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第三章 現実
028 もやもやしたもの
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アメリカのドーナツといえば、イメージするものは砂糖たっぷりの甘さましましドーナツだ。砂糖の量が愛情と比例しているのかというほど、とにかく甘い。
けれど僕の作るドーナツはシンプル。決して愛情がないわけじゃない。イースト菌を入れてパンに近いふわふわ食感を出し、外側はシナモンとグラニュー糖でコーティングする。
どっしりしたものではなく軽い食感で、初めて振る舞ったとき、リチャードは夢中になった。普段は甘いものをそれほど食べなくても、一気に二つも平らげてくれた。
「とても美味しいよ」
「良かった。疲れているときは甘いものですよね」
冷たい牛乳ともよく合う。我ながら美味しくできた。
「本当は、」
「ええ」
「帰ったらベッドに直行しようかと思ったんだ」
「ん?」
「でも君が甘いものを作るっていうから。食欲……なのか? それよりももっと手に入れたかったものを得られた気がする。癒してくれる存在と、大事な家族」
「残りは明日食べましょうね。ベーコンみたいにトースターでカリカリに焼いても美味しいんですよ」
「ああ、そうしよう」
新しくコーヒーを入れて、ソファーに座った。
ソファーとコーヒーのセットは、大事な話をするときのお供だ。手持ち無沙汰にならず、カップもぎゅっと掴んでいられるので落ち着く。しかも温かい。
「アガサは、俺がハイスクール時代に付き合っていた人なんだ。ダンスパーティーで会い、壁だった俺を誘ってくれた人」
「リチャードが? もしかしてダンス苦手なんです?」
「恥ずかしいな。どんどんできないことがばれていくよ。ダンスも歌も料理も苦手だ」
「意外ですけど、ますます好きになります」
「だと嬉しいけどね。アガサはとても明るくて俺にないものを持っている女性だった。別れた理由は、時間かな。将来やりたいことと彼女と過ごす時間が一致しなかった。前にも話したけど、法学部を卒業してからFBIアカデミーに行った。誰かと付き合うとか、そんな暇はまったくなかった。日々勉強だったからね。彼女を忘れたわけではなくても、気持ちは薄くなって連絡も取らなくなった。素性の分からない友人関係をゼロに戻すために電話番号も変えたし」
アガサの話をするリチャードは、愛しいものを見る目というより、懐かしいものを見る目だ。
「アガサは他の女性といざこざがあってね」
「いじめですか」
「そうだ。階段から突き落とされそうになっていたとき、たまたま俺が見かけて下で抱きかかえた。当時子供だった俺は一人でどうすることもできなくて、教師に見たままを話した。いじめに関わった生徒は全員退学になったが……その後は分からない」
壁の花状態だったリチャードと踊り、その後にいじめが起こったのだとしたら……予想がつく。それほど、リチャードは王子様だったんだろう。
「噂で彼女が自殺未遂をしたと聞いたんだ。大学がそれぞれ別々で、噂程度でしかとなかったがね。今はだいぶよくなったと話していたが……かなりやせ細っていたよ。可哀想なくらいに。でも気持ちは前向きだった。退院できるとわくわくしていたよ」
僕が見た女性は、やはりアガサだったのかもしれない。窓辺にいた彼女は小さくて、少しでも触れてしまったらいなくなってしまいそうだった。
「世話をしているのは彼女の両親と、親友の彼女だ」
「親友……あの女性は、リチャードのことが好きだったんですね」
リチャードは何も言わなかった。
僕の見方が正しければ、親友の女性はリチャードのことがずっと好きで、たまたまカフェで目撃した。なんとか接点を持ちたくて、アガサの名前を出して会うことに成功した。そう、親友のアガサを利用したとも言える。
女性の友情は儚くて、脆い。アガサが知ったら、また裏切りと感じてしまうのではないか。もしそうなったら、きっとベッドから出られなくなる。
「心配しているようだけれど、俺が好きなのは君だけだ。料理が下手でも受け入れて笑ってくれるのは、君だけだった。子供の頃から俺は他人に弱点を知られると、がっかりされてきた。いつしか完璧を演じるようになってしまったんだ。ソファーで寝ていても君は布団をかけてくれるし、焦がしたパンケーキも食べてくれる。居心地がいいんだ」
それじゃあアガサは……と言いかけて止めた。不毛な争いだ。アガサがリチャードを受け入れたとかは関係ない。今は僕と付き合っているのだから。
「それにアガサは俺をもう好きじゃないよ。二度と彼女には会いに行かないし、君が思うような関係にはならない。どうしたら、不安を取り除ける?」
「きっと、時間が解決してくれます。あなたは魅力的だから、そういう人がいてもおかしくないと思ってました。セシルからも兄はモテるって散々聞かされてたし」
「セシルは大げさだからなあ」
リチャードは笑うが、そんな姿も素敵すぎて僕を魅了する。
人間同士の友情は見えない分、確かなものが分かりづらい。愛情もだ。
「あなたの友人関係にとやかく言いたくありません。もう何も関係がなくてアガサと友達としてやっていきたいなら、僕は止めません」
「……寂しいな。君はどんどん大人になっていく」
「それで、初めての喧嘩ってわけ?」
「喧嘩じゃないよ、ちょっと言葉と気持ちに食い違いがあっただけ」
今日はセシルが遊びにきた。残ったドーナツは好評で、リチャードのおやつを全部平らげた。また後で作ろう。
「元カノの一人や二人いてもおかしくないと思ったけどさ、リチャードを好きな人が百人二百人いてもおかしくないけどさ」
「増えてる」
「けっこうしんどい……」
「まあモテるからねー、そこは否定できない。紅茶ある? コーヒーより紅茶飲みたい」
「あるよ」
僕の分の紅茶も入れた。口の中が甘くてミルクは入れる気にならなかった。
「僕ってなんでリチャードと付き合えてるんだろ……」
「そこから? 同棲してんのに?」
「普通に生活してたらリチャードみたいな人と出会えないよ」
「なんで好きになったかって聞いてないの?」
「弱さを受け止めてくれたからって言ってた」
「それが答えじゃん。ってか兄貴とナオが結婚しても、モテることに変わりないよ。今からそんな感じだと持たないって」
「リチャードの友達に、リチャードが男を好きになったのはおかしいってほのめかされた」
「それは余計なお世話ってやつ」
「はあー、自信なくすよ」
「なくす必要ないって。リチャードはナオが好きなことには変わりないし」
「うん……聞いてもらえてすっきりしたよ。ありがとう」
玄関で物音がした。リチャードだ。あまり大きな音を立てずに目立たないように動くのは職業病というやつだろう。いくら目立たないように印象づかないように行動しても、かっこよすぎて目立つ。
「やあ兄貴。ひさしぶりー」
「来てたのか」
「おかえりなさい」
「ただいま」
昨日のいざこざが嘘みたいに、リチャードはハグしてくれる。キスはなしで。
さて、どうしようか。
セシルは素知らぬ顔で、黙ってテレビのリモコンに手を伸ばした。
けれど僕の作るドーナツはシンプル。決して愛情がないわけじゃない。イースト菌を入れてパンに近いふわふわ食感を出し、外側はシナモンとグラニュー糖でコーティングする。
どっしりしたものではなく軽い食感で、初めて振る舞ったとき、リチャードは夢中になった。普段は甘いものをそれほど食べなくても、一気に二つも平らげてくれた。
「とても美味しいよ」
「良かった。疲れているときは甘いものですよね」
冷たい牛乳ともよく合う。我ながら美味しくできた。
「本当は、」
「ええ」
「帰ったらベッドに直行しようかと思ったんだ」
「ん?」
「でも君が甘いものを作るっていうから。食欲……なのか? それよりももっと手に入れたかったものを得られた気がする。癒してくれる存在と、大事な家族」
「残りは明日食べましょうね。ベーコンみたいにトースターでカリカリに焼いても美味しいんですよ」
「ああ、そうしよう」
新しくコーヒーを入れて、ソファーに座った。
ソファーとコーヒーのセットは、大事な話をするときのお供だ。手持ち無沙汰にならず、カップもぎゅっと掴んでいられるので落ち着く。しかも温かい。
「アガサは、俺がハイスクール時代に付き合っていた人なんだ。ダンスパーティーで会い、壁だった俺を誘ってくれた人」
「リチャードが? もしかしてダンス苦手なんです?」
「恥ずかしいな。どんどんできないことがばれていくよ。ダンスも歌も料理も苦手だ」
「意外ですけど、ますます好きになります」
「だと嬉しいけどね。アガサはとても明るくて俺にないものを持っている女性だった。別れた理由は、時間かな。将来やりたいことと彼女と過ごす時間が一致しなかった。前にも話したけど、法学部を卒業してからFBIアカデミーに行った。誰かと付き合うとか、そんな暇はまったくなかった。日々勉強だったからね。彼女を忘れたわけではなくても、気持ちは薄くなって連絡も取らなくなった。素性の分からない友人関係をゼロに戻すために電話番号も変えたし」
アガサの話をするリチャードは、愛しいものを見る目というより、懐かしいものを見る目だ。
「アガサは他の女性といざこざがあってね」
「いじめですか」
「そうだ。階段から突き落とされそうになっていたとき、たまたま俺が見かけて下で抱きかかえた。当時子供だった俺は一人でどうすることもできなくて、教師に見たままを話した。いじめに関わった生徒は全員退学になったが……その後は分からない」
壁の花状態だったリチャードと踊り、その後にいじめが起こったのだとしたら……予想がつく。それほど、リチャードは王子様だったんだろう。
「噂で彼女が自殺未遂をしたと聞いたんだ。大学がそれぞれ別々で、噂程度でしかとなかったがね。今はだいぶよくなったと話していたが……かなりやせ細っていたよ。可哀想なくらいに。でも気持ちは前向きだった。退院できるとわくわくしていたよ」
僕が見た女性は、やはりアガサだったのかもしれない。窓辺にいた彼女は小さくて、少しでも触れてしまったらいなくなってしまいそうだった。
「世話をしているのは彼女の両親と、親友の彼女だ」
「親友……あの女性は、リチャードのことが好きだったんですね」
リチャードは何も言わなかった。
僕の見方が正しければ、親友の女性はリチャードのことがずっと好きで、たまたまカフェで目撃した。なんとか接点を持ちたくて、アガサの名前を出して会うことに成功した。そう、親友のアガサを利用したとも言える。
女性の友情は儚くて、脆い。アガサが知ったら、また裏切りと感じてしまうのではないか。もしそうなったら、きっとベッドから出られなくなる。
「心配しているようだけれど、俺が好きなのは君だけだ。料理が下手でも受け入れて笑ってくれるのは、君だけだった。子供の頃から俺は他人に弱点を知られると、がっかりされてきた。いつしか完璧を演じるようになってしまったんだ。ソファーで寝ていても君は布団をかけてくれるし、焦がしたパンケーキも食べてくれる。居心地がいいんだ」
それじゃあアガサは……と言いかけて止めた。不毛な争いだ。アガサがリチャードを受け入れたとかは関係ない。今は僕と付き合っているのだから。
「それにアガサは俺をもう好きじゃないよ。二度と彼女には会いに行かないし、君が思うような関係にはならない。どうしたら、不安を取り除ける?」
「きっと、時間が解決してくれます。あなたは魅力的だから、そういう人がいてもおかしくないと思ってました。セシルからも兄はモテるって散々聞かされてたし」
「セシルは大げさだからなあ」
リチャードは笑うが、そんな姿も素敵すぎて僕を魅了する。
人間同士の友情は見えない分、確かなものが分かりづらい。愛情もだ。
「あなたの友人関係にとやかく言いたくありません。もう何も関係がなくてアガサと友達としてやっていきたいなら、僕は止めません」
「……寂しいな。君はどんどん大人になっていく」
「それで、初めての喧嘩ってわけ?」
「喧嘩じゃないよ、ちょっと言葉と気持ちに食い違いがあっただけ」
今日はセシルが遊びにきた。残ったドーナツは好評で、リチャードのおやつを全部平らげた。また後で作ろう。
「元カノの一人や二人いてもおかしくないと思ったけどさ、リチャードを好きな人が百人二百人いてもおかしくないけどさ」
「増えてる」
「けっこうしんどい……」
「まあモテるからねー、そこは否定できない。紅茶ある? コーヒーより紅茶飲みたい」
「あるよ」
僕の分の紅茶も入れた。口の中が甘くてミルクは入れる気にならなかった。
「僕ってなんでリチャードと付き合えてるんだろ……」
「そこから? 同棲してんのに?」
「普通に生活してたらリチャードみたいな人と出会えないよ」
「なんで好きになったかって聞いてないの?」
「弱さを受け止めてくれたからって言ってた」
「それが答えじゃん。ってか兄貴とナオが結婚しても、モテることに変わりないよ。今からそんな感じだと持たないって」
「リチャードの友達に、リチャードが男を好きになったのはおかしいってほのめかされた」
「それは余計なお世話ってやつ」
「はあー、自信なくすよ」
「なくす必要ないって。リチャードはナオが好きなことには変わりないし」
「うん……聞いてもらえてすっきりしたよ。ありがとう」
玄関で物音がした。リチャードだ。あまり大きな音を立てずに目立たないように動くのは職業病というやつだろう。いくら目立たないように印象づかないように行動しても、かっこよすぎて目立つ。
「やあ兄貴。ひさしぶりー」
「来てたのか」
「おかえりなさい」
「ただいま」
昨日のいざこざが嘘みたいに、リチャードはハグしてくれる。キスはなしで。
さて、どうしようか。
セシルは素知らぬ顔で、黙ってテレビのリモコンに手を伸ばした。
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