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第73話 牢屋
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「……バーバレラ様、やっぱりこんなことはよくないと思いますっ」
「ローレライはまだ若いからわからんのじゃ。人間は卑怯で醜い生き物なのじゃよ。お前が言うからこうして生かしておいてやっておるのじゃぞ、そうでなければとっくに殺しておるわい」
「バーバレラ様っ」
バーバレラさんとローレライさんの声がする。
俺はハッとなりそこで目覚めた。
「こ、ここは……?」
気付くと俺は幾重にも鉄格子が張り巡らされた牢屋の中にいた。
ひんやりと冷たい床に寝かせられていたようだ。どうやら地下らしい。
「なんじゃ。もう気がついたのか?」
「クロクロさん……」
見ると牢屋の前にはバーバレラさんとローレライさんの二人がいて俺を見下ろしている。
バーバレラさんは汚いものでも見るかのような目で、ローレライさんは申し訳なさそうな顔をして俺を見ていた。
「こ、これは一体……?」
「お主には死ぬまで一生ここにいてもらう。悪いのう」
とバーバレラさんが吐き捨てる。
とても悪いと思っているようには見えない表情なのだが。
「ローレライさん? どういうことなんですか?」
「す、すみませんクロクロさん……私にはどうすることも……」
ローレライさんは俺から目をそらした。
唇をきゅっとかみしめている。
「初めからここに連れて来た人間を返す気などなかったということじゃよ」
とバーバレラさん。
「えっ?」
「わしは大昔に一人娘を人間にさらわれてのう、それから人間のことなど信用してはおらん。じゃから今回も用が済んだら人間の冒険者には毒薬を飲ませて殺すつもりでいたんじゃ。なのに賛成しておったはずのローレライが急に反対しおって……まあ、お主にも里を助けてもらった借りがあるからのう、仕方なく睡眠薬にしたというわけじゃ」
「……」
俺は言葉が出なかった。
つまりはローレライさんも初めから計画を知っていたということだ。
「す、すみません。クロクロさん……騙すような真似をしてしまって……」
ローレライさんはうつむきながら消え入りそうな声で言う。
「わしらも鬼ではないからのう、あとで食事は持ってきてやるわい。ほれ、行くぞローレライ」
そう言うとバーバレラさんはローレライさんを連れて牢屋の前から去っていった。
石造りの階段を上っていく二人の足音だけが耳に届く。
「はぁ~……マジかよ」
俺は頭を掻きつつ鉄格子に手を伸ばした。
かなり太い鉄格子が何重にもなっていてちょっとやそっとの力ではどうにもならないように感じられた。
だが、
「多分、全力を出せばこじ開けられると思うんだけどなぁ」
俺は身体能力強化の魔法、ブーストをレベル10まで扱うことが出来る。
寿命が縮むのは困るがやってやれないことはないだろう。
「う~ん……どうするかな」
とそこへ新たに足音が聞こえてきた。
ローレライさんかと思ったが顔を見せたのは中年の男性のエルフだった。
「ほら食事だよ。食べてくれ」
そのエルフはお盆に乗せた料理を鉄格子の隙間から一つずつ差し入れてくる。
「なあ、あんたたちは俺を村から出さないってこと知ってたのか?」
俺は料理をちらっとだけ見てからそのエルフに問いかけた。
確実に俺より年上だがあえて敬語は使わないでやった。
「ああ、全員じゃないけどな。里の一部の者だけは知っていた」
「そっか」
「……すまない。助けてもらったのにこんな仕打ちをしてしまって」
「悪いと思ってるならここから出してくれないか。俺は別にエルフの里の場所を言いふらしたりなんてしないぞ」
俺が言うとエルフは口を真一文字に結んでから口を開く。
「駄目なんだ。バーバレラ様の言うことは絶対だからな。バーバレラ様が心変わりでもしない限りクロクロさん、あんたはここから一生出られないんだよ」
「ふーん、そうなのか」
バーバレラさんは人間を嫌っているようだからそれは期待薄だな。
「わたしは里を救ってくれたこと、本当に感謝しているんだ。それに娘が道中世話になったようで、それについてもお礼を言わせてくれ。ありがとう」
「娘?」
「ああ、ローレライはわたしの娘だ」
「あー、そう」
このエルフはローレライさんの父親だったのか。
あまり、というか全然似ていないな。母親似なのか?
「エルフたちもクロクロさんに感謝している者がほとんどだよ。もちろん中にはバーバレラ様のように人間を毛嫌いしている者もいるがね」
「ふーん」
「それじゃあ、わたしは行くよ。しばらくしたら食器を取りに来るから」
そう言い残してローレライさんの父親は俺の目の前から姿を消した。
一人残された俺はお腹もすいていたのでとりあえず料理に手をつける。
まさか毒は入っていないだろう。
そう思い湯気の出ているパンを冷ましながらひとちぎりして口へと運んだ。
もぐもぐ……ごくん。
「おお、美味しいっ」
それはとても牢屋に入れられている者への食事とは思えないほど、今まで食べたことないくらい美味しいパンだった。
う~ん、これで床が冷たくなければな……。
「ローレライはまだ若いからわからんのじゃ。人間は卑怯で醜い生き物なのじゃよ。お前が言うからこうして生かしておいてやっておるのじゃぞ、そうでなければとっくに殺しておるわい」
「バーバレラ様っ」
バーバレラさんとローレライさんの声がする。
俺はハッとなりそこで目覚めた。
「こ、ここは……?」
気付くと俺は幾重にも鉄格子が張り巡らされた牢屋の中にいた。
ひんやりと冷たい床に寝かせられていたようだ。どうやら地下らしい。
「なんじゃ。もう気がついたのか?」
「クロクロさん……」
見ると牢屋の前にはバーバレラさんとローレライさんの二人がいて俺を見下ろしている。
バーバレラさんは汚いものでも見るかのような目で、ローレライさんは申し訳なさそうな顔をして俺を見ていた。
「こ、これは一体……?」
「お主には死ぬまで一生ここにいてもらう。悪いのう」
とバーバレラさんが吐き捨てる。
とても悪いと思っているようには見えない表情なのだが。
「ローレライさん? どういうことなんですか?」
「す、すみませんクロクロさん……私にはどうすることも……」
ローレライさんは俺から目をそらした。
唇をきゅっとかみしめている。
「初めからここに連れて来た人間を返す気などなかったということじゃよ」
とバーバレラさん。
「えっ?」
「わしは大昔に一人娘を人間にさらわれてのう、それから人間のことなど信用してはおらん。じゃから今回も用が済んだら人間の冒険者には毒薬を飲ませて殺すつもりでいたんじゃ。なのに賛成しておったはずのローレライが急に反対しおって……まあ、お主にも里を助けてもらった借りがあるからのう、仕方なく睡眠薬にしたというわけじゃ」
「……」
俺は言葉が出なかった。
つまりはローレライさんも初めから計画を知っていたということだ。
「す、すみません。クロクロさん……騙すような真似をしてしまって……」
ローレライさんはうつむきながら消え入りそうな声で言う。
「わしらも鬼ではないからのう、あとで食事は持ってきてやるわい。ほれ、行くぞローレライ」
そう言うとバーバレラさんはローレライさんを連れて牢屋の前から去っていった。
石造りの階段を上っていく二人の足音だけが耳に届く。
「はぁ~……マジかよ」
俺は頭を掻きつつ鉄格子に手を伸ばした。
かなり太い鉄格子が何重にもなっていてちょっとやそっとの力ではどうにもならないように感じられた。
だが、
「多分、全力を出せばこじ開けられると思うんだけどなぁ」
俺は身体能力強化の魔法、ブーストをレベル10まで扱うことが出来る。
寿命が縮むのは困るがやってやれないことはないだろう。
「う~ん……どうするかな」
とそこへ新たに足音が聞こえてきた。
ローレライさんかと思ったが顔を見せたのは中年の男性のエルフだった。
「ほら食事だよ。食べてくれ」
そのエルフはお盆に乗せた料理を鉄格子の隙間から一つずつ差し入れてくる。
「なあ、あんたたちは俺を村から出さないってこと知ってたのか?」
俺は料理をちらっとだけ見てからそのエルフに問いかけた。
確実に俺より年上だがあえて敬語は使わないでやった。
「ああ、全員じゃないけどな。里の一部の者だけは知っていた」
「そっか」
「……すまない。助けてもらったのにこんな仕打ちをしてしまって」
「悪いと思ってるならここから出してくれないか。俺は別にエルフの里の場所を言いふらしたりなんてしないぞ」
俺が言うとエルフは口を真一文字に結んでから口を開く。
「駄目なんだ。バーバレラ様の言うことは絶対だからな。バーバレラ様が心変わりでもしない限りクロクロさん、あんたはここから一生出られないんだよ」
「ふーん、そうなのか」
バーバレラさんは人間を嫌っているようだからそれは期待薄だな。
「わたしは里を救ってくれたこと、本当に感謝しているんだ。それに娘が道中世話になったようで、それについてもお礼を言わせてくれ。ありがとう」
「娘?」
「ああ、ローレライはわたしの娘だ」
「あー、そう」
このエルフはローレライさんの父親だったのか。
あまり、というか全然似ていないな。母親似なのか?
「エルフたちもクロクロさんに感謝している者がほとんどだよ。もちろん中にはバーバレラ様のように人間を毛嫌いしている者もいるがね」
「ふーん」
「それじゃあ、わたしは行くよ。しばらくしたら食器を取りに来るから」
そう言い残してローレライさんの父親は俺の目の前から姿を消した。
一人残された俺はお腹もすいていたのでとりあえず料理に手をつける。
まさか毒は入っていないだろう。
そう思い湯気の出ているパンを冷ましながらひとちぎりして口へと運んだ。
もぐもぐ……ごくん。
「おお、美味しいっ」
それはとても牢屋に入れられている者への食事とは思えないほど、今まで食べたことないくらい美味しいパンだった。
う~ん、これで床が冷たくなければな……。
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