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帝国編
言葉以上に容赦がないのです
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雲一つない碧空、平原から見える森林や山脈やら、背後に帝都の美観・・・実に幻想的な光景なのです。
ブォォンッ 「レーザーブレード・・・?」
自分も使うから分かってはいたのですが、光学兵器的な装備は世界観を無視しすぎていたのかもと今更な感想を抱いてしまったのです。
「正確には違いますが、魔力のエネルギー万能性を利用・・・魔力の放出量と放射定位に短波形共振によるパルスブレードです」
「なるほど、全っ然理解ができないのですが・・・」
魔力を周波数的に利用している・・・という解釈でいいのです?
それはそれとして・・・何故ブレードを構えたのかが問題なのですが。
「?レーザーブレードなんて物を魔導術で再現しているのに、パルスブレードは知らないのですか?」
「それを言われると耳が痛いのですが、原理を把握して使っているわけではないのです」
スマホの使い方を知っていても作れる気はしないのです、私は正直どう動いてるかすら理解できないのです。
「理解もなしに発動させていると・・・それは本当に魔導術なのですか・・・そういえばご友人も類似する事をしていましたね」
シオン嬢のいうご友人・・・おそらくユラの事なのです。
魔力の属性放出だけでプラズマブレードを発生させるのは魔導術とは別物・・・あれも魔導術で再現できるかと言われれば多分難しいのです。
「因みになのですが・・・・・・そのパルスブレードを構えた理由を聞いてもいいですかね?」
「お約束かと思いまして、という冗談はさておき・・・力比べといこうではありませんか」
光学迷彩に気づいてなかったらあのブレードで奇襲されていた・・・なんてことは想像したくはないのですが、私には戦う理由もなければ装備もないのです。
今の手持ちは串焼き盛り合わせと竹馬と実に意味不明な状態なのです、転送する前だったせいでディオールの杖すら手元にないのですが。
「こんなこともあろうかと、改造フィンガーグローブは常備していたのです」
なんだかんだ愛用している魔導学院ローブの内ポケットに仕込んでいる・・・風に見せて不自然にならないように転送したのですが・・・直感的に転送を隠してしまったのです。
「携帯性重視にしても粗雑な作りですね・・・穴あきグローブに短剣の取っ手を付けただけのようにしか」
ぐうの音も出ないくらいその通りなのですが、粗雑という物言いは傷付くのです。
後お約束、冗談と言いつつ武器構えて力比べというのは結局冗談ではないと思うのですが。
竹馬・・・鉄製の槍を流用しているので竹ではないのですが、さておき竹馬の足がかりを靴底に外れないように連結。
足がかり部分を90度可動・・・竹馬からスキー板のように使えるよう変形させるのです。
「随分と不恰好ですね、歩行能力を下げたのは手加減でもしてくれるのですか?」
「実力を知らない相手に手加減も何もないのです・・・この発想の経緯は少し不謹慎かもですが」
魔海でのミリー達・・・特にユラの海上スキーみたいにスイスイ移動しているのが楽しそうだったのです、ホバリングもロマンなのです。
「!?」「杖で浮遊するときの要領で・・・申し訳ないですが、私は身体能力に自信ないのです」
「私もまだまだ常識に捕らわれていたようですね、飛ぶのに杖が必要なわけではなかったと」
私が飛ぶ姿をドローンが捉えていたのなら、魔女が箒で飛んでいるかのように連想していたに違いないのです(憶測)。
ユラのプラズマブレードを知っているということは魔海での戦闘も当然・・・だとしたら、ジオについて触れてこないのが気がかりではあるのですが、単純に興味がないとかだとそれはそれで複雑なのです。
ブォォンッ
「フィンガーグローブではなく別に武器を所持していましたか・・・レーザーダガーと言ったところでしょうか、手ぶらで呑気という考えは私の勘違いみたいですね」
「その論点だとミリーが一番手ぶらなのですが、私より魔導師の定説無視している気がするのです」
「金髪の気品を感じる少女でしたね、カフェで何度か対面した際・・・王族のような錯覚が過りました」
気づいた上で言ってるのか本当に錯覚程度の情報か・・・言葉を疑う感覚も久しいのです、別の意図を勘ぐるのは悪循環が発生しそうなのでやめておくのです。
茶番は終わりと言わんばかりにシオン嬢はさり気なく、右手に小型の銃のような物をこちらに向け・・・
パララッ! パララッ! パララッ!
「ちょっ、躊躇なく撃ってくるですね!?」
単発の銃かと思いきや、鬼パルスは容赦ないのです、銃弾ではなく電気的な何かが飛んでくる・・・弾速が遅いのが救いなのです。
「左右にちょこまかと、すばしっこいですね・・・ホバー移動ならではと」
ジオの時は直線的なスラスター移動が多い為、左右スイスイとスライド移動はなかなかに爽快なのですが・・・避けているだけでは埒が明かないのも事実とっ!
バチチチッ 「急に精度が・・・!」
「行動解析・・・なるほど、そうやって攻撃を防いでいましたか」
避けたと思った方向にパルスが飛んでくる、右と見せかけて左!にもあるのですっ!
バチチチッ バチチチッ
「電磁バリアーのようなもので防いでいると想定していたのですが、このパルスガンは電磁干渉を前提にしているのというのに剥がれませんね」
空中に逃げようとした矢先に電気弾に衝突と弾速が見えている筈が、どう移動しても全方位バリアーに当たってしまうのです。
ふと考える、何故避けようとするのか・・・レナのヴェルトール並みに貫通してくるならともかく、大人しく突貫するのです。
「高速処理、術式展開・・・これならどうでしょうか?」
加速して突っ込もうとした瞬間、シオン嬢の頭上に複数の魔導陣が展開される・・・6つ7つと次々に模様が浮かび上がっていく。
どこか見慣れたこの術式の模様は・・・ライトニング・バレットなのです。
ビシャシャシャシャーーーッ バチチチチチッ
「ライトニング・レイン並みに雷が降ってくるです!」
雷が一本落ちてくるだけでも人は十分逝ってしまうのです、それが雨のように降ってくるのは恐怖以外の何物でもない・・・魔物の気持ちが少しわかった気がするのです。
「いよいよ可笑しいですね、物理発生型の防御魔導術でもないのに、持続力が長すぎます」
「物理発生型・・・とはなんなのです・・・?」
「ストーン・ウォール等は発生すればそのまま残っていますから、わざわざ言う必要ありますか?」
人間味がどこか薄いと思っていたけど、むっとした表情がチラリと見えた気がするのです・・・弾幕は濃いのですがっ!
初級の中でも個人的に1番危険だと思っている魔導術・・・全方位バリアーで防げているからいいものの一発でも直撃すれば生身では一溜まりもないのです。
「因みに私の魔力切れを狙っているのなら無意味ですよ?」
「まだ考えてもいないことを読まれたです!?」
「誰でも考えそうな事なので先に言わせてもらいました・・・が、凄まじい耐久性ですねっと!」
雷の閃光で私の手元が見えてはいないだろうとライトニング・バレットをお見舞いしたのですが、普通に身体をずらしただけで避けられているのです・・・イメージしている雷が遅いのかと疑うレベルで当たらないのです・・・・・・見てから回避余裕でした、じゃないのですよ。
ユラや姉様の反射神経とも違うように思えるのです、挙動で先読みしてるとなると身体動作的なのは感知されそうなのですが。
それはそれとして、ブレードを構えておきながらの遠距離主体とはなかなか鬼畜なのです、意地でもブレード勝負がしたくなってくるのです!
「炎が術式もなく複数!」「連続投射なのです!」
草も生えてるので水の槍もついでに投射しておくのです、ライトニング・バレットで既に手遅れ感があるのですが、私のせいではないのです(迫真)。
両足の鉄の棒を外し、地に足を着け意識を集中させ・・・シオン嬢の視覚外となっている後方から少し離れた位置にジオを転送しておくのです。
「移動力をわざわざこのタイミングで下げるとは、どういう意図なのでしょう!」
「外しておかないと立ちづらいというだけなのです・・・反則技を使わせてもらうのです!」
常に高次領域の力で現象化させているから既に反則・・・であるのはこの際置いておくのです。
ゴォォォ ブォォンッ 「!?」
バチィィィンッ 「この全身鎧は・・・!?」
帝都方面から飛んできた・・・風に見せたジオのブレードでシオン嬢の背後から奇襲するのでした。
ブォォンッ 「レーザーブレード・・・?」
自分も使うから分かってはいたのですが、光学兵器的な装備は世界観を無視しすぎていたのかもと今更な感想を抱いてしまったのです。
「正確には違いますが、魔力のエネルギー万能性を利用・・・魔力の放出量と放射定位に短波形共振によるパルスブレードです」
「なるほど、全っ然理解ができないのですが・・・」
魔力を周波数的に利用している・・・という解釈でいいのです?
それはそれとして・・・何故ブレードを構えたのかが問題なのですが。
「?レーザーブレードなんて物を魔導術で再現しているのに、パルスブレードは知らないのですか?」
「それを言われると耳が痛いのですが、原理を把握して使っているわけではないのです」
スマホの使い方を知っていても作れる気はしないのです、私は正直どう動いてるかすら理解できないのです。
「理解もなしに発動させていると・・・それは本当に魔導術なのですか・・・そういえばご友人も類似する事をしていましたね」
シオン嬢のいうご友人・・・おそらくユラの事なのです。
魔力の属性放出だけでプラズマブレードを発生させるのは魔導術とは別物・・・あれも魔導術で再現できるかと言われれば多分難しいのです。
「因みになのですが・・・・・・そのパルスブレードを構えた理由を聞いてもいいですかね?」
「お約束かと思いまして、という冗談はさておき・・・力比べといこうではありませんか」
光学迷彩に気づいてなかったらあのブレードで奇襲されていた・・・なんてことは想像したくはないのですが、私には戦う理由もなければ装備もないのです。
今の手持ちは串焼き盛り合わせと竹馬と実に意味不明な状態なのです、転送する前だったせいでディオールの杖すら手元にないのですが。
「こんなこともあろうかと、改造フィンガーグローブは常備していたのです」
なんだかんだ愛用している魔導学院ローブの内ポケットに仕込んでいる・・・風に見せて不自然にならないように転送したのですが・・・直感的に転送を隠してしまったのです。
「携帯性重視にしても粗雑な作りですね・・・穴あきグローブに短剣の取っ手を付けただけのようにしか」
ぐうの音も出ないくらいその通りなのですが、粗雑という物言いは傷付くのです。
後お約束、冗談と言いつつ武器構えて力比べというのは結局冗談ではないと思うのですが。
竹馬・・・鉄製の槍を流用しているので竹ではないのですが、さておき竹馬の足がかりを靴底に外れないように連結。
足がかり部分を90度可動・・・竹馬からスキー板のように使えるよう変形させるのです。
「随分と不恰好ですね、歩行能力を下げたのは手加減でもしてくれるのですか?」
「実力を知らない相手に手加減も何もないのです・・・この発想の経緯は少し不謹慎かもですが」
魔海でのミリー達・・・特にユラの海上スキーみたいにスイスイ移動しているのが楽しそうだったのです、ホバリングもロマンなのです。
「!?」「杖で浮遊するときの要領で・・・申し訳ないですが、私は身体能力に自信ないのです」
「私もまだまだ常識に捕らわれていたようですね、飛ぶのに杖が必要なわけではなかったと」
私が飛ぶ姿をドローンが捉えていたのなら、魔女が箒で飛んでいるかのように連想していたに違いないのです(憶測)。
ユラのプラズマブレードを知っているということは魔海での戦闘も当然・・・だとしたら、ジオについて触れてこないのが気がかりではあるのですが、単純に興味がないとかだとそれはそれで複雑なのです。
ブォォンッ
「フィンガーグローブではなく別に武器を所持していましたか・・・レーザーダガーと言ったところでしょうか、手ぶらで呑気という考えは私の勘違いみたいですね」
「その論点だとミリーが一番手ぶらなのですが、私より魔導師の定説無視している気がするのです」
「金髪の気品を感じる少女でしたね、カフェで何度か対面した際・・・王族のような錯覚が過りました」
気づいた上で言ってるのか本当に錯覚程度の情報か・・・言葉を疑う感覚も久しいのです、別の意図を勘ぐるのは悪循環が発生しそうなのでやめておくのです。
茶番は終わりと言わんばかりにシオン嬢はさり気なく、右手に小型の銃のような物をこちらに向け・・・
パララッ! パララッ! パララッ!
「ちょっ、躊躇なく撃ってくるですね!?」
単発の銃かと思いきや、鬼パルスは容赦ないのです、銃弾ではなく電気的な何かが飛んでくる・・・弾速が遅いのが救いなのです。
「左右にちょこまかと、すばしっこいですね・・・ホバー移動ならではと」
ジオの時は直線的なスラスター移動が多い為、左右スイスイとスライド移動はなかなかに爽快なのですが・・・避けているだけでは埒が明かないのも事実とっ!
バチチチッ 「急に精度が・・・!」
「行動解析・・・なるほど、そうやって攻撃を防いでいましたか」
避けたと思った方向にパルスが飛んでくる、右と見せかけて左!にもあるのですっ!
バチチチッ バチチチッ
「電磁バリアーのようなもので防いでいると想定していたのですが、このパルスガンは電磁干渉を前提にしているのというのに剥がれませんね」
空中に逃げようとした矢先に電気弾に衝突と弾速が見えている筈が、どう移動しても全方位バリアーに当たってしまうのです。
ふと考える、何故避けようとするのか・・・レナのヴェルトール並みに貫通してくるならともかく、大人しく突貫するのです。
「高速処理、術式展開・・・これならどうでしょうか?」
加速して突っ込もうとした瞬間、シオン嬢の頭上に複数の魔導陣が展開される・・・6つ7つと次々に模様が浮かび上がっていく。
どこか見慣れたこの術式の模様は・・・ライトニング・バレットなのです。
ビシャシャシャシャーーーッ バチチチチチッ
「ライトニング・レイン並みに雷が降ってくるです!」
雷が一本落ちてくるだけでも人は十分逝ってしまうのです、それが雨のように降ってくるのは恐怖以外の何物でもない・・・魔物の気持ちが少しわかった気がするのです。
「いよいよ可笑しいですね、物理発生型の防御魔導術でもないのに、持続力が長すぎます」
「物理発生型・・・とはなんなのです・・・?」
「ストーン・ウォール等は発生すればそのまま残っていますから、わざわざ言う必要ありますか?」
人間味がどこか薄いと思っていたけど、むっとした表情がチラリと見えた気がするのです・・・弾幕は濃いのですがっ!
初級の中でも個人的に1番危険だと思っている魔導術・・・全方位バリアーで防げているからいいものの一発でも直撃すれば生身では一溜まりもないのです。
「因みに私の魔力切れを狙っているのなら無意味ですよ?」
「まだ考えてもいないことを読まれたです!?」
「誰でも考えそうな事なので先に言わせてもらいました・・・が、凄まじい耐久性ですねっと!」
雷の閃光で私の手元が見えてはいないだろうとライトニング・バレットをお見舞いしたのですが、普通に身体をずらしただけで避けられているのです・・・イメージしている雷が遅いのかと疑うレベルで当たらないのです・・・・・・見てから回避余裕でした、じゃないのですよ。
ユラや姉様の反射神経とも違うように思えるのです、挙動で先読みしてるとなると身体動作的なのは感知されそうなのですが。
それはそれとして、ブレードを構えておきながらの遠距離主体とはなかなか鬼畜なのです、意地でもブレード勝負がしたくなってくるのです!
「炎が術式もなく複数!」「連続投射なのです!」
草も生えてるので水の槍もついでに投射しておくのです、ライトニング・バレットで既に手遅れ感があるのですが、私のせいではないのです(迫真)。
両足の鉄の棒を外し、地に足を着け意識を集中させ・・・シオン嬢の視覚外となっている後方から少し離れた位置にジオを転送しておくのです。
「移動力をわざわざこのタイミングで下げるとは、どういう意図なのでしょう!」
「外しておかないと立ちづらいというだけなのです・・・反則技を使わせてもらうのです!」
常に高次領域の力で現象化させているから既に反則・・・であるのはこの際置いておくのです。
ゴォォォ ブォォンッ 「!?」
バチィィィンッ 「この全身鎧は・・・!?」
帝都方面から飛んできた・・・風に見せたジオのブレードでシオン嬢の背後から奇襲するのでした。
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