二人キリの異世界冒険 (Information Teacher's Second Life)【完結】

無似死可

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第4章 魔人誕生編

28.新たな仲間

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SOUL'd OUT(ソウルドアウト) SSランク

死ぬまでに聴かないと損する度 100 SSランク

【解説】
SOUL'd OUTぐらい有名なミュージシャンであれば、改めてご紹介することもないのかと感じ、本来はSランクに抑えるつもりだったのだが、やはり何度も聴き直している内にその音楽性が凄すぎて、100以外はありえないだろうという結論に達したため、今回SSランクでの選出となった。

このSOUL'd OUTがどのような音楽性のグループなのかというと、主にヒップホップ、ラップを基調とした音楽ではあるのだが、そのアレンジが『異次元の音楽』というか、どのジャンルにも属さない『SOUL'd OUT』というジャンルであり、言葉で説明することは極めて困難、本当に聴いてもらえば分かるとしか言いようがないのだ。

筆者とSOUL'd OUTとの出逢い。

それはテレビアニメ『焼きたてジャパン』のエンディング曲に使われていた、『トゥーオールザドリーマーズ』という曲が初めてだった。

その曲を初めて聴いた時、筆者は本当に全身に稲妻が走るような衝撃を覚えたのである。

『なんだこの曲!?なんだこの声!?そしてこのメロディー!?専門的なことは分からんけどめちゃくちゃ格好いい!!』

何故そんな衝撃を覚えたのかというと、SOUL'd OUTの楽曲が本当に、それまで生きていて『全く一度たりとも耳に入れたことがない曲調』だったからだ。

それに加え、ボーカルのディギーモーの声も日本人とはとても思えない外人ハーフのような渋い声で格好良かったし、初めはディギーのラップの方がずっと良いと思っていたのだが、その後聴き込んでいく内に『ブラザーハイ』の高速ラップや声の良さにも気付き更にドハマリ。

そして、筆者はメンバーの中でディギーモーがダントツで飛び抜けて才能があると思っていたのだが、実はそうではなく、SOUL'd OUTの音楽とはトラックマスターの『シンノスケ』のアレンジが肝で、シンノスケがいなければSOUL'd OUTの楽曲、音楽性は成立しないことを後に思い知った。(その後のディギーモーのソロがSOUL'd OUTの音楽とはかなり違ったものだったため)

焼きたてジャパンで初めて『トゥーオールザドリーマーズ』を聴いてから、SOUL'd OUTがあまりに格好良すぎて、好きになりすぎて、筆者はその後デビューアルバムとセカンドアルバムの二枚を、ブックオフで二枚で3200円(一枚1600円)というかなりの高値で購入したことをハッキリと覚えている。

当時の貧乏生まれ、貧乏育ちの筆者にとってそれはけして安い金額ではなく(今でもだが)、そのなけなしのお金をSOUL'd OUTのアルバムに全集中するくらい、筆者がSOUL'd OUTを大好きだったことが伝わればいいと思っている(その後その二枚のアルバムはどんどん値段が下がって、底値では一枚100円から200円ほどになり、それを見た筆者はめちゃくちゃヘコんだ。まだあんまり聴き込んでいなかったのにと。まあその分先に聴けたから良かったと思うしかないのだが)。

ところで、ネットで『SOUL'd OUT』と検索すると、予測で横に『ダサい』とか出てきたりするのだが、そういうのを見る度に筆者などは『どこがだよ!!』『どこがどうダサいんだよ!!』『なんならSOUL'd OUT日本で一番格好いいぐらいまで思っとるわ!!』とツッコんだりしている。

そういうのを見る度に、ああ、人の感性って本当に様々なんだなぁと思うし、SOUL'd OUTのこの格好良さが分からない人も世の中にはいるんだなぁと、一種諦め(?)にも似た気持ちを覚えることもあった。

もちろん充分有名だし、セールス的には充分売れたとも思っているのだが、筆者の中では『まだまだ世間に過小評価されているのではないか?』という思いもずっとあり、巷では『時代が早すぎた』などとも言われているため、これから時代の方が追いついてきて、また『再評価』の流れが来るのではないか?とも感じている。

あと、カラオケでSOUL'd OUTを歌うのがあまりに難しすぎて、筆者は一度もまともに歌えたことがない。

初めから『歌わせる気がない』というか、初めから『歌ってもらおうとしていない』というか、それでだいぶカラオケ印税損しとるんちゃうかwwwと思わないでもないwwww(?)

本当に格好いいし凄いしいつ聴いても新鮮で斬新で新しいので(語彙力)、SOUL'd OUTの音楽がもっともっと評価されるような日本が来ればいいなと思っている。

結局、世の中のあらゆる事象というのは、次の一言で大体片付くのである。

アッアラララァアアァ!!(???)
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