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第3章 魔王軍誕生編
17.トード王国での冒険者活動
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私達、アクエィアス、アリエス、レオの3人は、トード王国の中心の街ド-トムントにやって来た。
まずは、この街の冒険者ギルドに顔出しだ。冒険者ギルドは、街の門を潜り抜けるとすぐ右手にあった。冒険者ギルドの並びには宿屋と食事処が並んで立っていた。
街の門の左手すぐの所には商業ギルドがあった。こちらは、冒険者ギルドに比べると立派な洋風の外観だった。一見すると貴族の屋敷の様に見えた。
私達は、冒険者ギルドに入っていった。受付には2人立っていたが、手の空いている女性に声を掛けた。名札を見るとレイシェスと書いてあった。
「レイシェス、今いいですか?」
「はい、何でしょうか?」
「私達は、ウディーア王国から来た冒険者です。この街で活動したいので、手続きをお願いいたします」
「冒険者IDをお持ちですか?」
「いいえ、持っていません」
「この街では、パーティとして活動しますか?」
「えぇ、そのつもりです」
「それなら、他の方も一緒に登録して、それからパーティとしても手続きします。
それでは、パーティ全員を呼んでください」
「アリエス、レオ。こっちに来て」
「「はーい」」
私達3人が受付に集まると、レイシェスが用紙を3枚私達に渡した。
「えーと、レオは、アリエスの従魔になります。レオも用紙を書きますか?」
とキリ姉が、レイシェスに聞いた。
「すみません。従魔契約していると思っていなかったので。それでしたら、用紙はお二人だけで結構です。従魔登録はその後に行います」
アクエィアスとアリエスは、用紙に必要事項を記入して、登録料と共に、レイシェスに渡した。
「それでは、少しお待ちください」
初めての登録なので、一番下のGランクからのスタートになった。無事登録が終わり、冒険者IDを受け取った。更に、レオの従魔登録も済ませた。そして、パーティとしての登録も終えた。
今回は、パーティ名は保留にしてもらった。代表者の名前が仮のパーティー名になるので、「アクエィアス」が今のパーティー名だ。
「レイシェス、今、時間ありますか?」
「はい、何でしょうか」
「この近くのダンジョンについて、教えてくれますか」
「はい、大丈夫ですよ」
「私達、これから、早速ダンジョンに行きたいのですが、おすすめの場所ってありますか?」
「そうですね。まだ、Gランクなので、初級のダンジョンがいいと思います。そこで、経験を積んでから、更に上のダンジョンを目指してはどうでしょう」
「今、Gランクだけど、狩ったらいけない魔物ってありますか?」
「ダンジョンの中でしたら、問題ないです。でも、依頼などは、ランク別になっているので、勝手に討伐に出かけられると困ります。それに、危険ですよ。無理して、全滅になってしまうパーティも多いですよ」
最初なので、余り突っ込んだ話をしない方がよさそうだ。、アクエィアスは、初級ダンジョンの場所を聞き、そのダンジョンのマップを貰って、話を打ち切った。
「それじゃ、行きますか」
「「はーい」」
私達は、初級ダンジョンの出入口で、係員に冒険者IDを見せて、手数料を支払った。
「アリエス、ダンジョンの中をスキル探索で調べてみて」
「はい」
アリエスは、スキル探索で、ダンジョン内を調べた。ダンジョンは、冒険者ギルドで貰ったマップ通り、第20階層が最下層で、レベル30までの魔物しかいなかった。調べた結果を、アクエィアスに伝えた。
「仕方ないわね。数を稼ぎましょう。他のパーティに注意しながら魔物を狩っていくよ」
「はい、いつでも、いいよ」
私達は、範囲攻撃で魔物をどんどん狩っていった。魔石・ドロップアイテム・魔物の回収物は、レオに任せることにした。しかし、レオの身体も土人形で出来ているので、本来のスピードを出すことが出来ないでいた。
動きが鈍い分、時間が掛かったが、ついに最下層までやって来た。
「ダンジョンを制圧するつもりはないから、ダンジョンマスターは、相手にしないよ」
「それじゃ、戻ります?」
「そうしよう」
私達はダンジョンを出るとすぐに冒険者ギルドに向かった。
冒険者ギルドに入ると、レイシェスの姿を見つけた。同じ係員に対応して貰って馴染みになるつもりだ。そこで、少し砕けた話し方をしてみた。
「レイシェス、魔物を引き取って貰いたいのだけど、今、いい?」
「はい、大丈夫ですよ。トレーを出しますので、その中に入れてください」
レオが、アイテムボックスから、魔石や魔物の回収物をトレーに入れていった。
「スライム50匹、角ウサギ30匹、ゴブリン50匹、トロール20匹、オーガ20匹。以上でいいですか?」
「はい、それで結構です。報奨金は、IDに入れてね」
アクエィアスは、自分のIDとアリエスのIDをレイシェスに渡した。
「はい、IDに登録しました。ランクが上がっていますので、確認してください」
冒険者ランクがGからEに上がっていた。
「レイシェス、良ければ、中級ダンジョンの場所とマップを頂けない?」
「はい、ちょっと待ってください。
これです」
後ろの棚から、マップを取り出し、渡してくれた。
私達は、すぐに、教えて貰った中級ダンジョンに向かった。それほど、時間が掛からずに、目的地に到着した。
ダンジョンの出入口の係員にIDを見せ、手数料を払って、素早く、ダンジョンに潜った。
先ほどの初級ダンジョンと同様に、スキル探索で調べてから、一気に魔物の討伐を開始した。
数時間で、私達は、最下層の第50階層まで、到達した。今回も、ダンジョンを制圧するつもりがないので、ダンジョンマスターはそのまま放置した。
ダンジョンを出て、人目に付かない場所に転移用魔法陣を描き、他の者に利用されないように闇魔法で作ったバリアを張っておいた。
「失敗、失敗」
と言いながら、アリエスが頭を叩いていた。
「急にどうしたの?」
「冒険者ギルドにも転移用魔法陣を描いていたら良かったと思って」
「本当ね。そうしてたら、一瞬で、戻れたのに。
本当に、ドジね」
みんなで、大きな声で笑ってしまった。
「次は、気を付けようっと」
私達は、受付のレイシェスに魔石や魔物の回収物を引き取って貰った。
冒険者ランクはDランクになった。今回は、忘れずに、冒険者ギルドの近くの人目に付かない場所に転移用の魔法陣を描き、闇魔法でバリアを張っておいた。
私達は、翌日以降もダンジョンに潜り続けて、Aランクになるまで、繰り返した。
この街に来てから1カ月たった時、ようやくAランクの冒険者パーティーとなった。
冒険者ギルドの受付のレイシェスとも、顔馴染みになり、色んな話を聞けるまでになった。
新規のダンジョンが発生したときの様子や、それが制圧されるまでの経緯などを詳しく聞くことが出来た。
また、トード王国の王宮の噂や神殿の動きなどもレイシェスに教えて貰えた。
トード王国は、人口3万人ぐらいの小さな王国なので、街の数も多くなかった。
最初にやって来たド-トムント、マ-セイ、エアフ-ト、リグーリが主な街で、それ以外は、街と言っても、村程度のものだった。
私達は商業ギルドに登録した後、主となる4つの街ド-トムント、マ-セイ、エアフ-ト、リグーリにサンライズ商店の支店を置いた。各支店は現地で募集した店長と店員に経営を任せて、報告だけを義務付けた。
商品の受け渡しと報告書の受け渡しは、各支店近くに作った小屋で行うことにした。その小屋には、マナドールと転移用の魔法陣を設置した。
また、ウディーア王国と同様のマナを基盤としてネットワークをスター状に構築した。
すべてが、完成するのに4カ月を要した。
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
マナを基盤としてネットワークの転送速度を改善する方法を考えた。
〇----------------------------〇
A点 B点
闇魔法の空間圧縮魔法を魔法陣にしたものを2点の両端に刻印する。すると、本来の距離の100分の1まで、空間を圧縮することが出来た。また、消費するマナもそれほど大きくなかった。
これによって、これまで、長時間掛かっていた情報伝達が一瞬で行うことが出来る様になった。
これで、本格的にネットワークを運用することができる。
まずは、この街の冒険者ギルドに顔出しだ。冒険者ギルドは、街の門を潜り抜けるとすぐ右手にあった。冒険者ギルドの並びには宿屋と食事処が並んで立っていた。
街の門の左手すぐの所には商業ギルドがあった。こちらは、冒険者ギルドに比べると立派な洋風の外観だった。一見すると貴族の屋敷の様に見えた。
私達は、冒険者ギルドに入っていった。受付には2人立っていたが、手の空いている女性に声を掛けた。名札を見るとレイシェスと書いてあった。
「レイシェス、今いいですか?」
「はい、何でしょうか?」
「私達は、ウディーア王国から来た冒険者です。この街で活動したいので、手続きをお願いいたします」
「冒険者IDをお持ちですか?」
「いいえ、持っていません」
「この街では、パーティとして活動しますか?」
「えぇ、そのつもりです」
「それなら、他の方も一緒に登録して、それからパーティとしても手続きします。
それでは、パーティ全員を呼んでください」
「アリエス、レオ。こっちに来て」
「「はーい」」
私達3人が受付に集まると、レイシェスが用紙を3枚私達に渡した。
「えーと、レオは、アリエスの従魔になります。レオも用紙を書きますか?」
とキリ姉が、レイシェスに聞いた。
「すみません。従魔契約していると思っていなかったので。それでしたら、用紙はお二人だけで結構です。従魔登録はその後に行います」
アクエィアスとアリエスは、用紙に必要事項を記入して、登録料と共に、レイシェスに渡した。
「それでは、少しお待ちください」
初めての登録なので、一番下のGランクからのスタートになった。無事登録が終わり、冒険者IDを受け取った。更に、レオの従魔登録も済ませた。そして、パーティとしての登録も終えた。
今回は、パーティ名は保留にしてもらった。代表者の名前が仮のパーティー名になるので、「アクエィアス」が今のパーティー名だ。
「レイシェス、今、時間ありますか?」
「はい、何でしょうか」
「この近くのダンジョンについて、教えてくれますか」
「はい、大丈夫ですよ」
「私達、これから、早速ダンジョンに行きたいのですが、おすすめの場所ってありますか?」
「そうですね。まだ、Gランクなので、初級のダンジョンがいいと思います。そこで、経験を積んでから、更に上のダンジョンを目指してはどうでしょう」
「今、Gランクだけど、狩ったらいけない魔物ってありますか?」
「ダンジョンの中でしたら、問題ないです。でも、依頼などは、ランク別になっているので、勝手に討伐に出かけられると困ります。それに、危険ですよ。無理して、全滅になってしまうパーティも多いですよ」
最初なので、余り突っ込んだ話をしない方がよさそうだ。、アクエィアスは、初級ダンジョンの場所を聞き、そのダンジョンのマップを貰って、話を打ち切った。
「それじゃ、行きますか」
「「はーい」」
私達は、初級ダンジョンの出入口で、係員に冒険者IDを見せて、手数料を支払った。
「アリエス、ダンジョンの中をスキル探索で調べてみて」
「はい」
アリエスは、スキル探索で、ダンジョン内を調べた。ダンジョンは、冒険者ギルドで貰ったマップ通り、第20階層が最下層で、レベル30までの魔物しかいなかった。調べた結果を、アクエィアスに伝えた。
「仕方ないわね。数を稼ぎましょう。他のパーティに注意しながら魔物を狩っていくよ」
「はい、いつでも、いいよ」
私達は、範囲攻撃で魔物をどんどん狩っていった。魔石・ドロップアイテム・魔物の回収物は、レオに任せることにした。しかし、レオの身体も土人形で出来ているので、本来のスピードを出すことが出来ないでいた。
動きが鈍い分、時間が掛かったが、ついに最下層までやって来た。
「ダンジョンを制圧するつもりはないから、ダンジョンマスターは、相手にしないよ」
「それじゃ、戻ります?」
「そうしよう」
私達はダンジョンを出るとすぐに冒険者ギルドに向かった。
冒険者ギルドに入ると、レイシェスの姿を見つけた。同じ係員に対応して貰って馴染みになるつもりだ。そこで、少し砕けた話し方をしてみた。
「レイシェス、魔物を引き取って貰いたいのだけど、今、いい?」
「はい、大丈夫ですよ。トレーを出しますので、その中に入れてください」
レオが、アイテムボックスから、魔石や魔物の回収物をトレーに入れていった。
「スライム50匹、角ウサギ30匹、ゴブリン50匹、トロール20匹、オーガ20匹。以上でいいですか?」
「はい、それで結構です。報奨金は、IDに入れてね」
アクエィアスは、自分のIDとアリエスのIDをレイシェスに渡した。
「はい、IDに登録しました。ランクが上がっていますので、確認してください」
冒険者ランクがGからEに上がっていた。
「レイシェス、良ければ、中級ダンジョンの場所とマップを頂けない?」
「はい、ちょっと待ってください。
これです」
後ろの棚から、マップを取り出し、渡してくれた。
私達は、すぐに、教えて貰った中級ダンジョンに向かった。それほど、時間が掛からずに、目的地に到着した。
ダンジョンの出入口の係員にIDを見せ、手数料を払って、素早く、ダンジョンに潜った。
先ほどの初級ダンジョンと同様に、スキル探索で調べてから、一気に魔物の討伐を開始した。
数時間で、私達は、最下層の第50階層まで、到達した。今回も、ダンジョンを制圧するつもりがないので、ダンジョンマスターはそのまま放置した。
ダンジョンを出て、人目に付かない場所に転移用魔法陣を描き、他の者に利用されないように闇魔法で作ったバリアを張っておいた。
「失敗、失敗」
と言いながら、アリエスが頭を叩いていた。
「急にどうしたの?」
「冒険者ギルドにも転移用魔法陣を描いていたら良かったと思って」
「本当ね。そうしてたら、一瞬で、戻れたのに。
本当に、ドジね」
みんなで、大きな声で笑ってしまった。
「次は、気を付けようっと」
私達は、受付のレイシェスに魔石や魔物の回収物を引き取って貰った。
冒険者ランクはDランクになった。今回は、忘れずに、冒険者ギルドの近くの人目に付かない場所に転移用の魔法陣を描き、闇魔法でバリアを張っておいた。
私達は、翌日以降もダンジョンに潜り続けて、Aランクになるまで、繰り返した。
この街に来てから1カ月たった時、ようやくAランクの冒険者パーティーとなった。
冒険者ギルドの受付のレイシェスとも、顔馴染みになり、色んな話を聞けるまでになった。
新規のダンジョンが発生したときの様子や、それが制圧されるまでの経緯などを詳しく聞くことが出来た。
また、トード王国の王宮の噂や神殿の動きなどもレイシェスに教えて貰えた。
トード王国は、人口3万人ぐらいの小さな王国なので、街の数も多くなかった。
最初にやって来たド-トムント、マ-セイ、エアフ-ト、リグーリが主な街で、それ以外は、街と言っても、村程度のものだった。
私達は商業ギルドに登録した後、主となる4つの街ド-トムント、マ-セイ、エアフ-ト、リグーリにサンライズ商店の支店を置いた。各支店は現地で募集した店長と店員に経営を任せて、報告だけを義務付けた。
商品の受け渡しと報告書の受け渡しは、各支店近くに作った小屋で行うことにした。その小屋には、マナドールと転移用の魔法陣を設置した。
また、ウディーア王国と同様のマナを基盤としてネットワークをスター状に構築した。
すべてが、完成するのに4カ月を要した。
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
マナを基盤としてネットワークの転送速度を改善する方法を考えた。
〇----------------------------〇
A点 B点
闇魔法の空間圧縮魔法を魔法陣にしたものを2点の両端に刻印する。すると、本来の距離の100分の1まで、空間を圧縮することが出来た。また、消費するマナもそれほど大きくなかった。
これによって、これまで、長時間掛かっていた情報伝達が一瞬で行うことが出来る様になった。
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結構ご都合主義です。作者は語彙力ないです。
第13回ファンタジー大賞 176位
第14回ファンタジー大賞 76位
第15回ファンタジー大賞 70位
ありがとうございます(●´ω`●)
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