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神々の間では異世界転移がブームらしいです。 第1部 《漆黒の少女》
132話 皇帝とわたし
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謁見の間には赤い絨毯が敷かれていて、両端には貴族が並んでいます。
わたしは先ほど執事さんに教わった通り、まっすぐ進むと、階段状になっている場所の少し手前で足を止め、跪きます。
「面をあげよ」
皇帝陛下の声が謁見の間に響きます。
重厚感のある響きにはなんだか威厳とカリスマを、感じます。
わたしは顔を上げると皇帝陛下の顔を見ました。
初代皇帝の孫であるそうですが、見た目は30代くらいの偉丈夫です。
僅かに尖った耳を持っているので、エルフの血を引いているのが分かります。
「そなたが大陸の外から来たと言う薬師か?」
「はい、ユウと申します。ヤマト国の出身です」
「うむ、余がグリント帝国皇帝ハイランド・フォン・グリントである。
ヤマト国と言う国には心当たりはないが…………問題ないな。
我が甥の事をよろしく頼む」
「は、はい」
「もし、治療出来たのなら望む褒美を与えよう。
たとえ、治療が不可能であったとしてもそなたを咎める事はない。
頼んだぞ」
「はい、お任せください」
謁見はあっという間に終わり、わたしはルクス氏が休んでいる部屋に通されます。
ルクス氏は20歳過ぎくらいのイケメンです。
容体はあまり良くありませんね。
治癒魔法を交代でかけ続けていなければ、とっくに亡くなっていたでしょう。
わたしは血液や唾液を薬品に混ぜて検査をしています。
今回は毒薬を特定しなけれはいけません。
通常の解毒薬は効果が無かったみたいですから、特殊な毒薬を使われたに違いありません。
「これは……」
「何か分かったのかね?」
宮廷薬師長のお爺さんがわたしに声を掛けます。
余所者のわたしに好き勝手されても嫌な顔をせず、未知の知識を得られると喜んでいる、研究者タイプの人です。
「はい、これは『悪魔の血』と呼ばれる毒薬です」
「悪魔の血?」
「バジリスクの毒をベースにマンティコアやポイズントレントなどの複数の毒を合成した猛毒です。
即死させたりするほど強毒ではありませんが、非常に解毒が困難で致死率が高い為、暗殺に使われたのでしょうね」
「なんと、聞いたことのない毒薬じゃな」
「非常に珍しいですからね。
強力ではありますが、作成するのに希少な素材が沢山必要なのでお金が掛かるのですよ。
これを使うくらいなら、解毒されるかもしれませんが、バジリスクの毒をそのまま使った方が遥かに経済的なんです」
「なるほどの」
「今回は皇族の暗殺ですからね、高価ではありますが解毒が困難なこの毒を使ったのでしょう」
「ふむ」
「しかし、かなり危ない状態ですね。
こんな事なら呑気に謁見なんてしてないで治療に掛かるべきでした。
と言うかあの謁見は何か意味があったのですか?
ちょと顔を合わせたら終わりましたし」
わたしがそう口にした時です。
トアが開き皇帝陛下が入って来ました。
「手間を掛けて済まぬな、こちらにも色々と事情があるのだよ」
「し、失礼しました」
今のは失言でした。
不敬罪とかになりませんよね?
「ユウ殿は他国の出身故、疑問に思うのも無理はない」
今、少しだけ『疑問』を強調しましたね。
恐らく先ほどのわたしの失言はあくまで『疑問』であり、『批判』ではない、と言う事ですか、ここは有難く借りを作る事にしましょう。
借りを返すかは場合によります。
「今回、他国の者に甥を任せる事に反対している者もいるのだ。
また暗殺者が紛れ込むかも知れないと言ってな。
そんな奴らを納得させる為には余が直接ユウ殿に会う必要があったのだ」
「それで納得するのですか?」
「ああ、余は魔眼持ちでな、人の悪意を見る事が出来るのだ」
「悪意ですか?」
「うむ、邪悪な心や邪な考えを持つ者が分かるから余が直接会えばこちらを害する積りなのか、大体わかるのだ」
「凄いですね、それでも大体なのですか?」
「うむ、心の在り方は様々だ。
例えば人に害を与える事がその人の為になる事であり、善意から害を与えていると心の底から信じている邪教徒などは見抜く事が出来ぬのだ」
「相手次第と言う事ですか」
「うむ、それに甥の暗殺を企んだ者達が妨害を仕掛けてくる恐れもある。
ユウ殿はAランクの冒険者だと聞くがもしもの時、ユウ殿に罪を着せようとする者が出るかも知れんからな」
なるほど、それであの場で治せなくても不問と宣言してくれたのですか。
かなり配慮してくれているみたいですね。
「それで、甥の治療は可能なのか?」
「はい、この毒は複数の毒を混ぜて作られていますので1つ1つ解毒して行く必要があり、時間が掛かりますが治りますよ」
「おお、そうか、では頼んだぞ。
必要な物が有れば宮廷薬師長のガボンか、執事長のヤナンに言うが良い。
この2人とユウ殿に付けるメイドのマリサは信用出来る者達だ。
妙なちょっかいを掛けてくる者が居ればこの者達に報告しなさい」
「ご配慮、痛み入ります」
「うむ、あぁ、そうだ、治療が終わった後になるが褒美に何か望む物はあるか?
余に与えられる物ならば望む褒美を与えよう」
「んーそうですね、では何かマジックアイテムを下さい、陛下がわたしの功績に相応しいと考えられる物をお願いします」
「ほう、ククク、なるほど、これは面白い、良かろう。
治療したあかつきにはその働きに相応しいマジックアイテムを与えよう」
そう告げると皇帝陛下はなんだか機嫌良さそうに部屋を後にしたのでした。
わたしは先ほど執事さんに教わった通り、まっすぐ進むと、階段状になっている場所の少し手前で足を止め、跪きます。
「面をあげよ」
皇帝陛下の声が謁見の間に響きます。
重厚感のある響きにはなんだか威厳とカリスマを、感じます。
わたしは顔を上げると皇帝陛下の顔を見ました。
初代皇帝の孫であるそうですが、見た目は30代くらいの偉丈夫です。
僅かに尖った耳を持っているので、エルフの血を引いているのが分かります。
「そなたが大陸の外から来たと言う薬師か?」
「はい、ユウと申します。ヤマト国の出身です」
「うむ、余がグリント帝国皇帝ハイランド・フォン・グリントである。
ヤマト国と言う国には心当たりはないが…………問題ないな。
我が甥の事をよろしく頼む」
「は、はい」
「もし、治療出来たのなら望む褒美を与えよう。
たとえ、治療が不可能であったとしてもそなたを咎める事はない。
頼んだぞ」
「はい、お任せください」
謁見はあっという間に終わり、わたしはルクス氏が休んでいる部屋に通されます。
ルクス氏は20歳過ぎくらいのイケメンです。
容体はあまり良くありませんね。
治癒魔法を交代でかけ続けていなければ、とっくに亡くなっていたでしょう。
わたしは血液や唾液を薬品に混ぜて検査をしています。
今回は毒薬を特定しなけれはいけません。
通常の解毒薬は効果が無かったみたいですから、特殊な毒薬を使われたに違いありません。
「これは……」
「何か分かったのかね?」
宮廷薬師長のお爺さんがわたしに声を掛けます。
余所者のわたしに好き勝手されても嫌な顔をせず、未知の知識を得られると喜んでいる、研究者タイプの人です。
「はい、これは『悪魔の血』と呼ばれる毒薬です」
「悪魔の血?」
「バジリスクの毒をベースにマンティコアやポイズントレントなどの複数の毒を合成した猛毒です。
即死させたりするほど強毒ではありませんが、非常に解毒が困難で致死率が高い為、暗殺に使われたのでしょうね」
「なんと、聞いたことのない毒薬じゃな」
「非常に珍しいですからね。
強力ではありますが、作成するのに希少な素材が沢山必要なのでお金が掛かるのですよ。
これを使うくらいなら、解毒されるかもしれませんが、バジリスクの毒をそのまま使った方が遥かに経済的なんです」
「なるほどの」
「今回は皇族の暗殺ですからね、高価ではありますが解毒が困難なこの毒を使ったのでしょう」
「ふむ」
「しかし、かなり危ない状態ですね。
こんな事なら呑気に謁見なんてしてないで治療に掛かるべきでした。
と言うかあの謁見は何か意味があったのですか?
ちょと顔を合わせたら終わりましたし」
わたしがそう口にした時です。
トアが開き皇帝陛下が入って来ました。
「手間を掛けて済まぬな、こちらにも色々と事情があるのだよ」
「し、失礼しました」
今のは失言でした。
不敬罪とかになりませんよね?
「ユウ殿は他国の出身故、疑問に思うのも無理はない」
今、少しだけ『疑問』を強調しましたね。
恐らく先ほどのわたしの失言はあくまで『疑問』であり、『批判』ではない、と言う事ですか、ここは有難く借りを作る事にしましょう。
借りを返すかは場合によります。
「今回、他国の者に甥を任せる事に反対している者もいるのだ。
また暗殺者が紛れ込むかも知れないと言ってな。
そんな奴らを納得させる為には余が直接ユウ殿に会う必要があったのだ」
「それで納得するのですか?」
「ああ、余は魔眼持ちでな、人の悪意を見る事が出来るのだ」
「悪意ですか?」
「うむ、邪悪な心や邪な考えを持つ者が分かるから余が直接会えばこちらを害する積りなのか、大体わかるのだ」
「凄いですね、それでも大体なのですか?」
「うむ、心の在り方は様々だ。
例えば人に害を与える事がその人の為になる事であり、善意から害を与えていると心の底から信じている邪教徒などは見抜く事が出来ぬのだ」
「相手次第と言う事ですか」
「うむ、それに甥の暗殺を企んだ者達が妨害を仕掛けてくる恐れもある。
ユウ殿はAランクの冒険者だと聞くがもしもの時、ユウ殿に罪を着せようとする者が出るかも知れんからな」
なるほど、それであの場で治せなくても不問と宣言してくれたのですか。
かなり配慮してくれているみたいですね。
「それで、甥の治療は可能なのか?」
「はい、この毒は複数の毒を混ぜて作られていますので1つ1つ解毒して行く必要があり、時間が掛かりますが治りますよ」
「おお、そうか、では頼んだぞ。
必要な物が有れば宮廷薬師長のガボンか、執事長のヤナンに言うが良い。
この2人とユウ殿に付けるメイドのマリサは信用出来る者達だ。
妙なちょっかいを掛けてくる者が居ればこの者達に報告しなさい」
「ご配慮、痛み入ります」
「うむ、あぁ、そうだ、治療が終わった後になるが褒美に何か望む物はあるか?
余に与えられる物ならば望む褒美を与えよう」
「んーそうですね、では何かマジックアイテムを下さい、陛下がわたしの功績に相応しいと考えられる物をお願いします」
「ほう、ククク、なるほど、これは面白い、良かろう。
治療したあかつきにはその働きに相応しいマジックアイテムを与えよう」
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