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第134話 ドロップアイテム
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グリュプスを千体倒しきった俺は自然とレベルも128から149へと上がっていた。
キマイラの時と同様レベルはかなり上がっていたため、今さらながらモンスターを倒した時の経験値はスラと分け合っているというよりもおそらくは同じだけの経験値を同時にもらえていると考えるべきだろう。
つまりスラを仲間にしたことによって俺のレベルが上がりにくくなっているというようなことはないようだ。
*************************************
マツイ:レベル149
生命力:211/215
魔力:146/149
攻撃力:167
防御力:166
素早さ:111
スキル:魔眼、テイマー、スライムコレクター、ゴブリンコレクター、ゾンビコレクター、ビーコレクター、コボルトコレクター、バットコレクター、ボアコレクター、スケルトンコレクター、オークコレクター、キマイラコレクター、グリュプスコレクター
魔法:バトルマッチ、ヒール、バトルアイス、キュア、バトルウインド、ハイヒール、バトルアース、ハイキュア、バトルメテオ
*************************************
またスラのレベルは128から164へと俺よりもかなり上がっていた。
*************************************
スラ:レベル164
生命力:77/78
魔力:40/41
攻撃力:41
防御力:68
素早さ:142
特技:飲み込む、吐き出す、自爆
*************************************
だが未だにパラメータは低いまま。
スライムの特性なのだろうか、なぜか素早さの数値だけは俺よりも伸びている。
次に俺はドロップアイテムを確認した。
グリュプスを千体倒したことで俺はドロップアイテムを四つ手に入れていた。
その内訳は薬草二つと眠り玉とグリュプスの羽。
薬草はいいとして眠り玉はその名の通り投げ当てると相手を眠らせることの出来るアイテムでグリュプスの羽は持っているとグリュプスよりも弱いモンスターが襲ってこなくなるというアイテムだった。
「マツイさんマツイさん、さっきのグリュプスが落とした宝箱の中身も早く見てくださいよ」
「あー、そういえばそうだったな」
俺は通路の端にあった宝箱に近付いていった。
先ほど倒したグリュプスのドロップアイテムだ。
空を飛べるアイテムがいいなぁ。
毒の沼地に囲まれた二つの宝箱のことを思い浮かべながらそんなことを考える。
一応罠ではないことを確認するために魔眼の透視能力を発動すると、
「うん、罠じゃない。なんかスライムのぬいぐるみっぽいものが入ってる」
『ピキー?』
中にぬいぐるみらしきものをみつけた。
早速宝箱を開けて取り出してみる。
「ほら、ぬいぐるみだろ」
俺が手に取ったのは雑な作りのスライムのぬいぐるみだった。
片方の目が大きく飛び出ていて出目金みたいな不細工な顔になっている。
ククリとスラに見せるとスラはぎょっとしてたじろいだが、
「あ~、それは身代わり人形ですよ」
とククリがぬいぐるみを見て口を開いた。
「身代わり人形?」
「はい。モンスターはその人形を見ると真っ先にその人形を攻撃するんです。だから強いモンスターに囲まれたときに遠くに投げると逃げられますよ」
「ふーん……こんなのでごまかすことが出来るのか? ずいぶんと荒い作りだけど」
「ピンチの時に使ってみてください。わかりますから」
ククリはそんなことを言うがピンチなんて来てほしくはない。
縁起でもないから変なこと言わないでくれ。
キマイラの時と同様レベルはかなり上がっていたため、今さらながらモンスターを倒した時の経験値はスラと分け合っているというよりもおそらくは同じだけの経験値を同時にもらえていると考えるべきだろう。
つまりスラを仲間にしたことによって俺のレベルが上がりにくくなっているというようなことはないようだ。
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マツイ:レベル149
生命力:211/215
魔力:146/149
攻撃力:167
防御力:166
素早さ:111
スキル:魔眼、テイマー、スライムコレクター、ゴブリンコレクター、ゾンビコレクター、ビーコレクター、コボルトコレクター、バットコレクター、ボアコレクター、スケルトンコレクター、オークコレクター、キマイラコレクター、グリュプスコレクター
魔法:バトルマッチ、ヒール、バトルアイス、キュア、バトルウインド、ハイヒール、バトルアース、ハイキュア、バトルメテオ
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またスラのレベルは128から164へと俺よりもかなり上がっていた。
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スラ:レベル164
生命力:77/78
魔力:40/41
攻撃力:41
防御力:68
素早さ:142
特技:飲み込む、吐き出す、自爆
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だが未だにパラメータは低いまま。
スライムの特性なのだろうか、なぜか素早さの数値だけは俺よりも伸びている。
次に俺はドロップアイテムを確認した。
グリュプスを千体倒したことで俺はドロップアイテムを四つ手に入れていた。
その内訳は薬草二つと眠り玉とグリュプスの羽。
薬草はいいとして眠り玉はその名の通り投げ当てると相手を眠らせることの出来るアイテムでグリュプスの羽は持っているとグリュプスよりも弱いモンスターが襲ってこなくなるというアイテムだった。
「マツイさんマツイさん、さっきのグリュプスが落とした宝箱の中身も早く見てくださいよ」
「あー、そういえばそうだったな」
俺は通路の端にあった宝箱に近付いていった。
先ほど倒したグリュプスのドロップアイテムだ。
空を飛べるアイテムがいいなぁ。
毒の沼地に囲まれた二つの宝箱のことを思い浮かべながらそんなことを考える。
一応罠ではないことを確認するために魔眼の透視能力を発動すると、
「うん、罠じゃない。なんかスライムのぬいぐるみっぽいものが入ってる」
『ピキー?』
中にぬいぐるみらしきものをみつけた。
早速宝箱を開けて取り出してみる。
「ほら、ぬいぐるみだろ」
俺が手に取ったのは雑な作りのスライムのぬいぐるみだった。
片方の目が大きく飛び出ていて出目金みたいな不細工な顔になっている。
ククリとスラに見せるとスラはぎょっとしてたじろいだが、
「あ~、それは身代わり人形ですよ」
とククリがぬいぐるみを見て口を開いた。
「身代わり人形?」
「はい。モンスターはその人形を見ると真っ先にその人形を攻撃するんです。だから強いモンスターに囲まれたときに遠くに投げると逃げられますよ」
「ふーん……こんなのでごまかすことが出来るのか? ずいぶんと荒い作りだけど」
「ピンチの時に使ってみてください。わかりますから」
ククリはそんなことを言うがピンチなんて来てほしくはない。
縁起でもないから変なこと言わないでくれ。
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