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第1章
第3話:叡智さんはとても優秀です
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黒歴史を作らなくて済んだ俺が最初に取り掛かったのは寝床の準備である。叡智を使い満足して寝れる寝床作りに取り掛かった。
衣・食・住の中で最も重要なのは『食』と『住』である。そのあとでい『衣』が重要となる。だが快適な睡眠を取りたい俺にとっては『食』よりも『住』でベッドなのだ。
「よしっ、これで完璧だな」
こうして満足に行くベッドが完成した。
「次は――」
『食料の確保です」
「ああ。何か近くに食べれそうなのはあるか? 出来れば虫以外で……」
『はい。この近くには『癒しの実』が大量に実っております。まずはそれを確保致しましょう』
「だな」
俺は言われるがままに外に出て癒しの実を取りに向かう。少し行くと大量に実っている木を見つけた。
「これがそうかな?」
鑑定を発動させる、が……
名前:癒しの実
効果:不明
「なんだこの『不明』ってのは?」
目の前に出た鑑定結果に対し疑問に思うと、毎度お馴染みの叡智が答えてくれる。
『これはスキル《天眼》に元々搭載されている《鑑定》のレベルが低いからです。現在のスキル《鑑定》をレベルにするとAとなっています。スキルレベルをSに上げな限り不明のままです。レベルをSに上げますか?』
「効果が分からないのは怖いからな。頼む」
『了解。《天眼》に含まれるスキル《鑑定》のレベルを(S)へと上げます……了承を確認しました。スキルレベルが(S)となりました』
てか毎度毎度誰に確認を取っているんだ? なんか聞いたらダメな気がしてきた。
そして俺はスルーすることにしてスキル《天眼》の《鑑定》を発動させた。
名前:癒しの実
効果:体力、魔力、あらゆる状態異常を回復させるS級食材。どんなに瀕死でも完全回復する。欠損部位も完治する。
「なんかすんごい実何ですけど。まあ名前からして回復するとは思っていたけど……」
物凄い実である。
『それが癒しの実の効果です。このあたり一帯が産地となっております。《アイテムボックス》へと収納することをお勧めします』
「そうだな」
俺は見ているだけでは何もできないので風魔法を使って実を落とし、落ちる寸前に《アイテムボックス》を広げて回収する。アイテムボックスはベッドを作る際に材料を運ぶ際に使用しているので、使い方に関しては問題なかった。
魔物が来るまでに粗方の収穫は済んだ。
一度メニューを開き確認すると、癒しの実(489個)と表示されていた。
なんか取りすぎたけどまあいいか。と思いつつも長いをすると危険なのでさっさと撤退する。が、その考えは甘かったようだ。
後ろから巨大な気配がこちらに近づいてくる。俺はゆっくりと振り向き確認すると、そこには白い毛をした大きな狼がそこにはいた。何となくで鑑定を発動する。そして俺はレベルを見て驚いた。
名前:エンペラーヴォルフ
Lv.2680
スキル:<神速><気配察知><気配遮断>
――正真正銘の化け物である。
俺は気が付けば逃げていた。後ろを振り返ると案の定エンペラーヴォルフは俺のことを追いかけて来る。が、それはとてもゆっくりだった。俺の事を弄んでいるのだろうと察しが付く。
「まあ分かってたよ。けどレベル2680ってなんだよ!? しかもスキルが3つで<神速>ってスキルはなんだ?」
『<神速>は光よりも速く移動する事が可能なスキルです。名前の通り神速です』
「なんだよそれ……てかなんか策はない? 俺こままじゃ死ぬんだけど?!」
『策ならあります』
「おぉ! それで案とは?」
『そのまま真っ直ぐ向かって頂くと目の前に壁があります。それを<身体強化>で登って頂き――』
叡智の提案を聞いた俺は賛成した。
「了解だ!」
俺はその案に乗っかり壁を乗り越える。そこに急いで地魔法と火魔法を組み合わせた大きく真っ赤な槍を無数に作り出す。穂先はマグマのように真っ赤になっていた。
そして俺の分の槍を作り手に持ち待ち構える。
遂にエンペラーヴォルフが壁を飛び越えて俺の頭上に躍り出た。
俺は自然と不敵な笑みを浮かべた。
『今です』
その合図と共に俺は槍をエンペラーヴォルフの胴体目掛けて投擲した。槍はエンペラーヴォルフへと迫り、それを薙払おうとしてそれは近くで消えてしまった。
突然消えた槍に戸惑いを浮かべるエンペラーヴォルフ。だがそれが分からないままエンペラーヴォルフは意識を永遠の闇の中に沈めるのだった。
何故投擲した槍が消えたのか。その謎は簡単だ。
最初に放った槍は俺が魔法で作り出した幻想であり、本命の攻撃は隠蔽によりされ隠されていた。エンペラーヴォルフはそれを認知すること無く、防御が弱い脇腹へと深く突き刺さり、そこから心臓部に到達し絶命したのだ。それはエンペラーヴォルフが俺を弄んだから起きた悲劇でもあった。
弄んでいないでさっさと俺を殺していれば良かったのだ。
格下と侮ったからエンペラーヴォルフは死んだのだ。この自然界で最も危ないのが油断である。
どんなにレベルが高くとも、防御が一番弱い目だけは守れないのだから。
そして高レベルモンスターを倒した俺はレベルが上がった。
『おめでとうございます。レベルが1027になりました。それに加え称号が追加されました。』
「称号?」
気になったのでステータスを確認する。
名前:柊秋人
レベル:1027
種族:人間
ユニークスキル:経験値増加 略奪者 幸運 叡智 アイテムボックス 天眼
スキル:魔法(S) 身体強化(S) 神速 気配察知 気配遮断
称号:転生者 超越者 人間を超えた者
……俺は目を擦りもう一度ステータスを見直す。やはり見間違いでは無いようだ。
『マスターの現在のレベルから行きますとレベル2000までの魔物なら倒すことが可能です。そして現時点で人類最強の人間です』
何か最後聞き捨てならないことを耳にした気がする。
耳ではないが……
「やっぱり疲れているのかな? もう帰って寝るか。俺は疲れたよ……」
俺は戻り入口には隠蔽魔法を掛け、生活魔法の『リフレッシュ』を使って汚れを落として寝るのだった。
──次の日の朝
起床しステータスを確認し、やはり夢では無かったのかと思い一人寂しくなってしまう。そしていつも(「いつも」を強調)の癖で誰もいない空間に「おはよう」と朝の挨拶をする。
『おはようございます。マスター』
「そう言えば《叡智》がいたわ……」
俺は朝食に癒しの実と、エンペラーヴォルフの焼いた肉を食べる。
食べながら俺は考えていた。
(《叡智》にも名前が必要か? いつもいつも「叡智」と呼んでいたし……)
心の中を読んだのか、叡智が語り掛けてきた。
『いえ。私に名前は不要です』
「なんだ聞こえていたのか?」
『はい』
「そうか。だがそんな事を言わないで待ってろ。今考えてやる」
『ありがとうございます』
俺は思考を巡らせる。ネーミングセンスが無い俺は一時間程悩んだ。そして絞りに絞って出した名前は……
「叡智、お前の名前は今日から“メティス”だ!」
『ありがとうございます! これからはメティスと名乗られせ頂きます。ですがメティスとは?』
おっと、全てを知る叡智でも分からない事があるのか。そう思うと俺は得意げに教える。
「メティスとは俺の元いた世界の神話に出て来る、英知を司る神の名前だ。案の定メティスは何でも知っているからな。ぴったりの名前だ」
『その名に恥じない働きをするように致します』
「まあ、程々にしてくれよ。お前は俺にとって最高の相棒なんだから」
『ッ!! はいッ!』
いつもより喜んでいる気がするのは気のせいではない気がする。
無機質の声色なのに、若干感情が出ている気がしたからだ。
(これからも頼むぜ相棒)
そう心の中でメティスへと告げるのだった。
衣・食・住の中で最も重要なのは『食』と『住』である。そのあとでい『衣』が重要となる。だが快適な睡眠を取りたい俺にとっては『食』よりも『住』でベッドなのだ。
「よしっ、これで完璧だな」
こうして満足に行くベッドが完成した。
「次は――」
『食料の確保です」
「ああ。何か近くに食べれそうなのはあるか? 出来れば虫以外で……」
『はい。この近くには『癒しの実』が大量に実っております。まずはそれを確保致しましょう』
「だな」
俺は言われるがままに外に出て癒しの実を取りに向かう。少し行くと大量に実っている木を見つけた。
「これがそうかな?」
鑑定を発動させる、が……
名前:癒しの実
効果:不明
「なんだこの『不明』ってのは?」
目の前に出た鑑定結果に対し疑問に思うと、毎度お馴染みの叡智が答えてくれる。
『これはスキル《天眼》に元々搭載されている《鑑定》のレベルが低いからです。現在のスキル《鑑定》をレベルにするとAとなっています。スキルレベルをSに上げな限り不明のままです。レベルをSに上げますか?』
「効果が分からないのは怖いからな。頼む」
『了解。《天眼》に含まれるスキル《鑑定》のレベルを(S)へと上げます……了承を確認しました。スキルレベルが(S)となりました』
てか毎度毎度誰に確認を取っているんだ? なんか聞いたらダメな気がしてきた。
そして俺はスルーすることにしてスキル《天眼》の《鑑定》を発動させた。
名前:癒しの実
効果:体力、魔力、あらゆる状態異常を回復させるS級食材。どんなに瀕死でも完全回復する。欠損部位も完治する。
「なんかすんごい実何ですけど。まあ名前からして回復するとは思っていたけど……」
物凄い実である。
『それが癒しの実の効果です。このあたり一帯が産地となっております。《アイテムボックス》へと収納することをお勧めします』
「そうだな」
俺は見ているだけでは何もできないので風魔法を使って実を落とし、落ちる寸前に《アイテムボックス》を広げて回収する。アイテムボックスはベッドを作る際に材料を運ぶ際に使用しているので、使い方に関しては問題なかった。
魔物が来るまでに粗方の収穫は済んだ。
一度メニューを開き確認すると、癒しの実(489個)と表示されていた。
なんか取りすぎたけどまあいいか。と思いつつも長いをすると危険なのでさっさと撤退する。が、その考えは甘かったようだ。
後ろから巨大な気配がこちらに近づいてくる。俺はゆっくりと振り向き確認すると、そこには白い毛をした大きな狼がそこにはいた。何となくで鑑定を発動する。そして俺はレベルを見て驚いた。
名前:エンペラーヴォルフ
Lv.2680
スキル:<神速><気配察知><気配遮断>
――正真正銘の化け物である。
俺は気が付けば逃げていた。後ろを振り返ると案の定エンペラーヴォルフは俺のことを追いかけて来る。が、それはとてもゆっくりだった。俺の事を弄んでいるのだろうと察しが付く。
「まあ分かってたよ。けどレベル2680ってなんだよ!? しかもスキルが3つで<神速>ってスキルはなんだ?」
『<神速>は光よりも速く移動する事が可能なスキルです。名前の通り神速です』
「なんだよそれ……てかなんか策はない? 俺こままじゃ死ぬんだけど?!」
『策ならあります』
「おぉ! それで案とは?」
『そのまま真っ直ぐ向かって頂くと目の前に壁があります。それを<身体強化>で登って頂き――』
叡智の提案を聞いた俺は賛成した。
「了解だ!」
俺はその案に乗っかり壁を乗り越える。そこに急いで地魔法と火魔法を組み合わせた大きく真っ赤な槍を無数に作り出す。穂先はマグマのように真っ赤になっていた。
そして俺の分の槍を作り手に持ち待ち構える。
遂にエンペラーヴォルフが壁を飛び越えて俺の頭上に躍り出た。
俺は自然と不敵な笑みを浮かべた。
『今です』
その合図と共に俺は槍をエンペラーヴォルフの胴体目掛けて投擲した。槍はエンペラーヴォルフへと迫り、それを薙払おうとしてそれは近くで消えてしまった。
突然消えた槍に戸惑いを浮かべるエンペラーヴォルフ。だがそれが分からないままエンペラーヴォルフは意識を永遠の闇の中に沈めるのだった。
何故投擲した槍が消えたのか。その謎は簡単だ。
最初に放った槍は俺が魔法で作り出した幻想であり、本命の攻撃は隠蔽によりされ隠されていた。エンペラーヴォルフはそれを認知すること無く、防御が弱い脇腹へと深く突き刺さり、そこから心臓部に到達し絶命したのだ。それはエンペラーヴォルフが俺を弄んだから起きた悲劇でもあった。
弄んでいないでさっさと俺を殺していれば良かったのだ。
格下と侮ったからエンペラーヴォルフは死んだのだ。この自然界で最も危ないのが油断である。
どんなにレベルが高くとも、防御が一番弱い目だけは守れないのだから。
そして高レベルモンスターを倒した俺はレベルが上がった。
『おめでとうございます。レベルが1027になりました。それに加え称号が追加されました。』
「称号?」
気になったのでステータスを確認する。
名前:柊秋人
レベル:1027
種族:人間
ユニークスキル:経験値増加 略奪者 幸運 叡智 アイテムボックス 天眼
スキル:魔法(S) 身体強化(S) 神速 気配察知 気配遮断
称号:転生者 超越者 人間を超えた者
……俺は目を擦りもう一度ステータスを見直す。やはり見間違いでは無いようだ。
『マスターの現在のレベルから行きますとレベル2000までの魔物なら倒すことが可能です。そして現時点で人類最強の人間です』
何か最後聞き捨てならないことを耳にした気がする。
耳ではないが……
「やっぱり疲れているのかな? もう帰って寝るか。俺は疲れたよ……」
俺は戻り入口には隠蔽魔法を掛け、生活魔法の『リフレッシュ』を使って汚れを落として寝るのだった。
──次の日の朝
起床しステータスを確認し、やはり夢では無かったのかと思い一人寂しくなってしまう。そしていつも(「いつも」を強調)の癖で誰もいない空間に「おはよう」と朝の挨拶をする。
『おはようございます。マスター』
「そう言えば《叡智》がいたわ……」
俺は朝食に癒しの実と、エンペラーヴォルフの焼いた肉を食べる。
食べながら俺は考えていた。
(《叡智》にも名前が必要か? いつもいつも「叡智」と呼んでいたし……)
心の中を読んだのか、叡智が語り掛けてきた。
『いえ。私に名前は不要です』
「なんだ聞こえていたのか?」
『はい』
「そうか。だがそんな事を言わないで待ってろ。今考えてやる」
『ありがとうございます』
俺は思考を巡らせる。ネーミングセンスが無い俺は一時間程悩んだ。そして絞りに絞って出した名前は……
「叡智、お前の名前は今日から“メティス”だ!」
『ありがとうございます! これからはメティスと名乗られせ頂きます。ですがメティスとは?』
おっと、全てを知る叡智でも分からない事があるのか。そう思うと俺は得意げに教える。
「メティスとは俺の元いた世界の神話に出て来る、英知を司る神の名前だ。案の定メティスは何でも知っているからな。ぴったりの名前だ」
『その名に恥じない働きをするように致します』
「まあ、程々にしてくれよ。お前は俺にとって最高の相棒なんだから」
『ッ!! はいッ!』
いつもより喜んでいる気がするのは気のせいではない気がする。
無機質の声色なのに、若干感情が出ている気がしたからだ。
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