26 / 65
第1章
第25話:王都
しおりを挟む
王都の中に入ると、露店や様々な店などから声が上がり沢山の人々で賑わっていた。
「流石は王都だ。人が多いな」
ゼノアは腕を絡めて、フィアは手を繋いで大通りを散策する。ある者は微笑ましい者を見る様な目、ある者は嫉妬の視線。そんな視線を気にすること無く、俺達は散策を続ける。
俺はギルドに行く事を思い出す。そして店の人に道を聞いて向かう。
向かう途中にも、ゼノアとフィアが露店などを指差して「ご主人様、あれが食べたいのじゃ!」「お兄ちゃんあれ食べたい!」などと言って、食いながらギルドへと向かう。
い
「たしかここを曲がった所にーーあったあった」
俺は冒険者ギルドの看板を見つけた。
何故文字が読めるのか?それは<技術(S)>にある<言語理解>があるからだ。ちなみに字も書けます。
俺は建物を見る。見るとそれは木造建築の二階建てだ。まさにギルドって感じがする建物だ。
その扉に手を掛けて入ると、カランカラン♪とう音を立てて扉が開く。
中を見渡すとーー何故か視線が俺達に集まっていた。何故だ?だがスグに視線が外れる。俺は気にすることなく受付に向かう。受付は六つ程あり、男性の受付が二人、女性が四人だ。
俺は迷うことなく、セミロングの茶髪をした一番可愛いらしい受付嬢の所へと向かう。無論男よりは女だ。何故かゼノアの視線が痛い。
「依頼ですか?」
受付嬢がそう聞くと、俺は来た目的を告げる。
「いや、登録をしに来た」
「登録ですか?」
「ああ」
俺がそう言うと後ろから声が掛けれた。
「おいおい、まだ登録は早いんじゃないか?それか場所を間違えたか?」
振り向くと、背中に斧を担いだ筋肉ムキムキの大柄な男が居た。ムキムキデスネ。
「いや、場所は合ってるよ。身分証を落としちゃって登録しに来たんだよ」
「だから冒険者か?腕にそれなりの自信が無いとなれないぞ?」
「安心しろ。腕には自信がある」
俺の強いと言う発言に、男は挑発の様に言う。
「そんな貧弱な身体でか?言わせて貰うが、冒険者はそんなに甘くないぞ?」
「さっきも言っただろ?腕には自身があるって。何ならその背中に背負っている武器を使って試してみるか?」
俺の挑発に、男は顔を真っ赤にしてその挑発に乗る。
そこに受付嬢が入って止めようとする。
「アズベッドさん!一般人への力の行使は禁止しています!今すぐに止めて下さい!」
成程こと男はアズベッドと言うのか。
それに対してアズベッドは言う。
「ナーシャさん。冒険者になろうっていうんだ、一般人じゃないだろ?」
「うっ、それは…」
受付嬢の名前はナーシャさんと言うらしい。そんな会話に、俺はアズベッドへと声を掛ける。
「やるのかやらないのかはっきりしてくれ、時間が勿体ない」
俺の言葉に同意するかの様にゼノアとフィアが言う。
「たしかにのう。美味い飯が早く食べいのじゃ」
「ん。早く食べたいの!」
その発言に男は怒りで赤い顔を更に顔を真っ赤にさせる。明らかにみて子供と分かる二人の少女に言われたのだから。一人は少女では無いが。
「んだとッ!なら今すぐにこの場で退場して貰う!」
「ひぅっ」
フィアはアズベッドの大声で怯える。そして男は攻撃をしようとして────────固まった。
何があったか?それは秋人が加減をした<威圧>を振り撒いたからだ。勿論ゼノアとフィアにはやっていない。周囲の人の顔は蒼白になってガクガクしている。
受付に居る人達も顔を蒼白にしていた。
そして威圧を諸に受けたアズベッドはというと。
「あ、う……」
俺はフィアの頭に手を置いて言う。
「あ?うちの子が怯えているだろ?」
「ご主人様よ。妾は?」
「………どうなんだ?」
「スルーしないでほしいのじゃ…」
そこはスルー。そもそもお前は怯えていないだろ?それに竜王は絶対者だろ?
アズベッドは何とか声を出す。
「そ、それは、その…」
「歯切れが悪いな、そんなに言えないことなのか?」
ここに居る者はこう思っただろう。「歯切れが悪いのはあんたのせいだ」と。
俺が<威圧>を解除すると、ギルドに居たみんなは溜め息を吐く。
そして俺はアズベッドに問いかける。
「で、どうなんだ?」
「お、俺が悪かった。この通りだ。許してくれ!」
アズベッドは頭を下げる。
「まあ俺は慈悲深いし?今回だけは許す。次は無いと思え」
軽く威圧をして忠告する。
「あ、ああ。感謝する」
そう言ってアズベッドは自分の居た席へと戻る。仲間達から何かを言われているがどうでもいい。
そして振り返って受付嬢へと話しの続きをする。
「冒険者になりたいのだが?」
「は、はい。ではこちらの用紙に必要事項を御記入下さい。それと字は書けますか?」
俺は「大丈夫」と言って必要事項を書いていく。とはいっても書く所は名前、出身、得意な戦闘方法だ。
だが一つ書けないとすれば…
「出身は書かないとダメか?」
フィアは何とかなるのだが俺とゼノアが問題だ。
「いえ、書かなくても大丈夫ですが、入国時の審査や検問時などに信用性が薄れてしまいます」
「そうなのか。ありがとう」
俺は出身地だけは書かないで次を書く。次に書くのは戦闘方法だ。暫し俺は考える。そして俺は書く。
書いた用紙を受付嬢へと渡しそれを確認している。
「あの、戦闘方法なのですが」
「まずかったか?」
「いえ、その、”全て”とは?」
「書いた通りだ。全て得意だ。武術から魔法まで。その時によって戦闘方法が変わる」
「そうですか。分かりした」
そして三人分の手続きが終わり説明を受ける。
「説明を致しましょうか?」
「頼む」
メティスからざっくりとした説明は聞いてはいたが、本職かれ聞いた方がいいだろう。
「では説明させて頂きます」
俺は説明を聞き終わる。
説明の内容はこうだ。
冒険者ランクは上からS>A>B>C>D>E>Fとなっている。次にCランクまでは月に一回の依頼を受けないといけないのだ。受けなければ三ヶ月間の冒険者資格の剥奪だ。Bランクになると受けなくても大丈夫だ。だが指名依頼が多くなる。Aランクは世界にもそんなに居ない。更にはSランクは世界で三人しか居ないと言う。
最後にギルド内での争い、武器を抜く事は禁止されている。
大事なのは言うて無い。
そして、俺達は冒険者カードを受け取って泊まる宿を探しにギルドを出るのだった。
「流石は王都だ。人が多いな」
ゼノアは腕を絡めて、フィアは手を繋いで大通りを散策する。ある者は微笑ましい者を見る様な目、ある者は嫉妬の視線。そんな視線を気にすること無く、俺達は散策を続ける。
俺はギルドに行く事を思い出す。そして店の人に道を聞いて向かう。
向かう途中にも、ゼノアとフィアが露店などを指差して「ご主人様、あれが食べたいのじゃ!」「お兄ちゃんあれ食べたい!」などと言って、食いながらギルドへと向かう。
い
「たしかここを曲がった所にーーあったあった」
俺は冒険者ギルドの看板を見つけた。
何故文字が読めるのか?それは<技術(S)>にある<言語理解>があるからだ。ちなみに字も書けます。
俺は建物を見る。見るとそれは木造建築の二階建てだ。まさにギルドって感じがする建物だ。
その扉に手を掛けて入ると、カランカラン♪とう音を立てて扉が開く。
中を見渡すとーー何故か視線が俺達に集まっていた。何故だ?だがスグに視線が外れる。俺は気にすることなく受付に向かう。受付は六つ程あり、男性の受付が二人、女性が四人だ。
俺は迷うことなく、セミロングの茶髪をした一番可愛いらしい受付嬢の所へと向かう。無論男よりは女だ。何故かゼノアの視線が痛い。
「依頼ですか?」
受付嬢がそう聞くと、俺は来た目的を告げる。
「いや、登録をしに来た」
「登録ですか?」
「ああ」
俺がそう言うと後ろから声が掛けれた。
「おいおい、まだ登録は早いんじゃないか?それか場所を間違えたか?」
振り向くと、背中に斧を担いだ筋肉ムキムキの大柄な男が居た。ムキムキデスネ。
「いや、場所は合ってるよ。身分証を落としちゃって登録しに来たんだよ」
「だから冒険者か?腕にそれなりの自信が無いとなれないぞ?」
「安心しろ。腕には自信がある」
俺の強いと言う発言に、男は挑発の様に言う。
「そんな貧弱な身体でか?言わせて貰うが、冒険者はそんなに甘くないぞ?」
「さっきも言っただろ?腕には自身があるって。何ならその背中に背負っている武器を使って試してみるか?」
俺の挑発に、男は顔を真っ赤にしてその挑発に乗る。
そこに受付嬢が入って止めようとする。
「アズベッドさん!一般人への力の行使は禁止しています!今すぐに止めて下さい!」
成程こと男はアズベッドと言うのか。
それに対してアズベッドは言う。
「ナーシャさん。冒険者になろうっていうんだ、一般人じゃないだろ?」
「うっ、それは…」
受付嬢の名前はナーシャさんと言うらしい。そんな会話に、俺はアズベッドへと声を掛ける。
「やるのかやらないのかはっきりしてくれ、時間が勿体ない」
俺の言葉に同意するかの様にゼノアとフィアが言う。
「たしかにのう。美味い飯が早く食べいのじゃ」
「ん。早く食べたいの!」
その発言に男は怒りで赤い顔を更に顔を真っ赤にさせる。明らかにみて子供と分かる二人の少女に言われたのだから。一人は少女では無いが。
「んだとッ!なら今すぐにこの場で退場して貰う!」
「ひぅっ」
フィアはアズベッドの大声で怯える。そして男は攻撃をしようとして────────固まった。
何があったか?それは秋人が加減をした<威圧>を振り撒いたからだ。勿論ゼノアとフィアにはやっていない。周囲の人の顔は蒼白になってガクガクしている。
受付に居る人達も顔を蒼白にしていた。
そして威圧を諸に受けたアズベッドはというと。
「あ、う……」
俺はフィアの頭に手を置いて言う。
「あ?うちの子が怯えているだろ?」
「ご主人様よ。妾は?」
「………どうなんだ?」
「スルーしないでほしいのじゃ…」
そこはスルー。そもそもお前は怯えていないだろ?それに竜王は絶対者だろ?
アズベッドは何とか声を出す。
「そ、それは、その…」
「歯切れが悪いな、そんなに言えないことなのか?」
ここに居る者はこう思っただろう。「歯切れが悪いのはあんたのせいだ」と。
俺が<威圧>を解除すると、ギルドに居たみんなは溜め息を吐く。
そして俺はアズベッドに問いかける。
「で、どうなんだ?」
「お、俺が悪かった。この通りだ。許してくれ!」
アズベッドは頭を下げる。
「まあ俺は慈悲深いし?今回だけは許す。次は無いと思え」
軽く威圧をして忠告する。
「あ、ああ。感謝する」
そう言ってアズベッドは自分の居た席へと戻る。仲間達から何かを言われているがどうでもいい。
そして振り返って受付嬢へと話しの続きをする。
「冒険者になりたいのだが?」
「は、はい。ではこちらの用紙に必要事項を御記入下さい。それと字は書けますか?」
俺は「大丈夫」と言って必要事項を書いていく。とはいっても書く所は名前、出身、得意な戦闘方法だ。
だが一つ書けないとすれば…
「出身は書かないとダメか?」
フィアは何とかなるのだが俺とゼノアが問題だ。
「いえ、書かなくても大丈夫ですが、入国時の審査や検問時などに信用性が薄れてしまいます」
「そうなのか。ありがとう」
俺は出身地だけは書かないで次を書く。次に書くのは戦闘方法だ。暫し俺は考える。そして俺は書く。
書いた用紙を受付嬢へと渡しそれを確認している。
「あの、戦闘方法なのですが」
「まずかったか?」
「いえ、その、”全て”とは?」
「書いた通りだ。全て得意だ。武術から魔法まで。その時によって戦闘方法が変わる」
「そうですか。分かりした」
そして三人分の手続きが終わり説明を受ける。
「説明を致しましょうか?」
「頼む」
メティスからざっくりとした説明は聞いてはいたが、本職かれ聞いた方がいいだろう。
「では説明させて頂きます」
俺は説明を聞き終わる。
説明の内容はこうだ。
冒険者ランクは上からS>A>B>C>D>E>Fとなっている。次にCランクまでは月に一回の依頼を受けないといけないのだ。受けなければ三ヶ月間の冒険者資格の剥奪だ。Bランクになると受けなくても大丈夫だ。だが指名依頼が多くなる。Aランクは世界にもそんなに居ない。更にはSランクは世界で三人しか居ないと言う。
最後にギルド内での争い、武器を抜く事は禁止されている。
大事なのは言うて無い。
そして、俺達は冒険者カードを受け取って泊まる宿を探しにギルドを出るのだった。
21
お気に入りに追加
4,828
あなたにおすすめの小説
異世界で神様になってたらしい私のズボラライフ
トール
恋愛
会社帰り、駅までの道程を歩いていたはずの北野 雅(36)は、いつの間にか森の中に佇んでいた。困惑して家に帰りたいと願った雅の前に現れたのはなんと実家を模した家で!?
自身が願った事が現実になる能力を手に入れた雅が望んだのは冒険ではなく、“森に引きこもって生きる! ”だった。
果たして雅は独りで生きていけるのか!?
実は神様になっていたズボラ女と、それに巻き込まれる人々(神々)とのドタバタラブ? コメディ。
※この作品は「小説家になろう」でも掲載しています
システムバグで輪廻の輪から外れましたが、便利グッズ詰め合わせ付きで他の星に転生しました。
大国 鹿児
ファンタジー
輪廻転生のシステムのバグで輪廻の輪から外れちゃった!
でも神様から便利なチートグッズ(笑)の詰め合わせをもらって、
他の星に転生しました!特に使命も無いなら自由気ままに生きてみよう!
主人公はチート無双するのか!? それともハーレムか!?
はたまた、壮大なファンタジーが始まるのか!?
いえ、実は単なる趣味全開の主人公です。
色々な秘密がだんだん明らかになりますので、ゆっくりとお楽しみください。
*** 作品について ***
この作品は、真面目なチート物ではありません。
コメディーやギャグ要素やネタの多い作品となっております
重厚な世界観や派手な戦闘描写、ざまあ展開などをお求めの方は、
この作品をスルーして下さい。
*カクヨム様,小説家になろう様でも、別PNで先行して投稿しております。
異世界転生は、0歳からがいいよね
八時
ファンタジー
転生小説好きの少年が神様のおっちょこちょいで異世界転生してしまった。
神様からのギフト(チート能力)で無双します。
初めてなので誤字があったらすいません。
自由気ままに投稿していきます。
母親に家を追い出されたので、勝手に生きる!!(泣きついて来ても、助けてやらない)
いくみ
ファンタジー
実母に家を追い出された。
全く親父の奴!勝手に消えやがって!
親父が帰ってこなくなったから、実母が再婚したが……。その再婚相手は働きもせずに好き勝手する男だった。
俺は消えた親父から母と頼むと、言われて。
母を守ったつもりだったが……出て行けと言われた……。
なんだこれ!俺よりもその男とできた子供の味方なんだな?
なら、出ていくよ!
俺が居なくても食って行けるなら勝手にしろよ!
これは、のんびり気ままに冒険をする男の話です。
カクヨム様にて先行掲載中です。
不定期更新です。
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる