120 / 145
第10章 魔法学院ミユ編
86.ミユの入学試験
しおりを挟む
もうすぐ、魔法学院の入学試験が始まる。今年は、ミユが受験する予定だ。魔法学院で相談してみると、今年も特別枠で5人入学できるそうだ。
特別枠での入学試験は、例年と同じで、実技試験と面接になる。実技試験は、ダンジョンに隠されたアイテムをいかに早く持ち帰るかを競う。面接は、学院長と3名の上級教師による口頭試問だ。面接は、形式だけで、実技試験で、ほぼ合格が決まる。
この特別枠での合格者は、入学金の金貨10枚以外、入学から卒業するまでのすべての費用が免除される。
指定されているダンジョンは初心者用ダンジョンで、最下層の階層でも、第20階層までしかない。
ミユは、試験会場のダンジョンに一人で潜って練習するみたいだ。まあ、何度も潜っているダンジョンだから、大丈夫だと思うけど、少し心配なので、パープルに様子を見て貰うことにした。
暫くして、ミユとパープルが戻って来た。
「ミユ、どうだった?」
「はい、大丈夫です。試験の時でも心配ないです」
「良かった。変な魔物が出て来やしないかと、心配」
「そんなことは、ないです」
「でも、少し心配」
こうして、ミユの入学試験の準備は万全の状態になった。そして、いよいよ、入学試験の日になった。
ミユは、しっかり準備して、試験会場の初級ダンジョンに向かっていった。
私は、ミユが心配で、隠密魔法で姿を消して、後を追いかけた。誰にも見つからないように潜んでいたんだけど、パープルに見つかってしまった。パープルは、私を見つけると、隠密魔法で、消えているのに、飛び付いてきた。その為に、ミユにばれてしまった。
「キリ、何しているの」
ミユは、私に小さな声で問い詰めた。
「ごめん、ミユの事が心配で、つい、来てしまったの」
「不正行為で、私が不合格になってもいいの?」
「わかったわ」
私は、ミユに怒られて、少し、しょげてしまった。パープルにも、隠密魔法を掛けて、誰にも見られていないことを確認して、転移魔法で魔法学院の自分の部屋に移動した。
そして、二人の隠密魔法を解除した。
「もう、パープルったら、ミユに怒られてしまったじゃない」
「でも、キリが黙って行くからだよ。キリが心配」
「分かったわ。私が悪かったわ。ごめんね」
私は、仕方がないので、部屋で、結果を待つことにした。暫くすると、結果が発表されるって、聞いたので、急いで発表場所に向かった。
そこには、エルミアも、フヨウも立っていた。そこに、ミユがゆっくりと歩いてきた。
「どうだった?」
私は、掲示板を見ずに、ミユに合否を尋ねた。
「無事、合格しました。これで、同じ、魔法学院の生徒になりました」
「良かったね。ミユ、これからもよろしくね」
皆、ミユが合格したことを自分のことのように喜んだ。
「ミユ、学年は、一つ下になってしまったけど、聴講生として、合格した科目は卒業科目に含まれるって、マルグリット先生が言っていたよ」
「本当、それなら、一緒に卒業もできるそうね」
「頑張ってね。一緒に卒業しようね」
「はい」
私は、これから試験を受けることもないので、魔法学院の生活は退屈な物になってしまいそうだ。そこで、新たに何か、目標を持つことを考えた。
まず、これまで、放っておいた地下基地の整備から始めることにした。これまでに、各国に作っていた施設を順番に回って、改良していくことにした。
最初に選んだのは、トード王国だ。というのも、この国のド-トムント、マ-セイ、エアフ-ト、リグーリの各街には、兵士を作る工場も設置しているし、サーバーを作り、ネットワークにも参加させているので、キリの組織としては、中心の国にできると思ったからだ。
私は、魔法学院の授業の合間に、それぞれの街の施設を見るために、転移魔法で移動した。
今日は、トード王国のド-トムントの施設を点検する予定で、パープルと共に、転移魔法で移動した。
「ここは、マナドールが管理しているだけだったね」
「うん、そうみたい」
私は、工場とサーバーを点検した。特に問題はないようだ。それから、保管している2万体のマナドールの状態を確かめた。以前作ったものだが、正常に動くようだ。ただ、制御用のソフトウェアの動作が遅いので、改良が必要だ。
私は、施設を見ながら、以前の問題点を思い出していた。マナコンの動作速度が遅いということと、マナドールの兵士としての能力が低いということだ。高速に動くように改良することが、最優先の課題だ。
自分一人で、開発していくことは、難しいと思われた。そこで、協力者を探すことにした。そこで、商業ギルドに求人依頼を出すことにした。まずは、このドートムントの街で、集めることにした。
私は、商業ギルドに入って行った。
「すみません。誰か、いませんか?」
「はい、少し待って下さい」
部屋の奥から、声が聞こえた。この街の商業ギルドには、余り客が入っていない。そのため、受付の人が部屋の奥で、別の仕事をしている。暫くすると、受付の係の人がやって来た。猫耳族の女性だ。猫耳族の年齢は私には分からないけど、若そうだ。
「お待たせしました。どのような依頼でしょうか?」
「サンライズ商店の物ですが、商業IDの更新をお願いします」
「それでは、商業IDを出してください」
私は、商業IDを受付に渡した。すると、受付の人は、また、奥の部屋に消えて行った。暫くして、新しい商業IDを持って、やって来た。
「はい、これで、更新は終わりました。できれば、年に1回は商業IDを使ってください。そうすれば、自動的に更新されますよ」
「わかりました。今後、注意します。ところで、求人依頼をしたいのですが、いいですか」
「はい、構いません。どのような内容ですか?」
私は、係の人に、依頼内容を伝え、書類にサインをして、商業ギルドを出た。1週間後にもう一度訪ねてくるように言われたので、一度、魔法学院の自分の部屋に戻る事にした。パープルと一緒に、転移魔法で自分の部屋に移動した。
特別枠での入学試験は、例年と同じで、実技試験と面接になる。実技試験は、ダンジョンに隠されたアイテムをいかに早く持ち帰るかを競う。面接は、学院長と3名の上級教師による口頭試問だ。面接は、形式だけで、実技試験で、ほぼ合格が決まる。
この特別枠での合格者は、入学金の金貨10枚以外、入学から卒業するまでのすべての費用が免除される。
指定されているダンジョンは初心者用ダンジョンで、最下層の階層でも、第20階層までしかない。
ミユは、試験会場のダンジョンに一人で潜って練習するみたいだ。まあ、何度も潜っているダンジョンだから、大丈夫だと思うけど、少し心配なので、パープルに様子を見て貰うことにした。
暫くして、ミユとパープルが戻って来た。
「ミユ、どうだった?」
「はい、大丈夫です。試験の時でも心配ないです」
「良かった。変な魔物が出て来やしないかと、心配」
「そんなことは、ないです」
「でも、少し心配」
こうして、ミユの入学試験の準備は万全の状態になった。そして、いよいよ、入学試験の日になった。
ミユは、しっかり準備して、試験会場の初級ダンジョンに向かっていった。
私は、ミユが心配で、隠密魔法で姿を消して、後を追いかけた。誰にも見つからないように潜んでいたんだけど、パープルに見つかってしまった。パープルは、私を見つけると、隠密魔法で、消えているのに、飛び付いてきた。その為に、ミユにばれてしまった。
「キリ、何しているの」
ミユは、私に小さな声で問い詰めた。
「ごめん、ミユの事が心配で、つい、来てしまったの」
「不正行為で、私が不合格になってもいいの?」
「わかったわ」
私は、ミユに怒られて、少し、しょげてしまった。パープルにも、隠密魔法を掛けて、誰にも見られていないことを確認して、転移魔法で魔法学院の自分の部屋に移動した。
そして、二人の隠密魔法を解除した。
「もう、パープルったら、ミユに怒られてしまったじゃない」
「でも、キリが黙って行くからだよ。キリが心配」
「分かったわ。私が悪かったわ。ごめんね」
私は、仕方がないので、部屋で、結果を待つことにした。暫くすると、結果が発表されるって、聞いたので、急いで発表場所に向かった。
そこには、エルミアも、フヨウも立っていた。そこに、ミユがゆっくりと歩いてきた。
「どうだった?」
私は、掲示板を見ずに、ミユに合否を尋ねた。
「無事、合格しました。これで、同じ、魔法学院の生徒になりました」
「良かったね。ミユ、これからもよろしくね」
皆、ミユが合格したことを自分のことのように喜んだ。
「ミユ、学年は、一つ下になってしまったけど、聴講生として、合格した科目は卒業科目に含まれるって、マルグリット先生が言っていたよ」
「本当、それなら、一緒に卒業もできるそうね」
「頑張ってね。一緒に卒業しようね」
「はい」
私は、これから試験を受けることもないので、魔法学院の生活は退屈な物になってしまいそうだ。そこで、新たに何か、目標を持つことを考えた。
まず、これまで、放っておいた地下基地の整備から始めることにした。これまでに、各国に作っていた施設を順番に回って、改良していくことにした。
最初に選んだのは、トード王国だ。というのも、この国のド-トムント、マ-セイ、エアフ-ト、リグーリの各街には、兵士を作る工場も設置しているし、サーバーを作り、ネットワークにも参加させているので、キリの組織としては、中心の国にできると思ったからだ。
私は、魔法学院の授業の合間に、それぞれの街の施設を見るために、転移魔法で移動した。
今日は、トード王国のド-トムントの施設を点検する予定で、パープルと共に、転移魔法で移動した。
「ここは、マナドールが管理しているだけだったね」
「うん、そうみたい」
私は、工場とサーバーを点検した。特に問題はないようだ。それから、保管している2万体のマナドールの状態を確かめた。以前作ったものだが、正常に動くようだ。ただ、制御用のソフトウェアの動作が遅いので、改良が必要だ。
私は、施設を見ながら、以前の問題点を思い出していた。マナコンの動作速度が遅いということと、マナドールの兵士としての能力が低いということだ。高速に動くように改良することが、最優先の課題だ。
自分一人で、開発していくことは、難しいと思われた。そこで、協力者を探すことにした。そこで、商業ギルドに求人依頼を出すことにした。まずは、このドートムントの街で、集めることにした。
私は、商業ギルドに入って行った。
「すみません。誰か、いませんか?」
「はい、少し待って下さい」
部屋の奥から、声が聞こえた。この街の商業ギルドには、余り客が入っていない。そのため、受付の人が部屋の奥で、別の仕事をしている。暫くすると、受付の係の人がやって来た。猫耳族の女性だ。猫耳族の年齢は私には分からないけど、若そうだ。
「お待たせしました。どのような依頼でしょうか?」
「サンライズ商店の物ですが、商業IDの更新をお願いします」
「それでは、商業IDを出してください」
私は、商業IDを受付に渡した。すると、受付の人は、また、奥の部屋に消えて行った。暫くして、新しい商業IDを持って、やって来た。
「はい、これで、更新は終わりました。できれば、年に1回は商業IDを使ってください。そうすれば、自動的に更新されますよ」
「わかりました。今後、注意します。ところで、求人依頼をしたいのですが、いいですか」
「はい、構いません。どのような内容ですか?」
私は、係の人に、依頼内容を伝え、書類にサインをして、商業ギルドを出た。1週間後にもう一度訪ねてくるように言われたので、一度、魔法学院の自分の部屋に戻る事にした。パープルと一緒に、転移魔法で自分の部屋に移動した。
0
お気に入りに追加
44
あなたにおすすめの小説

最初からここに私の居場所はなかった
kana
恋愛
死なないために媚びても駄目だった。
死なないために努力しても認められなかった。
死なないためにどんなに辛くても笑顔でいても無駄だった。
死なないために何をされても怒らなかったのに⋯⋯
だったら⋯⋯もう誰にも媚びる必要も、気を使う必要もないでしょう?
だから虚しい希望は捨てて生きるための準備を始めた。
二度目は、自分らしく生きると決めた。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
いつも稚拙な小説を読んでいただきありがとうございます。
私ごとですが、この度レジーナブックス様より『後悔している言われても⋯⋯ねえ?今さらですよ?』が1月31日頃に書籍化されることになりました~
これも読んでくださった皆様のおかげです。m(_ _)m
これからも皆様に楽しんでいただける作品をお届けできるように頑張ってまいりますので、よろしくお願いいたします(>人<;)
稀代の悪女として処刑されたはずの私は、なぜか幼女になって公爵様に溺愛されています
水谷繭
ファンタジー
グレースは皆に悪女と罵られながら処刑された。しかし、確かに死んだはずが目を覚ますと森の中だった。その上、なぜか元の姿とは似ても似つかない幼女の姿になっている。
森を彷徨っていたグレースは、公爵様に見つかりお屋敷に引き取られることに。初めは戸惑っていたグレースだが、都合がいいので、かわい子ぶって公爵家の力を利用することに決める。
公爵様にシャーリーと名付けられ、溺愛されながら過ごすグレース。そんなある日、前世で自分を陥れたシスターと出くわす。公爵様に好意を持っているそのシスターは、シャーリーを世話するという口実で公爵に近づこうとする。シスターの目的を察したグレースは、彼女に復讐することを思いつき……。
◇画像はGirly Drop様からお借りしました
◆エール送ってくれた方ありがとうございます!
異世界転生雑学無双譚 〜転生したのにスキルとか貰えなかったのですが〜
芍薬甘草湯
ファンタジー
エドガーはマルディア王国王都の五爵家の三男坊。幼い頃から神童天才と評されていたが七歳で前世の知識に目覚め、図書館に引き篭もる事に。
そして時は流れて十二歳になったエドガー。祝福の儀にてスキルを得られなかったエドガーは流刑者の村へ追放となるのだった。
【カクヨムにも投稿してます】
【完結】捨てられた双子のセカンドライフ
mazecco
ファンタジー
【第14回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞作】
王家の血を引きながらも、不吉の象徴とされる双子に生まれてしまったアーサーとモニカ。
父王から疎まれ、幼くして森に捨てられた二人だったが、身体能力が高いアーサーと魔法に適性のあるモニカは、力を合わせて厳しい環境を生き延びる。
やがて成長した二人は森を出て街で生活することを決意。
これはしあわせな第二の人生を送りたいと夢見た双子の物語。
冒険あり商売あり。
さまざまなことに挑戦しながら双子が日常生活?を楽しみます。
(話の流れは基本まったりしてますが、内容がハードな時もあります)
イレギュラーから始まるポンコツハンター 〜Fランクハンターが英雄を目指したら〜
KeyBow
ファンタジー
遡ること20年前、世界中に突如として同時に多数のダンジョンが出現し、人々を混乱に陥れた。そのダンジョンから湧き出る魔物たちは、生活を脅かし、冒険者たちの誕生を促した。
主人公、市河銀治は、最低ランクのハンターとして日々を生き抜く高校生。彼の家計を支えるため、ダンジョンに潜り続けるが、その実力は周囲から「洋梨」と揶揄されるほどの弱さだ。しかし、銀治の心には、行方不明の父親を思う強い思いがあった。
ある日、クラスメイトの春森新司からレイド戦への参加を強要され、銀治は不安を抱えながらも挑むことを決意する。しかし、待ち受けていたのは予想外の強敵と仲間たちの裏切り。絶望的な状況で、銀治は新たなスキルを手に入れ、運命を切り開くために立ち上がる。
果たして、彼は仲間たちを救い、自らの運命を変えることができるのか?友情、裏切り、そして成長を描くアクションファンタジーここに始まる!

転生した愛し子は幸せを知る
ひつ
ファンタジー
【連載再開】
長らくお待たせしました!休載状態でしたが今月より復帰できそうです(手術後でまだリハビリ中のため不定期になります)。これからもどうぞ宜しくお願いします(^^)
♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢
宮月 華(みやつき はな) は死んだ。華は死に間際に「誰でもいいから私を愛して欲しかったな…」と願った。
次の瞬間、華は白い空間に!!すると、目の前に男の人(?)が現れ、「新たな世界で愛される幸せを知って欲しい!」と新たな名を貰い、過保護な神(パパ)にスキルやアイテムを貰って旅立つことに!
転生した女の子が周りから愛され、幸せになるお話です。
結構ご都合主義です。作者は語彙力ないです。
第13回ファンタジー大賞 176位
第14回ファンタジー大賞 76位
第15回ファンタジー大賞 70位
ありがとうございます(●´ω`●)

テンプレな異世界を楽しんでね♪~元おっさんの異世界生活~【加筆修正版】
永倉伊織
ファンタジー
神の力によって異世界に転生した長倉真八(39歳)、転生した世界は彼のよく知る「異世界小説」のような世界だった。
転生した彼の身体は20歳の若者になったが、精神は何故か39歳のおっさんのままだった。
こうして元おっさんとして第2の人生を歩む事になった彼は異世界小説でよくある展開、いわゆるテンプレな出来事に巻き込まれながらも、出逢いや別れ、時には仲間とゆる~い冒険の旅に出たり
授かった能力を使いつつも普通に生きていこうとする、おっさんの物語である。
◇ ◇ ◇
本作は主人公が異世界で「生活」していく事がメインのお話しなので、派手な出来事は起こりません。
序盤は1話あたりの文字数が少なめですが
全体的には1話2000文字前後でサクッと読める内容を目指してます。
小型オンリーテイマーの辺境開拓スローライフ 小さいからって何もできないわけじゃない!
渡琉兎
ファンタジー
◆『第4回次世代ファンタジーカップ』にて優秀賞受賞!
◇2025年02月18日に1巻発売!
◆05/22 18:00 ~ 05/28 09:00 HOTランキングで1位になりました!5日間と15時間の維持、皆様の応援のおかげです!ありがとうございます!!
誰もが神から授かったスキルを活かして生活する世界。
スキルを尊重する、という教えなのだが、年々その教えは損なわれていき、いつしかスキルの強弱でその人を判断する者が多くなってきた。
テイマー一家のリドル・ブリードに転生した元日本人の六井吾郎(むついごろう)は、領主として名を馳せているブリード家の嫡男だった。
リドルもブリード家の例に漏れることなくテイマーのスキルを授かったのだが、その特性に問題があった。
小型オンリーテイム。
大型の魔獣が強い、役に立つと言われる時代となり、小型魔獣しかテイムできないリドルは、家族からも、領民からも、侮られる存在になってしまう。
嫡男でありながら次期当主にはなれないと宣言されたリドルは、それだけではなくブリード家の領地の中でも開拓が進んでいない辺境の地を開拓するよう言い渡されてしまう。
しかしリドルに不安はなかった。
「いこうか。レオ、ルナ」
「ガウ!」
「ミー!」
アイスフェンリルの赤ちゃん、レオ。
フレイムパンサーの赤ちゃん、ルナ。
実は伝説級の存在である二匹の赤ちゃん魔獣と共に、リドルは様々な小型魔獣と、前世で得た知識を駆使して、辺境の地を開拓していく!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる