60 / 82
第4章
2話:雑魚が、囀るなよ
しおりを挟む
夕方頃には帝都アルグラシアに入り、俺とエイシアスは王城に向かう。
まあ、数日世話になるくらいはいいだろう。
「到着いたしました」
同伴していた騎士が馬車の扉を開ける。
先に降り、俺はエイシアスとリリアに手を差し伸べる。ここは紳士に対応しよう。
「ふふっ、主らしい」
「テオ様、ありがとうございます」
案内されるがまま部屋に通される。リリアが少しお待ちくださいと言い、部屋を出て行った。それから体感で三十分ほどが経過し、同伴していた騎士がやってきた。
「テオ様、エイシアス様。皇帝陛下がお呼びです。私の後に付いてきていただきたい」
まさかの皇帝直々のお呼びとあらば、行ってやろうじゃないか。
俺とエイシアスは騎士の後に付いて行き、重厚で、それでいて荘厳な扉の前で待たされる。
「お二人をお連れいたしまた!」
騎士が声を張り上げると、扉が開いた。
玉座の間は、その名にふさわしく圧倒的な威厳と豪奢さに満ちている。テオが足を踏み入れた瞬間、冷たく光る黒曜石の床が、彼の足音を響かせ、巨大な空間に静寂を生む。玉座の間は、天井までそびえる柱が並び、それらには古代の戦士たちの彫刻が施されており、彼らの勇姿がまるで生きているかのようだ。
壁には、帝国の歴史を描いた壮大なタペストリーがかかり、戦場での勝利や英雄たちの姿が色鮮やかに描かれている。天井からは無数の煌めく水晶のシャンデリアが下がり、その光が黒曜石や大理石の床に反射して、部屋全体を神秘的な輝きで包み込んでいた。
奥には、玉座がそびえ立っている。それは真紅の絨毯が敷かれた広間の中央にあり、金と黒の装飾が施された重厚な椅子だ。背もたれには帝国の紋章が大きく刻まれ、まるでその力が目に見えるかのようだ。
俺の視線は玉座へと吸い寄せられる。そこには、威厳をたたえた帝国の皇帝が座している。
彼の視線は鋭く、部屋のすべてを支配しているかのように感じられる。
その周囲には、重鎮たる貴族や高位の魔法使いたちが整然と立ち、各々の立場を示すかのように着飾っている。香の煙が微かに漂い、厳粛な空気が一層引き立てられていた。
エイシアスの城より劣るが、それでも似たような雰囲気を感じられる。
緊張などはしていない。そのまま歩みを進める。玉座の前まで来るが、俺とエイシアスは跪いたりしない。どうして強者である俺たちが、俺たちより劣る存在に膝を突いて首を垂れなければならないか。
しかし、周囲からは無言の圧力がかけられるが、その程度気にすることなど無い。
「無礼者め! 早く跪くのだ!」
一人の筆頭騎士だろう者が剣に手をかけ、声を荒げる。俺はその者を睨みつけて告げる。
「黙れ。力量差も理解できない雑魚が、囀るなよ。殺すぞ?」
殺気を解き放ったその瞬間、すべての騎士が剣を抜き、魔法使いが杖を構えた。
しかし、それに待ったをかけた人物がいた。それは玉座に座る皇帝自身だった。
「待て。皆の者、武器を収めろ。客人よ、失礼した」
「しっかりと首輪をかけて、手綱を握っておけ。程度が知られるぞ?」
「ククッ、アッハッハッハ!」
すると皇帝は急に笑い出した。
「すまない。我はカリオス・フィア・バルデリア。バルデリア帝国の皇帝だ。かなり我が強いな。しっかりと教育し直そう」
「そうしろ。じゃないと、つい殺しちまう」
「面白い。まずはリリアを助けてくれたこと感謝する。褒美を用意するが、何がいい?」
「特に必要ねえよ。リリアに言われて、数日世話になるくらいだ。それで十分だ」
「そうか。まあ、旅をしているのなら褒美は金にしておこう。適当に用意させよう」
「勝手にしろ。それで、俺たちを呼んだ理由はなんだ?」
するとカリオスは、リリアを一瞥してから口を開いた。
「神聖リュミエール王国から来たと聞いた。勇者とは会ったか?」
「遠目から見ただけだよ。あいつ、魔王軍の魔将に殺されていたぞ。弱すぎて腹を抱えて笑ったよ」
「あの【影刃】とかいう魔族すら倒せない雑魚だとはな。見ていて面白かったが、それだけだね」
俺とエイシアスの感想に、周囲は騒めく。リリアも聞いていなかったからか、表情が固まっていた。
「見ていたのか?」
「うん? 当然だろ。魔族が攻めて来るという楽しそうな展開、見なくちゃ損だろ。まあ、聖女のリリィも殺されかけてたが」
「……聖女は無事なのか?」
「無事だよ。まあ、世話になった住民もいたから、軍勢は片付けてやったが。魔族の将は、楽しませてくれた礼に見逃してやったよ」
俺の見逃した発言に、非難が飛んでくる。
雑魚がうるせぇな……
俺のイライラが溜まっていく。
「なら、帝国が滅びそうになっても、俺たちは高みの見物をさせてもらおう。楽しませてくれることを願うよ」
「テオといったな。随分と傲慢だな」
「……お前も聖王みたいに正義を語るのか? あいつは犬の躾もできないようだったから、聖王に躾がどういうものか教育してやったよ」
「つまらない最後だったね」
「ほんとにな。もっと頑張ってくれていいのに。まあ、いないヤツの話しはいいや」
「まさか、聖王を殺したのか……?」
俺は笑って答える。
「当然だ。誰に手を出したか、教えてやっただけだ。今はあの女神に言われて聖女が頑張ってるんじゃねぇか」
その言葉に、謁見の間は静まり返ったのだった。
まあ、数日世話になるくらいはいいだろう。
「到着いたしました」
同伴していた騎士が馬車の扉を開ける。
先に降り、俺はエイシアスとリリアに手を差し伸べる。ここは紳士に対応しよう。
「ふふっ、主らしい」
「テオ様、ありがとうございます」
案内されるがまま部屋に通される。リリアが少しお待ちくださいと言い、部屋を出て行った。それから体感で三十分ほどが経過し、同伴していた騎士がやってきた。
「テオ様、エイシアス様。皇帝陛下がお呼びです。私の後に付いてきていただきたい」
まさかの皇帝直々のお呼びとあらば、行ってやろうじゃないか。
俺とエイシアスは騎士の後に付いて行き、重厚で、それでいて荘厳な扉の前で待たされる。
「お二人をお連れいたしまた!」
騎士が声を張り上げると、扉が開いた。
玉座の間は、その名にふさわしく圧倒的な威厳と豪奢さに満ちている。テオが足を踏み入れた瞬間、冷たく光る黒曜石の床が、彼の足音を響かせ、巨大な空間に静寂を生む。玉座の間は、天井までそびえる柱が並び、それらには古代の戦士たちの彫刻が施されており、彼らの勇姿がまるで生きているかのようだ。
壁には、帝国の歴史を描いた壮大なタペストリーがかかり、戦場での勝利や英雄たちの姿が色鮮やかに描かれている。天井からは無数の煌めく水晶のシャンデリアが下がり、その光が黒曜石や大理石の床に反射して、部屋全体を神秘的な輝きで包み込んでいた。
奥には、玉座がそびえ立っている。それは真紅の絨毯が敷かれた広間の中央にあり、金と黒の装飾が施された重厚な椅子だ。背もたれには帝国の紋章が大きく刻まれ、まるでその力が目に見えるかのようだ。
俺の視線は玉座へと吸い寄せられる。そこには、威厳をたたえた帝国の皇帝が座している。
彼の視線は鋭く、部屋のすべてを支配しているかのように感じられる。
その周囲には、重鎮たる貴族や高位の魔法使いたちが整然と立ち、各々の立場を示すかのように着飾っている。香の煙が微かに漂い、厳粛な空気が一層引き立てられていた。
エイシアスの城より劣るが、それでも似たような雰囲気を感じられる。
緊張などはしていない。そのまま歩みを進める。玉座の前まで来るが、俺とエイシアスは跪いたりしない。どうして強者である俺たちが、俺たちより劣る存在に膝を突いて首を垂れなければならないか。
しかし、周囲からは無言の圧力がかけられるが、その程度気にすることなど無い。
「無礼者め! 早く跪くのだ!」
一人の筆頭騎士だろう者が剣に手をかけ、声を荒げる。俺はその者を睨みつけて告げる。
「黙れ。力量差も理解できない雑魚が、囀るなよ。殺すぞ?」
殺気を解き放ったその瞬間、すべての騎士が剣を抜き、魔法使いが杖を構えた。
しかし、それに待ったをかけた人物がいた。それは玉座に座る皇帝自身だった。
「待て。皆の者、武器を収めろ。客人よ、失礼した」
「しっかりと首輪をかけて、手綱を握っておけ。程度が知られるぞ?」
「ククッ、アッハッハッハ!」
すると皇帝は急に笑い出した。
「すまない。我はカリオス・フィア・バルデリア。バルデリア帝国の皇帝だ。かなり我が強いな。しっかりと教育し直そう」
「そうしろ。じゃないと、つい殺しちまう」
「面白い。まずはリリアを助けてくれたこと感謝する。褒美を用意するが、何がいい?」
「特に必要ねえよ。リリアに言われて、数日世話になるくらいだ。それで十分だ」
「そうか。まあ、旅をしているのなら褒美は金にしておこう。適当に用意させよう」
「勝手にしろ。それで、俺たちを呼んだ理由はなんだ?」
するとカリオスは、リリアを一瞥してから口を開いた。
「神聖リュミエール王国から来たと聞いた。勇者とは会ったか?」
「遠目から見ただけだよ。あいつ、魔王軍の魔将に殺されていたぞ。弱すぎて腹を抱えて笑ったよ」
「あの【影刃】とかいう魔族すら倒せない雑魚だとはな。見ていて面白かったが、それだけだね」
俺とエイシアスの感想に、周囲は騒めく。リリアも聞いていなかったからか、表情が固まっていた。
「見ていたのか?」
「うん? 当然だろ。魔族が攻めて来るという楽しそうな展開、見なくちゃ損だろ。まあ、聖女のリリィも殺されかけてたが」
「……聖女は無事なのか?」
「無事だよ。まあ、世話になった住民もいたから、軍勢は片付けてやったが。魔族の将は、楽しませてくれた礼に見逃してやったよ」
俺の見逃した発言に、非難が飛んでくる。
雑魚がうるせぇな……
俺のイライラが溜まっていく。
「なら、帝国が滅びそうになっても、俺たちは高みの見物をさせてもらおう。楽しませてくれることを願うよ」
「テオといったな。随分と傲慢だな」
「……お前も聖王みたいに正義を語るのか? あいつは犬の躾もできないようだったから、聖王に躾がどういうものか教育してやったよ」
「つまらない最後だったね」
「ほんとにな。もっと頑張ってくれていいのに。まあ、いないヤツの話しはいいや」
「まさか、聖王を殺したのか……?」
俺は笑って答える。
「当然だ。誰に手を出したか、教えてやっただけだ。今はあの女神に言われて聖女が頑張ってるんじゃねぇか」
その言葉に、謁見の間は静まり返ったのだった。
396
お気に入りに追加
1,625
あなたにおすすめの小説
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
パーティ追放が進化の条件?! チートジョブ『道化師』からの成り上がり。
荒井竜馬
ファンタジー
『第16回ファンタジー小説大賞』奨励賞受賞作品
あらすじ
勢いが凄いと話題のS級パーティ『黒龍の牙』。そのパーティに所属していた『道化師見習い』のアイクは突然パーティを追放されてしまう。
しかし、『道化師見習い』の進化条件がパーティから独立をすることだったアイクは、『道化師見習い』から『道化師』に進化する。
道化師としてのジョブを手に入れたアイクは、高いステータスと新たなスキルも手に入れた。
そして、見習いから独立したアイクの元には助手という女の子が現れたり、使い魔と契約をしたりして多くのクエストをこなしていくことに。
追放されて良かった。思わずそう思ってしまうような世界がアイクを待っていた。
成り上がりとざまぁ、後は異世界で少しゆっくりと。そんなファンタジー小説。
ヒロインは6話から登場します。
スキルポイントが無限で全振りしても余るため、他に使ってみます
銀狐
ファンタジー
病気で17歳という若さで亡くなってしまった橘 勇輝。
死んだ際に3つの能力を手に入れ、別の世界に行けることになった。
そこで手に入れた能力でスキルポイントを無限にできる。
そのため、いろいろなスキルをカンストさせてみようと思いました。
※10万文字が超えそうなので、長編にしました。
人間不信の異世界転移者
遊暮
ファンタジー
「俺には……友情も愛情も信じられないんだよ」
両親を殺害した少年は翌日、クラスメイト達と共に異世界へ召喚される。
一人抜け出した少年は、どこか壊れた少女達を仲間に加えながら世界を巡っていく。
異世界で一人の狂人は何を求め、何を成すのか。
それはたとえ、神であろうと分からない――
*感想、アドバイス等大歓迎!
*12/26 プロローグを改稿しました
基本一人称
文字数一話あたり約2000~5000文字
ステータス、スキル制
現在は不定期更新です
異世界転移しましたが、面倒事に巻き込まれそうな予感しかしないので早めに逃げ出す事にします。
sou
ファンタジー
蕪木高等学校3年1組の生徒40名は突如眩い光に包まれた。
目が覚めた彼らは異世界転移し見知らぬ国、リスランダ王国へと転移していたのだ。
「勇者たちよ…この国を救ってくれ…えっ!一人いなくなった?どこに?」
これは、面倒事を予感した主人公がいち早く逃げ出し、平穏な暮らしを目指す物語。
なろう、カクヨムにも同作を投稿しています。
(完結)足手まといだと言われパーティーをクビになった補助魔法師だけど、足手まといになった覚えは無い!
ちゃむふー
ファンタジー
今までこのパーティーで上手くやってきたと思っていた。
なのに突然のパーティークビ宣言!!
確かに俺は直接の攻撃タイプでは無い。
補助魔法師だ。
俺のお陰で皆の攻撃力防御力回復力は約3倍にはなっていた筈だ。
足手まといだから今日でパーティーはクビ??
そんな理由認められない!!!
俺がいなくなったら攻撃力も防御力も回復力も3分の1になるからな??
分かってるのか?
俺を追い出した事、絶対後悔するからな!!!
ファンタジー初心者です。
温かい目で見てください(*'▽'*)
一万文字以下の短編の予定です!
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
農業機器無双! ~農業機器は世界を救う!~
あきさけ
ファンタジー
異世界の地に大型農作機械降臨!
世界樹の枝がある森を舞台に、農業機械を生み出すスキルを授かった少年『バオア』とその仲間が繰り広げるスローライフ誕生!
十歳になると誰もが神の祝福『スキル』を授かる世界。
その世界で『農業機器』というスキルを授かった少年バオア。
彼は地方貴族の三男だったがこれをきっかけに家から追放され、『闇の樹海』と呼ばれる森へ置き去りにされてしまう。
しかし、そこにいたのはケットシー族の賢者ホーフーン。
彼との出会いで『農業機器』のスキルに目覚めたバオアは、人の世界で『闇の樹海』と呼ばれていた地で農業無双を開始する!
芝刈り機と耕運機から始まる農業ファンタジー、ここに開幕!
たどり着くは巨大トラクターで畑を耕し、ドローンで農薬をまき、大型コンバインで麦を刈り、水耕栽培で野菜を栽培する大農園だ!
米 この作品はカクヨム様でも連載しております。その他のサイトでは掲載しておりません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる