偽聖女の濡れ衣を着せられて追放だそうですが、本当にいいんですね?
十歳で聖女となったアリアンナは、十年間のほとんどを帝国の大神殿の奥で過ごし、
帝国を守るために祈りを捧げ続けてきた。『聖女』は帝国の中で唯一の
『召喚士』でもあり、アリアンナは天界の者や魔界の者を召喚して交渉し、
国を守ることや農産物の豊作などを願ったりしていたのだが、ある日
名目上だけで婚約したことになっている皇太子から使者が遣わされ、
大神殿から追い出されてしまった。
「聖女となってから国に対して何の恩恵も与えていないアリアンナを、偽聖女と認定する」
皇太子はアリアンナとの婚約を破棄し、新しい婚約者が聖女を引き継ぐという。
しかし皇太子も、神殿の人々も、国民も分かっていなかった。偽聖女とされた
アリアンナの代わりをできる人物など、帝国に一人もいないということを。
「せっかく自由になったんだから、ペットのナーヴェとゆっくり暮らそうかな。
そうだ、冒険者をやってみたかったんだよね」片田舎で再出発する
アリアンナだが、一方で彼女を追放した人々は、アリアンナがいなくなったことの意味を
否応なく知ることになっていって――。
帝国を守るために祈りを捧げ続けてきた。『聖女』は帝国の中で唯一の
『召喚士』でもあり、アリアンナは天界の者や魔界の者を召喚して交渉し、
国を守ることや農産物の豊作などを願ったりしていたのだが、ある日
名目上だけで婚約したことになっている皇太子から使者が遣わされ、
大神殿から追い出されてしまった。
「聖女となってから国に対して何の恩恵も与えていないアリアンナを、偽聖女と認定する」
皇太子はアリアンナとの婚約を破棄し、新しい婚約者が聖女を引き継ぐという。
しかし皇太子も、神殿の人々も、国民も分かっていなかった。偽聖女とされた
アリアンナの代わりをできる人物など、帝国に一人もいないということを。
「せっかく自由になったんだから、ペットのナーヴェとゆっくり暮らそうかな。
そうだ、冒険者をやってみたかったんだよね」片田舎で再出発する
アリアンナだが、一方で彼女を追放した人々は、アリアンナがいなくなったことの意味を
否応なく知ることになっていって――。
あなたにおすすめの小説
婚約破棄すると言われたので、これ幸いとダッシュで逃げました。殿下、すみませんが追いかけてこないでください。
桜乃
恋愛
ハイネシック王国王太子、セルビオ・エドイン・ハイネシックが舞踏会で高らかに言い放つ。
「ミュリア・メリッジ、お前とは婚約を破棄する!」
「はい、喜んで!」
……えっ? 喜んじゃうの?
※約8000文字程度の短編です。6/17に完結いたします。
※1ページの文字数は少な目です。
☆番外編「出会って10秒でひっぱたかれた王太子のお話」
セルビオとミュリアの出会いの物語。
※10/1から連載し、10/7に完結します。
※1日おきの更新です。
※1ページの文字数は少な目です。
私は心を捨てました 〜「お前なんかどうでもいい」と言ったあなた、どうして今更なのですか?〜
月橋りら
恋愛
私に婚約の打診をしてきたのは、ルイス・フォン・ラグリー侯爵子息。
だが、彼には幼い頃から大切に想う少女がいたーー。
「お前なんかどうでもいい」 そうあなたが言ったから。
私は心を捨てたのに。
あなたはいきなり許しを乞うてきた。
そして優しくしてくるようになった。
ーー私が想いを捨てた後で。
どうして今更なのですかーー。
*この小説はカクヨム様、エブリスタ様でも連載しております。
妹に出ていけと言われたので守護霊を全員引き連れて出ていきます
兎屋亀吉
恋愛
ヨナーク伯爵家の令嬢アリシアは幼い頃に顔に大怪我を負ってから、霊を視認し使役する能力を身に着けていた。顔の傷によって政略結婚の駒としては使えなくなってしまったアリシアは当然のように冷遇されたが、アリシアを守る守護霊の力によって生活はどんどん豊かになっていった。しかしそんなある日、アリシアの父アビゲイルが亡くなる。次に伯爵家当主となったのはアリシアの妹ミーシャのところに婿入りしていたケインという男。ミーシャとケインはアリシアのことを邪魔に思っており、アリシアは着の身着のままの状態で伯爵家から放り出されてしまう。そこからヨナーク伯爵家の没落が始まった。
婚約破棄された伯爵令嬢は錬金術師となり稼いだお金で男を買いあさります
平山和人
恋愛
伯爵令嬢のノエルは婚約者である皇太子に婚約破棄されたことで身分を剥奪され、王都に着の身着のまま捨てられる。
ノエルは自分を捨てたものたちに復讐するために金を稼いで見返すことを決心する。
幸い学んでいた錬金術でポーションを売り、金を稼ぎ、奴隷市場から男奴隷を買いあさる。
そうやって復讐に向けて日々邁進するノエルであったが、男奴隷を買い漁るうちに一人の男性と心を通わせていく。
【取り下げ予定】愛されない妃ですので。
ごろごろみかん。
恋愛
王妃になんて、望んでなったわけではない。
国王夫妻のリュシアンとミレーゼの関係は冷えきっていた。
「僕はきみを愛していない」
はっきりそう告げた彼は、ミレーゼ以外の女性を抱き、愛を囁いた。
『お飾り王妃』の名を戴くミレーゼだが、ある日彼女は側妃たちの諍いに巻き込まれ、命を落としてしまう。
(ああ、私の人生ってなんだったんだろう──?)
そう思って人生に終止符を打ったミレーゼだったが、気がつくと結婚前に戻っていた。
しかも、別の人間になっている?
なぜか見知らぬ伯爵令嬢になってしまったミレーゼだが、彼女は決意する。新たな人生、今度はリュシアンに関わることなく、平凡で優しい幸せを掴もう、と。
*年齢制限を18→15に変更しました。
【完結】選ばれなかった王女は、手紙を残して消えることにした。
曽根原ツタ
恋愛
「お姉様、私はヴィンス様と愛し合っているの。だから邪魔者は――消えてくれない?」
「分かったわ」
「えっ……」
男が生まれない王家の第一王女ノルティマは、次の女王になるべく全てを犠牲にして教育を受けていた。
毎日奴隷のように働かされた挙句、将来王配として彼女を支えるはずだった婚約者ヴィンスは──妹と想いあっていた。
裏切りを知ったノルティマは、手紙を残して王宮を去ることに。
何もかも諦めて、崖から湖に飛び降りたとき──救いの手を差し伸べる男が現れて……?
★小説家になろう様で先行更新中
今、姉が婚約破棄されています
毒島醜女
恋愛
「セレスティーナ!君との婚約を破棄させてもらう!」
今、お姉様が婚約破棄を受けています。全く持って無実の罪で。
「自分の妹を虐待するなんて、君は悪魔だ!!」
は、はい?
私がいつ、お姉様に虐待されたって……?
しかも私に抱きついてきた!いやっ!やめて!
この人、おかしくない?
自分の家族を馬鹿にするような男に嫁ぎたいと思う人なんているわけないでしょ!?
冷遇される王妃は国王の愛を望まない
ゆきむらさり
恋愛
稚拙ながらも投稿初日(11/21)から📝この作品もHOTランキングに入れて頂き、本当にありがとうございます🤗 今回初めてHOTランキングの5位(11/23)を頂き感無量です🥲 これも全ては読んで下さる皆様のおかげです✨
〔あらすじ〕📝ある時、クラウン王国の国王カルロスの元に王妃アリーヤの訃報が届く。王妃アリーヤを冷遇しておきながら嘆く国王カルロスに皆は不思議がるばかり。統治者としては優れている国王カルロスだが、幼馴染の側妃ベリンダを寵愛し、政略結婚の為に他国アメジスト王国から輿入れした王女アリーヤには見向きもせず、冷遇していた経緯がある。常に公の場に連れ歩くのも側妃ベリンダ。おかげでクラウン王国の臣下らも側妃ベリンダを王妃扱い。はたから見れば哀れな冷遇妃アリーヤだが、実は王妃アリーヤにはその方が都合が良いとも……。
※設定などは独自の世界観でご都合主義。おそらくハピエン♥️
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
違うよ王の失敗はえろえろ、じゃなかったイイコイイコしてあげるのが遅かった(間が空いた)事だよ!
神殿側としては『あくまつかいだー!』『わるものだー!』で判断としては異常ではないです。
ただし下手すると長が能力無しの偽神官だったりするかもだけど。
前の長が型破りだったのでしょうたぶん。 うんたぶん。
王様もエロに溺れていたのね。
いろいろ言い訳がましいけど、エロエロが恨みの原因だしね。
悪魔を送還→召喚?
ダノアがそもそもの原因。
でも、ここまで大きくなると切り捨てても誰も納得しないだろうな。
これでダノアに逃げられたら公爵家はどうなるのかも見てみたい気もするw
結局王もクズか。
聖女の力を婚姻政策で王家に取り込んで好き勝手しようとしてただけでしょ。
主人公は結果出してたのに、王はそれ以上の欲かいた。
大抵の作品だと国王が動くのがあからさまに遅すぎたり最悪動かない事が多いから、この作品の国王はまだマシな方かな?
これで国王が前聖女の居場所を把握してるなら十分マトモかな?
これから王子のざまぁが始まるのか、上手く言い訳して父親も納得してしまうのか………
ここがこの国の分岐点になりそう。
供物って言い方がなんか今後ありそうで怖いなぁ
ご感想をいただきありがとうございます!
供物という表現だとリスクが大きいように読み取れるので
修正させていただきました。
…天使ジーブリール 確か雨を司る天使でしたね。
水を司る天使は他にもいらっしゃるようですが
ここはやはりあの方をイメージしていただけましたらと思います。
子犬には、と言うか犬にも猫にも人間の子供にも他の動物にも、香辛料はやめてあげて下さい。
虐待すぎて怖いです(´;ω;`)
大変失礼しました、内容のほう修正させて
いただきました!
楽しく読んでます。
王子がどっちに転んで行くのかなぁ?と、まだ要観察中です。ゲスなら国滅びろデスが(笑)
主人公はこれから、のんびり生きて欲しいですね。
人物の動き次第で展開は変わりそうですが
主人公はのんびりになっていくのかなと。
新しい出会いを経て自覚せず勢力拡大も……というところです。
うーむ、馬鹿王子ではあるけど、たぶん勉強のできる馬鹿?
『前の聖女と違う!』的な。(主人公のほうがすごい)
よくある系と違って、新聖女とえろえろじゃないので滅びろ王子!とかは(まだ)言わないけど、実際にはどんな王子さんなのだろねー?
女好き王子や色狂い女や権力大好き親子共々、早く盛大にざまぁされて欲しい😤ここの王様はどんな対応するかな?対して調べもしないで本物の聖女を追放した王子を…
文武両道イケメン?騙されとるよ(笑)
第11話ですが、ネーヴェ?ナーヴェの事でしょうか?どっちがホントの名前?
感想ではなく指摘でスミマセン、気になってσ(^_^;)?
ご指摘いただきありがとうございます!
ナーヴェが正しいです、大変失礼しました。
直ちに修正させていただきます!
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。