだろう?で負けて、どうしようもなくなって飲んでた」
「か、金なら返す…!いつもちゃんと返してるだろ…」
「返すために別の借金してんるだろ?そろそろ娘を売るしかないよな」
「そ、そんな…!堪忍してくれ、頼む!」
「あんたの所為だろう!」
ダァン!と机が割れそうな音を立て、ユリアンはビクッとなった。
「嫁子供がいながら働きもしないで、博打と酒に溺れてだと?借りた金も返せずに、総額でいくら借りてんのかもわからないくせに、都合の良いことほざくんじゃないよ!」
起きようとするアージの胸を踏みつける。
「娘は確か14だったか?十分稼げる」
「それだけは!なあ…!お、俺の命をやる。それと嫁も好きにしていい。だから頼む!この通りだ」
「あんたの命なんざ1Wにもなりゃしないし、くたびれきった中年女を誰が抱きたいと思う」
「そ、その言い方はあんまりじゃ」
「なにバカ言ってんだ!嫁を差し出す方があんまりだっつうの!」
ヴェンツェルが足に力を込めると、アージは呻く。その時、細く開いた扉の向こうから甲高い声がした。
「やめろ!アタシが行くから、お父っつぁんを離しやがれ!」
「…品のない娘だね、こっちに来な」
現れたのは、伸び放題で艶の無い黒い髪がうねる娘だった。背丈は小柄なユリアンと同じくらい。なぜか睨みつけられたユリアンは、なんだよとガンを飛ばし返す。
「名前は」
「アンナ」
「アタシが行くと言ったね。その意味は分かってるんだろうな?」
「あたりめぇだろ。14じゃなくて15才だ!このままこの家に居たら親子揃って心中するしかない。それならアタシやるよ」
肝の座った奴だ。涙の修羅場になると思っていたユリアンは素直に感心した。
「なぁ傭兵団長、アタシを遊廓に売ったらいくらになる?」
「500Wってとこだね」
「アタシを傭兵団に置いてくんない?」
「はぁ?」
片眉を上げたヴェンツェルにアンナは一歩前に踏み出す。
「500W以上稼いでみせる。ううん、置いてくれた分の生活費も全部返す。お父っつぁんには悪いけどさ、アタシお父っつぁんみたいな男には引っ掛かりたくないんだよ」
うわ、キツイな。子は親を選べないってね。
どろんと澱んだ瞳で娘の主張を聞くしかないアージに、自業自得とはいえ心中察するに余るので、踏みつける足を外してやった。
「アタシなんかの見た目じゃ身請けしてもらったとしても、きっとロクでもねぇ男だろうし。それより傭兵団に居た方が身分の高い男に出会える可能性あるだろ?そういう男と結婚してさ、アタシがあんたに金を落とす」
「あのね、妄想めいた夢見てんじゃないよ」
「妄想なもんか!アタシは絶対位の高い男を掴んでみせる。身分の卑しい男となんかヤらないよ!」
——こいつ。
「団長と一緒っスね」
私の契約金は高いんだ。私と寝たいなら、金か身分を用意してくるんだね。
傭兵団長をやってる女の味見をしてみたいという、酔狂な輩がごくたまにいる。そんな時にヴェンツェルが使う口上であった。
ユリアンにまでニヤリとされては、ヴェンツェルに言い返す言葉はなかった。
0
お気に入りに追加
3
あなたにおすすめの小説
彼と彼とが、眠るまで。
寺谷まさとみ
ファンタジー
「――つまり、あなたは世界が滅ぶと?」
「端的にいうと、そう」
***
イルフォール学園高等部一年のアイは、女好きと有名なおちゃらけムードメーカーであり、初恋に悩む親友の面倒を見たり不良生徒とつるんでみたりと、いたって平穏な学園生活を送っていた。
近々始まる野外訓練の班員が足りず頭を悩ませていたその日、クラスへやってきたのは時季外れの入学生イナサ。彼の“秘密”を知ったアイは、黙っていることを条件に彼を班へ引き入れることに成功し、やれひと安心……と思いきや、いよいよ明日に迫った野外訓練を前に、親友から打ち明けられた“内緒話”を皮切りとして、水面下にあった不穏が次々とその兆しを見せ始める。故郷を滅ぼした“奇病”。人族と魔族の和平を願う青年の覚悟。平穏は音を立てて崩れ始め、アイもまた世界の“白き激動”へまきこまれてゆく。
安寧のゆりかごから混乱の時代へ投げ出され、それでも生きてゆく“彼ら”の強さと日々の希望を描いた幻想終末譚。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

運命の剣
カブトム誌
ファンタジー
剣と魔法の世界で、名門家の若き剣士アリオスは、家族の期待と名声に押し潰されそうになりながらも、真の力を求めて孤独な戦いに挑む。しかし、心の中にある「一人で全てを背負う」という思い込みが彼を試練に追い込む。自分の弱さを克服するため、アリオスは命がけの冒険に出るが、そこで出会った仲間たちとの絆が彼の人生を大きく変える。
過去の恐れを乗り越え、仲間と共に闇の力に立ち向かうアリオスの成長の物語。挫折と成長、そして仲間との絆が織りなす感動的なファンタジー。最後に待ち受けるのは、真の強さとは何かを知ったアリオスが切り開く新たな未来だ。
素材採取家の異世界旅行記
木乃子増緒
ファンタジー
28歳会社員、ある日突然死にました。謎の青年にとある惑星へと転生させられ、溢れんばかりの能力を便利に使って地味に旅をするお話です。主人公最強だけど最強だと気づいていない。
可愛い女子がやたら出てくるお話ではありません。ハーレムしません。恋愛要素一切ありません。
個性的な仲間と共に素材採取をしながら旅を続ける青年の異世界暮らし。たまーに戦っています。
このお話はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。
裏話やネタバレはついったーにて。たまにぼやいております。
この度アルファポリスより書籍化致しました。
書籍化部分はレンタルしております。

縁結び代行人~神様の仕事を押し付けられました~
七星てんと
ファンタジー
婚活がうまくいかず、最後の頼みと縁結びに御利益のある神社に来ていた河上翠。
必死に祈っていたら神の声が聞こえてきた。
願いを叶える代わりに、100組のカップルを誕生させろってどういうこと!?
RISING 〜夜明けの唄〜
Takaya
ファンタジー
戦争・紛争の収まらぬ戦乱の世で
平和への夜明けを導く者は誰だ?
其々の正義が織り成す長編ファンタジー。
〜本編あらすじ〜
広く豊かな海に囲まれ、大陸に属さず
島国として永きに渡り歴史を紡いできた
独立国家《プレジア》
此の国が、世界に其の名を馳せる事となった
背景には、世界で只一国のみ、そう此の
プレジアのみが執り行った政策がある。
其れは《鎖国政策》
外界との繋がりを遮断し自国を守るべく
百年も昔に制定された国家政策である。
そんな国もかつて繋がりを育んで来た
近隣国《バルモア》との戦争は回避出来ず。
百年の間戦争によって生まれた傷跡は
近年の自国内紛争を呼ぶ事態へと発展。
その紛争の中心となったのは紛れも無く
新しく掲げられた双つの旗と王家守護の
象徴ともされる一つの旗であった。
鎖国政策を打ち破り外界との繋がりを
再度育み、此の国の衰退を止めるべく
立ち上がった《独立師団革命軍》
異国との戦争で生まれた傷跡を活力に
革命軍の考えを異と唱え、自国の文化や
歴史を護ると決めた《護国師団反乱軍》
三百年の歴史を誇るケーニッヒ王家に仕え
毅然と正義を掲げ、自国最高の防衛戦力と
評され此れを迎え討つ《国王直下帝国軍》
乱立した隊旗を起点に止まらぬ紛争。
今プレジアは変革の時を期せずして迎える。
此の歴史の中で起こる大きな戦いは後に
《日の出戦争》と呼ばれるが此の物語は
此のどれにも属さず、己の運命に翻弄され
巻き込まれて行く一人の流浪人の物語ーー。
ブレイブエイト〜異世界八犬伝伝説〜
蒼月丸
ファンタジー
異世界ハルヴァス。そこは平和なファンタジー世界だったが、新たな魔王であるタマズサが出現した事で大混乱に陥ってしまう。
魔王討伐に赴いた勇者一行も、タマズサによって壊滅してしまい、行方不明一名、死者二名、捕虜二名という結果に。このままだとハルヴァスが滅びるのも時間の問題だ。
それから数日後、地球にある後楽園ホールではプロレス大会が開かれていたが、ここにも魔王軍が攻め込んできて多くの客が殺されてしまう事態が起きた。
当然大会は中止。客の生き残りである東零夜は魔王軍に怒りを顕にし、憧れのレスラーである藍原倫子、彼女のパートナーの有原日和と共に、魔王軍がいるハルヴァスへと向かう事を決断したのだった。
八犬士達の意志を継ぐ選ばれし八人が、魔王タマズサとの戦いに挑む!
地球とハルヴァス、二つの世界を行き来するファンタジー作品、開幕!
Nolaノベル、PageMeku、ネオページ、なろうにも連載しています!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる