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386.【ハル視点】伴侶の腕輪
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腕の中にいるアキトの温もりが、嬉しそうに微笑んでくれるその笑顔が、たまらなく幸せだ。
できる事ならこのままずっとくっついていたいけれど、きちんと伴侶候補の儀式を終わらせておきたい。そう考えた俺は名残惜しい気持ちを押し殺して、アキトの体を解放するとそっと立ち上がった。
「アキト、ちょっとだけここで待っててくれる?」
「?…うん」
俺はアキトの返答を聞くなり、開いた扉もそのままにすぐに寝室を後にした。
目指すのはさっき荷物を置いた、一つ目の部屋の荷物置き場だ。自身の魔道収納鞄の中に手を入れると、俺は目当ての物をそっと丁寧に取り出した。用意しておいて良かったなと考えながら、一度開いて中を確認する。
箱の中にはお揃いの銀色の腕輪が二つ仲良く並んでいる。
意匠を植物にしたのは、二人の出会ったナルクアの森から連想してだ。アキトは植物柄の刺繍が入った服を気に入っているから、好みに合わない事は無いだろう。
俺とアキトの瞳の色を取り入れた石は、納品時と変わらず綺麗に輝いていた。
問題が無い事を確認してから、俺はすぐにアキトの所へと戻った。
「ただいま」
「うん、おかえり」
優しくそう声をかけてくれたアキトの視線が、俺の持つ箱に向いたのが分かった。
「こんなに早く役立つとは思わなかったけど、用意しておいて良かったよ」
そう言いながら、俺はアキトの目の前にその箱を差し出した。
「はい、どうぞ」
大事そうに柔らかく受け取ってくれたアキトに、俺は笑って声をかける。
「開けてみて。気に入ってもらえたら良いんだけど…」
アキトは箱を開けるなりうわぁと歓声を上げてくれた。反応は良いみたいだ。
「綺麗な腕輪だね」
「ありがとう。特にここがこだわりなんだ」
二人の瞳の色にぴったりになるようにと、たくさんの種類がある中から俺が自分で厳選したものだ。特にアキトの瞳の色の方には、細工師も呆れるほどこだわってしまった。そのおかげで良い色の石を選べたんだから後悔は無い。
アキトは並んだ石をまじまじと見つめて、キラキラと目を輝かせてくれた。
「…気に入った?」
「うん、すごく綺麗だ…」
「気に入ってくれたなら良かった。これはね、伴侶候補同士が着ける伝統の腕輪なんだ」
この伴侶候補の証明としてつける腕輪には、いくつかの決まり事がある。
使用する素材に規定は無く、木でも鉱石でも好みの物で良いが、必ず同じ意匠の模様が刻まれている事。そして、伴侶になる二人の色を必ず取り入れている事だ。
この腕輪と区別するために、他の腕輪には単色あるいは三つ以上の色を使うようにという規定まで存在しているほどの徹底ぶりだ。
「ちなみにこの石は、それぞれの目の色を模しているんだ」
「こ…これって宝石なの?」
すこし心配そうにそう聞かれたけれど、俺は笑顔で首を振った。アキトならきっとこの質問をするだろうと思っていたから、想定内の質問だ。
「これは宝石じゃないよ」
「…本当に?」
もう一度そう確認されたけれど、本当に宝石は使っていない。この腕輪に使われているのは魔石だ。自信を持って違うと言いきれる俺は、少しふざけて口を開いた。
「俺がアキトに嘘を言うと思う?」
「あー…うん。ハルは俺に嘘なんて言わないよね」
うーん、そんなにあっさりと信じられると、嬉しいけれど何だかくすぐったいな。
「伴侶候補同士が着けるこの腕輪、貰ってくれる?」
「えーと、嬉しいけど…ハルの分は俺が買いたいな。俺からもハルに記念の何かを贈りたいから」
アキトの申し出に、俺はぎゅっと眉間にしわを寄せた。その気持ちは受け取りたいけれど、こればっかりは受け入れるわけにはいかない。
「アキト、ごめんね。この腕輪は伴侶候補になって欲しいって言った方が、用意するものなんだ」
その由来までは俺にも詳しくは分からないが、想いを込めて用意した腕輪を使うというのが昔からのしきたりだ。申し訳ない気持ちはあったけれどこれは俺が用意するものだからと断れば、アキトは残念そうにしながらも頷いてくれた。
「そっか、分かった」
俺は慌てて口を開いた。
「そのかわりって言ったら何だけど、実際に伴侶になった時の指輪は俺と一緒に選ぼう?」
「え…!?伴侶になったら指輪なの?」
アキトは何故か驚いた様子で、そう尋ねてきた。
「うん、そうだよ。次はお互いの色の石を使った指輪を交換するんだよ」
そういえばこの文化は、異世界から来たものだった筈だな。結婚するのに指輪の交換が無いのは嫌だと主張した異世界人がいて、それを聞いた商人達が一気に広めたんだと聞いた事がある。元々記念の品は贈り合っていたから、それが指輪になるだけならと定着したらしい。
「あ…そういえばこれも異世界から伝わった文化だな…もしかして知ってたりする?」
「うん。知ってるよ。うちの両親も指輪はずっと外さずに着けてたから…結婚イコール指輪って思いはあるかも」
「ああ、やっぱりそうなんだ?じゃあ一緒に選ぶって今から約束しておかない?」
「うんっ!約束しよう!」
今は伴侶候補としての約束だけでも嬉しいと思っていたのに、こんなに嬉しい約束をしてくれると思ってなかったな。
俺はにっこりと笑ってアキトの両手を取ると、そっとその手を引いてソファから立ち上がらせた。伴侶候補の儀式のためには、立ち上がっていてもらわないと困るからな。
そのままアキトの前に片膝をついて跪く。
「アキト ヒイラギ。あなたの伴侶候補として共にある事を許して下さい。受け入れる気持ちがあるならば、この腕輪をあなたの手に着けさせて頂けますか」
「…はい。こちらこそ伴侶候補としてお願いします」
油断すると涙が零れてしまいそうな幸福感を感じながら、俺はアキトに向けて不格好に微笑んでみせた。
「アキト、手を」
「うん」
すっと差し出されたアキトの手に、震える指先でそっと腕輪を通す。やっぱり少し大きいな。アキトの腕にぴったりのサイズが分からなくて、大き目に作ってもらったからな。細工師につけてもらった付与魔法の陣に指を当てて魔力を送り、呪文を唱えれば腕輪はアキトの腕にぴったりとはまった。
うん、良く似合うな。
「俺にも腕輪はめてくれる?」
「もちろん」
明るくそう言ってくれたアキトは、少し悩んだ様子で動きを止めてしまった。
「えーと…跪いた方が良いのかな?」
ああ、なるほど。跪くべきかを考えてくれていたのか。
「いや、普通で大丈夫だよ」
声をかけながらそっと自身の手を差し出せば、アキトはすぐに腕輪をはめてくれた。
ああ、こちらも少し大きいか。自分の採寸を断ってまで石探しをしてしまったせいだな。少しだけ反省しながら、俺はこちらの付与魔法陣にも魔力を送った。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
今年も最終日まで更新にお付き合い頂き、ありがとうございました。
読んで頂いた方、コメントを送って頂いた方、お気に入りして頂いた方
みなさま本当にありがとうございました!
来年もよろしければお付き合い頂ければ嬉しいです。
みなさま良いお年をお迎えください。
できる事ならこのままずっとくっついていたいけれど、きちんと伴侶候補の儀式を終わらせておきたい。そう考えた俺は名残惜しい気持ちを押し殺して、アキトの体を解放するとそっと立ち上がった。
「アキト、ちょっとだけここで待っててくれる?」
「?…うん」
俺はアキトの返答を聞くなり、開いた扉もそのままにすぐに寝室を後にした。
目指すのはさっき荷物を置いた、一つ目の部屋の荷物置き場だ。自身の魔道収納鞄の中に手を入れると、俺は目当ての物をそっと丁寧に取り出した。用意しておいて良かったなと考えながら、一度開いて中を確認する。
箱の中にはお揃いの銀色の腕輪が二つ仲良く並んでいる。
意匠を植物にしたのは、二人の出会ったナルクアの森から連想してだ。アキトは植物柄の刺繍が入った服を気に入っているから、好みに合わない事は無いだろう。
俺とアキトの瞳の色を取り入れた石は、納品時と変わらず綺麗に輝いていた。
問題が無い事を確認してから、俺はすぐにアキトの所へと戻った。
「ただいま」
「うん、おかえり」
優しくそう声をかけてくれたアキトの視線が、俺の持つ箱に向いたのが分かった。
「こんなに早く役立つとは思わなかったけど、用意しておいて良かったよ」
そう言いながら、俺はアキトの目の前にその箱を差し出した。
「はい、どうぞ」
大事そうに柔らかく受け取ってくれたアキトに、俺は笑って声をかける。
「開けてみて。気に入ってもらえたら良いんだけど…」
アキトは箱を開けるなりうわぁと歓声を上げてくれた。反応は良いみたいだ。
「綺麗な腕輪だね」
「ありがとう。特にここがこだわりなんだ」
二人の瞳の色にぴったりになるようにと、たくさんの種類がある中から俺が自分で厳選したものだ。特にアキトの瞳の色の方には、細工師も呆れるほどこだわってしまった。そのおかげで良い色の石を選べたんだから後悔は無い。
アキトは並んだ石をまじまじと見つめて、キラキラと目を輝かせてくれた。
「…気に入った?」
「うん、すごく綺麗だ…」
「気に入ってくれたなら良かった。これはね、伴侶候補同士が着ける伝統の腕輪なんだ」
この伴侶候補の証明としてつける腕輪には、いくつかの決まり事がある。
使用する素材に規定は無く、木でも鉱石でも好みの物で良いが、必ず同じ意匠の模様が刻まれている事。そして、伴侶になる二人の色を必ず取り入れている事だ。
この腕輪と区別するために、他の腕輪には単色あるいは三つ以上の色を使うようにという規定まで存在しているほどの徹底ぶりだ。
「ちなみにこの石は、それぞれの目の色を模しているんだ」
「こ…これって宝石なの?」
すこし心配そうにそう聞かれたけれど、俺は笑顔で首を振った。アキトならきっとこの質問をするだろうと思っていたから、想定内の質問だ。
「これは宝石じゃないよ」
「…本当に?」
もう一度そう確認されたけれど、本当に宝石は使っていない。この腕輪に使われているのは魔石だ。自信を持って違うと言いきれる俺は、少しふざけて口を開いた。
「俺がアキトに嘘を言うと思う?」
「あー…うん。ハルは俺に嘘なんて言わないよね」
うーん、そんなにあっさりと信じられると、嬉しいけれど何だかくすぐったいな。
「伴侶候補同士が着けるこの腕輪、貰ってくれる?」
「えーと、嬉しいけど…ハルの分は俺が買いたいな。俺からもハルに記念の何かを贈りたいから」
アキトの申し出に、俺はぎゅっと眉間にしわを寄せた。その気持ちは受け取りたいけれど、こればっかりは受け入れるわけにはいかない。
「アキト、ごめんね。この腕輪は伴侶候補になって欲しいって言った方が、用意するものなんだ」
その由来までは俺にも詳しくは分からないが、想いを込めて用意した腕輪を使うというのが昔からのしきたりだ。申し訳ない気持ちはあったけれどこれは俺が用意するものだからと断れば、アキトは残念そうにしながらも頷いてくれた。
「そっか、分かった」
俺は慌てて口を開いた。
「そのかわりって言ったら何だけど、実際に伴侶になった時の指輪は俺と一緒に選ぼう?」
「え…!?伴侶になったら指輪なの?」
アキトは何故か驚いた様子で、そう尋ねてきた。
「うん、そうだよ。次はお互いの色の石を使った指輪を交換するんだよ」
そういえばこの文化は、異世界から来たものだった筈だな。結婚するのに指輪の交換が無いのは嫌だと主張した異世界人がいて、それを聞いた商人達が一気に広めたんだと聞いた事がある。元々記念の品は贈り合っていたから、それが指輪になるだけならと定着したらしい。
「あ…そういえばこれも異世界から伝わった文化だな…もしかして知ってたりする?」
「うん。知ってるよ。うちの両親も指輪はずっと外さずに着けてたから…結婚イコール指輪って思いはあるかも」
「ああ、やっぱりそうなんだ?じゃあ一緒に選ぶって今から約束しておかない?」
「うんっ!約束しよう!」
今は伴侶候補としての約束だけでも嬉しいと思っていたのに、こんなに嬉しい約束をしてくれると思ってなかったな。
俺はにっこりと笑ってアキトの両手を取ると、そっとその手を引いてソファから立ち上がらせた。伴侶候補の儀式のためには、立ち上がっていてもらわないと困るからな。
そのままアキトの前に片膝をついて跪く。
「アキト ヒイラギ。あなたの伴侶候補として共にある事を許して下さい。受け入れる気持ちがあるならば、この腕輪をあなたの手に着けさせて頂けますか」
「…はい。こちらこそ伴侶候補としてお願いします」
油断すると涙が零れてしまいそうな幸福感を感じながら、俺はアキトに向けて不格好に微笑んでみせた。
「アキト、手を」
「うん」
すっと差し出されたアキトの手に、震える指先でそっと腕輪を通す。やっぱり少し大きいな。アキトの腕にぴったりのサイズが分からなくて、大き目に作ってもらったからな。細工師につけてもらった付与魔法の陣に指を当てて魔力を送り、呪文を唱えれば腕輪はアキトの腕にぴったりとはまった。
うん、良く似合うな。
「俺にも腕輪はめてくれる?」
「もちろん」
明るくそう言ってくれたアキトは、少し悩んだ様子で動きを止めてしまった。
「えーと…跪いた方が良いのかな?」
ああ、なるほど。跪くべきかを考えてくれていたのか。
「いや、普通で大丈夫だよ」
声をかけながらそっと自身の手を差し出せば、アキトはすぐに腕輪をはめてくれた。
ああ、こちらも少し大きいか。自分の採寸を断ってまで石探しをしてしまったせいだな。少しだけ反省しながら、俺はこちらの付与魔法陣にも魔力を送った。
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