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第一章 盲目の世界
05 久しぶりの再会
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「なになに? 彼女? そこ詳しく」
「ちょっと小泉さん……。そんなんじゃないですって」
好きなのは事実だが『彼女候補』ではなく『彼氏候補』だ。
一般的な普通を当てはめると、勘違いされても仕方ない。
「特別に先輩が聞いてやろう」
「鳴瀬さん、楽しんでるでしょ……」
「そりゃあ人の恋愛話って楽しいもんじゃん?」
「昔好きだった人に偶然会って、文化祭に来てほしいって言ったんです」
「すげー。そんなロマンチックなことあるんだな」
「そもそも来てくれるかも判らないし……」
「いや、来る。来てくれるって。そのつもりでカフェ盛り上げようぜ」
鳴瀬に背中を数回叩かれた。痛みは痺れに変わり、背中から優しさが広がっていく。
「宇宙の形をしたクッキーとか? ハーブティーで色変わるのもあるよな」
「バタフライピーだね。レモン浮かべると赤っぽくなるやつ」
「それそれ。神秘的で宇宙っぽい」
「じゃあ次の活動まで、それぞれ案を持ってこようぜ」
実家から離れて暮らす蓮は、数寄屋風の祖父母の家に住んでいる。庭には鹿威しがあり、お茶を飲みながらぼんやりと眺めるのが好きだった。
七月ともなると暑さが続いていて、窓を閉めて鹿威しの小気味よい音を聞きながらエアコンの風に当たる。
「和菓子あるけど食べるかい?」
「うん、ほしい」
祖母は一度退室した後、お盆にウサギの形をした練り切りとほうじ茶を持ってきた。
ふたつずつあるのは、一緒に食べようとのお誘いだ。
「これ、すっごい好き」
熱いほうじ茶と練り切りはよく合う。練り切りは冷やして食べると絶品だ。
「最近、食が進んでいないようだから夜はおそうめんにするけど、いい?」
「ごめんなさい。せっかく作ってくれているのに」
「大学で何かあった?」
「大学じゃなくて……」
「蓮も年頃だものね」
何も言わなくても、祖母は判ったようだった。目の笑い皺が深く刻まれ、あんな風に年を取りたいと願う。そしてそんな人と巡り会ってずっと一緒にいたい。
「文化祭に来てくれるって約束した人がいるんだけど、文化祭が近づいてくるたびに、本当に来てくれるのか不安になっちゃって」
「大丈夫。ちゃんと来てくれるさ。勉強も準備も頑張ってるんだし、神様は見てるよ」
「だといいな」
信じてくれる祖母の目には、孫を想う気持ちが込められていた。来てほしいと願うが、祖母の思いやりを壊してほしくないとも思う。
「写真撮って、あとで見せてね」
「楽しみにしてて。もし余ったら、クッキーも持って帰るね」
甘いものが好きな祖母のために、多めに作ろうと心に決めた。
「あら、おじいちゃんが帰ってきたみたいね。ご飯にしようか」
入れ違いで祖父が入ってくる。
「おかえり、おじいちゃん」
「おー、ただいま」
空の皿を見て、しょんぼりと口がへの字に曲がった。
蓮からすれば可愛らしいおじいちゃんで、和菓子だけではなくチェーン店のドーナツや誕生日のケーキも喜んで食べる甘党だ。
「もうすぐご飯だって」
「そうか……」
「そんなにしょんぼりしないでよ。食後に食べたらいいよ」
「そうだな」
口数は多くはないが、祖父は笑って大きく頷いた。
蓮は二人が大好きだ。祖父は医者で、祖母とは病院で出会っている。だからといって孫に人生をねじ曲げる教えはせず、好きに生きてほしいといつも応援の姿勢をとっていた。
「おそうめんって言ってたよ。楽しみだね」
「ミョウガは……」
「おじいちゃん好きだもんね。冷蔵庫の中に入ってたし、きっとテーブルに並ぶよ」
配偶者は誰よりも強い絆で結ばれている。二人は血の繋がりはないが、笑ったときにできる皺は同じだった。
夏に行われる文化祭は、開始の合図として花火が打ち上げられる。そして終わりも花火が咲く。
花火の音を聞きながら、蓮はエプロンを締めた。
「星座のデザインってたまんないね!」
小泉はスカートをひらめかせ、エプロンの裾を上げた。
「よくこんなエプロン見つけましたね」
「俺のセンスに酔いな」
「ははーっ」
部長の鳴瀬は得意げだ。夜空をエプロンに広げたデザインであり、小泉でなくともひれ伏したくなる。
開始と同時に人がなだれ、あっという間に満室となった。
「どう? 来てる?」
小泉は側により、耳元で囁いた。
「そもそも、場所も伝えてないし……」
「えー! なにそれ。天文サークルだって伝えてないの?」
「天体が好きってことも知らないと思います」
「うわあ……まじか。ちょっと待ってな」
小泉は一度カフェを後にした。十分くらいすると、校内放送が流れてくる。
『大学一年、宮野蓮さん。大学一年、宮野蓮さん。至急、天文サークルのカフェへお越し下さい。繰り返します──』
「え? え?」
滑舌の良い声で放送部が言いきると、鳴瀬は吹き出した。
「よお、迷子ちゃん」
「迷子でもないですよ! なんですかこの放送!」
「もし来ていれば、会えるんじゃねーの」
流すよう頼んだのは間違いなく小泉だ。顔に熱がこもり、抜けていかない。
「どうよ、私のアイディア」
「どうもこうも……」
「これで会えるかもしれないじゃん」
「うー」
こんなにうまくいくはずがない。蓮は期待を持っては駄目だと言い聞かせた。
五分ほど経った頃だ。満席で入れないと伝えようと振り返ったとき、お盆を落としてしまった。
「こんにちは」
かずとだ。彼は蓮が落としたお盆を拾い、差し出した。
「ど、どうして……」
「さっき放送があったから。場所は聞いていなかったけど、天文サークルだったんだね」
「そっそうです……!」
「星好きなのは知ってたけど、先にゲームサークルに顔を出したんだ」
「ゲームサークル?」
「ゲーム音楽好きでしょう? もしいなかったら、放送がなくてもここに来るつもりだったんだ」
「僕、宇宙が好きだって話しましたっけ?」
「星座のCD聴いていたから。直接聞いたことはなかったけど、好きなんだろうって思って」
特に話したことはなかったが、入院中に一度だけかけたことはあった。
久しぶりのかずとだ。真夏日である今日は、青いシャツ一枚とラフな格好をしている。
「大盛況だね」
「そうなんです。星のゼリーとクッキーは完売してしまって。けっこう数は用意してたんですけど」
「れんれん、仕事終わりだから遊びに行きな」
腕時計を見ると、まだ交代まで三十分ある。
「でもまだ……」
「こっちは大丈夫だから」
「じゃあ、お言葉に甘えます」
小泉に感謝しつつ、蓮はエプロンを取った。
「ちょっと小泉さん……。そんなんじゃないですって」
好きなのは事実だが『彼女候補』ではなく『彼氏候補』だ。
一般的な普通を当てはめると、勘違いされても仕方ない。
「特別に先輩が聞いてやろう」
「鳴瀬さん、楽しんでるでしょ……」
「そりゃあ人の恋愛話って楽しいもんじゃん?」
「昔好きだった人に偶然会って、文化祭に来てほしいって言ったんです」
「すげー。そんなロマンチックなことあるんだな」
「そもそも来てくれるかも判らないし……」
「いや、来る。来てくれるって。そのつもりでカフェ盛り上げようぜ」
鳴瀬に背中を数回叩かれた。痛みは痺れに変わり、背中から優しさが広がっていく。
「宇宙の形をしたクッキーとか? ハーブティーで色変わるのもあるよな」
「バタフライピーだね。レモン浮かべると赤っぽくなるやつ」
「それそれ。神秘的で宇宙っぽい」
「じゃあ次の活動まで、それぞれ案を持ってこようぜ」
実家から離れて暮らす蓮は、数寄屋風の祖父母の家に住んでいる。庭には鹿威しがあり、お茶を飲みながらぼんやりと眺めるのが好きだった。
七月ともなると暑さが続いていて、窓を閉めて鹿威しの小気味よい音を聞きながらエアコンの風に当たる。
「和菓子あるけど食べるかい?」
「うん、ほしい」
祖母は一度退室した後、お盆にウサギの形をした練り切りとほうじ茶を持ってきた。
ふたつずつあるのは、一緒に食べようとのお誘いだ。
「これ、すっごい好き」
熱いほうじ茶と練り切りはよく合う。練り切りは冷やして食べると絶品だ。
「最近、食が進んでいないようだから夜はおそうめんにするけど、いい?」
「ごめんなさい。せっかく作ってくれているのに」
「大学で何かあった?」
「大学じゃなくて……」
「蓮も年頃だものね」
何も言わなくても、祖母は判ったようだった。目の笑い皺が深く刻まれ、あんな風に年を取りたいと願う。そしてそんな人と巡り会ってずっと一緒にいたい。
「文化祭に来てくれるって約束した人がいるんだけど、文化祭が近づいてくるたびに、本当に来てくれるのか不安になっちゃって」
「大丈夫。ちゃんと来てくれるさ。勉強も準備も頑張ってるんだし、神様は見てるよ」
「だといいな」
信じてくれる祖母の目には、孫を想う気持ちが込められていた。来てほしいと願うが、祖母の思いやりを壊してほしくないとも思う。
「写真撮って、あとで見せてね」
「楽しみにしてて。もし余ったら、クッキーも持って帰るね」
甘いものが好きな祖母のために、多めに作ろうと心に決めた。
「あら、おじいちゃんが帰ってきたみたいね。ご飯にしようか」
入れ違いで祖父が入ってくる。
「おかえり、おじいちゃん」
「おー、ただいま」
空の皿を見て、しょんぼりと口がへの字に曲がった。
蓮からすれば可愛らしいおじいちゃんで、和菓子だけではなくチェーン店のドーナツや誕生日のケーキも喜んで食べる甘党だ。
「もうすぐご飯だって」
「そうか……」
「そんなにしょんぼりしないでよ。食後に食べたらいいよ」
「そうだな」
口数は多くはないが、祖父は笑って大きく頷いた。
蓮は二人が大好きだ。祖父は医者で、祖母とは病院で出会っている。だからといって孫に人生をねじ曲げる教えはせず、好きに生きてほしいといつも応援の姿勢をとっていた。
「おそうめんって言ってたよ。楽しみだね」
「ミョウガは……」
「おじいちゃん好きだもんね。冷蔵庫の中に入ってたし、きっとテーブルに並ぶよ」
配偶者は誰よりも強い絆で結ばれている。二人は血の繋がりはないが、笑ったときにできる皺は同じだった。
夏に行われる文化祭は、開始の合図として花火が打ち上げられる。そして終わりも花火が咲く。
花火の音を聞きながら、蓮はエプロンを締めた。
「星座のデザインってたまんないね!」
小泉はスカートをひらめかせ、エプロンの裾を上げた。
「よくこんなエプロン見つけましたね」
「俺のセンスに酔いな」
「ははーっ」
部長の鳴瀬は得意げだ。夜空をエプロンに広げたデザインであり、小泉でなくともひれ伏したくなる。
開始と同時に人がなだれ、あっという間に満室となった。
「どう? 来てる?」
小泉は側により、耳元で囁いた。
「そもそも、場所も伝えてないし……」
「えー! なにそれ。天文サークルだって伝えてないの?」
「天体が好きってことも知らないと思います」
「うわあ……まじか。ちょっと待ってな」
小泉は一度カフェを後にした。十分くらいすると、校内放送が流れてくる。
『大学一年、宮野蓮さん。大学一年、宮野蓮さん。至急、天文サークルのカフェへお越し下さい。繰り返します──』
「え? え?」
滑舌の良い声で放送部が言いきると、鳴瀬は吹き出した。
「よお、迷子ちゃん」
「迷子でもないですよ! なんですかこの放送!」
「もし来ていれば、会えるんじゃねーの」
流すよう頼んだのは間違いなく小泉だ。顔に熱がこもり、抜けていかない。
「どうよ、私のアイディア」
「どうもこうも……」
「これで会えるかもしれないじゃん」
「うー」
こんなにうまくいくはずがない。蓮は期待を持っては駄目だと言い聞かせた。
五分ほど経った頃だ。満席で入れないと伝えようと振り返ったとき、お盆を落としてしまった。
「こんにちは」
かずとだ。彼は蓮が落としたお盆を拾い、差し出した。
「ど、どうして……」
「さっき放送があったから。場所は聞いていなかったけど、天文サークルだったんだね」
「そっそうです……!」
「星好きなのは知ってたけど、先にゲームサークルに顔を出したんだ」
「ゲームサークル?」
「ゲーム音楽好きでしょう? もしいなかったら、放送がなくてもここに来るつもりだったんだ」
「僕、宇宙が好きだって話しましたっけ?」
「星座のCD聴いていたから。直接聞いたことはなかったけど、好きなんだろうって思って」
特に話したことはなかったが、入院中に一度だけかけたことはあった。
久しぶりのかずとだ。真夏日である今日は、青いシャツ一枚とラフな格好をしている。
「大盛況だね」
「そうなんです。星のゼリーとクッキーは完売してしまって。けっこう数は用意してたんですけど」
「れんれん、仕事終わりだから遊びに行きな」
腕時計を見ると、まだ交代まで三十分ある。
「でもまだ……」
「こっちは大丈夫だから」
「じゃあ、お言葉に甘えます」
小泉に感謝しつつ、蓮はエプロンを取った。
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