325 / 1,112
324.【ハル視点】レーブンのお気に入り達
しおりを挟む
街道沿いにある休憩所には、先客の馬車が停まっていた。クリスさんの心配していた商売敵かと一応気配は探ってみたが、どうやら家族での旅行中のようだな。両親と子どもが一人か。どうやら不審な点は無さそうだ。
休憩所にやって来た俺達に気づき、両親らしき二人は馬車から少しだけ顔を出してこちらを警戒していた。旅慣れた人なら当然の反応だ。
「あの辺りで良いか?」
「ええ、ではあちらの切り株の方へ」
あえて馬車からは遠い隅の方の場所を提案すれば、クリスさんも大きく頷いて同意してくれた。
「お腹空きましたねー」
「ああ、もう腹が鳴りそうだよ」
「でもレーブンさんのごはんですから!」
「それは期待しかないな!」
さっきからレーブンの作った料理の話が続いている二人は、もしかしたら馬車の存在にすら気づいていないかもしれない。そう思うと自然と笑みがこぼれた。
俺達が切り株に腰を下ろす頃には、馬車の家族の警戒は薄れていた。アキトとカーディさんのやりとりが、緊張をほぐしたんだろうか。
レーブンに渡された包みの中には、たくさんの種類のおかずに特製の柔らかパン、更には食べやすい大きさにカットした果物までもが彩り豊かに並んでいた。一体何時に起きたんだ、レーブン。
「うわぁ、美味しそう!」
「ああ、本当にうまそうだな!俺の好きなマルックスの香草焼きもある!」
嬉しそうに歓声を上げたカーディさんに、アキトも嬉しそうに答えた。
「俺、これが好きなんです」
「あ、ハーレか!これも上手いよな」
前に朝食で出してもらって、アキトが美味しいって喜んでたやつだな。ハーレは今の時期は季節外れなんだが、一体どこで調達してきたんだろうか。
「これは…レーブンさん、一体何時に起きたんでしょうか」
盛り上がる二人の邪魔をしないようにこっそりと俺に話しかけてきたクリスさんに、俺も重々しく頷きを返した。
「いつも早朝から起きてるとは言ってたけど…これは相当早起きしたんだろうな」
「ハーレの炒めか…アキトさん、かなり気に入られてますね?」
季節外れなハーレをわざわざ用意してるんだから、そう言われるのも当然だ。だがマルックスの香草焼きも、差し入れには滅多に入れないだろう。材料こそ珍しいものでは無いが、じっくりと火を通すからとにかく時間がかかる料理だ。
「ああ、だがマルックスの香草焼きが入ってるって事は、カーディさんもお気に入りなんだろう?」
「ええ、まあ」
ふと気づくと、アキトとカーディさんはそわそわしながら俺達の会話が終わるのを待っていた。
「あ、ごめん、アキト」
「カーディ、ごめんね」
慌てて謝罪すれば、二人そろってふるふると首を振る。早く食べたいと顔に書いてあるな。俺達は笑って食べようかと声をかけた。
「「いただきます」」
アキトと俺の重なった声に二人は一瞬だけ不思議そうだったが、食前の祈りかと気づいてくれたようだ。クリスさんは何も言わずに一瞬だけ目をつむり、カーディさんは口内で何かを呟いたのが食前の祈りなんだろうな。
アキトは、まっさきにハーレの炒め物を口に入れたようだ。
幸せそうな笑顔に惹かれるように、俺も同じようにハーレを口に運んでみた。独特の食感にチーズの風味が効いていて、確かに美味い。何なら酒が欲しくなる味だな。
「美味しいっ!」
「やっぱりうまいな!」
カーディさんも一番最初に、好物であるマルックスの香草焼きから口を付けたみたいだ。
「レーブンさんの配合した香草はやっぱりうまいんだよなぁ。これを使ってるとただの野菜のグリルも上手いんだよ」
「すっごく分かります。レーブンさん料理上手ですもんね」
盛り上がる二人の横で、俺とクリスさんは静かに食べ進めていく。どれも手間がかかっているのが分かる丁寧な料理ばかりだ。食堂で出しているものよりも、かなり繊細に味付けされているのが分かる。
「これは…塩分濃いめにしてくれてるのか…」
「さすがレーブンさんですね。元冒険者だけあって気づかいがすごい」
「塩分?」
「ああ、移動で汗をかくからね。塩分を濃いめに作ってくれてるんだと思う」
「へぇ、俺は分からなかったな。うまいのは分かるんだけど」
「俺も気づかなかったですけど、美味しいです」
「そうですね。分析するより素直な感想の方が、レーブンさんはきっと喜びます」
「ああ、俺達も味わって食べようか」
レーブンにはきちんと礼を言うし、忘れずに土産も買って帰ろう。俺はそう決意しながら、真剣にレーブンの差し入れを味わった。
食事を終えた俺達は、それぞれが取り出した飲み物を飲みながらこれからの予定を決める事になった。ざっくりとしか予定を決めてなかったから、今のうちに相談しておきたい。
自分の分は普通に水を出したが、アキトの分はお気に入りの果実水を渡しておいた。手渡した瞬間の笑顔だけで、移動の疲労が消える気がした。
「昼までにレーウェ川の停泊所に行けば良いんだよな?」
「ええ、そうです」
クリスさんの即答に、俺はアキトをちらりと見てから口を開いた。
「アキト、今日は野営になるよ」
「うん、分かった」
ハルのおかげで野営は嫌いじゃなくなったからねと自慢げに言われると、あまりの愛おしさに自然と手が伸びてしまった。
「良かった」
抱きしめて口づけたい気持ちをぐっと押さえて、俺はアキトの髪をさらりと撫でた。アキトは頬を赤く染めてから、ふいっと視線を反らしてしまった。照れているんだなと明らかなその行動が、たまらなく可愛い。
「それで、野営はどこにする?」
「決めてませんが、街道沿いは避けたいですね」
「そうか…」
頷いた俺は言葉を切ると、目をつむった。近くにある気配を探ってみたが、どうやらさっき出発していったあの家族連れの馬車ぐらいだな。
「大丈夫だ。近くに人の気配は無いな。それなら、ティシーの森の休憩所はどうだ?」
「あそこは混みあってないですか?」
「今の時期は隣にあるエファールの森が人気の採取地だから、むしろ空いてると思う」
ストファー魔道具店の経営者なら、説明はこれで十分だろう。
「ああ、なるほど。今はファルブラキノコの時期ですか」
「そうだ」
「ではティシーの森にしましょう」
やっぱりきちんと通じたみたいだな。そう考えながらちらりと視線を向ければ、カーディさんはキラキラと輝く目でクリスさんを見つめていた。クリスさんは伴侶の視線に気づくなり、ふわりと柔らかい笑みを浮かべた。絡み合う視線が甘い。
あ、もしかしてこれはチャンスじゃないのか。俺はそっと手を伸ばすと、きゅっとアキトの手を握った。アキトはまん丸な目で俺を見つめてくる。
「ハル?」
「気配は無いから、今だけ許して。…二人もお互いしか見えてないから大丈夫」
こっそりと囁けば、アキトも嬉しそうに笑ってくれた。
「俺も手を繋ぎたいと思ってた」
そんな言葉と同時にきゅっと握り返された手に、俺は心から幸せを噛み締めた。
休憩所にやって来た俺達に気づき、両親らしき二人は馬車から少しだけ顔を出してこちらを警戒していた。旅慣れた人なら当然の反応だ。
「あの辺りで良いか?」
「ええ、ではあちらの切り株の方へ」
あえて馬車からは遠い隅の方の場所を提案すれば、クリスさんも大きく頷いて同意してくれた。
「お腹空きましたねー」
「ああ、もう腹が鳴りそうだよ」
「でもレーブンさんのごはんですから!」
「それは期待しかないな!」
さっきからレーブンの作った料理の話が続いている二人は、もしかしたら馬車の存在にすら気づいていないかもしれない。そう思うと自然と笑みがこぼれた。
俺達が切り株に腰を下ろす頃には、馬車の家族の警戒は薄れていた。アキトとカーディさんのやりとりが、緊張をほぐしたんだろうか。
レーブンに渡された包みの中には、たくさんの種類のおかずに特製の柔らかパン、更には食べやすい大きさにカットした果物までもが彩り豊かに並んでいた。一体何時に起きたんだ、レーブン。
「うわぁ、美味しそう!」
「ああ、本当にうまそうだな!俺の好きなマルックスの香草焼きもある!」
嬉しそうに歓声を上げたカーディさんに、アキトも嬉しそうに答えた。
「俺、これが好きなんです」
「あ、ハーレか!これも上手いよな」
前に朝食で出してもらって、アキトが美味しいって喜んでたやつだな。ハーレは今の時期は季節外れなんだが、一体どこで調達してきたんだろうか。
「これは…レーブンさん、一体何時に起きたんでしょうか」
盛り上がる二人の邪魔をしないようにこっそりと俺に話しかけてきたクリスさんに、俺も重々しく頷きを返した。
「いつも早朝から起きてるとは言ってたけど…これは相当早起きしたんだろうな」
「ハーレの炒めか…アキトさん、かなり気に入られてますね?」
季節外れなハーレをわざわざ用意してるんだから、そう言われるのも当然だ。だがマルックスの香草焼きも、差し入れには滅多に入れないだろう。材料こそ珍しいものでは無いが、じっくりと火を通すからとにかく時間がかかる料理だ。
「ああ、だがマルックスの香草焼きが入ってるって事は、カーディさんもお気に入りなんだろう?」
「ええ、まあ」
ふと気づくと、アキトとカーディさんはそわそわしながら俺達の会話が終わるのを待っていた。
「あ、ごめん、アキト」
「カーディ、ごめんね」
慌てて謝罪すれば、二人そろってふるふると首を振る。早く食べたいと顔に書いてあるな。俺達は笑って食べようかと声をかけた。
「「いただきます」」
アキトと俺の重なった声に二人は一瞬だけ不思議そうだったが、食前の祈りかと気づいてくれたようだ。クリスさんは何も言わずに一瞬だけ目をつむり、カーディさんは口内で何かを呟いたのが食前の祈りなんだろうな。
アキトは、まっさきにハーレの炒め物を口に入れたようだ。
幸せそうな笑顔に惹かれるように、俺も同じようにハーレを口に運んでみた。独特の食感にチーズの風味が効いていて、確かに美味い。何なら酒が欲しくなる味だな。
「美味しいっ!」
「やっぱりうまいな!」
カーディさんも一番最初に、好物であるマルックスの香草焼きから口を付けたみたいだ。
「レーブンさんの配合した香草はやっぱりうまいんだよなぁ。これを使ってるとただの野菜のグリルも上手いんだよ」
「すっごく分かります。レーブンさん料理上手ですもんね」
盛り上がる二人の横で、俺とクリスさんは静かに食べ進めていく。どれも手間がかかっているのが分かる丁寧な料理ばかりだ。食堂で出しているものよりも、かなり繊細に味付けされているのが分かる。
「これは…塩分濃いめにしてくれてるのか…」
「さすがレーブンさんですね。元冒険者だけあって気づかいがすごい」
「塩分?」
「ああ、移動で汗をかくからね。塩分を濃いめに作ってくれてるんだと思う」
「へぇ、俺は分からなかったな。うまいのは分かるんだけど」
「俺も気づかなかったですけど、美味しいです」
「そうですね。分析するより素直な感想の方が、レーブンさんはきっと喜びます」
「ああ、俺達も味わって食べようか」
レーブンにはきちんと礼を言うし、忘れずに土産も買って帰ろう。俺はそう決意しながら、真剣にレーブンの差し入れを味わった。
食事を終えた俺達は、それぞれが取り出した飲み物を飲みながらこれからの予定を決める事になった。ざっくりとしか予定を決めてなかったから、今のうちに相談しておきたい。
自分の分は普通に水を出したが、アキトの分はお気に入りの果実水を渡しておいた。手渡した瞬間の笑顔だけで、移動の疲労が消える気がした。
「昼までにレーウェ川の停泊所に行けば良いんだよな?」
「ええ、そうです」
クリスさんの即答に、俺はアキトをちらりと見てから口を開いた。
「アキト、今日は野営になるよ」
「うん、分かった」
ハルのおかげで野営は嫌いじゃなくなったからねと自慢げに言われると、あまりの愛おしさに自然と手が伸びてしまった。
「良かった」
抱きしめて口づけたい気持ちをぐっと押さえて、俺はアキトの髪をさらりと撫でた。アキトは頬を赤く染めてから、ふいっと視線を反らしてしまった。照れているんだなと明らかなその行動が、たまらなく可愛い。
「それで、野営はどこにする?」
「決めてませんが、街道沿いは避けたいですね」
「そうか…」
頷いた俺は言葉を切ると、目をつむった。近くにある気配を探ってみたが、どうやらさっき出発していったあの家族連れの馬車ぐらいだな。
「大丈夫だ。近くに人の気配は無いな。それなら、ティシーの森の休憩所はどうだ?」
「あそこは混みあってないですか?」
「今の時期は隣にあるエファールの森が人気の採取地だから、むしろ空いてると思う」
ストファー魔道具店の経営者なら、説明はこれで十分だろう。
「ああ、なるほど。今はファルブラキノコの時期ですか」
「そうだ」
「ではティシーの森にしましょう」
やっぱりきちんと通じたみたいだな。そう考えながらちらりと視線を向ければ、カーディさんはキラキラと輝く目でクリスさんを見つめていた。クリスさんは伴侶の視線に気づくなり、ふわりと柔らかい笑みを浮かべた。絡み合う視線が甘い。
あ、もしかしてこれはチャンスじゃないのか。俺はそっと手を伸ばすと、きゅっとアキトの手を握った。アキトはまん丸な目で俺を見つめてくる。
「ハル?」
「気配は無いから、今だけ許して。…二人もお互いしか見えてないから大丈夫」
こっそりと囁けば、アキトも嬉しそうに笑ってくれた。
「俺も手を繋ぎたいと思ってた」
そんな言葉と同時にきゅっと握り返された手に、俺は心から幸せを噛み締めた。
243
お気に入りに追加
4,145
あなたにおすすめの小説
突然異世界転移させられたと思ったら騎士に拾われて執事にされて愛されています
ブラフ
BL
学校からの帰宅中、突然マンホールが光って知らない場所にいた神田伊織は森の中を彷徨っていた
魔獣に襲われ通りかかった騎士に助けてもらったところ、なぜだか騎士にいたく気に入られて屋敷に連れて帰られて執事となった。
そこまではよかったがなぜだか騎士に別の意味で気に入られていたのだった。
だがその騎士にも秘密があった―――。
その秘密を知り、伊織はどう決断していくのか。
【第1章完結】悪役令息に転生して絶望していたら王国至宝のエルフ様にヨシヨシしてもらえるので、頑張って生きたいと思います!
梻メギ
BL
「あ…もう、駄目だ」プツリと糸が切れるように限界を迎え死に至ったブラック企業に勤める主人公は、目覚めると悪役令息になっていた。どのルートを辿っても断罪確定な悪役令息に生まれ変わったことに絶望した主人公は、頑張る意欲そして生きる気力を失い床に伏してしまう。そんな、人生の何もかもに絶望した主人公の元へ王国お抱えのエルフ様がやってきて───!?
【王国至宝のエルフ様×元社畜のお疲れ悪役令息】
▼第2章2025年1月18日より投稿予定
▼この作品と出会ってくださり、ありがとうございます!初投稿になります、どうか温かい目で見守っていただけますと幸いです。
▼こちらの作品はムーンライトノベルズ様にも投稿しております。
幽閉王子は最強皇子に包まれる
皇洵璃音
BL
魔法使いであるせいで幼少期に幽閉された第三王子のアレクセイ。それから年数が経過し、ある日祖国は滅ぼされてしまう。毛布に包まっていたら、敵の帝国第二皇子のレイナードにより連行されてしまう。処刑場にて皇帝から二つの選択肢を提示されたのだが、二つ目の内容は「レイナードの花嫁になること」だった。初めて人から求められたこともあり、花嫁になることを承諾する。素直で元気いっぱいなド直球第二皇子×愛されることに慣れていない治癒魔法使いの第三王子の恋愛物語。
表紙担当者:白す(しらす)様に描いて頂きました。
ハッピーエンドのために妹に代わって惚れ薬を飲んだ悪役兄の101回目
カギカッコ「」
BL
ヤられて不幸になる妹のハッピーエンドのため、リバース転生し続けている兄は我が身を犠牲にする。妹が飲むはずだった惚れ薬を代わりに飲んで。
もふもふと始めるゴミ拾いの旅〜何故か最強もふもふ達がお世話されに来ちゃいます〜
双葉 鳴|◉〻◉)
ファンタジー
「ゴミしか拾えん役立たずなど我が家にはふさわしくない! 勘当だ!」
授かったスキルがゴミ拾いだったがために、実家から勘当されてしまったルーク。
途方に暮れた時、声をかけてくれたのはひと足先に冒険者になって実家に仕送りしていた長兄アスターだった。
ルークはアスターのパーティで世話になりながら自分のスキルに何ができるか少しづつ理解していく。
駆け出し冒険者として少しづつ認められていくルーク。
しかしクエストの帰り、討伐対象のハンターラビットとボアが縄張り争いをしてる場面に遭遇。
毛色の違うハンターラビットに自分を重ねるルークだったが、兄アスターから引き止められてギルドに報告しに行くのだった。
翌朝死体が運び込まれ、素材が剥ぎ取られるハンターラビット。
使われなくなった肉片をかき集めてお墓を作ると、ルークはハンターラビットの魂を拾ってしまい……変身できるようになってしまった!
一方で死んだハンターラビットの帰りを待つもう一匹のハンターラビットの助けを求める声を聞いてしまったルークは、その子を助け出す為兄の言いつけを破って街から抜け出した。
その先で助け出したはいいものの、すっかり懐かれてしまう。
この日よりルークは人間とモンスターの二足の草鞋を履く生活を送ることになった。
次から次に集まるモンスターは最強種ばかり。
悪の研究所から逃げ出してきたツインヘッドベヒーモスや、捕らえられてきたところを逃げ出してきたシルバーフォックス(のちの九尾の狐)、フェニックスやら可愛い猫ちゃんまで。
ルークは新しい仲間を募り、一緒にお世話するブリーダーズのリーダーとしてお世話道を極める旅に出るのだった!
<第一部:疫病編>
一章【完結】ゴミ拾いと冒険者生活:5/20〜5/24
二章【完結】ゴミ拾いともふもふ生活:5/25〜5/29
三章【完結】ゴミ拾いともふもふ融合:5/29〜5/31
四章【完結】ゴミ拾いと流行り病:6/1〜6/4
五章【完結】ゴミ拾いともふもふファミリー:6/4〜6/8
六章【完結】もふもふファミリーと闘技大会(道中):6/8〜6/11
七章【完結】もふもふファミリーと闘技大会(本編):6/12〜6/18
ちっちゃくなった俺の異世界攻略
鮨海
ファンタジー
あるとき神の采配により異世界へ行くことを決意した高校生の大輝は……ちっちゃくなってしまっていた!
精霊と神様からの贈り物、そして大輝の力が試される異世界の大冒険?が幕を開ける!
自己評価下の下のオレは、血筋がチートだった!?
トール
BL
一般家庭に生まれ、ごく普通の人生を歩んで16年。凡庸な容姿に特出した才もない平凡な少年ディークは、その容姿に負けない平凡な毎日を送っている。と思っていたのに、周りから見れば全然平凡じゃなかった!?
実はこの世界の創造主(神王)を母に持ち、騎士団の師団長(鬼神)を父に持つ尊い血筋!? 両親の素性を知らされていない世間知らずな少年が巻き起こすドタバタBLコメディー。
※「異世界で神様になってたらしい私のズボラライフ」の主人公の息子の話になります。
こちらを読んでいなくても楽しめるように作っておりますが、親の話に興味がある方はぜひズボラライフも読んでいただければ、より楽しめる作品です。
転移したらなぜかコワモテ騎士団長に俺だけ子供扱いされてる
塩チーズ
BL
平々凡々が似合うちょっと中性的で童顔なだけの成人男性。転移して拾ってもらった家の息子がコワモテ騎士団長だった!
特に何も無く平凡な日常を過ごすが、騎士団長の妙な噂を耳にしてある悩みが出来てしまう。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる