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悪友のそれはもはや伝統芸能

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「伝統芸能みたいなものかな? イッシ~が男同士じゃ嫌なら、女の子にしちゃおうって」

「ふざけ、るにぁ……。第一、あれの、感覚はあるんだ……」

「!?」

「ば、ばぁかッ! ズボン、下げるな……!」

 峇清の言葉に、瑛太は驚きの表情を浮かべつつも高速でそれを確認しようとした。当然、峇清もそれに抵抗するも、手に力が入らず脱がされてしまった。

 まさにそれは半陰陽。いわゆるフタナリというもので、陰核の代わりに可愛らしい陰茎がくっついている。

「一旦は試薬の方にしたけど、これは……予想外!」

 何が面白いのかい峇清にはわからないものの、まんことペニスを同時に観察されて恥ずかしかった。

「いーかげんにちょっ!///」

 瑛太は、文句は聞かず峇清ことイッシ~の軽い体を少し持ち上げて、自分の顔に跨がらせ少し体勢を移動させた。まるで子供のように弄ばれる。

 既に湿り気が陰毛に絡んで、割れ目など指一本ぐらいは簡単に飲み込んだ。

「処女膜は無いんだね。ちょっと残念だけど、まぁ良いや」

「ぅん……あ、ぁ、ふぁん///」

 チュプッと人差し指を突き入れて膣壁を見聞すると、イッシ~は微かな快感に嬌声を漏らした。それが面白くて、興奮して、何度か出し入れを繰り返した。

 次第に、濡れているでは足りないほどに水気が指を伝ってきた。

「や、めッ/// いや、なのに……ぅぅんッ///」

「そんなこと言って、ここはもうビチョビチョだよ。感じて、指を美味しそうに咥えこんでる」

「違う/// はぁぁ~んッ/// 感じァァッ、たくないの、に…///」

 抵抗しようにも、力が抜けて腕も持ち上がらなかった。薬の中に少し催淫と酩酊作用のあるものが含まれていたことなど、イッシ~の知るところではなかった。

 陰唇を、膣腔を好き勝手に弄くられて、留めなく蜜を垂らす。さらに快感はクリトリス代わりのペニスへと伝わり、3センチくらいの大きさまで勃起する。

「すん、すん。あぁ、イッシ~の雌の匂い、むせそうになるよ。こっちのチンポクリも、可愛くて食べちゃいたい♪」

「かぐ、なッ///」

「ペロペロ……」

「ひゅぁぁんッ!/// チンポ、クリちゃん、舐めちゃヒャッ……だめぇ///」

 お子様チンポ並の陰核を、瑛太は唇で皮を剥いて舌で弄った。恥垢を絡めとるようにねっとりと。

 垂れ落ちる淫水と我慢汁を同時に味わえるなんて、なんと贅沢なことだろうか。

「んちゅ、あぁ、美味しい! ちゅぅぅぅッ、イッシ~のお汁、すごく美味しいよ!」

「なめひゃッ/// あぁあぁぁぁ~ッ!/// ぅぅ/// はずかし、はぁ……はぁ……んんッ///」

 性器を2箇所同時に攻められた上、これまでにない羞恥でイッシ~の心は淫蕩へと傾いていった。

 けれどそれだけに留まらず、差し向けられたのは大きくそそり立った瑛太のペニスだ。それが服の隙間から勝手に大山の盆地へと入り込み、谷底を身勝手に流れていく。

「なに、こりぇ?/// あつファッ、いぃ/// おおきい……んぁぁ~ッ/// におひ、あたま、おかしくな、るゅぅぅ~///」

 雄の香りに彼女の自我は風化し、マグマのようにたぎる渓流に心は削られ、淫欲のままに肉棒を受け入れそうになった。

 それでも何とか踏みとどまれたのは、心中が男同士という枷とかではなく、単に三点への刺激が強すぎたからに他ならない。

 陰唇からは蜜が垂れるを通り越して飛び散り、瑛太の顔を汚していく。彼の唾液に塗れたペニスはビンビンに怒張し、射精ギリギリの刺激を与え続けられている。

「あ/// ッ/// ぅ……ち、んこ、ださせ、へ///」

「チュゥゥ~ッ! 何? 射精したいの? ふたなりチンポ、ボクなんかに舐められて恥ずかしげもなく射精しちゃいたいんだ」

「や、やだッ/// えいた、に……はぁ、はぁ、ひゅぅぅッ/// せめられて、イきたゥゥッ……くなヒィ~ッ///」

「そんな強情言っちゃうんだ。まぁ、それなら仕方ないし、こっちを飲んで貰おうかな」

「ふぅぅ……」

 射精感も途上のまま、彼は行為を中断してポケットからもう一つの金魚を取り出した。

 絶頂まで弄くられることがなかったことにイッシ~は安堵しつつも、新たに差し出された薬の不安を募らせる。

「これ?」

「今度こそ、女の子になる薬。まぁ、時間が経てば元には戻れるけど。それとも、今日はここまでにしておく?」

 彼女の質問に答え、一応は選択として与えた。

 このまま治験という名の淫行を続けるか否か。もちろん、中断したところで瑛太が怒ることはない。

「……」

「うん、イッシ~は良い子だね」

 イッシ~は薬を受け取った。いずれにせよ、アルバイトを引き受けた以上はまた同じことが起こり得るからである。

 こんなことは契約に含まれていないと突っぱねて良かったのに、イッシ~はそれを受けって飲んだ。脳にこびりついたあの快感が、雌にされていく禁断の刺激が忘れられずに。

「う、ぅぁあぁ……!」
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