悪役令嬢は、いつでも婚約破棄を受け付けている。
自身の愛する婚約者――ソレイル・ディ・ア・ユースリアと平民の美少女ナナリーの密会を知ってしまった悪役令嬢――エリザベス・ディ・カディアスは、自身の思いに蓋をしてソレイルのため「わたくしはいつでも、あなたからの婚約破棄をお受けいたしますわ」と言葉にする。
その度に困惑を隠せないソレイルはエリザベスの真意に気付くのか……また、ナナリーとの浮気の真相は……。
ちょっとだけ変わった悪役令嬢の恋物語です。
その度に困惑を隠せないソレイルはエリザベスの真意に気付くのか……また、ナナリーとの浮気の真相は……。
ちょっとだけ変わった悪役令嬢の恋物語です。
あなたにおすすめの小説
その歪な血の恋は報われるのか
ももざわ
恋愛
戦闘民族に生まれたコートニーは護衛としての実績を積みながら、王都の学園に一般生徒として入学した。
学園には一般科以外にも、貴族科や特進科など他いくつかの科があった。
本来は特進科の部類の人間だったが、護衛の仕事柄目立つはよくないと彼女は一般科にいた。
彼女が学園になれてきた頃、貴族科では一人の少年によって婚約破棄が起きる寸前まで事態が発展していた。
たまたま新しい護衛の仕事を受けたところ、問題の少年がコートニーの護衛相手になった。
なんだかんだあって少年と仲良くなったコートニーは面倒な事件に巻き込まれていくことになった。
冤罪をかけられた上に婚約破棄されたので、こんな国出て行ってやります
真理亜
恋愛
「そうですか。では出て行きます」
婚約者である王太子のイーサンから謝罪を要求され、従わないなら国外追放だと脅された公爵令嬢のアイリスは、平然とこう言い放った。
そもそもが冤罪を着せられた上、婚約破棄までされた相手に敬意を表す必要など無いし、そんな王太子が治める国に未練などなかったからだ。
脅しが空振りに終わったイーサンは狼狽えるが、最早後の祭りだった。なんと娘可愛さに公爵自身もまた爵位を返上して国を出ると言い出したのだ。
王国のTOPに位置する公爵家が無くなるなどあってはならないことだ。イーサンは慌てて引き止めるがもう遅かった。
仲の良かったはずの婚約者に一年無視され続け、婚約解消を決意しましたが
ゆらゆらぎ
恋愛
エルヴィラ・ランヴァルドは第二王子アランの幼い頃からの婚約者である。仲睦まじいと評判だったふたりは、今では社交界でも有名な冷えきった仲となっていた。
定例であるはずの茶会もなく、婚約者の義務であるはずのファーストダンスも踊らない
そんな日々が一年と続いたエルヴィラは遂に解消を決意するが──
もうすぐ、お別れの時間です
夕立悠理
恋愛
──期限つきの恋だった。そんなの、わかってた、はずだったのに。
親友の代わりに、王太子の婚約者となった、レオーネ。けれど、親友の病は治り、婚約は解消される。その翌日、なぜか目覚めると、王太子が親友を見初めるパーティーの日まで、時間が巻き戻っていた。けれど、そのパーティーで、親友ではなくレオーネが見初められ──。王太子のことを信じたいけれど、信じられない。そんな想いにゆれるレオーネにずっと幼なじみだと思っていたアルロが告白し──!?
王子を身籠りました
青の雀
恋愛
婚約者である王太子から、毒を盛って殺そうとした冤罪をかけられ収監されるが、その時すでに王太子の子供を身籠っていたセレンティー。
王太子に黙って、出産するも子供の容姿が王家特有の金髪金眼だった。
再び、王太子が毒を盛られ、死にかけた時、我が子と対面するが…というお話。
【取り下げ予定】愛されない妃ですので。
ごろごろみかん。
恋愛
王妃になんて、望んでなったわけではない。
国王夫妻のリュシアンとミレーゼの関係は冷えきっていた。
「僕はきみを愛していない」
はっきりそう告げた彼は、ミレーゼ以外の女性を抱き、愛を囁いた。
『お飾り王妃』の名を戴くミレーゼだが、ある日彼女は側妃たちの諍いに巻き込まれ、命を落としてしまう。
(ああ、私の人生ってなんだったんだろう──?)
そう思って人生に終止符を打ったミレーゼだったが、気がつくと結婚前に戻っていた。
しかも、別の人間になっている?
なぜか見知らぬ伯爵令嬢になってしまったミレーゼだが、彼女は決意する。新たな人生、今度はリュシアンに関わることなく、平凡で優しい幸せを掴もう、と。
*年齢制限を18→15に変更しました。
【完結】君の世界に僕はいない…
春野オカリナ
恋愛
アウトゥーラは、「永遠の楽園」と呼ばれる修道院で、ある薬を飲んだ。
それを飲むと心の苦しみから解き放たれると言われる秘薬──。
薬の名は……。
『忘却の滴』
一週間後、目覚めたアウトゥーラにはある変化が現れた。
それは、自分を苦しめた人物の存在を全て消し去っていたのだ。
父親、継母、異母妹そして婚約者の存在さえも……。
彼女の目には彼らが映らない。声も聞こえない。存在さえもきれいさっぱりと忘れられていた。
はぐれ妖精姫は番の竜とお友達から始めることになりました
Mikura
恋愛
「妖精姫」――侯爵令嬢オフィリア=ジファールは社交界でそのような二つ名をつけられている。始めは美しい容姿から賞賛の意味を込めての名だった。しかしいつまで経っても大人の証が訪れないことから次第に侮蔑の意味を込めて「はぐれ妖精姫」と呼ばれるようになっていた。
第二王子との婚約は破談になり、その後もまともな縁談などくるはずもなく、結婚を望めない。今後は社交の場に出ることもやめようと決断した夜、彼女の前に大きな翼と尾を持った人外の男性が現れた。
彼曰く、自分は竜でありオフィリアはその魂の番である。唐突にそんなことを言い出した彼は真剣な目でとある頼み事をしてきた。
「俺を貴女の友にしてほしい」
結婚を前提としたお付き合いをするにもまずは友人から親しくなっていくべきである。と心底真面目に主張する竜の提案についおかしな気分になりながら、オフィリアはそれを受け入れることにした。
とにもかくにもまずは、お友達から。
これは堅物の竜とはぐれ者の妖精姫が友人関係から始める物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
こぎつねコンコン 様
感想を頂きありがとうございます。
ソレイルの無能さ加減にイラつかせてしまったようで大変申し訳なく思います。
お互いに包み隠さず話し合いをしていれば、これほどまでに拗れなかったと言いたくなるお気持ち良くわかります。なのに、文章にするとついつい、ハッピーエンドにしたくなってしまいまして……このような話になってしまいました。
とっと 様
感想ありがとうございます!
色々ツッコミどころ満載な駄文で申し訳ありません(苦笑
少しでも、ほんのミリでも楽しんでいただけたのであれば、書いた私としては幸いです。
今後、また問題になる作品を書くかもしれませんが……生暖かく見守っていただければと思います。
優 様
感想ありがとうございます。
ただ口に出しただけ、かもしれない可能性程度ならそんなに大事にはならないと思い込んだ身勝手なナナリーは優様の仰る通り頭の足りない子です。
だからこそ、相応の罰を受ける結果になりました。
面白かったです!
ナナリー身分偽るとか…最悪
二人ともおめでとう!
Jasmine777 様
嬉しい感想をありがとうございます。
ナナリーの身分詐称は、本当に最悪ですよね!
ソレイルは将来エリザベスの尻に敷かれる未来が見えたぞ!
二人ともお幸せに\(^o^)/✨
みちょこ 様
それは、間違いない事実だと思います!(笑
感想を下さりありがとうございます!
面白かったです!
変な感想ですが、この手の話を小さく千切って連載されるより、一話完結でたっぷりと読むほうがイイですね
満足度の高い読後感でほくほくです( ^ω^ )
さんご 様
感想ありがとうございます。長くて読み難い部分は多々あったかと思いますが、満足いただけたようで、大変嬉しく思います。
今後も満足していただけるような作品を書くよう努力させて頂きたいと思います。
婚約者に事情も説明せず長期間待たせるのは酷いですね。よく待ってもらえると思いますよね。だいたい学校でうわさになってたら親だって口を挟みますよね。なんで早々に婚約破棄されなかったんですかね。
デコポン 様
感想ありがとうございます。
ソレイルの行動の遅さ、親の介入の無さなどなど、色々とストーリ上、辻褄が合わずイライラさせてしまい申し訳ありません。
他サイトでも同じような感想をいただいており、私の拙さ故のだと自覚させていただいております。
今後書かせていただく作品では、そう言った事が無いよう十二分に作り込み書かせて頂きたいと思います。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。