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683.【ハル視点】楽しい食事会
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二人の秘密をばらしたせいで不穏な空気だったのは一瞬だけだった。それ以降は、ただただ楽しい時間だった。
テーブルの上に並んでいるのは、レーブンとローガンが腕を振るった種類豊富な美味しい料理だ。さらにそれに加えて、世界各地の美味しい酒もずらりと並んでいる。
興味深そうに酒を眺めていたアキトに、すごく珍しい酒も混ざってるよとこっそりと教えれば目を大きくしながら驚いていた。
おそらく秘蔵のものだろう酒まで今日は出してるんだろうな。それだけアキトの事を特別扱いしてるという事だ。
美味しい料理と美味しい酒。しかも大事な伴侶であるアキトはニコニコと嬉しそうに笑っている。防音結界も完璧で、何かの邪魔が入る心配も無い。
この状況で楽しめないわけが無い。
「あ、こっちも美味しい!」
「うん、本当に美味しいね。これはアキトの好きそうな味だな」
思わずそう呟けば、レーブンとローガンも興味深そうに料理を口に運んでいる。
「なるほど、アキトはこういう味付が好きなのか」
良い事を教えてくれたと言いたげに、レーブンからちらりと視線が飛んでくる。俺としてもアキトの好きな味付けを出してくれるのは嬉しいから別に気にしてもらわなくて良いんだけどな。
「次はこういう味付けに挑戦してみても良いかもな…この味ならサラダにも合う…か?」
ローガンもアキトが気に入るなら取り入れる気しかないな。いつの間か、アキトはこの二人の特別になったらしい。
「ああ、それは美味そうだな。サラダなら油にこだわらないと駄目だろう」
「俺はこの味付けならリブ油が合うと思うんだが…」
「絶対に合うな」
「よし、さっそく今度試作してみよう!」
真剣な表情を付き合わせて次に作る料理について話し合っている兄弟は、手元にしっかりメモを取りながら食べ進めている。
そうしないと安心して飲めないからなと兄弟で声をそろえて言われた時には、さすがのアキトもちょっと笑ってたな。
「あーマルックスのグリルも美味いな!これにはやっぱり麦酒だろう」
テーブルの上に麦酒が無い事を確認すると、俺はすぐに自分の魔導収納鞄の中に手を入れた。たしかよく冷えた麦酒をしまってあった筈だ。
目的の瓶と一緒に木製のカップ四つも取り出し、俺はテーブルの上へと並べていった。飲むかとは聞かなかった。アキトは元々麦酒も好きだし、この兄弟は酒なら基本的になんでも好きだからな。
トポトポと音を立てながら麦酒を注げば、全員の視線が俺の手元に集中している。
「よく分かってるな、ハロルド!」
嬉しそうに笑ったレーブンとさっと手をだしたローガンにカップを渡すと、二人は目を輝かせて俺を見た。
「しかもここまでしっかり冷えてるのを出してくるとは、さすがハロルドだな!」
生ぬるい麦酒と冷えてる麦酒なら、どちらがうまいかは明らかだからな。
「ああ、まかせてくれ!はい、アキトもどうぞ」
「ありがと、ハル」
全員で杯を掲げてからぐいっと飲み干して、俺達はすぐにまた違う料理へと手を伸ばす。
「あ、これ、このパンもすっごく美味しいです!」
そう言ってアキトが指差しだのは、珍しくも派手な色合いの緑色のパンだった。
基本的に派手な色の料理はすこし苦手らしいアキトが、自分からそれを口にしたのか?少しだけ意外に思いながらも、俺は緑色のパンに視線を向けた。
「ああ、これはナーパ草を練りこんでみたんだ」
「は?ナーパ草を?」
思わずそう尋ねれば、ローガンはああとあっさりと頷いた。
「ああ、あれは栄養があるからな」
薬草の一種だから、もちろん栄養や薬効はあるだろうがあのえぐみと苦味を何とかできたのか?
俺は小さく首を傾げながらも、すぐにパンを取り上げた。俺と同じく怪訝そうにしながらもパンを齧ってみたレーブンは、びっくり顔でローガンを見つめた。
「それでこの味とは…ローガン、やるな」
えぐみは一切なく、後味にほんの少しだけ苦味を感じる。この苦味はむしろ料理によっては引き立てる役割を果たせるかもしれないと思わせる味だ。
このパンは肉料理に合うだろうな。
「これはステーキにも合うんじゃないか?」
「やっぱりそう思うか?」
ハロルドが言うならメニューに入れるかと、ローガンは笑顔で頷いた。
「さて次に食べて欲しいのは、こっちの川魚の料理なんだが…これに合う酒は何だろうな?」
「あのエクサの果実酒じゃないか?」
俺の提案に、ローガンは首を振ってから続けた。
「俺が思ったのは、メルボーの酒…かな」
「メルボーの酒!!」
「それだな!」
そんな風に相談しながら、その料理に合う酒を選ぶのも楽しいものだ。こういう話題にはあまり参加できない異世界出身のアキトも、楽しそうに説明に耳を傾けている。
「それじゃあ、北ノールの酒もそろそろ行くか」
「ああ、アキトの土産だからな、味わうためにはそろそろだな」
酔いすぎると味覚が鈍くなるからなと笑い合う兄弟に、アキトは大きく目を見開いている。もう結構飲んだから、アキトの反応も無理は無い。
「木の実とチーズも出して…よし」
「アキト、ハル。ありがとな!」
「ありがとう」
嬉しそうに杯を持ち上げる二人に、ハルと俺もすっと杯を持ち上げて答えた。
「いえ、お二人も料理ありがとうございます」
「ああ、やっぱりレーブンとローガンの料理は美味いな」
俺もすこし酔っていたのか、それともアキトが隣にいる事が気を緩めさせたのか、そんな言葉がついついこぼれ落ちてしまった。
「おい。聞いたか、ローガン」
「聞いたぞ、レーブン」
「…なんだよ?」
揶揄うなと二人をじろりと睨めば、二人は俺を見つめながら悪戯っぽい笑みを浮かべた。
「ハロルドが素直に俺達の料理を褒めるとはなぁ…」
「やっぱり伴侶候補を得ると人は変わるんだろうか…」
「うるさいぞ、ほら味わって飲むんだろう?」
そう声をかけた俺に、レーブンは予想外の言葉を口にした。
「ああ…えーと、いただきます…だったか?」
「え…」
アキトも俺と同じく驚いたのか、じっとレーブンを見つめている。
「いつもアキトとハルが食事の前に言うだろう?アキトのいた地域の食前の挨拶であってるか?」
「あ、はい!そう…です」
「よし、じゃあいただきます」
すこしぎこちなくレーブンが口にすれば、ローガンがちらりと俺を見た。
「「いただきます」」
声を揃えてそう言えば、アキトはぐっと唇を引き結んでから、うつむきながら口を開いた。
「俺も…いただきます」
ぽつりと呟いた声は少しだけ震えていたが、口元には笑みが浮かんでいる。きっと異世界の挨拶をレーブンとローガンが口にした事が、胸に来たんだろう。
俺はアキトを宥めるようにそっと肩を撫でてから、自分の杯を傾けた。
テーブルの上に並んでいるのは、レーブンとローガンが腕を振るった種類豊富な美味しい料理だ。さらにそれに加えて、世界各地の美味しい酒もずらりと並んでいる。
興味深そうに酒を眺めていたアキトに、すごく珍しい酒も混ざってるよとこっそりと教えれば目を大きくしながら驚いていた。
おそらく秘蔵のものだろう酒まで今日は出してるんだろうな。それだけアキトの事を特別扱いしてるという事だ。
美味しい料理と美味しい酒。しかも大事な伴侶であるアキトはニコニコと嬉しそうに笑っている。防音結界も完璧で、何かの邪魔が入る心配も無い。
この状況で楽しめないわけが無い。
「あ、こっちも美味しい!」
「うん、本当に美味しいね。これはアキトの好きそうな味だな」
思わずそう呟けば、レーブンとローガンも興味深そうに料理を口に運んでいる。
「なるほど、アキトはこういう味付が好きなのか」
良い事を教えてくれたと言いたげに、レーブンからちらりと視線が飛んでくる。俺としてもアキトの好きな味付けを出してくれるのは嬉しいから別に気にしてもらわなくて良いんだけどな。
「次はこういう味付けに挑戦してみても良いかもな…この味ならサラダにも合う…か?」
ローガンもアキトが気に入るなら取り入れる気しかないな。いつの間か、アキトはこの二人の特別になったらしい。
「ああ、それは美味そうだな。サラダなら油にこだわらないと駄目だろう」
「俺はこの味付けならリブ油が合うと思うんだが…」
「絶対に合うな」
「よし、さっそく今度試作してみよう!」
真剣な表情を付き合わせて次に作る料理について話し合っている兄弟は、手元にしっかりメモを取りながら食べ進めている。
そうしないと安心して飲めないからなと兄弟で声をそろえて言われた時には、さすがのアキトもちょっと笑ってたな。
「あーマルックスのグリルも美味いな!これにはやっぱり麦酒だろう」
テーブルの上に麦酒が無い事を確認すると、俺はすぐに自分の魔導収納鞄の中に手を入れた。たしかよく冷えた麦酒をしまってあった筈だ。
目的の瓶と一緒に木製のカップ四つも取り出し、俺はテーブルの上へと並べていった。飲むかとは聞かなかった。アキトは元々麦酒も好きだし、この兄弟は酒なら基本的になんでも好きだからな。
トポトポと音を立てながら麦酒を注げば、全員の視線が俺の手元に集中している。
「よく分かってるな、ハロルド!」
嬉しそうに笑ったレーブンとさっと手をだしたローガンにカップを渡すと、二人は目を輝かせて俺を見た。
「しかもここまでしっかり冷えてるのを出してくるとは、さすがハロルドだな!」
生ぬるい麦酒と冷えてる麦酒なら、どちらがうまいかは明らかだからな。
「ああ、まかせてくれ!はい、アキトもどうぞ」
「ありがと、ハル」
全員で杯を掲げてからぐいっと飲み干して、俺達はすぐにまた違う料理へと手を伸ばす。
「あ、これ、このパンもすっごく美味しいです!」
そう言ってアキトが指差しだのは、珍しくも派手な色合いの緑色のパンだった。
基本的に派手な色の料理はすこし苦手らしいアキトが、自分からそれを口にしたのか?少しだけ意外に思いながらも、俺は緑色のパンに視線を向けた。
「ああ、これはナーパ草を練りこんでみたんだ」
「は?ナーパ草を?」
思わずそう尋ねれば、ローガンはああとあっさりと頷いた。
「ああ、あれは栄養があるからな」
薬草の一種だから、もちろん栄養や薬効はあるだろうがあのえぐみと苦味を何とかできたのか?
俺は小さく首を傾げながらも、すぐにパンを取り上げた。俺と同じく怪訝そうにしながらもパンを齧ってみたレーブンは、びっくり顔でローガンを見つめた。
「それでこの味とは…ローガン、やるな」
えぐみは一切なく、後味にほんの少しだけ苦味を感じる。この苦味はむしろ料理によっては引き立てる役割を果たせるかもしれないと思わせる味だ。
このパンは肉料理に合うだろうな。
「これはステーキにも合うんじゃないか?」
「やっぱりそう思うか?」
ハロルドが言うならメニューに入れるかと、ローガンは笑顔で頷いた。
「さて次に食べて欲しいのは、こっちの川魚の料理なんだが…これに合う酒は何だろうな?」
「あのエクサの果実酒じゃないか?」
俺の提案に、ローガンは首を振ってから続けた。
「俺が思ったのは、メルボーの酒…かな」
「メルボーの酒!!」
「それだな!」
そんな風に相談しながら、その料理に合う酒を選ぶのも楽しいものだ。こういう話題にはあまり参加できない異世界出身のアキトも、楽しそうに説明に耳を傾けている。
「それじゃあ、北ノールの酒もそろそろ行くか」
「ああ、アキトの土産だからな、味わうためにはそろそろだな」
酔いすぎると味覚が鈍くなるからなと笑い合う兄弟に、アキトは大きく目を見開いている。もう結構飲んだから、アキトの反応も無理は無い。
「木の実とチーズも出して…よし」
「アキト、ハル。ありがとな!」
「ありがとう」
嬉しそうに杯を持ち上げる二人に、ハルと俺もすっと杯を持ち上げて答えた。
「いえ、お二人も料理ありがとうございます」
「ああ、やっぱりレーブンとローガンの料理は美味いな」
俺もすこし酔っていたのか、それともアキトが隣にいる事が気を緩めさせたのか、そんな言葉がついついこぼれ落ちてしまった。
「おい。聞いたか、ローガン」
「聞いたぞ、レーブン」
「…なんだよ?」
揶揄うなと二人をじろりと睨めば、二人は俺を見つめながら悪戯っぽい笑みを浮かべた。
「ハロルドが素直に俺達の料理を褒めるとはなぁ…」
「やっぱり伴侶候補を得ると人は変わるんだろうか…」
「うるさいぞ、ほら味わって飲むんだろう?」
そう声をかけた俺に、レーブンは予想外の言葉を口にした。
「ああ…えーと、いただきます…だったか?」
「え…」
アキトも俺と同じく驚いたのか、じっとレーブンを見つめている。
「いつもアキトとハルが食事の前に言うだろう?アキトのいた地域の食前の挨拶であってるか?」
「あ、はい!そう…です」
「よし、じゃあいただきます」
すこしぎこちなくレーブンが口にすれば、ローガンがちらりと俺を見た。
「「いただきます」」
声を揃えてそう言えば、アキトはぐっと唇を引き結んでから、うつむきながら口を開いた。
「俺も…いただきます」
ぽつりと呟いた声は少しだけ震えていたが、口元には笑みが浮かんでいる。きっと異世界の挨拶をレーブンとローガンが口にした事が、胸に来たんだろう。
俺はアキトを宥めるようにそっと肩を撫でてから、自分の杯を傾けた。
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