僕が過去に戻ったのは、きっと教師だったから

 《完結いたしました!》

 小学校の教師だった僕が目を覚ますと、十五年前の過去に来てしまっていた。
小学六年生の頃、一人の教師によって僕らは支配されていた。生徒たちはその教師に精神的な体罰を受け、地獄のような毎日を送ることになる。
 そういったあらゆるいじめを止めるために、僕は教師になったんだ。
 先生による体罰。妹へのいじめ。生徒の自殺。
 これから起こる最悪を止めるために、僕はもう一度この時代を生きることを決意した。

 友情や教師としての考え方を描いた作品です。徐々に気づき始める違和感、当時のクラスに起こる悲劇。主人公の上田愛斗は、果たして支配から逃れることができるのか。
 やり直した幼少期を、良い思い出に変えるために、踠き続けます。
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