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撤退4
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「おい、待てよ」
俺の声は無視された。
レバーを操作しても、反応しない。
一本角《白王》は《緑王》に突っ込んで、突きを放つ。
今までに無い、速さで動いている。
こいつ、こんなに速く動けるのか。
少し感心した。
《緑王》は後方へ跳び、かわす。
(逃がさん)
一本角《白王》は距離を詰め、連続攻撃を仕掛ける。
《緑王》は、速さについていけず、ボディにダメージを受けている。剣速も速くなっている。
(多少の傷など、覚悟の上だ)
ハンマーで反撃。
一本角《白王》の右肩をかする。
肩当てが吹っ飛んだ。
一本角《白王》がふらついているところにさらにハンマーが、襲う。
俺は反射的にレバーを素早く、操作して、後方へ機体を回転をさせて、かわす。
操作が効いた。
俺はなんだか、ムカついてきた。
「おい、一本角《白王》、今まで手をぬいていたのか? 力、反応速度、共に比べ物にならない能力を発揮しているな」
(黙れ)
「本当に怒った。コックピットから、破壊してやる。俺は整備士だから、お前を停止させるように壊せるからな」
(ふざけるな)
「俺がお前の闘い方を教えてやる。操作の主導権を渡せ」
(お前ごときに我の能力を最大限に発揮できるか?)
「俺なら出来る。俺が緑王とやらを倒してやろう」
(ハハハハハハ、良いだろう。人間の限界を知り、立場を知れ)
「お前こそ、今度は怠けずにしっかりと働けよ」
さあ、始めよう。
俺の声は無視された。
レバーを操作しても、反応しない。
一本角《白王》は《緑王》に突っ込んで、突きを放つ。
今までに無い、速さで動いている。
こいつ、こんなに速く動けるのか。
少し感心した。
《緑王》は後方へ跳び、かわす。
(逃がさん)
一本角《白王》は距離を詰め、連続攻撃を仕掛ける。
《緑王》は、速さについていけず、ボディにダメージを受けている。剣速も速くなっている。
(多少の傷など、覚悟の上だ)
ハンマーで反撃。
一本角《白王》の右肩をかする。
肩当てが吹っ飛んだ。
一本角《白王》がふらついているところにさらにハンマーが、襲う。
俺は反射的にレバーを素早く、操作して、後方へ機体を回転をさせて、かわす。
操作が効いた。
俺はなんだか、ムカついてきた。
「おい、一本角《白王》、今まで手をぬいていたのか? 力、反応速度、共に比べ物にならない能力を発揮しているな」
(黙れ)
「本当に怒った。コックピットから、破壊してやる。俺は整備士だから、お前を停止させるように壊せるからな」
(ふざけるな)
「俺がお前の闘い方を教えてやる。操作の主導権を渡せ」
(お前ごときに我の能力を最大限に発揮できるか?)
「俺なら出来る。俺が緑王とやらを倒してやろう」
(ハハハハハハ、良いだろう。人間の限界を知り、立場を知れ)
「お前こそ、今度は怠けずにしっかりと働けよ」
さあ、始めよう。
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