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第4章 サルビア編
413.サルビアの職業
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私は、サルビアの魔法の練習が一通り終わった段階で、スキル鑑定をすることにした。もちろん、サルビアの許可は取っている。
表示されたものを、サルビアにも、教えてあげた。
【ステータス】
名前:サルビア
種族:人間族(女性)
職業:無職
LVレベル:35
HP(最大体力量):2000
MP(最大魔力量):5000
魔法:土魔法(LV30)、火魔法(LV30)、水魔法(LV30)、
光魔法(LV30)
スキル:採取(LV15)、鑑定(LV5)、思念伝達(LV30)、
弓(LV30)
:毒耐性(LV30)
もう、十分に独り立ちできるレベルになっている。そろそろ、職業を決めて方がよさそうだ。その方が、関係するスキルや魔法のレベルが上昇しやすいだろう。
「サルビア、そろそろ、職業を決めたらどうかな」
「私は、医者になるわ。決めているもの」
「そうだね。でも、医者になるには、神殿で、神官として修業をして、認めて貰わないといけないみたいだよ。でも、医者として、正式に認めて貰っていない人でも、医者として働いているよ。
例えば、今のサルビアみたいに。誰かを治すのに、医者という資格がなくても、いいんだよ」
「そうか、神官にならないといけないんだ」
「そしたら、テラとも、お別れだね」
「そうだね。私は、神官にはならないからね」
「うーん、ちょっと、考えさせて」
「考えを決めるまでは、白魔導士として、働いたらどうかな。
白魔導士も、色んな人を治癒しているよ」
「あぁ、それ、いいわ。私、白魔導士になる」
「そうか、それなら、装備も武器もそろえようね」
私達は、サルビアの武器や装備を、白魔導士として最適な物を揃えて行った。
「これで、何処から見ても、白魔導士だね」
「私、この服、ローブが気に入ったわ」
「それは、良かった」
「杖も買ったから、魔法が前より、起動しやすいはずだよ」
「そうなの、ちょっと、試してみるね」
サルビアは、今まで、覚えた魔法をいくつか、起動してみた。
「本当だ、起動が早くなったよ。それに、消費する魔力量が少なくて、済むみたい」
「そう、良かったね」
「でも、まだまだ、総魔力量は増やした方がいいし、折角スキルを持っているのだから、どんどん使って、レベル上げをしないといけないよ」
「はい、分かった。なんだか、テラ、お母さんみたいになっているよ」
「そんなことはないよ。可愛い、サルビアの事が気になって仕方ないだけだよ」
「そうだ、あと一人、サルビアに、紹介していない人がいるの。会いにいく?」
「はい、紹介して」
私達は、樹奈 曲の道具屋を訪れた。
「こんにちは。ジュナ」
「あら、テラね。今日は、まだ、納入の日じゃないよ」
「知っているよ。私の新しい友達が出来たから、紹介しようと思って来たの」
「へぇ、テラにそんな可愛い友達がいるんだね。私は、ジュナよ。よろしく」
「はい、私は、サルビアと言います。テラの友達です」
「テラ、友達の紹介だけかい?」
「よく分かったね。できれば、サルビアに商品の受け渡しを任せたいのだけど、いいかしら?」
「私としては、テラと直接の方が安心だけど。この店の事はあまり、知られたくないから」
「そのことは、私も良く分かっているわ。だから、誰でもいいとは思っていないよ」
「それならいいよ。テラが、信用しているんだろ」
「そうよ。サルビアの為なら、何だって出来るわ」
「ほぉ、凄いね。だったら、いいよ。テラに任せるよ」
「ジュナ、ありがとう。それじゃ、またね」
「またな。商品の方も、よろしく。サルビアもまた来てくれ」
「はい。ジュナ、さよなら」
私達は、挨拶を終え、転移魔法で、店に移動した。
私は、もう一度、サルビアに、店の商品の作成と納品の流れを確認していった。
「これで、サルビア、一人で、この店をやっていけるね」
「はい、何とか出来そうです」
「ちょっと、私とスピアは、出かける用事が出来たの」
「暫く、店の管理を頼めるかしら」
「えぇ、私も一緒に行きたい」
「うん、そうでね。一緒の方が楽しいけど、今回は、我慢して」
「どうして、一緒ではダメなんですか?」
「とても、危険なの。そんな所に可愛いサルビアを連れていけないわ」
「でも、私も、十分訓練しました。テラの言うとおりに、頑張ってきました」
「そうだね。よく、頑張ってくれたね。それに、期待した以上に上達しているよ」
「それなら、私も連れて行ってよ。お願いします」
「私も辛いのよ。分かって。今回だけだから。わかってね」
「仕方ないです。テラの頼みなら」
「ありがとう。次は、必ず一緒に行くからね。店の事、頼みますね」
「はい、任せてください」
「サルビア、行くよ」
「スピアも、元気でね」
私とスピアは、サルビアに別れを告げて、店を出て行った。それから、リンダとローララにも、暫く、留守にするけど、後は、サルビアに任せていることを伝えた。
表示されたものを、サルビアにも、教えてあげた。
【ステータス】
名前:サルビア
種族:人間族(女性)
職業:無職
LVレベル:35
HP(最大体力量):2000
MP(最大魔力量):5000
魔法:土魔法(LV30)、火魔法(LV30)、水魔法(LV30)、
光魔法(LV30)
スキル:採取(LV15)、鑑定(LV5)、思念伝達(LV30)、
弓(LV30)
:毒耐性(LV30)
もう、十分に独り立ちできるレベルになっている。そろそろ、職業を決めて方がよさそうだ。その方が、関係するスキルや魔法のレベルが上昇しやすいだろう。
「サルビア、そろそろ、職業を決めたらどうかな」
「私は、医者になるわ。決めているもの」
「そうだね。でも、医者になるには、神殿で、神官として修業をして、認めて貰わないといけないみたいだよ。でも、医者として、正式に認めて貰っていない人でも、医者として働いているよ。
例えば、今のサルビアみたいに。誰かを治すのに、医者という資格がなくても、いいんだよ」
「そうか、神官にならないといけないんだ」
「そしたら、テラとも、お別れだね」
「そうだね。私は、神官にはならないからね」
「うーん、ちょっと、考えさせて」
「考えを決めるまでは、白魔導士として、働いたらどうかな。
白魔導士も、色んな人を治癒しているよ」
「あぁ、それ、いいわ。私、白魔導士になる」
「そうか、それなら、装備も武器もそろえようね」
私達は、サルビアの武器や装備を、白魔導士として最適な物を揃えて行った。
「これで、何処から見ても、白魔導士だね」
「私、この服、ローブが気に入ったわ」
「それは、良かった」
「杖も買ったから、魔法が前より、起動しやすいはずだよ」
「そうなの、ちょっと、試してみるね」
サルビアは、今まで、覚えた魔法をいくつか、起動してみた。
「本当だ、起動が早くなったよ。それに、消費する魔力量が少なくて、済むみたい」
「そう、良かったね」
「でも、まだまだ、総魔力量は増やした方がいいし、折角スキルを持っているのだから、どんどん使って、レベル上げをしないといけないよ」
「はい、分かった。なんだか、テラ、お母さんみたいになっているよ」
「そんなことはないよ。可愛い、サルビアの事が気になって仕方ないだけだよ」
「そうだ、あと一人、サルビアに、紹介していない人がいるの。会いにいく?」
「はい、紹介して」
私達は、樹奈 曲の道具屋を訪れた。
「こんにちは。ジュナ」
「あら、テラね。今日は、まだ、納入の日じゃないよ」
「知っているよ。私の新しい友達が出来たから、紹介しようと思って来たの」
「へぇ、テラにそんな可愛い友達がいるんだね。私は、ジュナよ。よろしく」
「はい、私は、サルビアと言います。テラの友達です」
「テラ、友達の紹介だけかい?」
「よく分かったね。できれば、サルビアに商品の受け渡しを任せたいのだけど、いいかしら?」
「私としては、テラと直接の方が安心だけど。この店の事はあまり、知られたくないから」
「そのことは、私も良く分かっているわ。だから、誰でもいいとは思っていないよ」
「それならいいよ。テラが、信用しているんだろ」
「そうよ。サルビアの為なら、何だって出来るわ」
「ほぉ、凄いね。だったら、いいよ。テラに任せるよ」
「ジュナ、ありがとう。それじゃ、またね」
「またな。商品の方も、よろしく。サルビアもまた来てくれ」
「はい。ジュナ、さよなら」
私達は、挨拶を終え、転移魔法で、店に移動した。
私は、もう一度、サルビアに、店の商品の作成と納品の流れを確認していった。
「これで、サルビア、一人で、この店をやっていけるね」
「はい、何とか出来そうです」
「ちょっと、私とスピアは、出かける用事が出来たの」
「暫く、店の管理を頼めるかしら」
「えぇ、私も一緒に行きたい」
「うん、そうでね。一緒の方が楽しいけど、今回は、我慢して」
「どうして、一緒ではダメなんですか?」
「とても、危険なの。そんな所に可愛いサルビアを連れていけないわ」
「でも、私も、十分訓練しました。テラの言うとおりに、頑張ってきました」
「そうだね。よく、頑張ってくれたね。それに、期待した以上に上達しているよ」
「それなら、私も連れて行ってよ。お願いします」
「私も辛いのよ。分かって。今回だけだから。わかってね」
「仕方ないです。テラの頼みなら」
「ありがとう。次は、必ず一緒に行くからね。店の事、頼みますね」
「はい、任せてください」
「サルビア、行くよ」
「スピアも、元気でね」
私とスピアは、サルビアに別れを告げて、店を出て行った。それから、リンダとローララにも、暫く、留守にするけど、後は、サルビアに任せていることを伝えた。
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