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十二歳編
リルルリア編――冒険者ギルド①
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食堂に入ると、先に来ていた祖父母、兄たちが夕食に手を付けず待ってくれていた。
「アリスは約束してくれました」
ゼスの短い報告を聞いたジェイクが安心したような顔をする。
ジェイクの顔を見ていたアリスは、心配させていたらしいとテーブルを囲む家族へ視線を向けた。
一様にほっとした表情を見せる皆に、自分のスキルのせいで心配をかけていたのだ申し訳なく思うとともに、心配し考えてくれる家族がいることのありがたさを痛感した。
今度美味しいごはん作ってお礼しなきゃ!
そう張り切ったものの、今は夕飯の時間だ。
目の前に出された牛コツスープを使った濃厚なチーズのシチューは、黒パンを浸して食べればまるでチーズフォンデュを食べているようだった。
サラダには、アリスが教えたバールドレッシングとマヨネーズを和えたものがかかって、こちらも大変美味しかった。
アリスは、一気に食べ終えてしまう。
そんなアリスに、酒を片手に持ったジェイクが話しかけた。
「リルルリア街の滞在もあと一日で終わりだが、アリスはどこか行きたいところはないか?」
「冒険者ギルドとか商業ギルド。あとね、屋台を見てみたいの」
「そうか、ならじいちゃんと一緒に行くか?」
「うん!」
「あー、なら俺も行く!」
「わかった、わかった」
明日は、朝からジェイクとクレイと一緒に五の幹を探索することになった。
翌日、ふかふかのベットで目を覚ましたアリスは、今日の予定を考え朝からご機嫌だった。
朝食をしっかりと平らげ、ジェイクとクレイを伴い出かける。
「まずは、どこにいこうかな?」
「そうだな……。まずは、アリスの身分証を作りに冒険者ギルドにいこうか!」
「うん!」
ジェイクの提案に頷いたアリスは、クレイと手をつなぎ歩き始めた。
森の羊亭から歩くこと七分、足を止めたジェイクにつられ二人も足を止める。
ジェイクの視線を追いかけ見上げたそこには、盾と剣が交差したマークが書かれた板がぶら下がっていた。
「アリス、覚えておくといい。これが冒険者ギルドのマークだ。商業ギルドは、馬車に袋のマークだ」
「わかった!」
元気よく返すアリスの頭を撫でたジェイクを先頭に、アリスとクレイは冒険者ギルドへ入った。
この世界の冒険者ギルドは、アリスが想像していたそれと全く違った。
想像と唯一同じなのは、壁一面に張られた依頼だけ。
一人の男性が、依頼表を持ち自分のタグを受付の女性に渡す。
受け取った女性は、無表情で事務的に作業をこなしにこりともせずタグを返す。
一連の作業が終わると受付にいた男性が、タグをつけ直し入口へ向かう。
あれ、全然違うくない? 私が知ってる冒険者ギルドって、もっとこう、荒々しいイメージだったんだけど……。
良く漫画のシーンで、荒くれが併設された酒場で飲むことがあるが、その酒場自体がこのギルドにはない。
清潔で整えられた受付の隣は、解体受付になっており、その隣には売店が。
そして、さらに隣には銀行があり、依頼を終えた冒険者は受付で完了報告を受け取るとそちらで自分の口座にお金を振り込んでもらうと言う流れらしい。
なんだろ……ギルドなのにお役所みたい。ものすごい残念感が……。
ジェイクと受付に向かって歩きながら、アリスはしょんぼりと肩を落とした。
「いらっしゃいませ。本日はどのようなご用件でしょうか?」
「ギルマスのアンソニーを呼んでもらいたい」
「ギルマスですね。お名前をお伺いしてもよろしいでしょうか?」
「ジェイク、ジェイク・インシェスが来たと言えばわかる」
「畏まりました」
やっぱり無表情だなと言う感想はさておき、アリスは、今のジェイクの行動が理解できなかった。
「おじいちゃん。アリスのご用事は?」
「アリス、大丈夫だ。ギルマスに全部処理させるから心配しなくていい。もし嫌だと言えば、そうだな……向こう百年ほどうちで修業させるのもいいな」
どういう事? と首をかしげるアリスの真正面から、焦った男性の声があがる。
「ちょ、ちょっとやめて下さいよ師匠! 百年も修行とかもう苦行じゃないですか!」
「久しいなアンソニー」
「お久しぶりです。お師匠様」
アンソニーと呼ばれたエルフの男性は、片腕だった。
利き腕であろう右側は、袖がゆらゆらとゆれている。
この世界では、そういう事もあると事前に聞いてはいたけれど、実際に見るとやはり痛ましい。
治せる力があれば……と、そう思ったアリスは、昨日のルールシュカとの会話を思い出した。
あ、聖魔法使えば治せる……けど、多分これを使うとまずいことになるよね……。
昨日まさに心配させたばかりなのにと思考を切ったアリスは、二人のやり取りをのほほんと聞く。
「相変わらずお前も元気そうだな」
「はい。元気です。それで……本日はどのような――あ、はい。今すぐギルドマスター室にご案内します」
ジェイクの様子に態度を一転させたアンソニーの後に続く。
その道中クレイがこっそりと二人の関係を教えてくれる。
曰く、ジェイクの剣術に憧れたアンソニーは、成人を迎えると直ぐに弟子になるためジェイクの元を訪れた。
最初、まったく打て合わなかったのだが、必死に毎日懇願するアンソニーにほだされ五年後、彼を弟子として迎えた。
ジェイクに鍛えられたアンソニーは二〇年ほど修行して、剣鬼と言う二つ名を持つほどの冒険者となる。
だが、パーティーを組み挑んだダンジョン攻略で彼は、仲間を庇いホワイトヒドラに利き腕を食われてしまったぞうだ。
それ以降、冒険者ギルドのギルドマスターをしている。
やっぱり不慮の事故だったみたいだ。欠損なら、治せるしルールシュカは困った人を見つけたら使って欲しいと言っていたけど……。
そこまで考えたアリスは相手が治したいと望んでいるかもわからない状況で、勝手に治すことはできないと結論付ける。
ギルドマスターの部屋に着き、ソファーを進められたアリスは、ジェイクとクレイの間に座る。
きょろきょろと見回した部屋で、アリスは気付く。
たくさんの本棚が置かれている中、たった一本だけ使い古された剣が飾られているのを……。
ギルド職員さんと思しき人が、紅茶と言う名のうっすいお茶を置いて出て行った。
それを見送り、うっすいお茶を一口飲んだ。
ここで聞かずに放置して、あとから後悔するのは嫌だ。
でも、アンソニーさんの心が傷ついら……。
中々勇気が出ないアリスは、もし家族が片腕になったら自分はどうするのかと考える。
何も言わずに、出来ることは何でもして治すに決まってる……これが、アリスの出した答え。
「あの、アンソニーさん」
「あぁ、はいはい。何でしょうか?」
「腕が治るとしたら、治したいですか?」
出来るだけ重い話にならないよう明るい声で聞いたアリスだが、アンソニーの反応は違った。
アンソニーの纏う空気が剣呑な物に代わり、その目は幼い子供に何がわかるんだ! と、言わんばかりだ。
あぁ、間違った。そう悟ったアリスはまたやってしまったと反省する。
こじれた関係を戻すには、実際に治すか、謝るかしかない。
「その……ごめんなさ――」
「アリス。まさかとは思うが……欠損を治せたりするのか?」
謝罪しようとするアリスを遮り、ジェイクが眉間のしわを深くして言葉を挟んだ。
真剣な瞳に見つめられたアリスはゆっくりとだが、確かに頷いて見せた。
「あぁ、そうか……アリスにも、特殊スキルがあったか」
信じられないと言わんばかりの呟きをスルーしたアリスは、今一度真剣にアンソニーへ確認を取る。
「アンソニーさん、もう一度だけ聞きます。その腕が治るとしたら、治したいですか?」
静まり返った室内で幼いアリスの声だけが、響いた――。
「アリスは約束してくれました」
ゼスの短い報告を聞いたジェイクが安心したような顔をする。
ジェイクの顔を見ていたアリスは、心配させていたらしいとテーブルを囲む家族へ視線を向けた。
一様にほっとした表情を見せる皆に、自分のスキルのせいで心配をかけていたのだ申し訳なく思うとともに、心配し考えてくれる家族がいることのありがたさを痛感した。
今度美味しいごはん作ってお礼しなきゃ!
そう張り切ったものの、今は夕飯の時間だ。
目の前に出された牛コツスープを使った濃厚なチーズのシチューは、黒パンを浸して食べればまるでチーズフォンデュを食べているようだった。
サラダには、アリスが教えたバールドレッシングとマヨネーズを和えたものがかかって、こちらも大変美味しかった。
アリスは、一気に食べ終えてしまう。
そんなアリスに、酒を片手に持ったジェイクが話しかけた。
「リルルリア街の滞在もあと一日で終わりだが、アリスはどこか行きたいところはないか?」
「冒険者ギルドとか商業ギルド。あとね、屋台を見てみたいの」
「そうか、ならじいちゃんと一緒に行くか?」
「うん!」
「あー、なら俺も行く!」
「わかった、わかった」
明日は、朝からジェイクとクレイと一緒に五の幹を探索することになった。
翌日、ふかふかのベットで目を覚ましたアリスは、今日の予定を考え朝からご機嫌だった。
朝食をしっかりと平らげ、ジェイクとクレイを伴い出かける。
「まずは、どこにいこうかな?」
「そうだな……。まずは、アリスの身分証を作りに冒険者ギルドにいこうか!」
「うん!」
ジェイクの提案に頷いたアリスは、クレイと手をつなぎ歩き始めた。
森の羊亭から歩くこと七分、足を止めたジェイクにつられ二人も足を止める。
ジェイクの視線を追いかけ見上げたそこには、盾と剣が交差したマークが書かれた板がぶら下がっていた。
「アリス、覚えておくといい。これが冒険者ギルドのマークだ。商業ギルドは、馬車に袋のマークだ」
「わかった!」
元気よく返すアリスの頭を撫でたジェイクを先頭に、アリスとクレイは冒険者ギルドへ入った。
この世界の冒険者ギルドは、アリスが想像していたそれと全く違った。
想像と唯一同じなのは、壁一面に張られた依頼だけ。
一人の男性が、依頼表を持ち自分のタグを受付の女性に渡す。
受け取った女性は、無表情で事務的に作業をこなしにこりともせずタグを返す。
一連の作業が終わると受付にいた男性が、タグをつけ直し入口へ向かう。
あれ、全然違うくない? 私が知ってる冒険者ギルドって、もっとこう、荒々しいイメージだったんだけど……。
良く漫画のシーンで、荒くれが併設された酒場で飲むことがあるが、その酒場自体がこのギルドにはない。
清潔で整えられた受付の隣は、解体受付になっており、その隣には売店が。
そして、さらに隣には銀行があり、依頼を終えた冒険者は受付で完了報告を受け取るとそちらで自分の口座にお金を振り込んでもらうと言う流れらしい。
なんだろ……ギルドなのにお役所みたい。ものすごい残念感が……。
ジェイクと受付に向かって歩きながら、アリスはしょんぼりと肩を落とした。
「いらっしゃいませ。本日はどのようなご用件でしょうか?」
「ギルマスのアンソニーを呼んでもらいたい」
「ギルマスですね。お名前をお伺いしてもよろしいでしょうか?」
「ジェイク、ジェイク・インシェスが来たと言えばわかる」
「畏まりました」
やっぱり無表情だなと言う感想はさておき、アリスは、今のジェイクの行動が理解できなかった。
「おじいちゃん。アリスのご用事は?」
「アリス、大丈夫だ。ギルマスに全部処理させるから心配しなくていい。もし嫌だと言えば、そうだな……向こう百年ほどうちで修業させるのもいいな」
どういう事? と首をかしげるアリスの真正面から、焦った男性の声があがる。
「ちょ、ちょっとやめて下さいよ師匠! 百年も修行とかもう苦行じゃないですか!」
「久しいなアンソニー」
「お久しぶりです。お師匠様」
アンソニーと呼ばれたエルフの男性は、片腕だった。
利き腕であろう右側は、袖がゆらゆらとゆれている。
この世界では、そういう事もあると事前に聞いてはいたけれど、実際に見るとやはり痛ましい。
治せる力があれば……と、そう思ったアリスは、昨日のルールシュカとの会話を思い出した。
あ、聖魔法使えば治せる……けど、多分これを使うとまずいことになるよね……。
昨日まさに心配させたばかりなのにと思考を切ったアリスは、二人のやり取りをのほほんと聞く。
「相変わらずお前も元気そうだな」
「はい。元気です。それで……本日はどのような――あ、はい。今すぐギルドマスター室にご案内します」
ジェイクの様子に態度を一転させたアンソニーの後に続く。
その道中クレイがこっそりと二人の関係を教えてくれる。
曰く、ジェイクの剣術に憧れたアンソニーは、成人を迎えると直ぐに弟子になるためジェイクの元を訪れた。
最初、まったく打て合わなかったのだが、必死に毎日懇願するアンソニーにほだされ五年後、彼を弟子として迎えた。
ジェイクに鍛えられたアンソニーは二〇年ほど修行して、剣鬼と言う二つ名を持つほどの冒険者となる。
だが、パーティーを組み挑んだダンジョン攻略で彼は、仲間を庇いホワイトヒドラに利き腕を食われてしまったぞうだ。
それ以降、冒険者ギルドのギルドマスターをしている。
やっぱり不慮の事故だったみたいだ。欠損なら、治せるしルールシュカは困った人を見つけたら使って欲しいと言っていたけど……。
そこまで考えたアリスは相手が治したいと望んでいるかもわからない状況で、勝手に治すことはできないと結論付ける。
ギルドマスターの部屋に着き、ソファーを進められたアリスは、ジェイクとクレイの間に座る。
きょろきょろと見回した部屋で、アリスは気付く。
たくさんの本棚が置かれている中、たった一本だけ使い古された剣が飾られているのを……。
ギルド職員さんと思しき人が、紅茶と言う名のうっすいお茶を置いて出て行った。
それを見送り、うっすいお茶を一口飲んだ。
ここで聞かずに放置して、あとから後悔するのは嫌だ。
でも、アンソニーさんの心が傷ついら……。
中々勇気が出ないアリスは、もし家族が片腕になったら自分はどうするのかと考える。
何も言わずに、出来ることは何でもして治すに決まってる……これが、アリスの出した答え。
「あの、アンソニーさん」
「あぁ、はいはい。何でしょうか?」
「腕が治るとしたら、治したいですか?」
出来るだけ重い話にならないよう明るい声で聞いたアリスだが、アンソニーの反応は違った。
アンソニーの纏う空気が剣呑な物に代わり、その目は幼い子供に何がわかるんだ! と、言わんばかりだ。
あぁ、間違った。そう悟ったアリスはまたやってしまったと反省する。
こじれた関係を戻すには、実際に治すか、謝るかしかない。
「その……ごめんなさ――」
「アリス。まさかとは思うが……欠損を治せたりするのか?」
謝罪しようとするアリスを遮り、ジェイクが眉間のしわを深くして言葉を挟んだ。
真剣な瞳に見つめられたアリスはゆっくりとだが、確かに頷いて見せた。
「あぁ、そうか……アリスにも、特殊スキルがあったか」
信じられないと言わんばかりの呟きをスルーしたアリスは、今一度真剣にアンソニーへ確認を取る。
「アンソニーさん、もう一度だけ聞きます。その腕が治るとしたら、治したいですか?」
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