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第229話 フロストゴーレム
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モンスターコレクターとダブルアクセル、そして最強の武具によって俺は数多のフロアボスを蹴散らし、現在地下三十九階層のフロアボスであるフロストゴーレムと対峙していた。
残り魔力は39。
ククリに預かってもらっていた精霊の秘薬はもう使ってしまっている。
魔力の無駄遣いは出来ない。
「うおおおぉっ!」
ダブルアクセルの効果で攻撃力、防御力、素早さが二倍になっている俺はフロストゴーレムに斬りかかる。
ザシュッ。
浅い……。
「ぐあっ」
フロストゴーレムの核を狙いに心臓部分を斬りにいったが傷は浅く反対に殴り飛ばされてしまった。
ごろごろと地面を転がる俺。
「マツイさんっ」
ククリの声が耳に入ってくる。
「あと十五分ですっ。あと十五分でスラさんが消滅してから丸四日が経ってしまいます! 生き返らせることが出来なくなっちゃいますよ!」
「わかって、らぁっ!」
俺は立ち上がると地面を強く蹴り再度フロストゴーレムに飛び掛かっていく。
フロストゴーレムは口から光り輝く凍える息を吐いた。
俺はそれをもろに浴びるが、
「効くかよっ!」
俺は全体重を乗せフロストゴーレムの核を貫いた。
キィン!
という甲高い音がしたかと思うとフロストゴーレムはその直後ボロボロと全身が崩れていく。
そして俺が見下ろす中フロストゴーレムは完全に消滅していった。
「マツイさん、次の地下四十階層にはボスしかいませんっ。次が正真正銘最後の戦いですっ」
「ククリっ。俺は絶対勝つからなっ!」
「はいっ!」
俺たちは最深層の地下四十階層のフロアボスであり、同時にトウキョウダンジョンのボスであるラストドラゴンとの最終対決を目の前にして気持ちが一つになっているのを強く強く感じていた。
残り魔力は39。
ククリに預かってもらっていた精霊の秘薬はもう使ってしまっている。
魔力の無駄遣いは出来ない。
「うおおおぉっ!」
ダブルアクセルの効果で攻撃力、防御力、素早さが二倍になっている俺はフロストゴーレムに斬りかかる。
ザシュッ。
浅い……。
「ぐあっ」
フロストゴーレムの核を狙いに心臓部分を斬りにいったが傷は浅く反対に殴り飛ばされてしまった。
ごろごろと地面を転がる俺。
「マツイさんっ」
ククリの声が耳に入ってくる。
「あと十五分ですっ。あと十五分でスラさんが消滅してから丸四日が経ってしまいます! 生き返らせることが出来なくなっちゃいますよ!」
「わかって、らぁっ!」
俺は立ち上がると地面を強く蹴り再度フロストゴーレムに飛び掛かっていく。
フロストゴーレムは口から光り輝く凍える息を吐いた。
俺はそれをもろに浴びるが、
「効くかよっ!」
俺は全体重を乗せフロストゴーレムの核を貫いた。
キィン!
という甲高い音がしたかと思うとフロストゴーレムはその直後ボロボロと全身が崩れていく。
そして俺が見下ろす中フロストゴーレムは完全に消滅していった。
「マツイさん、次の地下四十階層にはボスしかいませんっ。次が正真正銘最後の戦いですっ」
「ククリっ。俺は絶対勝つからなっ!」
「はいっ!」
俺たちは最深層の地下四十階層のフロアボスであり、同時にトウキョウダンジョンのボスであるラストドラゴンとの最終対決を目の前にして気持ちが一つになっているのを強く強く感じていた。
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