7 / 31
レイヤー7・薄っぺらいほど破れない7☆
しおりを挟む
私が龍生と出会ったのは大学生になってから。だから、それ以前に付き合いのあったとしても不思議ではないわ。顔だけは整っているものね。
「慣れ、てる……?」
私は訊ねてみた。
「神園が初めてだ。絵のために、色々勉強してるだけさ」
少し恥ずかしそうに答えている辺り、龍生の言も間違いなさそうだわ。
「ちょっと動いて解すぞ」
「ぅあッ/// ぁ~~!/// ッ///」
「問題、なさそ……うっ。だな」
言うが早いか、私が応える前に龍生は、熱棒で円を描くように蜜壺を拡張しようとした。肚をかき混ぜられたことにより鈍い痛みが襲うのだけれど、腰が浮き上がるような快感を同時に覚える。
ピシュッと広げられた蜜道から、今の今までどれだけ貯水していたのかと言うほどの淫水が溢れて男根から滴った。
そんな自分の劣情に気づいてしまい、顔が燃えるように熱くなる。
私は、そんなに、エッチじゃ……。
「神園の中、ヤバい……。こんなにグチョグチョなのに、ちょっと動かすのも、大変っ」
「い、言わない、ヒッ/// ふぅーッ/// ふぅー///」
油断した瞬間に内壁を押しのけて一物が侵入してきた。
ビクンッと全身が震え、呼気と一緒に口腔から星が飛び出したわ。
「悪い。気持ちよすぎて、じっとしてられない」
そう言うやいなや、私の体が上下に動き始めた。いえ、龍生がストロークを開始したことで私が揺れているだけね。
ダメ! これ、何も考えられなくなぁぁッ~…///
「~~!/// ッッ///」
龍生の鼠径部と私の秘部がぶつかり合う度に、頭の中を何かが染めていく。恥毛同士が蜜に濡れ絡み合い、乱れる私の手を彼の指が押し留め、繋がっているという実感だけは湧いてくる。
「くっ、ふぅ……ふぅ……。神園! 良い!」
「ハヒッ!/// あ、あぁ~ッ/// んふ~~~///」
「も、もう、出るッ。里保、出すぞ!」
「イ!/// あィィッ/// ッ!?」
何とか脳の理解した言葉に、私は何とか微弱な理性を取り戻した。
このタイミングまで避妊具もなしに龍生の男根を受け入れていたのだから、私もよっぽど冷静ではなかったのね。当然、その意味は理解できるのだけれど、ピルなどの対策用の薬剤を所持しているほど用意は良くないわ。
「だ、ダメッ! 中は、子供できちゃゥッ…///」
回らない頭で必死に訴え、力の入らない腕で龍生を押しのけようとした。
「で、出る! 出る出る出る! うッ」
彼だって余裕が無いと思っていたけれど、私の中で剛直が膨れ上がったように感じた瞬間、チュプププッと引き抜かれた。そして、マグマのように熱い白濁がショーツと鼠径部と太ももを汚した。
最後に龍生の浮かべた卑しい笑顔は、私をからかったのだと後々になってわかった。
「はぁ……はぁ、ふぅぅ」
個人差はあるとのことで、私は軽い絶頂こそ出来たわ。あくまで軽いもの。
少し物足りない……いえ、馬鹿ね。これは、龍生に学校へ来てもらうために仕方なくやったことよ。
「良かった。チュッ」
「……」
彼は満足できたようで、恋人のつもりなのか添い寝して締めのキスをしようとする。私はそれをツンッとした態度で顔をそむけるので、頬に唇が当たった。
勘違いして貰いたくないので、余韻が引き始めたところでティッシュ箱を引き寄せて淡々と後処理をしてしまう。破瓜の痕跡は薄紙に吸い取られ、そしてゴミ箱の中へと消えていった。
「約束、守って頂戴ね……」
私はそれだけ言うと、まだ僅かにヒリヒリと残る痛みを抱えながらも立ち上がり龍生の部屋を出ていった。
「あ、あぁ」
私の冷淡な言い様に、彼の戸惑ったような声だけが微かに響く。
そして扉は完全に閉じられるまで待って、階段を下りると祖母と私の住む部屋へたどり着いた。部屋に入るとよろける足取りでコタツの側にあるクッションへ近寄り、アソコが傷まない程度にゆっくりとしゃがみ込む。フワフワのマスコット枕に顔を埋めながら倒れ込んだ。
今は、誰にも顔を見られたくないのよ……。
体の火照りが収まるまでそうした後、私は体の匂いを消すためにシャワーを浴びる。お婆ちゃんが町内の寄り合いに出かけていたのは救いだった。
タイツはぬるま湯に浸けて、ショーツは汚れた部分を中性洗剤で先に擦っておく。少しばかり型落ちした洗濯機に放り込めば、後は他の洗濯物と一緒にして『濯ぎ洗い』のボタンで全てを隠滅した。
今日は何時になく部屋の寒気が女裂を凍えさせる。蛇口をひねりって十秒ほど、シャワーヘッドから飛び出る水がお湯に変わったところで、その熱が不意に龍生のモノを思い出させる。
キュッと淡桃の下唇を噛み、体の細くも整ったラインに温水を這わせるのだった。
「慣れ、てる……?」
私は訊ねてみた。
「神園が初めてだ。絵のために、色々勉強してるだけさ」
少し恥ずかしそうに答えている辺り、龍生の言も間違いなさそうだわ。
「ちょっと動いて解すぞ」
「ぅあッ/// ぁ~~!/// ッ///」
「問題、なさそ……うっ。だな」
言うが早いか、私が応える前に龍生は、熱棒で円を描くように蜜壺を拡張しようとした。肚をかき混ぜられたことにより鈍い痛みが襲うのだけれど、腰が浮き上がるような快感を同時に覚える。
ピシュッと広げられた蜜道から、今の今までどれだけ貯水していたのかと言うほどの淫水が溢れて男根から滴った。
そんな自分の劣情に気づいてしまい、顔が燃えるように熱くなる。
私は、そんなに、エッチじゃ……。
「神園の中、ヤバい……。こんなにグチョグチョなのに、ちょっと動かすのも、大変っ」
「い、言わない、ヒッ/// ふぅーッ/// ふぅー///」
油断した瞬間に内壁を押しのけて一物が侵入してきた。
ビクンッと全身が震え、呼気と一緒に口腔から星が飛び出したわ。
「悪い。気持ちよすぎて、じっとしてられない」
そう言うやいなや、私の体が上下に動き始めた。いえ、龍生がストロークを開始したことで私が揺れているだけね。
ダメ! これ、何も考えられなくなぁぁッ~…///
「~~!/// ッッ///」
龍生の鼠径部と私の秘部がぶつかり合う度に、頭の中を何かが染めていく。恥毛同士が蜜に濡れ絡み合い、乱れる私の手を彼の指が押し留め、繋がっているという実感だけは湧いてくる。
「くっ、ふぅ……ふぅ……。神園! 良い!」
「ハヒッ!/// あ、あぁ~ッ/// んふ~~~///」
「も、もう、出るッ。里保、出すぞ!」
「イ!/// あィィッ/// ッ!?」
何とか脳の理解した言葉に、私は何とか微弱な理性を取り戻した。
このタイミングまで避妊具もなしに龍生の男根を受け入れていたのだから、私もよっぽど冷静ではなかったのね。当然、その意味は理解できるのだけれど、ピルなどの対策用の薬剤を所持しているほど用意は良くないわ。
「だ、ダメッ! 中は、子供できちゃゥッ…///」
回らない頭で必死に訴え、力の入らない腕で龍生を押しのけようとした。
「で、出る! 出る出る出る! うッ」
彼だって余裕が無いと思っていたけれど、私の中で剛直が膨れ上がったように感じた瞬間、チュプププッと引き抜かれた。そして、マグマのように熱い白濁がショーツと鼠径部と太ももを汚した。
最後に龍生の浮かべた卑しい笑顔は、私をからかったのだと後々になってわかった。
「はぁ……はぁ、ふぅぅ」
個人差はあるとのことで、私は軽い絶頂こそ出来たわ。あくまで軽いもの。
少し物足りない……いえ、馬鹿ね。これは、龍生に学校へ来てもらうために仕方なくやったことよ。
「良かった。チュッ」
「……」
彼は満足できたようで、恋人のつもりなのか添い寝して締めのキスをしようとする。私はそれをツンッとした態度で顔をそむけるので、頬に唇が当たった。
勘違いして貰いたくないので、余韻が引き始めたところでティッシュ箱を引き寄せて淡々と後処理をしてしまう。破瓜の痕跡は薄紙に吸い取られ、そしてゴミ箱の中へと消えていった。
「約束、守って頂戴ね……」
私はそれだけ言うと、まだ僅かにヒリヒリと残る痛みを抱えながらも立ち上がり龍生の部屋を出ていった。
「あ、あぁ」
私の冷淡な言い様に、彼の戸惑ったような声だけが微かに響く。
そして扉は完全に閉じられるまで待って、階段を下りると祖母と私の住む部屋へたどり着いた。部屋に入るとよろける足取りでコタツの側にあるクッションへ近寄り、アソコが傷まない程度にゆっくりとしゃがみ込む。フワフワのマスコット枕に顔を埋めながら倒れ込んだ。
今は、誰にも顔を見られたくないのよ……。
体の火照りが収まるまでそうした後、私は体の匂いを消すためにシャワーを浴びる。お婆ちゃんが町内の寄り合いに出かけていたのは救いだった。
タイツはぬるま湯に浸けて、ショーツは汚れた部分を中性洗剤で先に擦っておく。少しばかり型落ちした洗濯機に放り込めば、後は他の洗濯物と一緒にして『濯ぎ洗い』のボタンで全てを隠滅した。
今日は何時になく部屋の寒気が女裂を凍えさせる。蛇口をひねりって十秒ほど、シャワーヘッドから飛び出る水がお湯に変わったところで、その熱が不意に龍生のモノを思い出させる。
キュッと淡桃の下唇を噛み、体の細くも整ったラインに温水を這わせるのだった。
0
お気に入りに追加
19
あなたにおすすめの小説


ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~
恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」
そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。
私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。
葵は私のことを本当はどう思ってるの?
私は葵のことをどう思ってるの?
意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。
こうなったら確かめなくちゃ!
葵の気持ちも、自分の気持ちも!
だけど甘い誘惑が多すぎて――
ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。


とある高校の淫らで背徳的な日常
神谷 愛
恋愛
とある高校に在籍する少女の話。
クラスメイトに手を出し、教師に手を出し、あちこちで好き放題している彼女の日常。
後輩も先輩も、教師も彼女の前では一匹の雌に過ぎなかった。
ノクターンとかにもある
お気に入りをしてくれると喜ぶ。
感想を貰ったら踊り狂って喜ぶ。
してくれたら次の投稿が早くなるかも、しれない。
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる