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第1章 悪役令嬢の帰還
11、新補佐達の決意
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ダルトリー子爵は突然の王太子クローディアからの召喚に戸惑いながらも謁見の間にやってきて、クローディアと目の上のたんこぶ達の会話を聞いて胸がスッとしていた。
実を言うとダルトリーはこの国を見限ろうと思っていた。ダメだダメだとは思っていたが昨日のクローディア王太子との謁見で壊滅的にダメだと確信した。
ダルトリーは十年前の婚約破棄事件の前に隣国へ赴任していたので噂話に聞いただけだったのだが、昨日、さも含みがあるように切り出したら色々と話し出した者達の顔をしっかりと覚えていた。
十年前、たった十八歳の少女を追い詰め、罪を着せ、追放したのだ。それを恥じているいるならまだしも、自慢気に話し出した時は心底呆れてしまった。
それでダルトリーは今日中に辞表を提出して、前々から誘われていた隣国の要職へ転身しようと思っていたのだ。
それが突然の呼び出しと大臣補佐の地位、更には昨日素晴らしい啖呵を切ったクローディア王太子直属という心惹かれる提案にもう少しこの国に留まることにしたのだった。
「シダール国のビクトル殿下にはお断りの書簡を送らなければならないな。」
クローディアに呼ばれて王太子執務室に歩いて向かっていたダルトリーはブツブツと独り言言いながらもこれからするべき事を整理していた。しばらく外交官として滞在していた隣国の王子はダルトリーを自分の部下にしたいとオファーしてくれていたのだ。
ビクトル殿下は、とても変わった王子でこのアッカルド王国よりも遥かに大きなシダール王国の王子でありながら何故かアッカルドの事ばかりを知りたがったのだ。そうして、公の場においても頻繁にダルトリーに話しかけるので、自然と懇意にするようになっていたのだ。
「ダルトリー子爵!!」
後ろから呼び止められてダルトリーが振り向くと本日同じように突然大臣補佐となったアボット伯爵が立っていた。
「アボット伯爵、先程はお互い凄いことになりましたね。」
ダルトリーは自分よりも少しだけ年上のアボット伯爵に軽く頭を下げるもすぐに今日のことを話し始めた。
「確かに!私も突然の大臣補佐とは、、びっくりですな。ただこれで今までやりたくても出来なかったことが実行出来そうです。見てください。早速優先順位をつけて予算を削りたいリストを持ってきてしまいました。」
「流石、アボット伯爵ですね。この短時間にそこまで用意されるとは、、。」
「あっいや、誤解しないで頂きたい。これは前々から財政大臣に訴えていたものなんです。今までは直ぐに突き返されましたが、、、ハハハ。」
そういいながらアボットは頭を掻いた。
ダルトリーはクローディアの人選に舌を巻いた。自分で言うのはどうかと思うが確実にやる気はあるが冷遇されていた者を選んでいた。
その後、ウィルビー伯爵とオマリー男爵とも合流したが、二人とも目を輝かせていたのでアボットと同じような気持ちなのだと容易に想像できた。
トントン
「どなた?」
「ダルトリー以下四名罷り越しました。」
「入りなさい。」
その声とともにドアが開かれた。
四人が足を踏み入れた王太子執務室はなんと言うか、、混沌としていた。
狭くはないはずの部屋が引越しでもしているかの様に十人ほどの人間が荷物の整理をしていたのだ。
「ああ、ごめんなさいね。ローレンス王のお荷物を引き取ってもらっているのよ。さぁ、こちらにきて頂戴。」
クローディアはこの部屋でも既に荷物を運び出した後らしいソファセットに腰を落ち着けてティーカップを傾けていた。
四人は引越し用人を避けながらクローディアの側までやってくるとその前に一列に並んだ。
「こ、この度は私達を大臣補佐へ任命して頂きありがとうございます。」
ダルトリーが臣下の礼を取り頭を下げて膝をついた。すると残りの四人も同じような礼を取った。
「「「ありがとうございます。」」」
突然の目の前で四人もの男が膝をついた事に周りのカーティスの部下達は一瞬手を止めてその状況を珍しいそうに見ていた。
「いいのよ。気にしないで頂戴。どちらかというとこれからが大変なんだから。」
「「「「はい。」」」」
「わたくしが用意したのは地位と権力のみよ。それをどう使うかは貴方達次第。ただし、わたくしはその特権は国民の為に使うことを望んでいるわ。」
クローディアは強い視線で四人を見つめるとそういった。
新しい大臣補佐達はビクッとしてから顔を上げ、今までこの国で聞いたことがなかった国民の為に働きなさいという極々当たり前の指示に感動していた。
「ク、クローディア王太子殿下!!」
アボットが感動で震えながらも手に持っていた紙を差し出した。クローディアはその紙を受け取ると真剣な表情で読み込み始めた。
その後ろでは引越しをしながらもこちらが気になるのか首を長くして側耳を立てているカーティスの部下をバーナードが部屋の外に連れ出していった。
「、、、、なるほどね。アボット伯爵はまずはこの辺りの無駄を無くしたいのね。」
「はい!この紙に書かれている事業は投資ばかりで効果がなく、その投資も貴族へ分配される為只の金配りにしかなっておりません。」
「そうね、わたくしもそう思うわ。この国の財政は後数ヶ月で取り返しのつかない事になります。まぁはっきりいって貴族などはどうでもいいのです。しかし、国民に対する責務は果たせるようにしなければなりません。」
「はい。」
「そうなるとこれでは50点よ。」
「え?」
「投資をやめるということは多少なりとも雇用がなくなるという事になるわ。そうならないように同時並行的に新しい事業計画を提出して頂戴。今度は国民雇用と収益をしっかり考えて投資対効果を示してみて。」
アボットはポカンとしていたが、クローディアが話した内容が頭の中を駆け巡ると瞳を輝かせて頷いた。
「はい!!実は何度か陳情書を書いて提出していた案があります。それならば絶対に効果がでてくると思います!!」
「では、それを実行しなさい。机上の空論では国民の生活が豊かにならないわ。その為の権力と地位なのです。」
「あの、でも、大臣には既にダメだと言われている物なのですが、、。」
クローディアはにっこりと邪気のない笑顔を見せてキツイ現実を伝えた。
「大丈夫よ。先程あれだけ恥をかかせたんですもの。今言ったらそれは私も同じ事を考えていたんだくらいは言うかもしれないけれど、反対はしないわよ。」
「なるほど。」
「万が一、邪魔してきたら、、。」
「来ましたら?」
「経済の長に話を通して置くわ。政治には不干渉であっても経済が立ち行かない政策に辟易しているはずだもの。貴方達も自分の人脈の経済、司法の分野におけるカウンターパートナーをきちんと作りなさい。初めはわたくしの名前を存分に使っても構わないわ。」
「「「「はい!」」」」
四人はこのアッカルド王国が転換期を迎えた事を胸に自らが出来る事、やるべき事、やりたい事が出来る喜びにあふれていた。
実を言うとダルトリーはこの国を見限ろうと思っていた。ダメだダメだとは思っていたが昨日のクローディア王太子との謁見で壊滅的にダメだと確信した。
ダルトリーは十年前の婚約破棄事件の前に隣国へ赴任していたので噂話に聞いただけだったのだが、昨日、さも含みがあるように切り出したら色々と話し出した者達の顔をしっかりと覚えていた。
十年前、たった十八歳の少女を追い詰め、罪を着せ、追放したのだ。それを恥じているいるならまだしも、自慢気に話し出した時は心底呆れてしまった。
それでダルトリーは今日中に辞表を提出して、前々から誘われていた隣国の要職へ転身しようと思っていたのだ。
それが突然の呼び出しと大臣補佐の地位、更には昨日素晴らしい啖呵を切ったクローディア王太子直属という心惹かれる提案にもう少しこの国に留まることにしたのだった。
「シダール国のビクトル殿下にはお断りの書簡を送らなければならないな。」
クローディアに呼ばれて王太子執務室に歩いて向かっていたダルトリーはブツブツと独り言言いながらもこれからするべき事を整理していた。しばらく外交官として滞在していた隣国の王子はダルトリーを自分の部下にしたいとオファーしてくれていたのだ。
ビクトル殿下は、とても変わった王子でこのアッカルド王国よりも遥かに大きなシダール王国の王子でありながら何故かアッカルドの事ばかりを知りたがったのだ。そうして、公の場においても頻繁にダルトリーに話しかけるので、自然と懇意にするようになっていたのだ。
「ダルトリー子爵!!」
後ろから呼び止められてダルトリーが振り向くと本日同じように突然大臣補佐となったアボット伯爵が立っていた。
「アボット伯爵、先程はお互い凄いことになりましたね。」
ダルトリーは自分よりも少しだけ年上のアボット伯爵に軽く頭を下げるもすぐに今日のことを話し始めた。
「確かに!私も突然の大臣補佐とは、、びっくりですな。ただこれで今までやりたくても出来なかったことが実行出来そうです。見てください。早速優先順位をつけて予算を削りたいリストを持ってきてしまいました。」
「流石、アボット伯爵ですね。この短時間にそこまで用意されるとは、、。」
「あっいや、誤解しないで頂きたい。これは前々から財政大臣に訴えていたものなんです。今までは直ぐに突き返されましたが、、、ハハハ。」
そういいながらアボットは頭を掻いた。
ダルトリーはクローディアの人選に舌を巻いた。自分で言うのはどうかと思うが確実にやる気はあるが冷遇されていた者を選んでいた。
その後、ウィルビー伯爵とオマリー男爵とも合流したが、二人とも目を輝かせていたのでアボットと同じような気持ちなのだと容易に想像できた。
トントン
「どなた?」
「ダルトリー以下四名罷り越しました。」
「入りなさい。」
その声とともにドアが開かれた。
四人が足を踏み入れた王太子執務室はなんと言うか、、混沌としていた。
狭くはないはずの部屋が引越しでもしているかの様に十人ほどの人間が荷物の整理をしていたのだ。
「ああ、ごめんなさいね。ローレンス王のお荷物を引き取ってもらっているのよ。さぁ、こちらにきて頂戴。」
クローディアはこの部屋でも既に荷物を運び出した後らしいソファセットに腰を落ち着けてティーカップを傾けていた。
四人は引越し用人を避けながらクローディアの側までやってくるとその前に一列に並んだ。
「こ、この度は私達を大臣補佐へ任命して頂きありがとうございます。」
ダルトリーが臣下の礼を取り頭を下げて膝をついた。すると残りの四人も同じような礼を取った。
「「「ありがとうございます。」」」
突然の目の前で四人もの男が膝をついた事に周りのカーティスの部下達は一瞬手を止めてその状況を珍しいそうに見ていた。
「いいのよ。気にしないで頂戴。どちらかというとこれからが大変なんだから。」
「「「「はい。」」」」
「わたくしが用意したのは地位と権力のみよ。それをどう使うかは貴方達次第。ただし、わたくしはその特権は国民の為に使うことを望んでいるわ。」
クローディアは強い視線で四人を見つめるとそういった。
新しい大臣補佐達はビクッとしてから顔を上げ、今までこの国で聞いたことがなかった国民の為に働きなさいという極々当たり前の指示に感動していた。
「ク、クローディア王太子殿下!!」
アボットが感動で震えながらも手に持っていた紙を差し出した。クローディアはその紙を受け取ると真剣な表情で読み込み始めた。
その後ろでは引越しをしながらもこちらが気になるのか首を長くして側耳を立てているカーティスの部下をバーナードが部屋の外に連れ出していった。
「、、、、なるほどね。アボット伯爵はまずはこの辺りの無駄を無くしたいのね。」
「はい!この紙に書かれている事業は投資ばかりで効果がなく、その投資も貴族へ分配される為只の金配りにしかなっておりません。」
「そうね、わたくしもそう思うわ。この国の財政は後数ヶ月で取り返しのつかない事になります。まぁはっきりいって貴族などはどうでもいいのです。しかし、国民に対する責務は果たせるようにしなければなりません。」
「はい。」
「そうなるとこれでは50点よ。」
「え?」
「投資をやめるということは多少なりとも雇用がなくなるという事になるわ。そうならないように同時並行的に新しい事業計画を提出して頂戴。今度は国民雇用と収益をしっかり考えて投資対効果を示してみて。」
アボットはポカンとしていたが、クローディアが話した内容が頭の中を駆け巡ると瞳を輝かせて頷いた。
「はい!!実は何度か陳情書を書いて提出していた案があります。それならば絶対に効果がでてくると思います!!」
「では、それを実行しなさい。机上の空論では国民の生活が豊かにならないわ。その為の権力と地位なのです。」
「あの、でも、大臣には既にダメだと言われている物なのですが、、。」
クローディアはにっこりと邪気のない笑顔を見せてキツイ現実を伝えた。
「大丈夫よ。先程あれだけ恥をかかせたんですもの。今言ったらそれは私も同じ事を考えていたんだくらいは言うかもしれないけれど、反対はしないわよ。」
「なるほど。」
「万が一、邪魔してきたら、、。」
「来ましたら?」
「経済の長に話を通して置くわ。政治には不干渉であっても経済が立ち行かない政策に辟易しているはずだもの。貴方達も自分の人脈の経済、司法の分野におけるカウンターパートナーをきちんと作りなさい。初めはわたくしの名前を存分に使っても構わないわ。」
「「「「はい!」」」」
四人はこのアッカルド王国が転換期を迎えた事を胸に自らが出来る事、やるべき事、やりたい事が出来る喜びにあふれていた。
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