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第45話 徹夜
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風呂から上がると部屋に戻ってドアを閉め、必要もないのに鍵をかける。
そして机の上に置いていたスマホを手に取った。
ごくり。
やけに自分の体温が高い気がするのは風呂上りという理由だけではないだろう。
俺はスマホを操作して岸田さんに電話をかけてみた。
トゥルルル……トゥルルル……。
呼び出し音が鳴り始める。
『はい。もしもし、岸田です』
「あー、俺だよ木崎。今電話大丈夫?」
『はい、大丈夫です』
いつも通り落ち着いた岸田さんの声が返ってくる。
「えっとさあ、実は今日、ダンジョンで変なアイテムを手に入れたんだけどさ。岸田さん、ダンジョン通行証ってアイテム聞いたことある?」
『ダンジョン通行証? さあ、聞いたことないです』
「そっか」
予想通りの答えだった。
すると、今度は岸田さんの方から話しかけてくる。
『あの、木崎さんはディープウェブって知ってますか?』
「え? ディープなに?」
『ディープウェブです』
初めて聞いた言葉だった。
「いや、知らないけど。それってなに?」
『簡単に言うとインターネットのさらに深い部分のことです。表には出回っていないいろいろな情報をみつけることが出来るんです』
「ふーん……あまりよくわからないけど、それがどうかしたの?」
俺の問いに、
『わたし、パソコンには結構詳しいので、もしよかったらそこでわたしがそのアイテムのことを調べてみましょうか。それでもし何かわかったら折り返し電話しますから』
なんの感情も含まない声でそう話す岸田さん。
「え、本当っ? いいの?」
『別にいいですよ。よく考えたらこの前のお礼もしていませんし』
この前のお礼というのはストーカーの件についてだな。
「そう、ありがとう。あ、じゃあついでにさ、出来たらでいいんだけど、人間の言葉を喋るモンスターについても調べてもらっていいかな? 骸骨みたいな見た目のモンスターとか、あとミノケンタウロスっていう名前のモンスターなんだけどさ」
『人間の言葉を喋るモンスター、ですか? わかりました。それも一緒に調べてみます』
そう言うと岸田さんは、俺の返事も聞かずに一方的に電話を切ってしまった。
「……」
予想していなかった展開になったが、まあ、結果オーライってとこかな。
俺はスマホを机の上に置くと、ベッドに横になる。
そして天井をみつめながら、
「岸田さん、いつも通りだったな……」
変に意識していたのは自分だけだとわかり、なぜだか少しがっかりしている自分に気付く。
「……いや、別に全然いいんだけどさ」
やや大きめの声でひとりごとをつぶやいてから、俺は目を閉じた。
◆ ◆ ◆
翌早朝、岸田さんから電話がかかってきた。
岸田さんは一晩中かけてディープウェブとやらでいろいろ調べてくれたようだった。
それによると、まずダンジョン通行証というアイテムはやはり、俺の予想していた通り、他人が所有しているダンジョンに入ることが出来るというアイテムだとのことだった。
だが、公式にはまだ発見されているという情報はないようなので、買い取り価格は決まっていないらしい。
そして人間の言葉を喋るモンスターについては、今の今までずっと調べていたが、何も情報は得られなかったのだそうだ。
ちなみに岸田さんが姪っ子にあげたという使い魔の卵からは、普通のスライムが生まれたらしく、もちろん人間の言葉を喋ったりもしないという話だった。
つまり、裏ダンジョンのモンスターや骸骨に関しては、結局わからずじまいということだった。
『……そういうことです』
「そっか。悪かったね、徹夜させちゃったみたいで」
『いえ、わたしが勝手にやったことですから気にしないでください』
そう言うと岸田さんは続けて、
『それで、もしよかったらですけど、ダンジョン通行証を使ってわたしの所有しているダンジョンに試しに入ってみますか?』
そんなことを申し出てくる。
「えっ、いいのっ?」
『構わないですよ。わたしも少し興味がありますし』
「そうなんだ。じゃあ、うん、お願いしようかな」
『わかりました。では今日はバイトがあるので、明日会いましょう。日時はバイトが終わり次第また連絡しますから』
「うん、なんか悪いね」
『いえ、ではさようなら』
岸田さんはそう言い残し電話を切った。
俺はプープープー……と鳴り続けているスマホに視線を落としつつ、
「っていうか岸田さん、徹夜したのにこれからバイトに行くのか……」
バイト中居眠りなんてしないだろうな、と自分にはさして関係のないことを心配するのだった。
そして机の上に置いていたスマホを手に取った。
ごくり。
やけに自分の体温が高い気がするのは風呂上りという理由だけではないだろう。
俺はスマホを操作して岸田さんに電話をかけてみた。
トゥルルル……トゥルルル……。
呼び出し音が鳴り始める。
『はい。もしもし、岸田です』
「あー、俺だよ木崎。今電話大丈夫?」
『はい、大丈夫です』
いつも通り落ち着いた岸田さんの声が返ってくる。
「えっとさあ、実は今日、ダンジョンで変なアイテムを手に入れたんだけどさ。岸田さん、ダンジョン通行証ってアイテム聞いたことある?」
『ダンジョン通行証? さあ、聞いたことないです』
「そっか」
予想通りの答えだった。
すると、今度は岸田さんの方から話しかけてくる。
『あの、木崎さんはディープウェブって知ってますか?』
「え? ディープなに?」
『ディープウェブです』
初めて聞いた言葉だった。
「いや、知らないけど。それってなに?」
『簡単に言うとインターネットのさらに深い部分のことです。表には出回っていないいろいろな情報をみつけることが出来るんです』
「ふーん……あまりよくわからないけど、それがどうかしたの?」
俺の問いに、
『わたし、パソコンには結構詳しいので、もしよかったらそこでわたしがそのアイテムのことを調べてみましょうか。それでもし何かわかったら折り返し電話しますから』
なんの感情も含まない声でそう話す岸田さん。
「え、本当っ? いいの?」
『別にいいですよ。よく考えたらこの前のお礼もしていませんし』
この前のお礼というのはストーカーの件についてだな。
「そう、ありがとう。あ、じゃあついでにさ、出来たらでいいんだけど、人間の言葉を喋るモンスターについても調べてもらっていいかな? 骸骨みたいな見た目のモンスターとか、あとミノケンタウロスっていう名前のモンスターなんだけどさ」
『人間の言葉を喋るモンスター、ですか? わかりました。それも一緒に調べてみます』
そう言うと岸田さんは、俺の返事も聞かずに一方的に電話を切ってしまった。
「……」
予想していなかった展開になったが、まあ、結果オーライってとこかな。
俺はスマホを机の上に置くと、ベッドに横になる。
そして天井をみつめながら、
「岸田さん、いつも通りだったな……」
変に意識していたのは自分だけだとわかり、なぜだか少しがっかりしている自分に気付く。
「……いや、別に全然いいんだけどさ」
やや大きめの声でひとりごとをつぶやいてから、俺は目を閉じた。
◆ ◆ ◆
翌早朝、岸田さんから電話がかかってきた。
岸田さんは一晩中かけてディープウェブとやらでいろいろ調べてくれたようだった。
それによると、まずダンジョン通行証というアイテムはやはり、俺の予想していた通り、他人が所有しているダンジョンに入ることが出来るというアイテムだとのことだった。
だが、公式にはまだ発見されているという情報はないようなので、買い取り価格は決まっていないらしい。
そして人間の言葉を喋るモンスターについては、今の今までずっと調べていたが、何も情報は得られなかったのだそうだ。
ちなみに岸田さんが姪っ子にあげたという使い魔の卵からは、普通のスライムが生まれたらしく、もちろん人間の言葉を喋ったりもしないという話だった。
つまり、裏ダンジョンのモンスターや骸骨に関しては、結局わからずじまいということだった。
『……そういうことです』
「そっか。悪かったね、徹夜させちゃったみたいで」
『いえ、わたしが勝手にやったことですから気にしないでください』
そう言うと岸田さんは続けて、
『それで、もしよかったらですけど、ダンジョン通行証を使ってわたしの所有しているダンジョンに試しに入ってみますか?』
そんなことを申し出てくる。
「えっ、いいのっ?」
『構わないですよ。わたしも少し興味がありますし』
「そうなんだ。じゃあ、うん、お願いしようかな」
『わかりました。では今日はバイトがあるので、明日会いましょう。日時はバイトが終わり次第また連絡しますから』
「うん、なんか悪いね」
『いえ、ではさようなら』
岸田さんはそう言い残し電話を切った。
俺はプープープー……と鳴り続けているスマホに視線を落としつつ、
「っていうか岸田さん、徹夜したのにこれからバイトに行くのか……」
バイト中居眠りなんてしないだろうな、と自分にはさして関係のないことを心配するのだった。
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