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明焼け迷子の流れ星

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 もしもし? オレだ、流星だ。
 りょうた、久しぶり。
 最近出勤ないけど、どうした?
 なんかあった? 仕事きついか?
 ……無理はすんな。それじゃあ。

 もしもし? マネージャーだけど。
 留守録聞いてるか、シンゴ?
 電話、相変わらず通じないな。
 給料だけでも受け取りにこい。
 生活きついだろ? 連絡待ってる。

 もしもし? よう、彰人。
 最近、どうだ? 店、来ないな。
 お前思い詰めた顔してたもんな……。
 なんでも相談乗るから、いつでも連絡くれ。
 このまま音信不通とか、心配だからさ。

 なぁ、皆。ちゃんと生きててくれよ。
 生きててくれたら、それでいいから。
 ……幸せに生きててりゃあ、もっといいけどな。

 もしもし…… 
 なあ、皆。
 元気にやってるか? オレは……

……

「流星(りゅうせい)、お前今日から少し、店を休まないか?」
「はっ? オーナー、何ですか急に?」
 シェリアのオーナー、角谷(かくたに)さんが重そうな腹を抱えてオレに声をかけてきたのは朝方、店を閉めた時であった。
「ほれ、うちは明日から恒例イベントのがぶ飲みシャンパンパーティーだろう。お前はあれをずいぶん嫌っていたじゃないか」
「新米ホストに無理やり飲み比べさせるのは、賛成いたしかねます」
「それそれ、それだよ。お前のそのノリの悪さは明日からのイベントでは邪魔になる。上位の連中が流星さんがうるさいっていうんでな。勢いがつかないんだよ」
 指名上位の連中は、どうせ自分たちはたいして飲みはしない。
 シェリアの飲みイベントは、ある意味で気に入らない新入りへの『洗礼』も兼ねている。
そういうやり方がオレにはどうにも気に入らなかった。
「ですが、オーナー! 無理な飲みでもう何人も新人が倒れていて」
「飲めないやつは辞めりゃいい。ホストってのはそういう仕事だろ」
「それにしたって、限度ってもんがあるでしょう! あのパーティーは度が過ぎています!」
「流星、お前のそういう煮え切らない態度がイベントをシラけさせるんだ!」
 大きな声をあげたオーナーが、とりなすようにオレの肩に手を置いた。
 じっとりと汗ばんだ手が、ワイシャツ越しに不快さな温かさを伝えてくる。
「なぁ、お前はウチに必要な人材なんだよ。だがまぁ、時には休みも必要だ。いつも下のやつの面倒見て疲れてるだろ。一週間くらいゆっくり休んだらどうだ?」
「本気で言っているんですかオーナー、オレがいなかったらその下の連中の面倒は誰が見るんですか? それに」
「若いのは適当に可愛がっておいてやるから、安心しろ。じゃあ、また来週会おう」
 オレの言葉をさえぎってそういうと、オーナーは奥の部屋に引っ込んでいった。ガチャリ、とカギのかかる音が静かなホールに響いた。
「オレがいない一週間で、何人辞めることやら」
 ホールの片隅には、もう明かりが灯されることのないパネルが並んでいた。いままで辞めていったホストたちのパネル写真。離職率なんてものを考えるのが馬鹿らしいほどに、すぐに始めてすぐに辞められる仕事。
 ホストなんてそんなものだろう。だけど、だからこそ……。
「オレたちがきちんと育ててやらずに、無茶苦茶に使い捨てちまって。それで放り出されたあいつらのことはどうするっていうんですか」
 さっきまで喧騒に包まれていたホールは物音ひとつしない。
 オレのつぶやきは寒々しいほどにその空間を泳いだ。

「急に休めって言われてもねぇ」
 オレはシュリアを出ると突然やってきた望まない長期休暇に、行く当ても朝の新宿をさまよった。朝方の澄んだ空気は汚い街にほんの少しだけ清涼感を与えてくれる。
 それでもここは吹きだまりで、オレ達はその最底辺であることは変わりない。
「やれやれ、くそ。あーあ、お疲れ様だよ、ほんと」
 道ばたで寝ているどこかのホストをしり目にネオン街を歩く。ホストクラブ、キャバクラ、サロン、大人のバー、その他もろもろ。
 欲望渦巻く、なんて大げさな言葉で着飾るのもおこがましいような、きらびやかなくせにくたびれた店たち。その水臭い店たちの御用達の酒屋と花屋。
 店の軒先にはくどいほどデコレーションされた花束たち。夜中に作られて売れ残った花束は、朝の光のなかでくたびれて死に掛けているように見えた。
 オレは、なんでもあるこの街が大好きで……。
「なんでもありなこの街が、大っ嫌いだ」
「ぐっはぁぁぁぁ!!」
「ああっ!?」
 ちょっとセンチメンタルに浸りそうになっていたオレの思考が、突如聞こえてきた悲鳴にかき消された。声の聞こえた路地に足を向ける。
 この通りには確か、ゲテモノな女装バーがひしめいていて……。
「おるげうっ!?」
 形容しがたい叫び声とともに、店の並ぶ通りの一角から黒とカーキのドレスを着た少女が吹っ飛ばされてきた。
 地面を転がるミディアムボブのブラウンアッシュヘアー。
 艶のある髪が朝日を照り返し、天使の輪を作りだしていた。
「キミ! だ、大丈夫か。!?」
 思わず抱きおこす、これは……カワイイ!
 つやつやヘアーのエンジェルリングを持った子はまるでネオン街に咲いた一輪のバラ。ていうかめっちゃ吹っ飛んできたけど、この子だいじょうぶ? 生きてるよね?
 リアルで天使になっちゃってないよね?
「う、ううん……」
 美少女がかすかに身じろぎをした。良かった、生きてる。
「君、しっかり! ……アレ、どっかで見たことあるような?」
「……に、逃げて」
 目を閉じて弱々しく声をあげる少女。その横顔に、オレは見覚えがあるような気がした。それが誰なのか、どうしても思い出せない。
 きっと運命的な出会い……って、逃げて?
「おるぁ!! 戻ってこんかい彰人ぉぉぉ!!」
「うわぁ出たぁぁぁ!!」
 少女が吹っ飛んできた店先から、鬼の形相で金髪ゴリラが飛び出して来た。
「彰人ぉ、遅刻の理由が今日何を着るか決まらなかったとかぬるいこと言ってるんじゃないわよ! アンタその理由でギリギリ出勤になるの何回目!? その優柔不断さを今日こそ徹底的に修正してやるわ! 主に、拳で!」
「あ、彰人!? 彰人ってお前、まさかあの彰人か!?」
 オレが抱きかかえている美少女の横顔。その顔は確かに、かつてシュリアにやってきた哀しい目をした見習いホストにそっくりであった。

……

「あ、彰人っ!? お前、彰人なのか!?」
 茂美のラリアットで店の外まで吹き飛ばされたオレを、誰かが抱きあげてくれた。
 その声に聞き覚えがあるような気がして、オレは目を開く。そこにいたのは――。
「流星さん!?」
 シュリアのマネージャー兼ホスト、流星さんである。
 長い髪の奥から、以前と変わらぬ優し気な目がオレをのぞき込んでいた。
「やっぱり彰人だったのか。良かったぁ!」
「わぁっ!?」
 流星さんが抱えていたオレをそのまま抱きしめる。
 懐かしい、流星さん愛用のシトラスのかおりがオレの胸のなかに流れ込んできた。
「流星さん、なんでこんなところに?」
「叫び声が聞こえて駆けつけてみたら、彰人が倒れていてな。しかし驚いたぞ。シュリアに来ない間に、ぷっ、くくっ……こんな美少女になっていたなんてな」
「いえこれは、あの、訳ありで!」
 イタズラに笑う流星さんの言葉に、頬が赤くなる。
 伴子のときもそうであったが、ホストの顔を知られている人に女装姿を見られるのはことのほか恥ずかしいものだ。
 みるみるうちに顔が熱くなっていくのが自分でもよくわかった。
 吹っ飛ばされて髪も衣装もぐしゃぐしゃな今は、なおさらである。
「あらあらなによ彰人のお知り合い~? どーも~、グッモーニン♪ ホラホラ彰人、お世話になったひとなら店にご案内しなさい」
「で、でも……」
「ナイス、ママさんいいね。オレ今からちょうど暇なんだよ、ご案内されちゃおうっと。そんでもって、『彰人ちゃん』にしっかり接待してもらっちゃおうかな」
「は~い、ナイスガイ一名様ごあんな~い! ホォルルルル!」
 茂美の嬉しそうな声は、獲物を見つけた野生動物の雄叫びのように道路にこだました。
 結局、立ち上がったオレは居ずまいを正し流星さんをドクターストップのご案内することになったのであった。
「では、こちらのソファーにどうぞ」
「いやぁ、あの彰人がこんなに可愛くなっちゃうなんてねー。メイクもバッチリだし、髪型もちょっと変わったよな。っていうか足とかスベスベじゃん、これ剃ってるの?」
「いやその、女装は意外な出会いというか不思議な縁というか……あと、もともと足の毛は生えてなくって……って流星さん、あんまり触らないで下さい!」
 流星さんの手がさりげなくオレの太ももに乗っていた。
 こういう動作が自然なのは、さすが売れっ子ホストである。
 でも、あの……手をもものうえでさすさす動かさないで! あ、そっちいっちゃダメ!
「あれ、この店おさわり禁止?」
「全然OKよ~!」
「ありがとう、ママ。ってことでこれは違法じゃないぞー、彰人ちゃん。ほらほら!」
「違法ではないけど、不適切ですぅー!」
 オレの意思とは無関係に進められるおさわり交渉。
 なんとか流星さんの手から逃げ出したオレは、改めて接客モードに入ることにした。
「こほん、ところで流星さん、今日は何飲みますか?」
「彰人のオススメでよろしく」
「オススメ!? どうしようかな?」
 オレがメニュー表を手にうつむくと、流星さんがすっとあごに手を伸ばして来た。
「おおー、今のこの角度良いね! 可愛いよ彰人ちゃーん」
「えええっ、何を言ってるんですか!?」
「この横顔の感じ、ほんと美少女だよ。いやぁ、彰人ちゃんかっわいい~。これどーしよ、オレってば朝からこんな可愛い子をとなりに座らせちゃって」
「からかわないでください!」
「んー、ぜんぶ本音だけどなぁ?」
 そういって流星さんがオレの頬に軽くキスを……って、キス!?
 流星さん、こんな攻める人だっけ!? ていうか元後輩に何をぉぉ――。
「ちょ、ちょっと流星さん! 攻めすぎ!」
「ははは、思った通り、照れた顔もいいね~」
 オレが流星さんに翻弄されているのを、奥のカウンターで茂美や史明、ナルが興味深そうに見守っている。
「あのお兄さん、なかなか彰人の扱いがうまいわね。さすが元上司」
「……むぅ、アキってばデレデレしちゃってー!」
「……彰人。おのれ」
「なにカリカリしてんのよ、あんたら」
「史明くん、このままでいいの!? ボクらのアキがあのひとに取られちゃうよ!」
「……やむをえない。ここはオレたちも参戦するしかあるまい。手伝え、ナル!」
「オッケー、史明くん!」

 激しい。
 なんだか良く分からないが、今日の流星さんは何かが激しい。
 いつもはもう少し温和な雰囲気の先輩であったが、何かあったのだろうか。
「あの、流星さん、何かありましたか?」
「ん~? 何かってなにが?」
「いやその、うまく言えないんですけど。良い事でも、悪い事でも身の回りで何か変化が起きたのかなって。こう、流星さんの様子がいつもと違うといいますか……」
「ふ~ん」
 流星さんは笑いながら頷き、オレの頭を乱暴に撫でまわした。
「わぁぁ、なんですか急に!」
「はっはっは! いやいや恐れ入ったよ彰人、お前、成長したんだな」
「へっ、成長?」
「ああ。シュリアのころのお前はお客さんがつらそうなことを察することは出来ても、冗談言って笑わせようとして空回りしてばっかりだっただろ」
「そうですね、彼女たちの心からの言葉を、何も聞き出すことが出来なかった。ほんと、未熟でした。いえ、今もダメダメなんですが」
 オレの言葉に、流星さんがふっと笑って頬に触れてきた。
「まだぜんぜん未熟だし、ダメダメなのかもしれないな。でも、自分のどこがダメだったかって気づくことが大切なんだ。お前は気づいて、それを直してきちんと前に進んでいる。それって単純なようで、めっちゃ難しいことなんだぜ? オレは安心したよ」
「……前に、進めているんでしょうか?」
「お前は誰よりも人の心を察する事の出来るやつだ。でも、悲しさが見えすぎるからこそ、臆病になってしまうときがあったよな。それが今やこうしてオレに何かあったかと自分から聞いてくれるようになっだんだ。お前はバッチリ、成長したんだよ」
「あっ……」
 胸に暖かいものが広がっていく。
 オレはかつて何もわからないまま上京して、何も知らないままシュリアに入店した。
 そんな世間知らずなオレにホストの仕事を教えてくれたのは、全部流星さんだ。その流星さんに成長したと言われたことは、思いがけないほどに嬉しいことであった。
「お飲み物、お待たせいたしましたー!」
「うわぁ!」
 突如、飲み物を持ったナルがオレと流星さんの間に割り込んでくる。
「おおっと、これまた可愛い子ちゃんの登場か」
「ドクターストップのアイドル、ナルっていいます! よろしくです☆」
「お、おいナル……」
 強引な割り込みに抗議しようとしたオレに、ナルが耳元で小声で言った。
「アキってばデレデレしすぎ、バカ! こういうひとがタイプなワケ!?」
「何を言いだすんだお前は……」
「だぁめ、アキは『ボクら』のものだよ?」
「ぼく、ら?」
 コツ コツ コツ コツ……。
 近づいてくるヒールの音に、オレは顔をあげた。
 そこに立っていたのは、九十年代ヴィジュアル系を思わせるツンツン髪に白塗り、ごっついアイメイクに毒々しい口紅を塗りたくった男。
「……だれ?」
「お待たせいたしました、古賀子と言います」
「古賀かよ!」
 なんで古賀がメイクして真っ黒なロングスカート履いてここにいるんだ!?
 それじゃ、今カウンターには誰が……
「……ウホ」
 わあ、茂美がバーテンダーの格好してる。
 筋骨隆々の肉体を無理やりワイシャツとベストに押し込んだその姿。バーテンダーというよりも、もはや物理攻撃系のエクソシストである。
 あっ、コップに手を伸ばしたらベストのボタンがはじけ飛んでる……。
「にぎやかな店だなー、彰人ちゃん。よーし、皆好きなもの頼んでいいぞー!」
「わーい、ありがとうございますぅ!」
 流星さんに飛びつくナル。オレの前にドカッと座った古賀が静かに言った。
「彰人、浮気は許さん」
「お前そのために変装してきたわけ?」
「まあ、百合プレイってのもいいかもな」
「足に触るなー! ああもう、何がなんだか」
 はちゃめちゃに騒ぐナルと古賀によってまぜっかえされるなか、オレは終始楽しそうに笑う流星さんの笑顔に少しだけ安心していた。

「流星さん、今日はほんと騒がしくって、なんかすいませんでした。それにスーツまで」
「何言ってんの、めっちゃ楽しかったよ。ありがとね彰人ちゃん」
 ひと騒ぎを終えて店を出る流星さんを、オレは店の外まで見送った。ついでにと言って、流星さんは、オレが借りっぱなしだったシュリアのスーツも持って行ってくれるという。
 結局シュリアを出てからも、オレは何から何までお世話になりっぱなしである。
 付いてこようとしたナルと古賀をドアの奥に押し込み、流星さんに頭を下げた。
「いやほんと、ずっと連絡つかなくて心配していたからな。今日会えて安心したよ。どんなにきつくっても、生きててくれればそれでいい。そう思っていたからさ」
「すいません、落ち着いたら連絡するつもりだったんですが」
「色々大変だったんだろ、気にしないでいいよそんなこと。それよりも、彰人がうちにいた頃よりもずっと楽しそうで良かった」
「結局、流星さんのお話しを聞くことも出来なくって……」
「いいんだよそんなもん。オレは十分、楽しませてもらったぜ。それじゃ、またな」
 飲食代よりもずっと高いお金をオレに手渡して、流星さんが背を向けて歩きだす。
「流星さん、これ!」
 気にするなとでも言うように、流星さんが振り返らずに手を振った。
「流星さん……。ありがとうございます」
 オレはその背に、深々と頭を下げた。

・・・

「もしもし、オーナーですか? 流星です。すいません、やっぱり気が変わりました。オーナーがおっしゃった長期休暇の件、なしでお願いします。上位の奴らともちゃんと話し合いますから。オレはオレの仕事させていただきます。じゃあ、今夜お店でお会いしましょう。失礼いたします」
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