【R18】特殊能力にかまけて学業をおろそかにするダメンズな隣人を挑発したら手篭めにされて【番外編閲覧注意】

AAKI

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レイヤー7・薄っぺらいほど破れない7☆

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 私が龍生と出会ったのは大学生になってから。だから、それ以前に付き合いのあったとしても不思議ではないわ。顔だけは整っているものね。

「慣れ、てる……?」

 私は訊ねてみた。

「神園が初めてだ。絵のために、色々勉強してるだけさ」

 少し恥ずかしそうに答えている辺り、龍生の言も間違いなさそうだわ。

「ちょっと動いて解すぞ」

「ぅあッ/// ぁ~~!/// ッ///」

「問題、なさそ……うっ。だな」

 言うが早いか、私が応える前に龍生は、熱棒で円を描くように蜜壺を拡張しようとした。はらをかき混ぜられたことにより鈍い痛みが襲うのだけれど、腰が浮き上がるような快感を同時に覚える。

 ピシュッと広げられた蜜道から、今の今までどれだけ貯水していたのかと言うほどの淫水が溢れて男根から滴った。

 そんな自分の劣情に気づいてしまい、顔が燃えるように熱くなる。

 私は、そんなに、エッチじゃ……。

「神園の中、ヤバい……。こんなにグチョグチョなのに、ちょっと動かすのも、大変っ」

「い、言わない、ヒッ/// ふぅーッ/// ふぅー///」

 油断した瞬間に内壁を押しのけて一物が侵入してきた。

 ビクンッと全身が震え、呼気と一緒に口腔から星が飛び出したわ。

「悪い。気持ちよすぎて、じっとしてられない」

 そう言うやいなや、私の体が上下に動き始めた。いえ、龍生がストロークを開始したことで私が揺れているだけね。

 ダメ! これ、何も考えられなくなぁぁッ~…///

「~~!/// ッッ///」

 龍生の鼠径部と私の秘部がぶつかり合う度に、頭の中を何かが染めていく。恥毛同士が蜜に濡れ絡み合い、乱れる私の手を彼の指が押し留め、繋がっているという実感だけは湧いてくる。

「くっ、ふぅ……ふぅ……。神園! 良い!」

「ハヒッ!/// あ、あぁ~ッ/// んふ~~~///」

「も、もう、出るッ。里保、出すぞ!」

「イ!/// あィィッ/// ッ!?」

 何とか脳の理解した言葉に、私は何とか微弱な理性を取り戻した。

 このタイミングまで避妊具もなしに龍生の男根を受け入れていたのだから、私もよっぽど冷静ではなかったのね。当然、その意味は理解できるのだけれど、ピルなどの対策用の薬剤を所持しているほど用意は良くないわ。

「だ、ダメッ! 中は、子供できちゃゥッ…///」

 回らない頭で必死に訴え、力の入らない腕で龍生を押しのけようとした。

「で、出る! 出る出る出る! うッ」

 彼だって余裕が無いと思っていたけれど、私の中で剛直が膨れ上がったように感じた瞬間、チュプププッと引き抜かれた。そして、マグマのように熱い白濁がショーツと鼠径部と太ももを汚した。

 最後に龍生の浮かべた卑しい笑顔は、私をからかったのだと後々になってわかった。

「はぁ……はぁ、ふぅぅ」

 個人差はあるとのことで、私は軽い絶頂こそ出来たわ。あくまで軽いもの。

 少し物足りない……いえ、馬鹿ね。これは、龍生に学校へ来てもらうために仕方なくやったことよ。

「良かった。チュッ」

「……」

 彼は満足できたようで、恋人のつもりなのか添い寝して締めのキスをしようとする。私はそれをツンッとした態度で顔をそむけるので、頬に唇が当たった。

 勘違いして貰いたくないので、余韻が引き始めたところでティッシュ箱を引き寄せて淡々と後処理をしてしまう。破瓜の痕跡は薄紙に吸い取られ、そしてゴミ箱の中へと消えていった。

「約束、守って頂戴ね……」

 私はそれだけ言うと、まだ僅かにヒリヒリと残る痛みを抱えながらも立ち上がり龍生の部屋を出ていった。

「あ、あぁ」

 私の冷淡な言い様に、彼の戸惑ったような声だけが微かに響く。

 そして扉は完全に閉じられるまで待って、階段を下りると祖母と私の住む部屋へたどり着いた。部屋に入るとよろける足取りでコタツの側にあるクッションへ近寄り、アソコが傷まない程度にゆっくりとしゃがみ込む。フワフワのマスコット枕に顔を埋めながら倒れ込んだ。

 今は、誰にも顔を見られたくないのよ……。

 体の火照りが収まるまでそうした後、私は体の匂いを消すためにシャワーを浴びる。お婆ちゃんが町内の寄り合いに出かけていたのは救いだった。

 タイツはぬるま湯に浸けて、ショーツは汚れた部分を中性洗剤で先に擦っておく。少しばかり型落ちした洗濯機に放り込めば、後は他の洗濯物と一緒にして『濯ぎ洗い』のボタンで全てを隠滅した。

 今日は何時になく部屋の寒気が女裂を凍えさせる。蛇口をひねりって十秒ほど、シャワーヘッドから飛び出る水がお湯に変わったところで、その熱が不意に龍生のモノを思い出させる。

 キュッと淡桃の下唇を噛み、体の細くも整ったラインに温水を這わせるのだった。
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