近所の少女に賽銭泥棒と間違えられたぼくは、とっさに自分は神様だとホラをふいた。

 近所の少女に賽銭泥棒と勘違いされたぼくは、とっさに自分は神様だから賽銭の中身を取ってもおかしくないと嘘をついた。しかし、依然として疑っている様子の少女に、本物の神様だと証明するため自分のお願いを叶えてほしいと持ちかけられる。
 断れば即通報、お願いを叶えられなくても即通報されるらしいので、ぼくに拒否権はなかった。しかも、少女は神様というのはみんなどこぞのランブの魔神のごとく、願いを3つ叶えてくれるものと思っているらしい。
 はたしてぼくは、少女の願いを叶えて無事通報されずに済むのだろうか。

※小説家になろう様でも同様の作品を投稿しています
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