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第12章宇宙へ

宇宙へ#15

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「なんじゃこのヘンテコな島は」

この島の名はピュア島、動物と自然に溢れ、人工物は一切無く、人が入ろう物なら忽ち追い払われてしまうのである。

「わしじゃなかったら、追い出されて仕舞う罠が、沢山あるわい」

いとも容易く、罠を掻い潜る小人の目の前に、突如魔獣ガットが現れた。

「おい!そこから先に行くな!」

だがガットの声はとても小さく、小人には伝わらなかったそうな。

「さてこの辺に、家建てるとするかのぅ」

小人は杖を大きく振り回すと辺りは光輝き、一瞬にして家が建った。

「さてピュアの実でも研究するかのぅ」

この小人はピュアの実を研究する為に送り込まれた、研究員だったのだ。

それから数日ピュアの実の研究をしていた頃の事、事件は起きた…続く

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