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第一章 贄と学園の謎
022 異端者
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学食では、白一色でメインは餅だ。何種類か選べる中で、咲紅はあんこがたんまりと乗った餅を注文する。他にも蕪や大根を使ったミルクスープ、白いオムレツもある。
審判者である紫影のことを考えた。彼は何を食べているだろうか。彼も似た料理を食べて祈りを捧げているはずだ。
それと同時に、食事の内容もチェックされているのだから、きっと甘いものが好きだととっくにばれているだろうと思う。些か恥ずかしかった。きっとチェックしているのは、擬似恋愛の相手である親友だけだろうと思うと悲しくなる。
千歳も同じメニューを注文した。あんこなんて滅多に食べられず、たくさんの選択があっても悩まなかった。
「お雑煮とかもあったけど、やっぱり甘いものが食べたいよな」
「……そうだね」
「俺といて、苦しいか?」
千歳の箸が止まった。
浮かぶ言葉の数々からどれが最善かを選択するが、あまりに醜い言葉ばかりで
「なんでも持ってるさっちゃんには判らないよ」
「なんでも?」
「いつも自由で、誰からも好かれて、羨ましいし……妬んだりもした」
「なんで自分にないものが羨ましくなるんだろうな。ほしくないのに手に入っていたり、利用しなければ生きていけなかったり」
咲紅が何の話をしているのか。苦しそうな笑顔なのは見ていられなかった。
「千歳、今のお前に何を言っても心は離れていくと思ってる。けど、生きていくためにも俺は譲れないものがある。千歳だろうと渡せない」
「うん」
「でも千歳が誰に『好き』を向けても、俺は止める権利もない」
覚悟を決めた顔が目の前にある。
「お互いに持っているものは綺麗な感情だけじゃないと思う。ドロドロしていて、本音をさらけ出せば確実に元通りにならない。それでもやっぱり譲れない」
繊細で綺麗なだけの人形には惹かれない。咲紅は心に毒を孕んでいて、だからこそ美しく誘引する。毒を持つ生物は人の目を奪う。
紫影も咲紅の毒にやられているのかと思うと、頭がおかしくなりそうだった。
『好き』にはいろいろな種類があるが、咲紅に対するものと紫影に対するものも違う。咲紅は安心感があり、紫影は胸がざわつくのだ。
「千歳が嫌じゃなかったら、またご飯一緒に食べよう」
「うん」
咲紅が席を立つと、少し離れたところに座る玄一がこちらを一瞥した。
何を考えているのか無表情のままで、彼は雑煮を口にする。
「千歳、ちゃんと食ってるか?」
入れ替わりにやってきたのは、黒羽だった。
「牛乳プリン食うか?」
「いいの?」
あんこ餅には牛乳プリンはついてこない。トレーに置かれた牛乳プリンには、うっすらと糖蜜がかかっている。
「ちゃんと食えよ。倒れられちゃまた咲紅が心配するぞ」
「うん……さっちゃんはもう僕の心配なんてしないと思うよ」
「いや、するだろ。咲紅がどんだけお前を守って育ててると思ってんだよ」
「外から見るとそう見えるんだ……」
「見える。けど独り立ちもいいもんだぜ。離れていくとは違うけど、心の成長ってやつだ」
「独り立ち……」
「大人になって、大事なものが変わるだけだ。お互いが一番でなくなるけど、今以上に大事になれる場合もある」
「黒羽にもいる? そういう人」
「ああ……。あのさ、ちょっと相談があるんだけど」
黒羽は牛乳プリンを見た。ただでくれたわけではないと判り、悲しくなる。咲紅と黒羽は違うのだから、取引の条件があって当然だ。
「葵さんと俺の審判者、交換しねえ?」
「……審判者って物じゃないんだよ? 交換って無理だよ」
咲紅に言われたことをそのまま口にする。あのときの自分はいかに愚かな発言だったかを思い知らされた。
一番愚かなのは自分自身だ。血縁関係者らしい葵を側において、万が一巫覡になってしまった場合に助けてもらえると、保身に走っている。
「やっぱり駄目かー」
「入れ替えは可能みたいだけど……。ごめん、そうじゃないんだ。僕が葵さんがいいと思ってるから」
「あ……そういうこと?」
黒羽は難しそうな顔をしている。
「お前も好きなのか?」
も、と言ったが、そこは反応すべきではないだろう。
「僕は他人と仲良くなるのに時間がかかるから。取っ替え引っ替えして最初から新しい関係を作るより、慣れた人に側にいてほしい」
牛乳プリンを彼のトレーに戻した。取引は不成立だ。
「いや、いいよ。プリンはお前にやる。食って体力つけろって気持ちはあるし」
「え」
「さっさと食っちまえ」
「う、うん…………」
「悪かったな、変な話して」
「変とは思ってないよ。最低なのは僕だから」
先ほどよりも黒羽は渋い顔をした。
千歳はお礼を言い忘れたまま、牛乳プリンを口にした。
本気にならないように戒めのために首飾りをして、擬似恋愛を行う贄と審判者の関係。枠を越え、今は禁断の関係になってしまった。
「はあ…………」
一月一日から三日間は御霊降ろしの儀は行われない。ひとときの休息だが、心は乱されて休まりはしなかった。
会いたいがための口実作りもかねて、反省文百枚という偉業を成し遂げた。褒めてもらい、頭を撫でてもらい、キスの一つや二つくらいもらわないと割に合わない。
外の世界では、手紙に愛を託す方法があると噂で聞いたことがある。
咲紅は真っ白な紙に、愛の言葉を走らせてみる。
──好き。
──ずっと一緒にいたい。
──もっと会いたい。
──側にいて。
──もっと呼んで。
──キスしたい。
何もなかった紙が埋め尽くされていくと、欲求不満だった心がいくらか満たされた。
一般的な恋文がどのようなものか分からない以上、参考になるものが何もない。
本当の目的は恋文ではなく、反省文だ。百枚書いてこいと隊長直々の命令通りに従い、それを口実に会いに行こうと部屋を後にする。
外に出ると、けたたましい警報が鳴り響いた。
初等部のときに一度聞いた以来で、心臓の警鐘も動揺している。
警報は、何か学園にとって不都合が生じたときに鳴る。
──生徒は全員、宿舎に戻るように。
警報と共に学園長が放送を流し、咲紅は警備課本署へ向かって走り出した。
頭に浮かぶのは紫影の顔だ。彼の身に何か起こったのかもしれないと、気持ちも足も止まらなかった。
開きっぱなしの門は警備隊が忙しなく出入りしている。見つかれば懲罰房は免れないだろう。
「一体何があったんだ?」
「さあ……まだ連絡がない。紫影隊長は?」
「学園長と何か話している」
別の隊員がやってきた。
「どうやら異端者が紛れ込んだらしい」
「学園内に? どうやってこの警備の中、入ったんだ?」
異端者。まさか自分ではないよなと咲紅は思いつつ、元々この学園で生活しているのだから、白塀の外の人間だろうと察した。
庭に立つ桜の木の陰から一匹の蛇が顔を出した。こんな寒い中、冬眠もせずに動くのは、温泉の通る地表の暖かい箇所で寝ていたからだろう。
「案内してくれるのか?」
脱皮寸前なのか、白く濁った目を持つ蛇は、するすると隙間を抜けて通っていく。
ついていくのがやっとだが、警備隊や生徒とは誰も会わない。そういう道を示してくれている。
森の奥にある、大蛇が眠る神殿へやってきた。蛇は止まらずに裏へと回り、ついていくと、物陰から息を殺した声が微かに聞こえた。
「誰かいるのか?」
呼びかけてみると、知らない誰かは息を潜めた。
咲紅は辛抱強く待った。警戒はあったが、それよりも外の人間を見たことがないので、好奇心が勝っていた。
ゆっくりとした足取りだったが、男は姿を現した。
太陽に照らされ、眩しく輝く髪色は、栗色に近い金髪だった。
だいたいは黒髪が多い中、金髪は珍しい分類に入る。年齢はおよそ四十代くらいだろう。
男も似たようなことを思ったのか、咲紅をまじまじと見て目を離さない。
「もしかして……異端者さん?」
なんと声をかけたらいいのか判らず、とりあえずさん付けで呼んでみる。
「外からきた人ですか?」
もう一度呼びかけてみる。
「咲紅」
背後から声をかけられ、とっさに男を死角になるように隠した。
「なんだ、紫影か」
「なんだ、じゃない。警報が聞こえなかったのか? 贄生は特にうろうろするな。何かあってからでは困る。間違いなく懲罰房行きだぞ」
紫影は咲紅の背後をちらりと見やる。
「反省文百枚を持ってきたんだよ。そしたらいきなり警報が鳴るし」
「ご苦労」
心にもないことを言い近づいてくるが、咲紅は先に彼の元へ駆け寄った。
「隠し事があるならもっとうまくやれ」
「…………え?」
「影が見えている」
振り返ると、影が揺らいだ。
審判者である紫影のことを考えた。彼は何を食べているだろうか。彼も似た料理を食べて祈りを捧げているはずだ。
それと同時に、食事の内容もチェックされているのだから、きっと甘いものが好きだととっくにばれているだろうと思う。些か恥ずかしかった。きっとチェックしているのは、擬似恋愛の相手である親友だけだろうと思うと悲しくなる。
千歳も同じメニューを注文した。あんこなんて滅多に食べられず、たくさんの選択があっても悩まなかった。
「お雑煮とかもあったけど、やっぱり甘いものが食べたいよな」
「……そうだね」
「俺といて、苦しいか?」
千歳の箸が止まった。
浮かぶ言葉の数々からどれが最善かを選択するが、あまりに醜い言葉ばかりで
「なんでも持ってるさっちゃんには判らないよ」
「なんでも?」
「いつも自由で、誰からも好かれて、羨ましいし……妬んだりもした」
「なんで自分にないものが羨ましくなるんだろうな。ほしくないのに手に入っていたり、利用しなければ生きていけなかったり」
咲紅が何の話をしているのか。苦しそうな笑顔なのは見ていられなかった。
「千歳、今のお前に何を言っても心は離れていくと思ってる。けど、生きていくためにも俺は譲れないものがある。千歳だろうと渡せない」
「うん」
「でも千歳が誰に『好き』を向けても、俺は止める権利もない」
覚悟を決めた顔が目の前にある。
「お互いに持っているものは綺麗な感情だけじゃないと思う。ドロドロしていて、本音をさらけ出せば確実に元通りにならない。それでもやっぱり譲れない」
繊細で綺麗なだけの人形には惹かれない。咲紅は心に毒を孕んでいて、だからこそ美しく誘引する。毒を持つ生物は人の目を奪う。
紫影も咲紅の毒にやられているのかと思うと、頭がおかしくなりそうだった。
『好き』にはいろいろな種類があるが、咲紅に対するものと紫影に対するものも違う。咲紅は安心感があり、紫影は胸がざわつくのだ。
「千歳が嫌じゃなかったら、またご飯一緒に食べよう」
「うん」
咲紅が席を立つと、少し離れたところに座る玄一がこちらを一瞥した。
何を考えているのか無表情のままで、彼は雑煮を口にする。
「千歳、ちゃんと食ってるか?」
入れ替わりにやってきたのは、黒羽だった。
「牛乳プリン食うか?」
「いいの?」
あんこ餅には牛乳プリンはついてこない。トレーに置かれた牛乳プリンには、うっすらと糖蜜がかかっている。
「ちゃんと食えよ。倒れられちゃまた咲紅が心配するぞ」
「うん……さっちゃんはもう僕の心配なんてしないと思うよ」
「いや、するだろ。咲紅がどんだけお前を守って育ててると思ってんだよ」
「外から見るとそう見えるんだ……」
「見える。けど独り立ちもいいもんだぜ。離れていくとは違うけど、心の成長ってやつだ」
「独り立ち……」
「大人になって、大事なものが変わるだけだ。お互いが一番でなくなるけど、今以上に大事になれる場合もある」
「黒羽にもいる? そういう人」
「ああ……。あのさ、ちょっと相談があるんだけど」
黒羽は牛乳プリンを見た。ただでくれたわけではないと判り、悲しくなる。咲紅と黒羽は違うのだから、取引の条件があって当然だ。
「葵さんと俺の審判者、交換しねえ?」
「……審判者って物じゃないんだよ? 交換って無理だよ」
咲紅に言われたことをそのまま口にする。あのときの自分はいかに愚かな発言だったかを思い知らされた。
一番愚かなのは自分自身だ。血縁関係者らしい葵を側において、万が一巫覡になってしまった場合に助けてもらえると、保身に走っている。
「やっぱり駄目かー」
「入れ替えは可能みたいだけど……。ごめん、そうじゃないんだ。僕が葵さんがいいと思ってるから」
「あ……そういうこと?」
黒羽は難しそうな顔をしている。
「お前も好きなのか?」
も、と言ったが、そこは反応すべきではないだろう。
「僕は他人と仲良くなるのに時間がかかるから。取っ替え引っ替えして最初から新しい関係を作るより、慣れた人に側にいてほしい」
牛乳プリンを彼のトレーに戻した。取引は不成立だ。
「いや、いいよ。プリンはお前にやる。食って体力つけろって気持ちはあるし」
「え」
「さっさと食っちまえ」
「う、うん…………」
「悪かったな、変な話して」
「変とは思ってないよ。最低なのは僕だから」
先ほどよりも黒羽は渋い顔をした。
千歳はお礼を言い忘れたまま、牛乳プリンを口にした。
本気にならないように戒めのために首飾りをして、擬似恋愛を行う贄と審判者の関係。枠を越え、今は禁断の関係になってしまった。
「はあ…………」
一月一日から三日間は御霊降ろしの儀は行われない。ひとときの休息だが、心は乱されて休まりはしなかった。
会いたいがための口実作りもかねて、反省文百枚という偉業を成し遂げた。褒めてもらい、頭を撫でてもらい、キスの一つや二つくらいもらわないと割に合わない。
外の世界では、手紙に愛を託す方法があると噂で聞いたことがある。
咲紅は真っ白な紙に、愛の言葉を走らせてみる。
──好き。
──ずっと一緒にいたい。
──もっと会いたい。
──側にいて。
──もっと呼んで。
──キスしたい。
何もなかった紙が埋め尽くされていくと、欲求不満だった心がいくらか満たされた。
一般的な恋文がどのようなものか分からない以上、参考になるものが何もない。
本当の目的は恋文ではなく、反省文だ。百枚書いてこいと隊長直々の命令通りに従い、それを口実に会いに行こうと部屋を後にする。
外に出ると、けたたましい警報が鳴り響いた。
初等部のときに一度聞いた以来で、心臓の警鐘も動揺している。
警報は、何か学園にとって不都合が生じたときに鳴る。
──生徒は全員、宿舎に戻るように。
警報と共に学園長が放送を流し、咲紅は警備課本署へ向かって走り出した。
頭に浮かぶのは紫影の顔だ。彼の身に何か起こったのかもしれないと、気持ちも足も止まらなかった。
開きっぱなしの門は警備隊が忙しなく出入りしている。見つかれば懲罰房は免れないだろう。
「一体何があったんだ?」
「さあ……まだ連絡がない。紫影隊長は?」
「学園長と何か話している」
別の隊員がやってきた。
「どうやら異端者が紛れ込んだらしい」
「学園内に? どうやってこの警備の中、入ったんだ?」
異端者。まさか自分ではないよなと咲紅は思いつつ、元々この学園で生活しているのだから、白塀の外の人間だろうと察した。
庭に立つ桜の木の陰から一匹の蛇が顔を出した。こんな寒い中、冬眠もせずに動くのは、温泉の通る地表の暖かい箇所で寝ていたからだろう。
「案内してくれるのか?」
脱皮寸前なのか、白く濁った目を持つ蛇は、するすると隙間を抜けて通っていく。
ついていくのがやっとだが、警備隊や生徒とは誰も会わない。そういう道を示してくれている。
森の奥にある、大蛇が眠る神殿へやってきた。蛇は止まらずに裏へと回り、ついていくと、物陰から息を殺した声が微かに聞こえた。
「誰かいるのか?」
呼びかけてみると、知らない誰かは息を潜めた。
咲紅は辛抱強く待った。警戒はあったが、それよりも外の人間を見たことがないので、好奇心が勝っていた。
ゆっくりとした足取りだったが、男は姿を現した。
太陽に照らされ、眩しく輝く髪色は、栗色に近い金髪だった。
だいたいは黒髪が多い中、金髪は珍しい分類に入る。年齢はおよそ四十代くらいだろう。
男も似たようなことを思ったのか、咲紅をまじまじと見て目を離さない。
「もしかして……異端者さん?」
なんと声をかけたらいいのか判らず、とりあえずさん付けで呼んでみる。
「外からきた人ですか?」
もう一度呼びかけてみる。
「咲紅」
背後から声をかけられ、とっさに男を死角になるように隠した。
「なんだ、紫影か」
「なんだ、じゃない。警報が聞こえなかったのか? 贄生は特にうろうろするな。何かあってからでは困る。間違いなく懲罰房行きだぞ」
紫影は咲紅の背後をちらりと見やる。
「反省文百枚を持ってきたんだよ。そしたらいきなり警報が鳴るし」
「ご苦労」
心にもないことを言い近づいてくるが、咲紅は先に彼の元へ駆け寄った。
「隠し事があるならもっとうまくやれ」
「…………え?」
「影が見えている」
振り返ると、影が揺らいだ。
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