光と陰がまじわる日（未完成）

第16章五つの玉流星群が降り注ぐ星

流星群が降り注ぐ星#22

長老が動かなくなってから数十分、優達は心配になり駆け寄った。

「ちょうろ…あ！泣いとるやん」

長老は泣いていた、自分の不甲斐なさに涙しているのだ。

「わしも歳をとったのぅ、たった一発放っただけでこの有様じゃ、笑いたければ笑ってくれ…」

一同は真っ直ぐ前を向き長老を見つめ、笑う人は其処には居なかった。

「御主ら…やはり地球人は良いのぅ、その透き通った瞳、鹿と見受けたぞ、其方達ならこの技を教えても申し分ない者達じゃ！」

長老はその場に座り込み私達を見上げ、凄みがきいた瞳でジッと見つめる。

「この技には三段階の訓練が必要なのじゃ、まず底パワーから教えるとするかのぅ」

そう言うと懐からある物を取り出し、優達に手渡したそうな…続く