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第4章 魔人誕生編
34.ハルトの活躍
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後から来たキリ姉達に怒られてしまった。私が、勝手に魔人ブローを帰したからだ。
せっかくだから、倒してしまえば良かったのに、って、皆から怒られた。でも、魔人レッドを見つけることが最優先だと思ったんだけどね。
教えて貰った場所へ、皆で行くことになった。リーグリ王国にあるイーゼ街の神殿の近くの図書館に接続している施設に転移魔法で移動した。
ここから、ダンジョンの中に移動するが、まだまだ、見つからない方がいい。そこで、隠密魔法を起動して、こっそりと、ダンジョンに近づいて行った。
出入口にいる神官達を無視して、ダンジョンの中に入っていった。
「キリ、ダンジョンの中の様子を調べてね」
「はい、分かったわ」
私は、スキル探索で、ダンジョンの中を調べた。今回の目的は、魔人レッドなので、レベル60以下の魔物は、無視することにした。
「第49階層から、魔物が居るよ。最下層は、地下100階だね」
「それじゃ、第90階層までは、一気に行くよ。準備はいい?」
「はい。私が先頭を行きます」
というなり、ハルトが飛び出していった。続いて、私とパープル、それから、ゆっくりとミユとキリ姉が続いた。
私は、遠くの敵を範囲魔法で倒していった。そのおかげで、ハルトは、基本、まっすぐに走っているだけだ。時折、大斧にぶつかってくる魔物を狩っている。
「ハルト、少し休憩しない?」
「はい、いいです」
「何か、食べたい」
と私が言うと、ミユがアイテムボックスから、弁当を出してきた。
「これ、皆さんでどうぞ。朝から、作って来たの」
「ありがたい。頂きます」
「うわぁ、美味しそう。頂きます」
皆で、ピクニック気分で、弁当を食べた。食べながら、この後の事を確認した。
「このまま、魔人レッドを見つけるまで、一気に進むよ。もし、魔人レッドを見つけたら、一旦耐性を整えてから、ハルト中心で、戦うよ」
「「はい」」
いよいよ、第90階層になった。出てくる魔物も少し強くなってきた。最低でも、レベル70になっている。たまに、レベル80も混ざっている。でも、今の私達には、問題ない。
少しずつ、進む速度は落ちて来たが、まだまだ、皆元気だ。
「さぁ、いよいよ、第97階層だね。今一度、キリ、魔物を確認してくれる」
「はい、待ってね」
レベル90の魔物が第99階層にいる。第100階層には、魔物を感知できない。
私は、スキル探索で、分かったことをキリ姉に伝えた。
「取り敢えず、第99階層の階段まで、行くよ」
「「はい」」
魔物は強くなってきているが、私達が共同で狩っているので、特に問題はない。
「いよいよ、だね。多分、魔人レッドだよ。用心してね」
「それでは、まず、私が1人で戦います。皆さんは、様子を見ていてください」
「いいよ。無理しないでよ。危なくなったら、言ってよ」
「はい、分かっています
「それじゃ、お願いね」
「行きます」
ハルトは、第99階層に降り立った。
私は、ハルトが魔物を見やすいように、光魔法で、階層全体を照らした。
すると、ハルトの様子が変わった。魔人レッドを見つけたようだ。
「魔人レッド、俺と戦え」
「誰に言っているのだ。返り打ちだぞ!」
「できる物なら、やってみろ。前の俺とは違うぞ」
「どれどれ、確かめてやる」
魔人レッドは、無詠唱で、周りに結界を張った。それは、やはり、毒・麻痺などの毒薬が混ざったもので、霧状の結界だった。普通の冒険者なら、一息吸い込むだけだ、倒れてしまいそうなほど強力だった。
しかし、今回のハルトは、問題なかった。色々な耐性を身に着けている。ほとんど、影響がないようだ。
「ドリャ、喰らえ!」
ハルトは、魔人レッドに向かって突進した。魔人レッドは、その攻撃を避け切れずに、左肩を深く傷つけられた。
「おぉ、以前とは比べ物にならない。
この短期間に、よくぞ、そこまで強くなったものだ」
魔人レッドは、まだ、少し余裕があるようだ。見てみると、傷口は一瞬で、塞がり、元に戻っていた。大きなダメージには、ならなかったようだ。
「それでは、今度は、私の番だな。
火炎地獄」
ハルトは、凄い火力の炎に包まれた。しかし、しっかりと立っている。
HPも、それほど減ってはいない。まだ、8割以上残っている。
「ほう、耐えたか。
それなら、もう一度。
火炎地獄、 火炎地獄、 火炎地獄」
一度ではなかった。3連続で魔法を放った。やはり、MPの総量が桁違いだ。あの上級魔法を何度も連続で放つことが出来る。
「キリ姉、どうする。負けないと思うけど、時間が掛かるよ」
と、私は、キリ姉に思念伝達で伝えた。
「うーん、難しいね。ハルトは、リベンジしたいだろうしね」
「でも、最後にハルトが倒せばいいよね。手助けしても」
「そうね。少し助けようか」
「はい」
私は、ミユに、治癒魔法をハルトに掛けて貰うように頼んだ。
「はい、行きます。
最上級治癒魔法
スキル魔力耐性向上、スキル物理攻撃向上、スキル攻撃速度向上」
「ミユ、何やってんの、やりすぎだよ」
「えぇっ、でも、キリが助けろって言いましたよね」
「うん、言ったよ。でもね。………」
ハルトの動きが桁違いに良くなった。魔人レッドの魔法をものともせずに、一気に反撃に転じた。大斧を何度も振り下ろし、魔人レッドは、地面に崩れ落ちた。
「やった!」
「ハルト、やったね」
皆が口々に喜びを叫んだ。ハルトも、嬉しそうに、大斧を上に突き上げている。
「ありがとうございました。やり遂げることができました」
「よくやった」
キリ姉も大はしゃぎだ。魔人レッドは、虫の息だが、まだ、死んではいない。
「今回は、やられたが、次はこのようには、いかないぞ」
「待て、逃げるな」
魔人レッドは、最後の力を振り絞って、転移魔法で逃げてしまった。でも、当初の目的は達成できたので、今回は良しとしないとね。
でも、何か違和感が残った。魔人って、魔物とは違うね。
「キリ姉、何か、おかしくなかった?」
「どういうこと」
「もし、魔物だったら、倒したら、どうなる?」
「それは、魔石が飛び出して、動かなくなるね。たまに、ドロップアイテムもあるかも?」
「そうでしょ。今の魔人レッドは、ちょっと、違うよね」
「うーん、倒せなかったのじゃないの」
「多分、HPは0になったと思うよ。それって、倒したことじゃないの?」
「HPが0になれば、倒したことだよ」
「そうでしょ。MPが残っていたから、転移魔法で逃げたけど。そもそも、HPが0なら、死んだことと同じよね。だったら、魔法を使って逃げるって、変でしょ」
「そうだね。変だね。と、いうことは?」
「今回は、倒せていないってことじゃない?」
「でも、まあ、勝ちは勝ちね。そうでしょ」
「うん、そうだね」
「僕もそう思います。勝ちです」
「わたしも、そう思います。勝ちですよ」
「うん、勝った、勝った」
「まあ、いいか」
私は、しっくりしないけど、諦めて、抱き付いてきたパープルの頭をなでなでして、気を紛らわせた。
「さあ、帰ろうか」
「キリ姉、ちょっと待ってね。例の装置を設置しておくね」
「ああ、いいよ。そんなに時間が掛からないでしょ」
「そうだね。転移用魔法陣を描いておいて、レオ達に頼むことにする」
私は、転移用魔法陣を描いて、思念伝達でレオに指示をした。
「さあ、帰ろうか」
「はい、こっちに来てね」
皆が寄って来たのを確認して、転移魔法で、本部に移動した。
まだ、納得できないようで、キリは、甘い物が食べたいと言って、騒ぎだした。
せっかくだから、倒してしまえば良かったのに、って、皆から怒られた。でも、魔人レッドを見つけることが最優先だと思ったんだけどね。
教えて貰った場所へ、皆で行くことになった。リーグリ王国にあるイーゼ街の神殿の近くの図書館に接続している施設に転移魔法で移動した。
ここから、ダンジョンの中に移動するが、まだまだ、見つからない方がいい。そこで、隠密魔法を起動して、こっそりと、ダンジョンに近づいて行った。
出入口にいる神官達を無視して、ダンジョンの中に入っていった。
「キリ、ダンジョンの中の様子を調べてね」
「はい、分かったわ」
私は、スキル探索で、ダンジョンの中を調べた。今回の目的は、魔人レッドなので、レベル60以下の魔物は、無視することにした。
「第49階層から、魔物が居るよ。最下層は、地下100階だね」
「それじゃ、第90階層までは、一気に行くよ。準備はいい?」
「はい。私が先頭を行きます」
というなり、ハルトが飛び出していった。続いて、私とパープル、それから、ゆっくりとミユとキリ姉が続いた。
私は、遠くの敵を範囲魔法で倒していった。そのおかげで、ハルトは、基本、まっすぐに走っているだけだ。時折、大斧にぶつかってくる魔物を狩っている。
「ハルト、少し休憩しない?」
「はい、いいです」
「何か、食べたい」
と私が言うと、ミユがアイテムボックスから、弁当を出してきた。
「これ、皆さんでどうぞ。朝から、作って来たの」
「ありがたい。頂きます」
「うわぁ、美味しそう。頂きます」
皆で、ピクニック気分で、弁当を食べた。食べながら、この後の事を確認した。
「このまま、魔人レッドを見つけるまで、一気に進むよ。もし、魔人レッドを見つけたら、一旦耐性を整えてから、ハルト中心で、戦うよ」
「「はい」」
いよいよ、第90階層になった。出てくる魔物も少し強くなってきた。最低でも、レベル70になっている。たまに、レベル80も混ざっている。でも、今の私達には、問題ない。
少しずつ、進む速度は落ちて来たが、まだまだ、皆元気だ。
「さぁ、いよいよ、第97階層だね。今一度、キリ、魔物を確認してくれる」
「はい、待ってね」
レベル90の魔物が第99階層にいる。第100階層には、魔物を感知できない。
私は、スキル探索で、分かったことをキリ姉に伝えた。
「取り敢えず、第99階層の階段まで、行くよ」
「「はい」」
魔物は強くなってきているが、私達が共同で狩っているので、特に問題はない。
「いよいよ、だね。多分、魔人レッドだよ。用心してね」
「それでは、まず、私が1人で戦います。皆さんは、様子を見ていてください」
「いいよ。無理しないでよ。危なくなったら、言ってよ」
「はい、分かっています
「それじゃ、お願いね」
「行きます」
ハルトは、第99階層に降り立った。
私は、ハルトが魔物を見やすいように、光魔法で、階層全体を照らした。
すると、ハルトの様子が変わった。魔人レッドを見つけたようだ。
「魔人レッド、俺と戦え」
「誰に言っているのだ。返り打ちだぞ!」
「できる物なら、やってみろ。前の俺とは違うぞ」
「どれどれ、確かめてやる」
魔人レッドは、無詠唱で、周りに結界を張った。それは、やはり、毒・麻痺などの毒薬が混ざったもので、霧状の結界だった。普通の冒険者なら、一息吸い込むだけだ、倒れてしまいそうなほど強力だった。
しかし、今回のハルトは、問題なかった。色々な耐性を身に着けている。ほとんど、影響がないようだ。
「ドリャ、喰らえ!」
ハルトは、魔人レッドに向かって突進した。魔人レッドは、その攻撃を避け切れずに、左肩を深く傷つけられた。
「おぉ、以前とは比べ物にならない。
この短期間に、よくぞ、そこまで強くなったものだ」
魔人レッドは、まだ、少し余裕があるようだ。見てみると、傷口は一瞬で、塞がり、元に戻っていた。大きなダメージには、ならなかったようだ。
「それでは、今度は、私の番だな。
火炎地獄」
ハルトは、凄い火力の炎に包まれた。しかし、しっかりと立っている。
HPも、それほど減ってはいない。まだ、8割以上残っている。
「ほう、耐えたか。
それなら、もう一度。
火炎地獄、 火炎地獄、 火炎地獄」
一度ではなかった。3連続で魔法を放った。やはり、MPの総量が桁違いだ。あの上級魔法を何度も連続で放つことが出来る。
「キリ姉、どうする。負けないと思うけど、時間が掛かるよ」
と、私は、キリ姉に思念伝達で伝えた。
「うーん、難しいね。ハルトは、リベンジしたいだろうしね」
「でも、最後にハルトが倒せばいいよね。手助けしても」
「そうね。少し助けようか」
「はい」
私は、ミユに、治癒魔法をハルトに掛けて貰うように頼んだ。
「はい、行きます。
最上級治癒魔法
スキル魔力耐性向上、スキル物理攻撃向上、スキル攻撃速度向上」
「ミユ、何やってんの、やりすぎだよ」
「えぇっ、でも、キリが助けろって言いましたよね」
「うん、言ったよ。でもね。………」
ハルトの動きが桁違いに良くなった。魔人レッドの魔法をものともせずに、一気に反撃に転じた。大斧を何度も振り下ろし、魔人レッドは、地面に崩れ落ちた。
「やった!」
「ハルト、やったね」
皆が口々に喜びを叫んだ。ハルトも、嬉しそうに、大斧を上に突き上げている。
「ありがとうございました。やり遂げることができました」
「よくやった」
キリ姉も大はしゃぎだ。魔人レッドは、虫の息だが、まだ、死んではいない。
「今回は、やられたが、次はこのようには、いかないぞ」
「待て、逃げるな」
魔人レッドは、最後の力を振り絞って、転移魔法で逃げてしまった。でも、当初の目的は達成できたので、今回は良しとしないとね。
でも、何か違和感が残った。魔人って、魔物とは違うね。
「キリ姉、何か、おかしくなかった?」
「どういうこと」
「もし、魔物だったら、倒したら、どうなる?」
「それは、魔石が飛び出して、動かなくなるね。たまに、ドロップアイテムもあるかも?」
「そうでしょ。今の魔人レッドは、ちょっと、違うよね」
「うーん、倒せなかったのじゃないの」
「多分、HPは0になったと思うよ。それって、倒したことじゃないの?」
「HPが0になれば、倒したことだよ」
「そうでしょ。MPが残っていたから、転移魔法で逃げたけど。そもそも、HPが0なら、死んだことと同じよね。だったら、魔法を使って逃げるって、変でしょ」
「そうだね。変だね。と、いうことは?」
「今回は、倒せていないってことじゃない?」
「でも、まあ、勝ちは勝ちね。そうでしょ」
「うん、そうだね」
「僕もそう思います。勝ちです」
「わたしも、そう思います。勝ちですよ」
「うん、勝った、勝った」
「まあ、いいか」
私は、しっくりしないけど、諦めて、抱き付いてきたパープルの頭をなでなでして、気を紛らわせた。
「さあ、帰ろうか」
「キリ姉、ちょっと待ってね。例の装置を設置しておくね」
「ああ、いいよ。そんなに時間が掛からないでしょ」
「そうだね。転移用魔法陣を描いておいて、レオ達に頼むことにする」
私は、転移用魔法陣を描いて、思念伝達でレオに指示をした。
「さあ、帰ろうか」
「はい、こっちに来てね」
皆が寄って来たのを確認して、転移魔法で、本部に移動した。
まだ、納得できないようで、キリは、甘い物が食べたいと言って、騒ぎだした。
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