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第193話 灼熱の炎
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レベルが上がったスラ。
「あっ。スラ、なんか新しい特技覚えてるぞっ」
『えっ、マジでマジでっ?』
「ああ、灼熱の炎だって」
『ちょーかっこいいじゃん。それどうやんの?』
「いや、わからん」
『えーなにそれー?』
スラが不満気に口をとがらせるがそう言われても俺はステータス画面を見ることしか出来ないしなぁ。
「スラさんスラさん、炎を吐くぞって思いながら口をおちょぼ口にして思いっきり息を吹いてください。そうすれば炎がきっと出ますから」
『マジ? わかった、やってみんね』
するとちょうど前方からイエティがやってきた。
『おっ、試す絶好のチャンスじゃん。いっくよー』
スラは息を吸い込んでから思いっきり吹いた。
ゴオォォォー!!!
赤く猛々しく燃え盛る炎がイエティを飲み込む。
「うわあっちぃー!」
スラの後ろにいた俺にまで火の粉が飛んだ。
「もういいからスラっ」
「スラさん、もう大丈夫ですよっ」
『……はーい』
……ォォン。
灼熱の炎により部屋の温度は急激に上がっていた。
そして灼熱の炎の直撃を受けたイエティはというと……、
『マジであたしが倒したわけ? いぇーい、やったやったー!』
スラが飛び跳ねて喜んでいることからもわかるようにイエティは跡形もなく消え去っていた。
「す、すげぇな、スラ」
『でしょでしょー。んー』
スラは口をとがらせながら俺に向き直る。
「おい、バカっ。俺を見るな、向こう向いてやれって」
『じょーだんだってば、ノリ悪いなーマツイさん』
ノリとかそういう問題じゃないだろ。
「すごいついでにもう一つありますよ」
とククリ。
『なになにー?』
「その特技の消費魔力は1です」
『うっそー!? マジちょーすっごーい!』
ククリに告げられスラが目を輝かせて喜んでいる。
スラではないが確かに超すごいな。
これでは俺のバトルマッチがあわれすぎる。
「あっ。スラ、なんか新しい特技覚えてるぞっ」
『えっ、マジでマジでっ?』
「ああ、灼熱の炎だって」
『ちょーかっこいいじゃん。それどうやんの?』
「いや、わからん」
『えーなにそれー?』
スラが不満気に口をとがらせるがそう言われても俺はステータス画面を見ることしか出来ないしなぁ。
「スラさんスラさん、炎を吐くぞって思いながら口をおちょぼ口にして思いっきり息を吹いてください。そうすれば炎がきっと出ますから」
『マジ? わかった、やってみんね』
するとちょうど前方からイエティがやってきた。
『おっ、試す絶好のチャンスじゃん。いっくよー』
スラは息を吸い込んでから思いっきり吹いた。
ゴオォォォー!!!
赤く猛々しく燃え盛る炎がイエティを飲み込む。
「うわあっちぃー!」
スラの後ろにいた俺にまで火の粉が飛んだ。
「もういいからスラっ」
「スラさん、もう大丈夫ですよっ」
『……はーい』
……ォォン。
灼熱の炎により部屋の温度は急激に上がっていた。
そして灼熱の炎の直撃を受けたイエティはというと……、
『マジであたしが倒したわけ? いぇーい、やったやったー!』
スラが飛び跳ねて喜んでいることからもわかるようにイエティは跡形もなく消え去っていた。
「す、すげぇな、スラ」
『でしょでしょー。んー』
スラは口をとがらせながら俺に向き直る。
「おい、バカっ。俺を見るな、向こう向いてやれって」
『じょーだんだってば、ノリ悪いなーマツイさん』
ノリとかそういう問題じゃないだろ。
「すごいついでにもう一つありますよ」
とククリ。
『なになにー?』
「その特技の消費魔力は1です」
『うっそー!? マジちょーすっごーい!』
ククリに告げられスラが目を輝かせて喜んでいる。
スラではないが確かに超すごいな。
これでは俺のバトルマッチがあわれすぎる。
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