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投稿4・旅行者はどこを旅する[上井鳥 乃愛(仮名)、23歳、女、無職]
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「おぉ~! いい、ぞ! この肉壷ならば御神もお気に召される!」
「ハハハ、こちらはまだまだ途上だが、それほど悪くない。もっと精一杯すすれ!」
「そんなものでは出るものも出ないぞ。優しく握って、力強くこするんだ」
グチュリ、ジュボッ、シュコシュコ。男達は性欲の限りを尽くして、女をダッチワイフとして扱う。御神というのは新興宗教の教祖か何かだろうか。乃愛にはわからないものの、もっと酷い攻めをさせるのだろう。そんなことを想像して、また更に淫欲に乱れるのだった。
「んびゅ! ジュプゥ~ッ。ぅぁあ……ぅぅんッ。グピョッ。くる、しンプッ! ッ~!! ゥ~!」
「はぁ、はぁ……はぁ、ぅんぁぁ~~! も、もう、だ、め! もう、イく!」
女2人、淫らに喘いだ。呻き声が木霊し、ハーモニーを生み出した。大きな声を出してしまっていることなど忘れ、乃愛は自らの性を高めていく。
女性も喉を、手を、おっぱいを、まんこを犯されもはや狂楽に全身を委ねているようだ。いつ達しても良い状況。情欲は満たされ、男達のストロークも速さを増す。ここで認められてしまえば、大勢の終わりなき狂宴に参加させられるかもしれないというのに。
「い、イく! ぃぐ! ぁあ~! ぁぁぁ……ッ! ッ~~! ~!!」
「ふぎゅ! ぅぐぐぅぅ……! ぅぐ! ぅぎまぶ~!! ッッ!」
淫らな音楽隊のセッションが、平原のペンションに響き渡った。
びしょ濡れになった指でエロティックに弦を弾き、黒々とした肉棒で子宮ドラムを叩き、イラマチオのバグパイプを吹き鳴らし、肉のマラカスを振り回す。異質さだけの音楽会は、何か謎の儀式のようでもあった。
「ぅおぉ! で、でる!」
「飲め! 飲み込め!」
「ぶっかけてやる!」
子宮口を叩いていた男は達する前に一物を抜き、口淫を楽しんでいた男は容赦なく胃にザーメンを流し込み、プルッと張り詰めたおっぱいは大量の白濁で染まった。
「ぬごぉぉぉ~~! ゥググッ……んぐ、ぅぁぁあぁあぁぁ~!! ゲホッ、あぅ、あぁ……」
「い、ぃ、イッちゃう! イく! イく! いくいくぅぅ~~!!!」
「い、いぎ、まじた……」
「はぁ、はぁ……ふぅ。あっ」
射精と同時に女性と乃愛は絶頂に達し、その快感でついついヘタってしまった。直ぐにその場にとどまるのが危険だと思いだしたため、震える足に鞭打って立ち上がった。
逃げ出したところで、コンクリートに作った雫の跡で見破られ、脅され体を穢されるのではないか。そんなことさえ考えたが、頭を振ると妄想を否定して動き出す。
「大丈夫。流石に、誰にも言えっこないわ……」
こんな儀式めいた交合など一夜の夢と忘れて貰った方が良いに決まっていると、そう信じた。しかし、最後に僅かに聞こえてくる電子音に、なぜかフと立ち止まってしまう。直ぐに旦那が携帯電話に出て、その会話内容を大声で話し始めた。
「はい。御神に奉納する供物の女が見つかった……? 本当ですか?」
地下に反響はしていても、彼の悔しげな声音は良くわかった。
「なんだ、アヤツか。せっかく自分の女を差し出したのに、一歩遅かったの」
「来年か再来年か、また使えば良いさ」
「御神の贄だ。1年も保つかわからんからな」
男達が口々に、話はなかったものとして言った。
当然、旦那にとって認められることではないし、諦めることなどできなかっただろう。
「そこを、なんとか……! 妻では、年も……」
男達に食い下がり、幹部とやらに取り立てて貰えないかと頼んだ。乃愛にしてみれば一方的で酷い話だと思った。だが、そんな悠長なことも考えていられないらしい。
「あ~、離せ」
「いや、ならば若い女を見繕えば」
「あぁ、そうだ。そこで出歯亀していたのがな」
やはりバレていた。それにしても先の言葉、旦那の心境を思えば強行に出ても仕方ない。乃愛はその場を大急ぎで逃げようとするも、やはりオーガズムの感覚が残って足が震えてしまう。
車に乗りさえすれば逃げ切れるし、せめてスマフォさえ取れれば良いのだが。このままでは捕まってしまうと考えた乃愛は、熊みたいな男が出てくる前に側の部屋に飛び込んだ。檻のケモノが出てくることは無いだろうし、彼らをやり過ごしてから窓を破って出れば良い。
「はぁ、はぁ……。少しだけ。後は窓から出て、車に飛び乗る」
頭の中を整理しながら、耳を澄ませて男達が駆けて出ていくのを待った。
息を整えて足が動き始めたことを確認する。しかし、そこで部屋のスイッチに手が触れてしまう。それだけなら男達の動向を考えると、なんとかバレずに済んだと思う。
「なっ……」
眼の前に現れた見知った姿を見て、ついつい声を上げそうになったが。頭に過った言葉は1つ。
どうして、こんなところに。
「ハハハ、こちらはまだまだ途上だが、それほど悪くない。もっと精一杯すすれ!」
「そんなものでは出るものも出ないぞ。優しく握って、力強くこするんだ」
グチュリ、ジュボッ、シュコシュコ。男達は性欲の限りを尽くして、女をダッチワイフとして扱う。御神というのは新興宗教の教祖か何かだろうか。乃愛にはわからないものの、もっと酷い攻めをさせるのだろう。そんなことを想像して、また更に淫欲に乱れるのだった。
「んびゅ! ジュプゥ~ッ。ぅぁあ……ぅぅんッ。グピョッ。くる、しンプッ! ッ~!! ゥ~!」
「はぁ、はぁ……はぁ、ぅんぁぁ~~! も、もう、だ、め! もう、イく!」
女2人、淫らに喘いだ。呻き声が木霊し、ハーモニーを生み出した。大きな声を出してしまっていることなど忘れ、乃愛は自らの性を高めていく。
女性も喉を、手を、おっぱいを、まんこを犯されもはや狂楽に全身を委ねているようだ。いつ達しても良い状況。情欲は満たされ、男達のストロークも速さを増す。ここで認められてしまえば、大勢の終わりなき狂宴に参加させられるかもしれないというのに。
「い、イく! ぃぐ! ぁあ~! ぁぁぁ……ッ! ッ~~! ~!!」
「ふぎゅ! ぅぐぐぅぅ……! ぅぐ! ぅぎまぶ~!! ッッ!」
淫らな音楽隊のセッションが、平原のペンションに響き渡った。
びしょ濡れになった指でエロティックに弦を弾き、黒々とした肉棒で子宮ドラムを叩き、イラマチオのバグパイプを吹き鳴らし、肉のマラカスを振り回す。異質さだけの音楽会は、何か謎の儀式のようでもあった。
「ぅおぉ! で、でる!」
「飲め! 飲み込め!」
「ぶっかけてやる!」
子宮口を叩いていた男は達する前に一物を抜き、口淫を楽しんでいた男は容赦なく胃にザーメンを流し込み、プルッと張り詰めたおっぱいは大量の白濁で染まった。
「ぬごぉぉぉ~~! ゥググッ……んぐ、ぅぁぁあぁあぁぁ~!! ゲホッ、あぅ、あぁ……」
「い、ぃ、イッちゃう! イく! イく! いくいくぅぅ~~!!!」
「い、いぎ、まじた……」
「はぁ、はぁ……ふぅ。あっ」
射精と同時に女性と乃愛は絶頂に達し、その快感でついついヘタってしまった。直ぐにその場にとどまるのが危険だと思いだしたため、震える足に鞭打って立ち上がった。
逃げ出したところで、コンクリートに作った雫の跡で見破られ、脅され体を穢されるのではないか。そんなことさえ考えたが、頭を振ると妄想を否定して動き出す。
「大丈夫。流石に、誰にも言えっこないわ……」
こんな儀式めいた交合など一夜の夢と忘れて貰った方が良いに決まっていると、そう信じた。しかし、最後に僅かに聞こえてくる電子音に、なぜかフと立ち止まってしまう。直ぐに旦那が携帯電話に出て、その会話内容を大声で話し始めた。
「はい。御神に奉納する供物の女が見つかった……? 本当ですか?」
地下に反響はしていても、彼の悔しげな声音は良くわかった。
「なんだ、アヤツか。せっかく自分の女を差し出したのに、一歩遅かったの」
「来年か再来年か、また使えば良いさ」
「御神の贄だ。1年も保つかわからんからな」
男達が口々に、話はなかったものとして言った。
当然、旦那にとって認められることではないし、諦めることなどできなかっただろう。
「そこを、なんとか……! 妻では、年も……」
男達に食い下がり、幹部とやらに取り立てて貰えないかと頼んだ。乃愛にしてみれば一方的で酷い話だと思った。だが、そんな悠長なことも考えていられないらしい。
「あ~、離せ」
「いや、ならば若い女を見繕えば」
「あぁ、そうだ。そこで出歯亀していたのがな」
やはりバレていた。それにしても先の言葉、旦那の心境を思えば強行に出ても仕方ない。乃愛はその場を大急ぎで逃げようとするも、やはりオーガズムの感覚が残って足が震えてしまう。
車に乗りさえすれば逃げ切れるし、せめてスマフォさえ取れれば良いのだが。このままでは捕まってしまうと考えた乃愛は、熊みたいな男が出てくる前に側の部屋に飛び込んだ。檻のケモノが出てくることは無いだろうし、彼らをやり過ごしてから窓を破って出れば良い。
「はぁ、はぁ……。少しだけ。後は窓から出て、車に飛び乗る」
頭の中を整理しながら、耳を澄ませて男達が駆けて出ていくのを待った。
息を整えて足が動き始めたことを確認する。しかし、そこで部屋のスイッチに手が触れてしまう。それだけなら男達の動向を考えると、なんとかバレずに済んだと思う。
「なっ……」
眼の前に現れた見知った姿を見て、ついつい声を上げそうになったが。頭に過った言葉は1つ。
どうして、こんなところに。
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