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神々の間では異世界転移がブームらしいです。 第1部 《漆黒の少女》
6話 目的とわたし
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行商人のロキさんと冒険者のパーティ〈遥かな大地〉の3人と出会って1日が経ちようやくガナの街が見えて来ました。
ジークさんも意識を取り戻し顔色も良くなって来ました。
「おぉ!あれがガナの街ですか」
大きな外壁で囲まれた街はまさにファンタジーです。
感動しました。
「ガナの街は辺境と王都の中継地として栄えた街です。
辺境の珍しい素材などの掘り出し物も有るかもしれませんよ」
「辺境の掘り出し物ですか。楽しみですね」
馬車が並んで3台は通れそうな大きな門で生きたまま捕縛した盗賊を犯罪奴隷として奴隷商に売る手続きと盗賊の頭を衛兵に引き渡す手続きをしました。
犯罪奴隷を売ったお金と盗賊の頭の褒賞金を3人(護衛されていたロキさんと戦えなかったジークさんは辞退しました。)で分けて、身分証を持たないわたしは幾つか質問を受けた後、通行料の小銀貨1枚を払いガナの街に入りました。 門では嘘発見器的な水晶玉を期待していたのですが、普通の質問だけでした。
「それでは僕はここで失礼します。暫くの間はこの街を拠点に近くの町や村を廻るつもりなので、また何処かでお会いするかもしれませんね」
「俺たちは治療院に寄ってからギルドに行くよ」
「兄さんが回復するまでは薬草採取とかをしながらこの街に留まる積もりよ」
「ユウ、世話になったな。お前が居なければ俺は死んでいる所だった」
「わたしこそ、いろいろと教えて頂き有り難うございました。
わたしはこのままギルドに行って登録をしようと思います。身分証が無いと不便ですから」
ガイルさん達は案内すると言ってくれましたが遠慮しました。
わたしの目的の為には1人でギルドに行かなくてはなりません。
東門から街を貫く様に西門まで大通りが通っており、街に出入り出来る門は3箇所、東門と西門、北門です。
わたし達が入って来た東門から大通りを街の中心に向かうと木造の大きな建物が見えて来ました。
杖と剣が交差した看板が掛けれています。
「ここが冒険者ギルドですか」
わたしの期待がどんどん膨らんでいきます。早速中には入りましょう。
軋むスイングドアを開けてギルドにはいります。
ギルド内は正面に受け付けの窓口が3ヶ所右側の壁一面に依頼書が貼ってあるボードがあり、左側にはギルドが経営している酒場が併設されています。
まさにザ・ギルド。数々の物語で語られる典型的なギルドです。
これならわたしの“目的”も期待できます。
太陽が真上に来るこの時間はギルドに居る冒険者も少ない様ですが、今日は休みなのか、仕事終わりの打ち上げなのか昼間から酒場には何人かの冒険者がいます。
少数ですが依頼ボードや情報ボードを確認している冒険者もいます。
酒場で酔っ払ている人達は中々期待がもてます。
カウンターに向かって歩いているわたしに、値踏みや興味、欲望など多くの視線か向けられています。
「よぉ、嬢ちゃん。ここは嬢ちゃんみたいなガキが来るような所じゃないぜ。さっさとママの所に帰りな」
「ククク、オイ、キース、可哀想だろ。ガキがビビってションベン漏らしたらどーすんだ」
「ギャハハ。違いねぇ」
!?
キターーーー!!
これです!異世界!ギルド!と来たら絡んで来る不良冒険者です。
今、わたしの異世界に行ったらやりたい事ランキング2位、『ギルドで絡んで来る不良冒険者』が実現しました。
ここはクールに決めなければいけません。
わたしはニヤけそうになる顔をなんとか取り繕い、絡んできた2人の冒険者を無視して、左端のカウンターに居た受け付け嬢さんに話しかけました。
「すみません。冒険者として登録をしたいのですが手続きをお願い出来ますか?」
「は…はい。あの、手続きは問題無いのですが…」
受け付け嬢さんはわたしと不良冒険者達を交互に見ます。
受け付け嬢さんの言いたいことは分かっています。ですが、これで良いのです。
「おいおい、俺の聞き間違えか?手めぇ見てぇなガキが冒険者だと、ナメてんじゃねぇぞコラ!」
「オイ、嬢ちゃん。悪い事は言わねぇからさっさと帰りな」
「ちょ、ちょっとやめて下さい。キースさん、ボリオさん。子供の言った事じゃないですか」
受け付け嬢さんが仲裁してくれようとしていますがわたしの夢を叶える為、そして、暫くこの街で活動するに当たって舐められない様にする為、ここは火に油を注いでおきます。
「さっきから五月蝿いですよ。大体ひとの事をガキ、ガキと。
わたしは15歳です。
もう成人していますよ。レディーに対する対応では有りませんね。
どんな教育を受けて来たのですか?ゴブリンにでも育てられたのですか?」
「このガキ!!」
わたしは殴り掛かってきた不良冒険者Aの足を払い身体が浮いた所に蹴りをいれます。
不良冒険者Aは3メートル程吹き飛び静かになりました。
「キース!?てめぇ」
不良冒険者Bは鞘に入ったままの剣を振り降ろして来ました。
抜刀し無いだけの常識はある様です。右にステップで躱わし左足で剣を抑えます。
「ぐ!」
武器を抑えられ重心が崩れた不良冒険者Bを合気道の様に投げ飛ばします。
「ガァは!クソ!」
不良冒険者Bの方はまだ意識がある様ですが全身を打ち付けた痛みで動け無い様です。
まぁこんな物でしょうか。
わたしは満足して、登録の手続きに戻ろうとすると、受け付け嬢さんがわたしを見て青い顔でプルプルと震えています。
さっきわたしを子供扱いしたのでビビッてるようです。
別に怒ってい無いと伝えようと一歩近づきます。
「ひぃ、ご…ごめんなさい!」
………少しやり過ぎたかも知れません。
「おい!これは、なんの騒ぎだ!!」
カウンターの奥からスキンヘッドで筋肉ムキムキの大男が出てきました。
これはまさか!!
再びわたしの期待感が高まります。
「ギルドマスター!」
そして、期待通りの受け付け嬢さんの言葉にわたしは、予想が当たった事を確信しました。
ジークさんも意識を取り戻し顔色も良くなって来ました。
「おぉ!あれがガナの街ですか」
大きな外壁で囲まれた街はまさにファンタジーです。
感動しました。
「ガナの街は辺境と王都の中継地として栄えた街です。
辺境の珍しい素材などの掘り出し物も有るかもしれませんよ」
「辺境の掘り出し物ですか。楽しみですね」
馬車が並んで3台は通れそうな大きな門で生きたまま捕縛した盗賊を犯罪奴隷として奴隷商に売る手続きと盗賊の頭を衛兵に引き渡す手続きをしました。
犯罪奴隷を売ったお金と盗賊の頭の褒賞金を3人(護衛されていたロキさんと戦えなかったジークさんは辞退しました。)で分けて、身分証を持たないわたしは幾つか質問を受けた後、通行料の小銀貨1枚を払いガナの街に入りました。 門では嘘発見器的な水晶玉を期待していたのですが、普通の質問だけでした。
「それでは僕はここで失礼します。暫くの間はこの街を拠点に近くの町や村を廻るつもりなので、また何処かでお会いするかもしれませんね」
「俺たちは治療院に寄ってからギルドに行くよ」
「兄さんが回復するまでは薬草採取とかをしながらこの街に留まる積もりよ」
「ユウ、世話になったな。お前が居なければ俺は死んでいる所だった」
「わたしこそ、いろいろと教えて頂き有り難うございました。
わたしはこのままギルドに行って登録をしようと思います。身分証が無いと不便ですから」
ガイルさん達は案内すると言ってくれましたが遠慮しました。
わたしの目的の為には1人でギルドに行かなくてはなりません。
東門から街を貫く様に西門まで大通りが通っており、街に出入り出来る門は3箇所、東門と西門、北門です。
わたし達が入って来た東門から大通りを街の中心に向かうと木造の大きな建物が見えて来ました。
杖と剣が交差した看板が掛けれています。
「ここが冒険者ギルドですか」
わたしの期待がどんどん膨らんでいきます。早速中には入りましょう。
軋むスイングドアを開けてギルドにはいります。
ギルド内は正面に受け付けの窓口が3ヶ所右側の壁一面に依頼書が貼ってあるボードがあり、左側にはギルドが経営している酒場が併設されています。
まさにザ・ギルド。数々の物語で語られる典型的なギルドです。
これならわたしの“目的”も期待できます。
太陽が真上に来るこの時間はギルドに居る冒険者も少ない様ですが、今日は休みなのか、仕事終わりの打ち上げなのか昼間から酒場には何人かの冒険者がいます。
少数ですが依頼ボードや情報ボードを確認している冒険者もいます。
酒場で酔っ払ている人達は中々期待がもてます。
カウンターに向かって歩いているわたしに、値踏みや興味、欲望など多くの視線か向けられています。
「よぉ、嬢ちゃん。ここは嬢ちゃんみたいなガキが来るような所じゃないぜ。さっさとママの所に帰りな」
「ククク、オイ、キース、可哀想だろ。ガキがビビってションベン漏らしたらどーすんだ」
「ギャハハ。違いねぇ」
!?
キターーーー!!
これです!異世界!ギルド!と来たら絡んで来る不良冒険者です。
今、わたしの異世界に行ったらやりたい事ランキング2位、『ギルドで絡んで来る不良冒険者』が実現しました。
ここはクールに決めなければいけません。
わたしはニヤけそうになる顔をなんとか取り繕い、絡んできた2人の冒険者を無視して、左端のカウンターに居た受け付け嬢さんに話しかけました。
「すみません。冒険者として登録をしたいのですが手続きをお願い出来ますか?」
「は…はい。あの、手続きは問題無いのですが…」
受け付け嬢さんはわたしと不良冒険者達を交互に見ます。
受け付け嬢さんの言いたいことは分かっています。ですが、これで良いのです。
「おいおい、俺の聞き間違えか?手めぇ見てぇなガキが冒険者だと、ナメてんじゃねぇぞコラ!」
「オイ、嬢ちゃん。悪い事は言わねぇからさっさと帰りな」
「ちょ、ちょっとやめて下さい。キースさん、ボリオさん。子供の言った事じゃないですか」
受け付け嬢さんが仲裁してくれようとしていますがわたしの夢を叶える為、そして、暫くこの街で活動するに当たって舐められない様にする為、ここは火に油を注いでおきます。
「さっきから五月蝿いですよ。大体ひとの事をガキ、ガキと。
わたしは15歳です。
もう成人していますよ。レディーに対する対応では有りませんね。
どんな教育を受けて来たのですか?ゴブリンにでも育てられたのですか?」
「このガキ!!」
わたしは殴り掛かってきた不良冒険者Aの足を払い身体が浮いた所に蹴りをいれます。
不良冒険者Aは3メートル程吹き飛び静かになりました。
「キース!?てめぇ」
不良冒険者Bは鞘に入ったままの剣を振り降ろして来ました。
抜刀し無いだけの常識はある様です。右にステップで躱わし左足で剣を抑えます。
「ぐ!」
武器を抑えられ重心が崩れた不良冒険者Bを合気道の様に投げ飛ばします。
「ガァは!クソ!」
不良冒険者Bの方はまだ意識がある様ですが全身を打ち付けた痛みで動け無い様です。
まぁこんな物でしょうか。
わたしは満足して、登録の手続きに戻ろうとすると、受け付け嬢さんがわたしを見て青い顔でプルプルと震えています。
さっきわたしを子供扱いしたのでビビッてるようです。
別に怒ってい無いと伝えようと一歩近づきます。
「ひぃ、ご…ごめんなさい!」
………少しやり過ぎたかも知れません。
「おい!これは、なんの騒ぎだ!!」
カウンターの奥からスキンヘッドで筋肉ムキムキの大男が出てきました。
これはまさか!!
再びわたしの期待感が高まります。
「ギルドマスター!」
そして、期待通りの受け付け嬢さんの言葉にわたしは、予想が当たった事を確信しました。
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