11人の贄と最後の1日─幽閉された学園の謎─

空高くそびえ立つ塀の中は、完全に隔離された世界が広がっていた。

白蛇を信仰する白神学園では、11月11日に11人の贄を決める神贄祭が行われる。絶対に選ばれたくないと祈っていた咲紅だが、贄生に選ばれてしまった。

贄生は毎月、白蛇へ祈りを捧げる儀式が行われるという。

真の儀式の内容とは、御霊降ろしの儀式といい、贄生を守る警備課警備隊──審判者と擬似恋愛をし、艶美な姿を晒し、精を吐き出すこと──。

贄生には惨たらしい運命が待ち構えていた。

咲紅と紫影の関係──。

運命に抗い、共に生きる道を探す──。
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