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神々の間では異世界転移がブームらしいです。 第1部 《漆黒の少女》
28話 商業ギルドとわたし
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商業ギルドは冒険者ギルドのすぐ近くに有りました。
ギルドの中に入ると右手側の壁には冒険者ギルドと同じ依頼ボードが有ります。
このボードには、通常より高くても手に入れたい物や急いで手に入れたい物がある人が依頼を出している様です。
わたしもマーダーハニー系の依頼を探します。
上から下までボードを探し回り3枚の依頼書を手に取りました。
依頼書を持ってカウンターへむかいます。
「すみません。この依頼をお願いします」
「いらっしゃいませ、『マーダーハニーの甲殻5匹分の納品』、『マーダーハニーの幼虫と蛹各6匹の納品』、『マーダーハニーの卵3個の納品』ですね。
今、お持ちですか?」
「はい。こちらです」
「ほぉ、幼虫や蛹、卵どれも新鮮ですね。甲殻も余計な傷が殆ど無い。依頼は問題無いです。
ギルドカードはありますか?」
「いえ、有りません。
冒険者ギルドには登録しています。依頼は商業ギルドに登録してないといけないのですか?」
「そんな事は有りませんよ。ただ登録していれば実績になりますからね。今回はカードなしでの納品でよろしいですか?」
「はい。それと納品とは別に、甲殻と幼虫、蛹、卵を買い取って貰えますか?」
「冒険者ギルドでは無く商業ギルドに持ち込んだという事は数が多いのですか?」
「はい。巣1つ分有ります」
「巣1つとなるとかなりの数ですね。こちらの部屋にお願いしてもいいですか?」
「はい」
商業ギルドの奥の部屋で査定を済ませてカウンターで代金を受け取ります。
小金持ちになりました。
マーダーハニーの素材はいい値段で売れたのです。特に卵は希少で高価だそうです。
商業ギルドを後にしたわたしは市場に向かいました。
特に目的が有った訳では有りませんが、美味しそうな果物や珍しい食べ物を買い込みます。
レブリック公爵領について教えてくれた行商人さんからリムルを買いました。
モモに食べさせてあげる約束です。
いつもの店を冷やかして行きます。
その時、野菜を売っているおじいさんが今まで売っていなかった豆を売っているのを見つけました。
この豆には希望が詰まっています。
そう、この豆は大豆なのです。
地球の物より少し大きい気がしますがたぶん大豆です。
鑑定しても大豆でした。
わたしは直ぐに大豆を買い占めます。
大豆からは醤油、味噌を始めいろいろな食品を作れます。宿に戻ったら早速仕込みましょう。
市場で良い買い物をしたわたしは武器屋に寄りました。
「こんにちは。武器の整備をお願いします。」
「いらっしゃい。そこの机に出してくれ」
指定された机に戦斧とナイフ、短剣、金剛の剣(アルザックさんに貰ったバスターソードです)を出します。
「お!このバスターソードはマジックアイテムか。戦斧の方はかなり使い込んだな」
武器屋のお兄さんは1つ1つ点検して行きます。
お兄さんが整備してくれている間に店の武器を見て回ります。
「整備終わったぞ」
「ありがとうございます。あと低品質の投擲用ナイフを5本下さい」
「あいよ」
お兄さんはカウンターの下からナイフを取り出します。
わたしは整備費とナイフの代金を支払い店を出ました。
ロック鳥のさえずり亭で夕食を終えた後、厨房を借りて味噌と醤油を仕込みます。出来上がるまで何ヶ月も掛かるのでそれまでは我慢です。
アイテムボックスは時間が停止しているので発酵させる事が出来ないので味噌と醤油を仕込んだ樽は部屋の隅に置いておきます。
今日は疲れたので早めに休もうとした時、部屋にノックの音が響きました。
「はい。あれ?ミーナさんどうかしましたか?」
「すみませんユウさん、冒険者ギルドの職員の方がユウさんに会いに来ています」
夜遅く……と言うほどでは有りませんがこんな時間に何の用でしょうか?
ギルドの中に入ると右手側の壁には冒険者ギルドと同じ依頼ボードが有ります。
このボードには、通常より高くても手に入れたい物や急いで手に入れたい物がある人が依頼を出している様です。
わたしもマーダーハニー系の依頼を探します。
上から下までボードを探し回り3枚の依頼書を手に取りました。
依頼書を持ってカウンターへむかいます。
「すみません。この依頼をお願いします」
「いらっしゃいませ、『マーダーハニーの甲殻5匹分の納品』、『マーダーハニーの幼虫と蛹各6匹の納品』、『マーダーハニーの卵3個の納品』ですね。
今、お持ちですか?」
「はい。こちらです」
「ほぉ、幼虫や蛹、卵どれも新鮮ですね。甲殻も余計な傷が殆ど無い。依頼は問題無いです。
ギルドカードはありますか?」
「いえ、有りません。
冒険者ギルドには登録しています。依頼は商業ギルドに登録してないといけないのですか?」
「そんな事は有りませんよ。ただ登録していれば実績になりますからね。今回はカードなしでの納品でよろしいですか?」
「はい。それと納品とは別に、甲殻と幼虫、蛹、卵を買い取って貰えますか?」
「冒険者ギルドでは無く商業ギルドに持ち込んだという事は数が多いのですか?」
「はい。巣1つ分有ります」
「巣1つとなるとかなりの数ですね。こちらの部屋にお願いしてもいいですか?」
「はい」
商業ギルドの奥の部屋で査定を済ませてカウンターで代金を受け取ります。
小金持ちになりました。
マーダーハニーの素材はいい値段で売れたのです。特に卵は希少で高価だそうです。
商業ギルドを後にしたわたしは市場に向かいました。
特に目的が有った訳では有りませんが、美味しそうな果物や珍しい食べ物を買い込みます。
レブリック公爵領について教えてくれた行商人さんからリムルを買いました。
モモに食べさせてあげる約束です。
いつもの店を冷やかして行きます。
その時、野菜を売っているおじいさんが今まで売っていなかった豆を売っているのを見つけました。
この豆には希望が詰まっています。
そう、この豆は大豆なのです。
地球の物より少し大きい気がしますがたぶん大豆です。
鑑定しても大豆でした。
わたしは直ぐに大豆を買い占めます。
大豆からは醤油、味噌を始めいろいろな食品を作れます。宿に戻ったら早速仕込みましょう。
市場で良い買い物をしたわたしは武器屋に寄りました。
「こんにちは。武器の整備をお願いします。」
「いらっしゃい。そこの机に出してくれ」
指定された机に戦斧とナイフ、短剣、金剛の剣(アルザックさんに貰ったバスターソードです)を出します。
「お!このバスターソードはマジックアイテムか。戦斧の方はかなり使い込んだな」
武器屋のお兄さんは1つ1つ点検して行きます。
お兄さんが整備してくれている間に店の武器を見て回ります。
「整備終わったぞ」
「ありがとうございます。あと低品質の投擲用ナイフを5本下さい」
「あいよ」
お兄さんはカウンターの下からナイフを取り出します。
わたしは整備費とナイフの代金を支払い店を出ました。
ロック鳥のさえずり亭で夕食を終えた後、厨房を借りて味噌と醤油を仕込みます。出来上がるまで何ヶ月も掛かるのでそれまでは我慢です。
アイテムボックスは時間が停止しているので発酵させる事が出来ないので味噌と醤油を仕込んだ樽は部屋の隅に置いておきます。
今日は疲れたので早めに休もうとした時、部屋にノックの音が響きました。
「はい。あれ?ミーナさんどうかしましたか?」
「すみませんユウさん、冒険者ギルドの職員の方がユウさんに会いに来ています」
夜遅く……と言うほどでは有りませんがこんな時間に何の用でしょうか?
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