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10睡目・残酷な天使のベーゼ
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堅実と優柔不断は違うと、最悪の場面で恨み言を吐き捨てるような子達じゃないと、サムベアさんは言った。失われることを俺独りの選択に委ねてしまうほどハァビー達は愚昧ではなく、それも覚悟の上でついてきてくれるとは考えないのか。
少なくとも意思疎通ができるのだから、ちゃんと話し合って決めても遅くない。
「どうしても踏ん切りがつかないのなら」
サムベアさんはもうひと押しとばかりに、ケェヌが置いていった鞄の中から何かを探し出した。
試験管に薄紫の液体が入っていて、それが3つ。
「精力剤ですか?」
まさかファンタジーな媚薬とか催淫剤じゃあるまい。
「ハハハッ。そんな冗談が言えるなら、ちょっと自信をつけるだけでなんとでもなるね」
「はぁ?」
「こいつはマンドラゴラの根っこから生成した、身体能力増強薬だよ」
サムベアさんの答えに、俺は目蓋をパチクリさせた。
ドーピングコンソメす……いや、止めておこう。昔、育てていたというマンドラゴラを活用した怪しいお薬だ。
まぁ、効能について説明を聞こう。
「一本30分、ケェヌやシジットぐらいの力は得られる。ここ数日で棒術の基礎も覚えてきただろうし、よっぽどじゃなけりゃ負けないでしょ」
「ほうほう。で?」
とても魅力的な効果だ。お値段もお手頃っぽい。
しかし、当然ながらそんな人外の力を得られるブツをおいそれと使えるわけがない。俺はわかってるんだ。
「副作用、あるよ」
「ですよねー」
「まず、1日一本以上は使用しない。筋組織が破壊されて戻らなくなるから、2日以上は空けた方が良いかな」
「筋肉痛になるだけじゃ済みそうにないですね……」
「次に、ダイナ以外の人に使わせない。体液なんかも、可能な限り経口摂取させないことをお勧めする」
「?」
普通の薬では無いと思っていたが、体組織や体液もダメとは不思議だ。俺が訝しげにしていると、サムベアさんは正気じゃ話せないとばかりに果実酒を呷った。
彼女は、既に出来上がってる様子で赤ら顔を再びこちらに向けて言葉を続ける。
「錬成魔法でダイナの体の成分を超高密度に再現して、薬に使ってある」
「結構、下戸なんですね」
「るっしゃいっ! 真面目に聞く!」
「はい!」
あまり聞きたくない単語が出てきたので、からかって話題を変えようとしたが無駄だった。
DNAとかそういう組成を魔法で作り出して、薬に混ぜ込んだってことだよな? 錬成魔法だけで可能な製法じゃないから、遺伝子学や医学の知識を持った誰かに手伝ってもらったんだろう。
「まぁ、ダイナ専用の薬だと思って頂戴。それを他人に服用させたり、微量でも成分を取り込んだりした場合、どうなるか保証できないからッ」
そんなものを人に飲ませるつもりなんですかぁ……。治験とかしたのか不安になってくるわ。
「どうなるかもわからないんです?」
「うーん……伝聞だからねぇ。程度によるとは思ふけど、摂取した他人の体構造を塗り替えるかもね」
サムベアさんったらサラリとすっごいこと言った。まぁ、『聖別』や『LHC実験』のことを考えれば、確かにそれぐらいのことできても不思議じゃないか。
要するに、使い方次第じゃ生物学的な縛りを越えて俺の遺伝子を残せるってこと。
「エッチなお薬よりヤバい!」
「ヤバイよ! で、ファリッバちゃんに使う? それともエルフ首長に使う?」
「ちょ、ちょっと!」
酔いが完全に回ったせいか、サムベアさんがその色香を漂わせながら接近してきた。からかっていて、俺をハァビー達にけしかけようとしているのはわかっていても、色々と考えがまとまらない。
慌てて逃げるも直ぐに家の入り口脇へと追い詰められる。が、ちょうど軽い足音が近づいてきているの気づいた。
ハァビーが戻ってきたから、俺は助けを呼ぼうとする。
「ハァビ」「……!?」
しかし、俺もほろ酔いで頭が回っていなかったんだろう。
これぐらいのことで勘違いするような子じゃないと思っていたけど、確かにパッと見はサムベアさんが俺を誘惑している構図だ。驚きを顕にして当然である。
「ハハハハッ。冗談、じょーだんッ。悪かったよ」
「サムベア、さん……」
酔っぱらいの悪ノリだと流そうとしたが、今日ばかりはタイミングやハァビーの精神状態が良くなかった。落ち込んでいるときというのは、色々とネガティブに考えてしまいがちになるものだ。
ハァビーの表情は酷く真顔に近く、平坦な声音には怒りとも違う何かが含まれていた。
マイナスに振り切った静寂に、サムベアさんも良いものを感じなかったらしい。
「ハァビー、昔の顔に戻ってる……」
「!?」
その一言で、硬直は破られた。
サムベアさんの少し怯えたような声音に、ハッと正気に戻って自らの顔に触れるハァビー。慌てて踵を返すもケェヌがいた。手にしたお湯入りの鍋を彼に手渡すと、そのまま横をすり抜けて走り去った。
君も大人しく受け取ってないで止めて。
「……」
表情はいつもの能面だが、鍋に俺達にハァビーの走り去った方向にと、視線が定まらないところを見ると戸惑っているらしかった。
少なくとも意思疎通ができるのだから、ちゃんと話し合って決めても遅くない。
「どうしても踏ん切りがつかないのなら」
サムベアさんはもうひと押しとばかりに、ケェヌが置いていった鞄の中から何かを探し出した。
試験管に薄紫の液体が入っていて、それが3つ。
「精力剤ですか?」
まさかファンタジーな媚薬とか催淫剤じゃあるまい。
「ハハハッ。そんな冗談が言えるなら、ちょっと自信をつけるだけでなんとでもなるね」
「はぁ?」
「こいつはマンドラゴラの根っこから生成した、身体能力増強薬だよ」
サムベアさんの答えに、俺は目蓋をパチクリさせた。
ドーピングコンソメす……いや、止めておこう。昔、育てていたというマンドラゴラを活用した怪しいお薬だ。
まぁ、効能について説明を聞こう。
「一本30分、ケェヌやシジットぐらいの力は得られる。ここ数日で棒術の基礎も覚えてきただろうし、よっぽどじゃなけりゃ負けないでしょ」
「ほうほう。で?」
とても魅力的な効果だ。お値段もお手頃っぽい。
しかし、当然ながらそんな人外の力を得られるブツをおいそれと使えるわけがない。俺はわかってるんだ。
「副作用、あるよ」
「ですよねー」
「まず、1日一本以上は使用しない。筋組織が破壊されて戻らなくなるから、2日以上は空けた方が良いかな」
「筋肉痛になるだけじゃ済みそうにないですね……」
「次に、ダイナ以外の人に使わせない。体液なんかも、可能な限り経口摂取させないことをお勧めする」
「?」
普通の薬では無いと思っていたが、体組織や体液もダメとは不思議だ。俺が訝しげにしていると、サムベアさんは正気じゃ話せないとばかりに果実酒を呷った。
彼女は、既に出来上がってる様子で赤ら顔を再びこちらに向けて言葉を続ける。
「錬成魔法でダイナの体の成分を超高密度に再現して、薬に使ってある」
「結構、下戸なんですね」
「るっしゃいっ! 真面目に聞く!」
「はい!」
あまり聞きたくない単語が出てきたので、からかって話題を変えようとしたが無駄だった。
DNAとかそういう組成を魔法で作り出して、薬に混ぜ込んだってことだよな? 錬成魔法だけで可能な製法じゃないから、遺伝子学や医学の知識を持った誰かに手伝ってもらったんだろう。
「まぁ、ダイナ専用の薬だと思って頂戴。それを他人に服用させたり、微量でも成分を取り込んだりした場合、どうなるか保証できないからッ」
そんなものを人に飲ませるつもりなんですかぁ……。治験とかしたのか不安になってくるわ。
「どうなるかもわからないんです?」
「うーん……伝聞だからねぇ。程度によるとは思ふけど、摂取した他人の体構造を塗り替えるかもね」
サムベアさんったらサラリとすっごいこと言った。まぁ、『聖別』や『LHC実験』のことを考えれば、確かにそれぐらいのことできても不思議じゃないか。
要するに、使い方次第じゃ生物学的な縛りを越えて俺の遺伝子を残せるってこと。
「エッチなお薬よりヤバい!」
「ヤバイよ! で、ファリッバちゃんに使う? それともエルフ首長に使う?」
「ちょ、ちょっと!」
酔いが完全に回ったせいか、サムベアさんがその色香を漂わせながら接近してきた。からかっていて、俺をハァビー達にけしかけようとしているのはわかっていても、色々と考えがまとまらない。
慌てて逃げるも直ぐに家の入り口脇へと追い詰められる。が、ちょうど軽い足音が近づいてきているの気づいた。
ハァビーが戻ってきたから、俺は助けを呼ぼうとする。
「ハァビ」「……!?」
しかし、俺もほろ酔いで頭が回っていなかったんだろう。
これぐらいのことで勘違いするような子じゃないと思っていたけど、確かにパッと見はサムベアさんが俺を誘惑している構図だ。驚きを顕にして当然である。
「ハハハハッ。冗談、じょーだんッ。悪かったよ」
「サムベア、さん……」
酔っぱらいの悪ノリだと流そうとしたが、今日ばかりはタイミングやハァビーの精神状態が良くなかった。落ち込んでいるときというのは、色々とネガティブに考えてしまいがちになるものだ。
ハァビーの表情は酷く真顔に近く、平坦な声音には怒りとも違う何かが含まれていた。
マイナスに振り切った静寂に、サムベアさんも良いものを感じなかったらしい。
「ハァビー、昔の顔に戻ってる……」
「!?」
その一言で、硬直は破られた。
サムベアさんの少し怯えたような声音に、ハッと正気に戻って自らの顔に触れるハァビー。慌てて踵を返すもケェヌがいた。手にしたお湯入りの鍋を彼に手渡すと、そのまま横をすり抜けて走り去った。
君も大人しく受け取ってないで止めて。
「……」
表情はいつもの能面だが、鍋に俺達にハァビーの走り去った方向にと、視線が定まらないところを見ると戸惑っているらしかった。
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