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神々の間では異世界転移がブームらしいです。 第1部 《漆黒の少女》
98話 名前持ちとわたし
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魔力を4層に重ねた水龍の戦斧を振り下ろします。
「4の切り札!」
水面に叩きつけられた水龍の戦斧によって水面が2つに割れます。
モーゼに、なった気分です。
驚いた魔物は一旦、この場から離れて行きます。
今回は必殺!では有りませんでした。
もともと当たるとは思っていませんでしたからね。
『必殺!』を付けると必殺できなかった時恥ずかしいです。
しかし、今回の技名はなかなかカッコ好かったと思います。
ふふふ、スペイン語ですよ……多分。
これは第1候補ですね。
欠点があるとしたら、噛んでしまうかも知れないと言う事です。
「オリオン!」
私は唖然としているアイゼンさんの革鎧をつかむとオリオンを呼びます。
「キュキュー」
低空を飛んで来たオリオンの足に捕まり空へと飛び上がります。
私が捕まっているのとは逆の足にはドミニクさんとトロンさんが鷲掴みにされています。
わたしが魔物を追い払っている間に回収してくれた様です。
海賊と戦っている時に彼ら……彼女らは味方だと教えておいて良かったです。
わたし達の下では海賊達が次々と魔物の餌食となり、海は血で赤く染まっています。
「オリオン、取り敢えず近くの島に向かって下さい!」
「キュ!」
近くの島……と言うか大きな岩場ですね。
オリオンに掴まりたどり着いたココで一息着きます。
「はぁ、はぁ、い、生きてるわよね、あたし達」
「今回ばかりは本当に、死ぬかと思ったわ」
「ありがとう、ユウちゃん。
あなたはあたし達の命の恩人よ」
「いえいえ、わたしもギルドで助けて頂きましたからね。
おあいこですよ。
ところで、この海にはあんな化け物が出るのですか?」
「あたし達もこの街を拠点にして、長いけどあんなのは見た事ないわよ」
「あたしも初めて見たわ」
「あたしは見た事は無かったけど、昔、文献で読んだ事があるわ」
「そうなの?トロン」
「ええ、実際に見たのは初めてだから合ってるかどうかは分からないけどあの魔物はブレードフィッシュと言うBランクの魔物だと思うわ」
「強敵ね」
「とにかくミルガンの街に戻りましょう。
あんなのがウロウロしているなら、知らせて漁師さん達を避難させないと」
「そうね、こうしている間にも被害が出るかも知れないし、急ぎましょう」
ミルガンの街に戻ったわたし達は、直ぐにギルドにブレードフィッシュの出現を知らせて、漁師さん達を避難させる様に進言しました。
わたし達の証言だけで、ここまで早く動いてくれたのは、Aランクのアイゼンさん、Bランクのわたし、ドミニクさん、トロンさんの4人の高ランクの冒険者としての発言力のおかげです。
もし、これでダメだったらラクガン子爵に頼むつもりだったのですが、迅速に避難勧告が出て良かったです。
漁師さん達を避難させた後、わたしはアイゼンさん達《無垢なる愛》の皆さんと一緒にギルドの大会議室に集められました。
会議室にはわたし達4人とギルドマスターと副ギルドマスター、商業ギルドのギルドマスターと副ギルドマスター、ラクガン子爵、ミルガンの騎士団長、漁師さんの代表が机を囲んでいます。
「今回、港の沖に現れたのはBランクのブレードフィッシュだと思われます。
現在、漁船や商戦に被害は出ていませんが時間の問題でしょう」
冒険者ギルドの副ギルドマスターが現状を説明すると部屋の中には重い沈黙が流れます。
「まず、率直に聞くが討伐は可能だろうか?」
ラクガン子爵が沈黙を破り話し始めます。
「正直に申し上げますと討伐は困難だと思われます」
冒険者ギルドのギルドマスターは悔しそうに顔を歪めながら、今回の魔物が発見例が少なく、生態や対処法が不明瞭な事、水中にいる魔物への対処の難しさなどを説明します。
「 でも、Bランクの魔物なんですよね?」
「ユウちゃん、ギルドが定めた魔物のランクは、魔石に含まれる魔力の量を基準にして決められるの。
だから、魔力は少なくても、高い知力や身体能力を持っている場合など、ランク以上の力を持つ魔物も存在するわ。
それに、個体差もあるから、Bランク程度のAランクの魔物もいるし、A並みのCランクの魔物も存在するわ。
こう言った強さにランクが合わない魔物が討伐対象になった場合、その討伐対象の個体のみに指定ランクが付けられるの。
今回のブレードフィッシュは、文献にあるモノよりも明らかに巨大だわ。
恐らく、指定Aランクの討伐依頼になるはずよ」
アイゼンさんが説明してくれます。
なるほど、確かにゲームではないのですから、同じ種類の魔物が全て同じ強さな訳ではありませんね。
「アイゼンの言う通り、ギルドは今回、出現したブレードフィッシュに指定A+ランクを付けた」
「A+ですって‼︎ じゃあ今回の魔物は……」
「ああ、名前持ちの魔物に指定された。
名称は『ラグラーナ』だ」
ギルドマスターの言葉に皆さんがどよめいています。
「名前持ちの魔物とはなんですか?」
「名前持ちの魔物って言うのは特別強力な個体で渾名を付けられた魔物のことよ。
特に驚異度の高い魔物に付けられる物で、名前持ちの魔物は同種の魔物とは区別して扱われるわ」
なるほど、普通のブレードフィッシュより、かなり強力な個体と言う訳ですか。
どうしましょうか?
海の中の強敵に挑むと言うのも小説だとよくある展開です。
小説での対処法は、だいたい3種類です。
地上に引きずり出す、水中で戦う、地上から魔法や武器で攻撃する。
1番多いのは地上に引きずり出すパターンだと思います。
さて、今回は、どんな手を使うべきでしょうか?
「4の切り札!」
水面に叩きつけられた水龍の戦斧によって水面が2つに割れます。
モーゼに、なった気分です。
驚いた魔物は一旦、この場から離れて行きます。
今回は必殺!では有りませんでした。
もともと当たるとは思っていませんでしたからね。
『必殺!』を付けると必殺できなかった時恥ずかしいです。
しかし、今回の技名はなかなかカッコ好かったと思います。
ふふふ、スペイン語ですよ……多分。
これは第1候補ですね。
欠点があるとしたら、噛んでしまうかも知れないと言う事です。
「オリオン!」
私は唖然としているアイゼンさんの革鎧をつかむとオリオンを呼びます。
「キュキュー」
低空を飛んで来たオリオンの足に捕まり空へと飛び上がります。
私が捕まっているのとは逆の足にはドミニクさんとトロンさんが鷲掴みにされています。
わたしが魔物を追い払っている間に回収してくれた様です。
海賊と戦っている時に彼ら……彼女らは味方だと教えておいて良かったです。
わたし達の下では海賊達が次々と魔物の餌食となり、海は血で赤く染まっています。
「オリオン、取り敢えず近くの島に向かって下さい!」
「キュ!」
近くの島……と言うか大きな岩場ですね。
オリオンに掴まりたどり着いたココで一息着きます。
「はぁ、はぁ、い、生きてるわよね、あたし達」
「今回ばかりは本当に、死ぬかと思ったわ」
「ありがとう、ユウちゃん。
あなたはあたし達の命の恩人よ」
「いえいえ、わたしもギルドで助けて頂きましたからね。
おあいこですよ。
ところで、この海にはあんな化け物が出るのですか?」
「あたし達もこの街を拠点にして、長いけどあんなのは見た事ないわよ」
「あたしも初めて見たわ」
「あたしは見た事は無かったけど、昔、文献で読んだ事があるわ」
「そうなの?トロン」
「ええ、実際に見たのは初めてだから合ってるかどうかは分からないけどあの魔物はブレードフィッシュと言うBランクの魔物だと思うわ」
「強敵ね」
「とにかくミルガンの街に戻りましょう。
あんなのがウロウロしているなら、知らせて漁師さん達を避難させないと」
「そうね、こうしている間にも被害が出るかも知れないし、急ぎましょう」
ミルガンの街に戻ったわたし達は、直ぐにギルドにブレードフィッシュの出現を知らせて、漁師さん達を避難させる様に進言しました。
わたし達の証言だけで、ここまで早く動いてくれたのは、Aランクのアイゼンさん、Bランクのわたし、ドミニクさん、トロンさんの4人の高ランクの冒険者としての発言力のおかげです。
もし、これでダメだったらラクガン子爵に頼むつもりだったのですが、迅速に避難勧告が出て良かったです。
漁師さん達を避難させた後、わたしはアイゼンさん達《無垢なる愛》の皆さんと一緒にギルドの大会議室に集められました。
会議室にはわたし達4人とギルドマスターと副ギルドマスター、商業ギルドのギルドマスターと副ギルドマスター、ラクガン子爵、ミルガンの騎士団長、漁師さんの代表が机を囲んでいます。
「今回、港の沖に現れたのはBランクのブレードフィッシュだと思われます。
現在、漁船や商戦に被害は出ていませんが時間の問題でしょう」
冒険者ギルドの副ギルドマスターが現状を説明すると部屋の中には重い沈黙が流れます。
「まず、率直に聞くが討伐は可能だろうか?」
ラクガン子爵が沈黙を破り話し始めます。
「正直に申し上げますと討伐は困難だと思われます」
冒険者ギルドのギルドマスターは悔しそうに顔を歪めながら、今回の魔物が発見例が少なく、生態や対処法が不明瞭な事、水中にいる魔物への対処の難しさなどを説明します。
「 でも、Bランクの魔物なんですよね?」
「ユウちゃん、ギルドが定めた魔物のランクは、魔石に含まれる魔力の量を基準にして決められるの。
だから、魔力は少なくても、高い知力や身体能力を持っている場合など、ランク以上の力を持つ魔物も存在するわ。
それに、個体差もあるから、Bランク程度のAランクの魔物もいるし、A並みのCランクの魔物も存在するわ。
こう言った強さにランクが合わない魔物が討伐対象になった場合、その討伐対象の個体のみに指定ランクが付けられるの。
今回のブレードフィッシュは、文献にあるモノよりも明らかに巨大だわ。
恐らく、指定Aランクの討伐依頼になるはずよ」
アイゼンさんが説明してくれます。
なるほど、確かにゲームではないのですから、同じ種類の魔物が全て同じ強さな訳ではありませんね。
「アイゼンの言う通り、ギルドは今回、出現したブレードフィッシュに指定A+ランクを付けた」
「A+ですって‼︎ じゃあ今回の魔物は……」
「ああ、名前持ちの魔物に指定された。
名称は『ラグラーナ』だ」
ギルドマスターの言葉に皆さんがどよめいています。
「名前持ちの魔物とはなんですか?」
「名前持ちの魔物って言うのは特別強力な個体で渾名を付けられた魔物のことよ。
特に驚異度の高い魔物に付けられる物で、名前持ちの魔物は同種の魔物とは区別して扱われるわ」
なるほど、普通のブレードフィッシュより、かなり強力な個体と言う訳ですか。
どうしましょうか?
海の中の強敵に挑むと言うのも小説だとよくある展開です。
小説での対処法は、だいたい3種類です。
地上に引きずり出す、水中で戦う、地上から魔法や武器で攻撃する。
1番多いのは地上に引きずり出すパターンだと思います。
さて、今回は、どんな手を使うべきでしょうか?
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