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帝国編
染み付いた癖を抜くのは難しいのです
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ベッドの上で胡座をかきマインドフルネスを行っていると、若き少女達の話し声が・・・ミリー達のようなのです。
串焼き・・・というより人は何故メイラード香に引かれるのか、そういう生き物なのでしょうがないのです。
「リアさん、フィオナは何をしておりますの・・・座ったまま眠っているなんて事は・・・」
「起きてはいるようじゃぞ、精神統一習慣の1つなのかもしれんが・・・雑念が多いから違うのかもしれんのう・・・」
カフェ・フレイアでも最近は乳製品も使われているのです、人は何故ラクトン香に引かれるのか・・・そういう生き物なので・・・
「色々考えているようで趣味か食べ物の事しか思考しておらぬな、実は社会的知性を代償にした結果じゃなかろうな・・・?」
「・・・私にはいつも通りのように見えますが、リアさんは人の心が読めるので?」
「読めなくても分かるのではなくて・・・いえ、たまに唐突な行動をしますから一概には言えませんけれど」
「集中できないのですが・・・人は結局、興味のあることにしか関心を持たない生き物なのです(偏見)」
真面目に思考してみるのです、フレイアでも何気にお酒を出してたりするのですが酔っ払いは見たことがないのです・・・アセトアルデヒドの影響は魔力を持つ生物に作用しにくいのかもしれないのです。
「飲食物の所が変わっておらぬようじゃが、構想が同じ故か方向性も同軸らしいの」
「至って真面目なのです、解毒系の魔導術がないと知った時からの疑問ではあるのです」
「フィオナの言うどく?という概念は馴染みがないですわね・・・怪我や魔力障害の事ですの?」
「ミリーが苦手としている虫型の魔物とか・・・思い返すと溶解液とか直接的な攻撃が主だったのです、こう・・・内側から侵食されるかのようなものなのです」
「・・・魔力障害の事かな、それ自体珍しい状態だけれど・・・フィオナの場合ってもしかしてそれが関係しているのかな」
「魔力障害が続いてしまっているから高次領域・・・といった力が使えるようになった可能性もあるのかもしれませんわね、フィオナやリアさんの力は特殊すぎますから、私(わたくし)達では想像でしか言えませんわ」
そういう解釈もあるのですか・・・ミリー達から見ると意味不明な力に感じるよう、私も再三言ってるかもですが、未だに理解は及んでいないのですけど。
最初に風をイメージして発生させたものだから、魔力が想像を具現化させる力だと思っていたのです。
「妾の所に来なかったらずっと魔力と思って使っていたんじゃろうな、認知してからも大して変わっておらぬが」
「魔力と高次領域の意識的な使用感が似てるのですよ、属性変換の初歩術式はできるように・・・ほら!」
「・・・風の術式だね、なんだろう・・・フィオナが術式を展開しているのが逆に違和感・・・恐らくだけど、その初歩的な術式は喜ぶ所でもないよ?」
「本来はこれが普通なのですけれど、学院卒業してからは遅すぎるのですわ」
「ふむ、卒業してからできるようになるのは学院としてはどうなのじゃ・・・現象化として目にしてるのだから無理もないがの」
「これができて魔導術が発動できないという事は、術式の構築中に放出しすぎているようですわね・・・触媒結晶でそれを調整するのですけれど」
「・・・フィオナの杖は触媒結晶が大きいしね、ぴーきー?な武器ってそういうこと?」
「盲点・・・でしたわね、魔力量はあまり気にしたことありませんでしたわ」
魔力の使用を前提とするこの杖は(元来そういう物)ディオールの伝導率に佩帯時の必要量から触媒結晶の蓄積量と・・・魔力量と操作を両立できる魔導師には問題にならないようなのです。
「私(わたくし)が受け取ったディオールの杖・・・職人が同じ方かもしれませんわね。フィオナの杖をそのまま短杖にしたかのような、こちらであれば扱いやすいと思いますけれど」
「ミリーの新装備・・・素敵なのです、重さにあまり違いないのですね、どう見ても質量違うはずなのに・・・不思議なのです」
「・・・ディオール素材は思っている以上に重いけどね、鞘に納めてる刀にだけ流しておく必要があるし」
ユラが刀を抜いて見せると私の手に握らせる・・・私には重さの違いが分からなかったのです。
「ディオールに触れた瞬間に高次領域の方が流れておるな、無意識らしいが魔導術を使う際に二重で力が掛かっているのが不安定な要因かもしれんのう」
「染み付いた癖を抜くのは難しいのです・・・5歳から使っていたのです、もはや意識で調節できる気がしないのですが」
それはそれとして刀もかっこいいのです、ジオのトンファーガンブレードの刃先も意識して形にはしているのですが。
鞘から抜刀という動作はジオの可動域では厳しいので早々に断念したのです、刀を打ったこともないですし・・・売ってはいたのですが。
「お主が刀を持つと危なっかしいの、子供に刃物はと言ったところじゃな」
「兄様や姉様は幼少期からミスリルの剣握っていたのですが・・・そういえば姉様はお昼寝しているのです?」
「アイリさんなら闘技場に行きましたわ、建国祭闘技戦の予選を観戦してるのでしょう」
「建国祭って半年は先の話だと思っていたのですが・・・闘技戦に予選があるのです?」
出場登録等をして、当日の勝ち抜き戦とかを想像していたのです。
「闘技戦は元々帝国と王国の騎士団による親善試合らしいのですわ、建国祭に合わせて冒険者も参加できると・・・予選は冒険者選抜の為に行われているみたいですわ」
「そうなのですか・・・姉様は参戦ではなくて観戦なのですね、受付間に合わなかったとかです?」
「・・・私達は当日参加らしいね、魔物大型種討伐に貢献した若き冒険者達・・・特別枠みたい」
んーエキシビションみたいなものですかね・・・大型種の討伐・・・?
「それって特異個体の事です?情報統制していると言ってなかったです?」
「規制しきれない部分を規模の縮小で開示したようですわね、文献のルスカに寄せた大型の魔物程度に抑えたらしいですわ」
「・・・先月ヒュージさんが宿まで足を運んでくれて話を聞いたのだけど、フィオナは鎧の修繕してたから」
「ああじゃないこうじゃないと、鉄板を溶接しておったのう」
ジオのデザイン変えるか迷った挙げ句、一旦元の状態にしていた時のようです。
「当日の対戦形式予定を聞きましたが、冒険者選抜組は王国第二騎士団と・・・私(わたくし)達は帝国第一騎士団との試合みたいですわね」
「それは私も数に入っているです・・・?」
「・・・ラニールさんは辞退してるみたいだけど、好き好んで負傷したくないとかで」
私もそれには激しく同意するのですが、第一騎士団となると・・・・・・帝国の精鋭部隊と戦うのは遠慮したいのです。
「フィオナは合同戦の時も渋っていましたわね、魔物を相手するほうが危険でしょうに」
「百歩譲って遠隔操作ジオでなら・・・」
ユラやレナの攻撃ほど速くなかったとしても、直撃が前提なのです・・・生身で当たると分かっていて戦うのは勘弁なのです。
魔力身体強化という名の弱体化全身激痛の次に痛かったというと・・・合同戦でユラから斬撃で吹き飛ばされ地面を転がった時なのです。
「予定というなら公表はまだなのじゃろう、妾がエクタシスに言えば通るであろう」
「・・・リアさんの話を断る姿が想像できないですね・・・」
事と次第によっては、やっぱり他力本願が楽であると感じてしまう私なのでした。
串焼き・・・というより人は何故メイラード香に引かれるのか、そういう生き物なのでしょうがないのです。
「リアさん、フィオナは何をしておりますの・・・座ったまま眠っているなんて事は・・・」
「起きてはいるようじゃぞ、精神統一習慣の1つなのかもしれんが・・・雑念が多いから違うのかもしれんのう・・・」
カフェ・フレイアでも最近は乳製品も使われているのです、人は何故ラクトン香に引かれるのか・・・そういう生き物なので・・・
「色々考えているようで趣味か食べ物の事しか思考しておらぬな、実は社会的知性を代償にした結果じゃなかろうな・・・?」
「・・・私にはいつも通りのように見えますが、リアさんは人の心が読めるので?」
「読めなくても分かるのではなくて・・・いえ、たまに唐突な行動をしますから一概には言えませんけれど」
「集中できないのですが・・・人は結局、興味のあることにしか関心を持たない生き物なのです(偏見)」
真面目に思考してみるのです、フレイアでも何気にお酒を出してたりするのですが酔っ払いは見たことがないのです・・・アセトアルデヒドの影響は魔力を持つ生物に作用しにくいのかもしれないのです。
「飲食物の所が変わっておらぬようじゃが、構想が同じ故か方向性も同軸らしいの」
「至って真面目なのです、解毒系の魔導術がないと知った時からの疑問ではあるのです」
「フィオナの言うどく?という概念は馴染みがないですわね・・・怪我や魔力障害の事ですの?」
「ミリーが苦手としている虫型の魔物とか・・・思い返すと溶解液とか直接的な攻撃が主だったのです、こう・・・内側から侵食されるかのようなものなのです」
「・・・魔力障害の事かな、それ自体珍しい状態だけれど・・・フィオナの場合ってもしかしてそれが関係しているのかな」
「魔力障害が続いてしまっているから高次領域・・・といった力が使えるようになった可能性もあるのかもしれませんわね、フィオナやリアさんの力は特殊すぎますから、私(わたくし)達では想像でしか言えませんわ」
そういう解釈もあるのですか・・・ミリー達から見ると意味不明な力に感じるよう、私も再三言ってるかもですが、未だに理解は及んでいないのですけど。
最初に風をイメージして発生させたものだから、魔力が想像を具現化させる力だと思っていたのです。
「妾の所に来なかったらずっと魔力と思って使っていたんじゃろうな、認知してからも大して変わっておらぬが」
「魔力と高次領域の意識的な使用感が似てるのですよ、属性変換の初歩術式はできるように・・・ほら!」
「・・・風の術式だね、なんだろう・・・フィオナが術式を展開しているのが逆に違和感・・・恐らくだけど、その初歩的な術式は喜ぶ所でもないよ?」
「本来はこれが普通なのですけれど、学院卒業してからは遅すぎるのですわ」
「ふむ、卒業してからできるようになるのは学院としてはどうなのじゃ・・・現象化として目にしてるのだから無理もないがの」
「これができて魔導術が発動できないという事は、術式の構築中に放出しすぎているようですわね・・・触媒結晶でそれを調整するのですけれど」
「・・・フィオナの杖は触媒結晶が大きいしね、ぴーきー?な武器ってそういうこと?」
「盲点・・・でしたわね、魔力量はあまり気にしたことありませんでしたわ」
魔力の使用を前提とするこの杖は(元来そういう物)ディオールの伝導率に佩帯時の必要量から触媒結晶の蓄積量と・・・魔力量と操作を両立できる魔導師には問題にならないようなのです。
「私(わたくし)が受け取ったディオールの杖・・・職人が同じ方かもしれませんわね。フィオナの杖をそのまま短杖にしたかのような、こちらであれば扱いやすいと思いますけれど」
「ミリーの新装備・・・素敵なのです、重さにあまり違いないのですね、どう見ても質量違うはずなのに・・・不思議なのです」
「・・・ディオール素材は思っている以上に重いけどね、鞘に納めてる刀にだけ流しておく必要があるし」
ユラが刀を抜いて見せると私の手に握らせる・・・私には重さの違いが分からなかったのです。
「ディオールに触れた瞬間に高次領域の方が流れておるな、無意識らしいが魔導術を使う際に二重で力が掛かっているのが不安定な要因かもしれんのう」
「染み付いた癖を抜くのは難しいのです・・・5歳から使っていたのです、もはや意識で調節できる気がしないのですが」
それはそれとして刀もかっこいいのです、ジオのトンファーガンブレードの刃先も意識して形にはしているのですが。
鞘から抜刀という動作はジオの可動域では厳しいので早々に断念したのです、刀を打ったこともないですし・・・売ってはいたのですが。
「お主が刀を持つと危なっかしいの、子供に刃物はと言ったところじゃな」
「兄様や姉様は幼少期からミスリルの剣握っていたのですが・・・そういえば姉様はお昼寝しているのです?」
「アイリさんなら闘技場に行きましたわ、建国祭闘技戦の予選を観戦してるのでしょう」
「建国祭って半年は先の話だと思っていたのですが・・・闘技戦に予選があるのです?」
出場登録等をして、当日の勝ち抜き戦とかを想像していたのです。
「闘技戦は元々帝国と王国の騎士団による親善試合らしいのですわ、建国祭に合わせて冒険者も参加できると・・・予選は冒険者選抜の為に行われているみたいですわ」
「そうなのですか・・・姉様は参戦ではなくて観戦なのですね、受付間に合わなかったとかです?」
「・・・私達は当日参加らしいね、魔物大型種討伐に貢献した若き冒険者達・・・特別枠みたい」
んーエキシビションみたいなものですかね・・・大型種の討伐・・・?
「それって特異個体の事です?情報統制していると言ってなかったです?」
「規制しきれない部分を規模の縮小で開示したようですわね、文献のルスカに寄せた大型の魔物程度に抑えたらしいですわ」
「・・・先月ヒュージさんが宿まで足を運んでくれて話を聞いたのだけど、フィオナは鎧の修繕してたから」
「ああじゃないこうじゃないと、鉄板を溶接しておったのう」
ジオのデザイン変えるか迷った挙げ句、一旦元の状態にしていた時のようです。
「当日の対戦形式予定を聞きましたが、冒険者選抜組は王国第二騎士団と・・・私(わたくし)達は帝国第一騎士団との試合みたいですわね」
「それは私も数に入っているです・・・?」
「・・・ラニールさんは辞退してるみたいだけど、好き好んで負傷したくないとかで」
私もそれには激しく同意するのですが、第一騎士団となると・・・・・・帝国の精鋭部隊と戦うのは遠慮したいのです。
「フィオナは合同戦の時も渋っていましたわね、魔物を相手するほうが危険でしょうに」
「百歩譲って遠隔操作ジオでなら・・・」
ユラやレナの攻撃ほど速くなかったとしても、直撃が前提なのです・・・生身で当たると分かっていて戦うのは勘弁なのです。
魔力身体強化という名の弱体化全身激痛の次に痛かったというと・・・合同戦でユラから斬撃で吹き飛ばされ地面を転がった時なのです。
「予定というなら公表はまだなのじゃろう、妾がエクタシスに言えば通るであろう」
「・・・リアさんの話を断る姿が想像できないですね・・・」
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