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281.【ハル視点】イチャイチャのお誘い
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ほんの思いつきで候補に加えた店だったけれど、食べ終えたアキトは本当に幸せそうに笑ってみせた。この店を思いだした自分を褒めてやりたくなるぐらい、それはもう可愛い笑顔だった。
店を出てしばらく歩くと、周りをキョロキョロと見回したアキトが不意に俺の手をくいっと引いた。何か言いたそうなアキトに、俺はすぐに立ち止まった。
「どうした?」
「さっきのヌードル、俺の世界にあった料理にそっくりだったんだ」
少し背伸びをしたアキトが、耳元でこっそりとそう教えてくれた。ああ、だからあんなに珍しい料理なのに、目の前に出された瞬間に懐かしそうな顔をしたのか。
「そっか。名前も一緒?」
「ううん、俺の国ではラーメンって呼ばれてた」
他の国ではヌードルって呼ばれてたんだと、アキトは教えてくれた。こそこそと耳打ちで話し続ける俺達は、はたから見たらかなり怪しいだろうな。いや、もしかしたら恋人同士の戯れだと、そっと目をそらされるかもしれないな。
「らーめんか…じゃあまた食べに行こうか、らーめん」
「うんっ!また行きたいっ!」
内緒話を切り上げた俺達は、大通りに続く道を歩いていく。
「今日はさすがに疲れてるだろうから黒鷹亭に帰ろうか」
そう提案したのは、昨夜アキトに無理をさせた自覚があるからだった。ポーションのおかげで元気そうではあるが、初めてなのに抱きつぶしてしまった罪悪感が消えない。
「そうだね、帰ろうか」
すぐに俺の提案に同意してくれたあたり、やっぱりアキトは疲れているのかもしれないな。帰ったらゆっくり休んでもらおう。
大通りに辿り着くと、魔道具の灯りに照らされたいくつもの店と楽し気に散策している人達の姿が目についた。大通りの店は夜も遅くまで開いているから、食事を終えてから足を伸ばす人達も多い。
アキトは興味深そうに、近くのお店を見つめていた。雑貨屋に食料品、飲食店と順番にのぞいていくアキトと一緒に、店の前をうろうろと移動する。
不意にアキトが足を止めたのは、薬の材料を取り扱っているお店だった。店先に並んでいるのは乾燥させた木の根ばかりだが、店内に入れば各種薬草も取り扱っている。
アキトが採取した事のある薬草も取り扱っているから、きっと店に入れば長くなってしまうだろう。少しでも早く休んで欲しい今日は、立ち寄るわけにはいかない。不思議そうに木の根を見つめているアキトに気づかなかったふりで、俺はくいっと繋いだままの手を引いた。
「アキト、次の角を左だよ」
「はーい」
不満そうなそぶりも一切無く、アキトは素直に角を曲がってくれた。ごめんね、アキト。今度あの店にも連れていくから、説明はその時まで待って欲しい。
ガチャリと音を立てて、俺は黒鷹亭の個室の鍵を閉めた。やっと帰り着いたなと思った瞬間、アキトが口を開いた。
「ただいまー」
ちらりと俺を見上げるアキトの期待に満ちた目があまりに可愛くて、思わずふふと笑ってしまった。
「おかえり、アキト」
「ハルも言って?」
まるで新婚みたいなやり取りじゃないかなんて考えてしまったせいで、じわりと頬が熱くなってくる。別に嫌なわけじゃない。ただひたすら照れくさいだけだ。だが、どれだけ照れくさくても、上目遣いで待たれてしまったら断る事なんて出来るわけがない。
「ただいま、アキト」
「うん。おかえり、ハル」
幸せそうな笑顔のアキトに、俺も思わずへらりと笑みを返した。
「…このやりとり嫌い?」
少しだけ不安そうに尋ねてきたアキトに、俺は目を大きく見開いてからぶんぶんと大きく首を振った。
「まさか!照れくさいけど、特別感があって好きだよ?」
新婚生活の先取りって感じがするとは、さすがに言わなかった。付き合いだしたばかりの俺に言われても、アキトが反応に困るかもしれないからな。
「本当?俺もこのやりとり好きなんだ」
「じゃあこれからも続けようよ。慣れれば照れなくなると思うし」
いつか二人で同じ家に住む頃には、自然とやり取りできるようになったら良いな。そう思いながら提案すれば、アキトは嬉しそうに笑った。
「うん、じゃあこれからも続けよう」
笑顔で宣言したアキトは、荷物を下ろすとすぐに装備を外し始めた。俺も隣に並んで装備を解除していく。
ふと気づけば、アキトは何かを考えこんでいるようだった。目がうろうろと彷徨っているし、どこか遠くを見ているような目をしている。今日は一日楽しそうにしていたけれど、何か気になる事でもあったんだろうか。
心配しつつこっそりと見つめていると、アキトは流れるように浄化魔法を発動しそのままベッドに飛び込んだ。
「アキト、やっぱり疲れた?」
「いや、疲れはそんなに…」
「じゃあさっきまで何を考えてたの?もしよければ教えて?」
「えー…と…笑わない?」
「笑わないから教えて欲しいな」
一体何がそんなに気になっていたのか、もし悩み事だったら遠慮なく相談して欲しい。そう考えていた俺は、その後に続いた予想外すぎる言葉に固まってしまった。
「その…ハルとイチャイチャしたいけど、こういう時どうやって誘うのかが分からないなって」
大きく目を見開いたまま固まった俺に、アキトは慌てて言いつのる。
「だって、恋人への甘え方とか知らないんだよ、俺は!いきなりイチャイチャしたいって言ったら引くのかなとか」
何だろう、この愛おしい存在は。最初に思ったのはそれだった。次いで、この愛おしい存在が俺の恋人なんだという幸福感がじわじわと湧いてくる。
恋人への甘え方が分からないなんて、悩む必要はかけらも無いのに。イチャイチャしたいともし直球で言われたら、俺は大喜びで従うだけだ。
「引かないよ!」
「え…引かないの?」
きょとんと俺を見つめてくるアキトが可愛すぎて、すぐにでもキスして触れたくなってしまう。
「アキトに誘われたら喜びこそすれ、引くわけがないよね?いつでもどこでも俺はアキトとイチャイチャしたいんだからね!」
力強く宣言した俺の言葉を聞くなり、アキトは恥ずかしそうに頬を染めるとベッドの上をゴロゴロと転がりだした。少し強く言い過ぎたかな。それこそアキトが引いていないと良いんだが。
店を出てしばらく歩くと、周りをキョロキョロと見回したアキトが不意に俺の手をくいっと引いた。何か言いたそうなアキトに、俺はすぐに立ち止まった。
「どうした?」
「さっきのヌードル、俺の世界にあった料理にそっくりだったんだ」
少し背伸びをしたアキトが、耳元でこっそりとそう教えてくれた。ああ、だからあんなに珍しい料理なのに、目の前に出された瞬間に懐かしそうな顔をしたのか。
「そっか。名前も一緒?」
「ううん、俺の国ではラーメンって呼ばれてた」
他の国ではヌードルって呼ばれてたんだと、アキトは教えてくれた。こそこそと耳打ちで話し続ける俺達は、はたから見たらかなり怪しいだろうな。いや、もしかしたら恋人同士の戯れだと、そっと目をそらされるかもしれないな。
「らーめんか…じゃあまた食べに行こうか、らーめん」
「うんっ!また行きたいっ!」
内緒話を切り上げた俺達は、大通りに続く道を歩いていく。
「今日はさすがに疲れてるだろうから黒鷹亭に帰ろうか」
そう提案したのは、昨夜アキトに無理をさせた自覚があるからだった。ポーションのおかげで元気そうではあるが、初めてなのに抱きつぶしてしまった罪悪感が消えない。
「そうだね、帰ろうか」
すぐに俺の提案に同意してくれたあたり、やっぱりアキトは疲れているのかもしれないな。帰ったらゆっくり休んでもらおう。
大通りに辿り着くと、魔道具の灯りに照らされたいくつもの店と楽し気に散策している人達の姿が目についた。大通りの店は夜も遅くまで開いているから、食事を終えてから足を伸ばす人達も多い。
アキトは興味深そうに、近くのお店を見つめていた。雑貨屋に食料品、飲食店と順番にのぞいていくアキトと一緒に、店の前をうろうろと移動する。
不意にアキトが足を止めたのは、薬の材料を取り扱っているお店だった。店先に並んでいるのは乾燥させた木の根ばかりだが、店内に入れば各種薬草も取り扱っている。
アキトが採取した事のある薬草も取り扱っているから、きっと店に入れば長くなってしまうだろう。少しでも早く休んで欲しい今日は、立ち寄るわけにはいかない。不思議そうに木の根を見つめているアキトに気づかなかったふりで、俺はくいっと繋いだままの手を引いた。
「アキト、次の角を左だよ」
「はーい」
不満そうなそぶりも一切無く、アキトは素直に角を曲がってくれた。ごめんね、アキト。今度あの店にも連れていくから、説明はその時まで待って欲しい。
ガチャリと音を立てて、俺は黒鷹亭の個室の鍵を閉めた。やっと帰り着いたなと思った瞬間、アキトが口を開いた。
「ただいまー」
ちらりと俺を見上げるアキトの期待に満ちた目があまりに可愛くて、思わずふふと笑ってしまった。
「おかえり、アキト」
「ハルも言って?」
まるで新婚みたいなやり取りじゃないかなんて考えてしまったせいで、じわりと頬が熱くなってくる。別に嫌なわけじゃない。ただひたすら照れくさいだけだ。だが、どれだけ照れくさくても、上目遣いで待たれてしまったら断る事なんて出来るわけがない。
「ただいま、アキト」
「うん。おかえり、ハル」
幸せそうな笑顔のアキトに、俺も思わずへらりと笑みを返した。
「…このやりとり嫌い?」
少しだけ不安そうに尋ねてきたアキトに、俺は目を大きく見開いてからぶんぶんと大きく首を振った。
「まさか!照れくさいけど、特別感があって好きだよ?」
新婚生活の先取りって感じがするとは、さすがに言わなかった。付き合いだしたばかりの俺に言われても、アキトが反応に困るかもしれないからな。
「本当?俺もこのやりとり好きなんだ」
「じゃあこれからも続けようよ。慣れれば照れなくなると思うし」
いつか二人で同じ家に住む頃には、自然とやり取りできるようになったら良いな。そう思いながら提案すれば、アキトは嬉しそうに笑った。
「うん、じゃあこれからも続けよう」
笑顔で宣言したアキトは、荷物を下ろすとすぐに装備を外し始めた。俺も隣に並んで装備を解除していく。
ふと気づけば、アキトは何かを考えこんでいるようだった。目がうろうろと彷徨っているし、どこか遠くを見ているような目をしている。今日は一日楽しそうにしていたけれど、何か気になる事でもあったんだろうか。
心配しつつこっそりと見つめていると、アキトは流れるように浄化魔法を発動しそのままベッドに飛び込んだ。
「アキト、やっぱり疲れた?」
「いや、疲れはそんなに…」
「じゃあさっきまで何を考えてたの?もしよければ教えて?」
「えー…と…笑わない?」
「笑わないから教えて欲しいな」
一体何がそんなに気になっていたのか、もし悩み事だったら遠慮なく相談して欲しい。そう考えていた俺は、その後に続いた予想外すぎる言葉に固まってしまった。
「その…ハルとイチャイチャしたいけど、こういう時どうやって誘うのかが分からないなって」
大きく目を見開いたまま固まった俺に、アキトは慌てて言いつのる。
「だって、恋人への甘え方とか知らないんだよ、俺は!いきなりイチャイチャしたいって言ったら引くのかなとか」
何だろう、この愛おしい存在は。最初に思ったのはそれだった。次いで、この愛おしい存在が俺の恋人なんだという幸福感がじわじわと湧いてくる。
恋人への甘え方が分からないなんて、悩む必要はかけらも無いのに。イチャイチャしたいともし直球で言われたら、俺は大喜びで従うだけだ。
「引かないよ!」
「え…引かないの?」
きょとんと俺を見つめてくるアキトが可愛すぎて、すぐにでもキスして触れたくなってしまう。
「アキトに誘われたら喜びこそすれ、引くわけがないよね?いつでもどこでも俺はアキトとイチャイチャしたいんだからね!」
力強く宣言した俺の言葉を聞くなり、アキトは恥ずかしそうに頬を染めるとベッドの上をゴロゴロと転がりだした。少し強く言い過ぎたかな。それこそアキトが引いていないと良いんだが。
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