【R18】特殊能力にかまけて学業をおろそかにするダメンズな隣人を挑発したら手篭めにされて【番外編閲覧注意】

AAKI

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レイヤー5・薄っぺらいほど破れない5☆

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 私が怯えて抵抗できないことを良いことに、服のボタンを外そうとしてきた。

 大声を上げることもできれば、不意をついて押しのけるぐらい出来たかもしれない。やらなかったのは……。

「ひと~つ、ふた~つ。やっぱり、少し汗臭い」

「におい……かがな」

 迷っている間にも、龍生によってボタンが1つずつ外されていく。

「なんで? 良い匂いなのに……あ」

「ッ!?///」

 ポツリと漏らしてしまったのだろう龍生の言葉に、私は顔が熱を帯びるのがわかった。恥ずかしさもだけれど、言葉の裏にある意味がわかったから。

 勘違いかもしれないけれど……。だって、龍生は惚れた腫れたより絵を描く方が好きなはずなのよ?

 そもそも、レイプ魔にそんなこと言われても嬉しくないわ!

「……」

「な、なに?」

 ボタンを外し終えてホットインナーをマジマジと見つめる龍生に、私は訊いた。

「下のシャツまで地味なのはどうかと思うぞ?」

 張り倒してやろうかしら!

「龍生にだけは言われなくないんだけれど……!」

 イラストレーションと徹夜後の睡眠をこよなく愛する龍生に、私にファッションセンスがないことは確かだとしても、貶される謂れはない。お父さんとお母さんを小さい頃に失ってから、お婆ちゃんと暮らしてきたからなのよ。別に、それを責めるつもりもないわ。

 いえ、人に指摘されるのは嫌なぐらいね。

「ブラは、まぁ、白のシンプルなタイプか。及第点かな」

「こらッ/// さりげなく捲らないで頂戴!」

 ちょっとイラッとしている間に、龍生は手早くホットインナーをスカートのウェストから引き抜いていた。

 抗議の声は届かず、手で抑えるのには成功しても見られてしまったのでは後の祭り。言われてみれば、私の描いた魔女も黒のシンプルなものだったかしら。

「女の子のリアルなお腹、きれい、柔らか……」

 絵にランジェリーまで設定したかどうかを思い出していると、龍生の興味は別の場所に移っていた。まるで新しい玩具を手に入れた子供みたいに確かめようとしてくる。

 下手に乱暴じゃないだけマシね。

「お腹、くすぐったひ/// 触るの、ゃめ…///」

 タコの出来た指で恐る恐るという具合に撫で回されるものだから、くすぐったさに合わせ胸の中で静電気が発生してるみたいになった。

 その間にも龍生の手は少しずつ上へと上がってきて、ついには私の腕で守っている双丘のクッション性まで調べようとしてくる。当然、私はそれを止めようとするわ。

「だめッ!」

「さっきから、ダメだの止めてだの、ワガママ過ぎじゃん。そんな口は」

「んんッ!?」

 う、そッ……!? 唇、奪われ……。

 腕を下にしたところで、不意打ち。卑怯だわ。こんなの!

「ぅん/// ふぅぅ~ちゅ/// ちゅちゅ…///」

 龍生を押しのけたくても、なぜか腕に力が入ってくれないの。それどころか徐々にエネルギーが抜けていくような気さえする。

 龍生の唾液、良くわからないけど……。

 あぁ! もう、胸まで!

「プハッ。今、自分から吸い付いて来たよね?」

「ハァ……ハァ……へ? そ、そんなはず……んぅッ!」

「じゅぅぅ~~ちゅ、ちゅ。ペロペロ」

 私の否定を、今度はカクテルキスで封じてきた。さっきの乱暴なインサートキスに比べて楽ではあるものの、口内の性感を地道に責められる。

 舌を逃したくとも容易く捕まり、龍生の唇で食まれ甘噛されてしまう。染み出してくる口腔の分泌液を吸い取られるのと一緒に胸の一方を揉まれるので、まるでピリピリしていた感覚が全身に流れていく気がした。

 あぁぁ……お腹の方までジンジンして、きたわ……。

 龍生も馬乗りから退いたため、腹部の感覚が一気に戻ってくる。

「んふー…/// ふぅぅ~/// ぅぅ///」

「はぁ……はぁ。思ったより、ノリノリじゃん。こっちはどうかな?」

 接吻が終わったかと思えば、彼の余った手は腹部へと下りてきた。経験などない私でさえ、ギャザースカートを捲りあげられる感覚で、目的を理解できる。

「そ、それだけは……! ここまでなら、冗談で済むわ……」

 こんなムードの欠片もない形で操を掲げるだなんて嫌だと、私は許してくれと懇願した。

 それで止まるならば、龍生のジーンズが期待に膨らんでいたりはしないのでしょうけど。

「それ以上は、本当に嫌いになるわよ……?」

 脅しがどれだけ通用するかはわからないけれど、精一杯の抵抗として睨んでやったわ。

「じゃあ、学校いくからさ」

「え? えっと……それなら」

「交渉成立だな」

「あっ…///」

 龍生の学校へ通う約束と引き換えに、私はうっかり契約を結んでしまった。直ぐにおかしい条件だと気づくべきだったんでしょうけれど、その時の私には深く考える余裕がなかった。

 直ぐに龍生の手が太ももの隙間に滑り込んできて、汗ばんだ肌をじっくりと撫でる。タイツ越しだというのに彼の手の熱さが伝わってきて、私の薄い貞操観念を焦がしていく。
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