神殺しの剣

在江

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第一部 第三章 エウドクシスの才幹

2 再び黒い屋敷

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 トリニ島からやってきた高波に呑まれ、俺は海面を上下した。体に色々なものが当ったが、しっかりと目を閉じていた。波に体を任せていたお蔭で、揉みくちゃにされながらも俺は大体のところ海面に浮び、呼吸を保つことができた。

 高波は第二第三と続いたが、いずれも最初の一撃よりは遥かに小さかった。やがて荒波も収まったかと思われた頃、俺は背中に妙な感覚を覚えた。

 「そろそろ目を開けて掴まれ」

 あんまり聞きたくなかった声が耳元でした。俺は目を開けて立ち泳ぎの姿勢をとろうとした。腕がぶつかった。そいつと目が合った。

 「ぎぃーっ」

 そいつはつぶらな瞳で俺に微笑みかけた、ように思った。そいつの向こうにはデリムがいた。いつもきちんと結ってある髪も、さすがに解けてぺったりと体に貼りついている。怪物は何処かへ消えていた。

 「乗れ」
 「乗れって、これイルカだろう。魚神の使いじゃないか」

 ずうずうしくも、奴は既にイルカに体を預けていた。イルカもまた大人しく奴を背に乗せて喜んでいる風情である。どうなっているんだ?

 「グーデオン近くまで乗せてもらえるそうだ。自力で最寄の岸までは泳ぎ着けまい」

 奴は平然と言う。乗せてもらえるって、お前、イルカと話したのかよ。
 イルカが鳴き、乗れと言わんばかりに背中を俺に向けた。

 俺は自棄になってそのすべすべと滑らかな背中にまたがった。
 途端にイルカは猛烈な勢いで波を切って泳ぎ出した。もう少しで振り落とされるところだった。
 
 俺は必死になってイルカにしがみついた。イルカは走る走る、船よりもよほど早く海原を掻き進んだ。
 重みのせいか、途中で何度かイルカが交替したものの、しがみつく腕が痺れるより早く、夜明け前にはレグナエラ本国の海岸線が見えてきた。


 夜明け前と言っても、空はトリニ島から出た噴煙がまんべんなく広がっており、太陽が昇っていても判らないだけかもしれなかった。

 イルカ達に別れを告げると、そこはもう背丈ぐらいの深さで、俺達は自力で泳いで海岸まで戻ってきた。
 どうも、俺が最初に木箱で流れ着いた場所に似ている。人気のない場所である。左右どちらに進んでも、町は遠いようであった。

 「どっちへ行くんだ?」

 デリムは鬱陶しそうに顔にかかった髪を後ろへ流し、黙って行き先を指し示した。それは左でも右でもなく、道のない真ん中であった。
 棘の生えた雑木がわさわさと生い茂っている向こうには、幾つかの丘が見えた。

 「冥王の元へでも行くのか」
 「勘が冴えているな。その通りだ」

 冗談で言ったのに、奴は大真面目で答えた。冥王はプラエディコ山にいる筈だろう。

 「山羊じゃあるまいし、何もわざわざ道のないところを通って痛い思いをしなくてもいいじゃないか」
 「お前は痛くない」

 奴の冴え冴えとした薄青の瞳が俺を貫き、記憶が蘇った。あの時は生き残るのに必死で深く考える余裕がなかったのだ。そう言えば、どうしてイニティカが差し向けた刺客の剣は、揃いも揃って俺を傷つけなかったのだろう。

 「何でお前が知っているんだ?」

 急に疑問が山のように噴き出てきて、口を衝いて出たのはいささか的外れな言葉だったが、デリムの答えは的確だった。

 「見れば判る。お前の体がどのように変化したのかを説明できるのは、恐らく変化させた当のソリス王だけだろう。それを知るためには、冥王の元へ行かねばならぬ」
 「判ったよ」

 渦巻きのせいで有り金を失ってしまった俺には、どのみち奴について行くより他に選択肢は残されていなかった。


 冥王は、冥界に居を定めてから初めて白日の元に身を晒していた。
 雲の上まで聳える人間の辿り着けない高峰に立ち、天を仰ぐ。どこまでも広がる雲海は太陽の光を受けて白く輝き、漆黒の鎧に包まれた冥王をますます黒く際立たせていた。

 しかしながらその豊富な漆黒の髪も、皺ひとつない漆黒の肌も、強烈な陽光に照らされながら、艶やかさを保っている。冥王は目を糸のように細め、眩しさを堪えて天に呼び掛ける。

 「天よ、万物を生じ、万物と共にある天よ。どうか我が声を聞き給え」

 冥王は怪物の害を訴えた。火神や風神、水神、地神が食われたこと、降格し神精霊として復活させる予定であること、日の御子が昏睡状態であることも訴えた。

 白日の元では冥王の声も、冥界で聞くように地を這うような不気味な響きを帯びない。切々と訴える冥王の前には、白く輝く雲海があるばかりである。

 風もなく、太陽の光にも変化はなく、何者が聞いているとも思われない。ただ冥王の低い声が、いまや朗々と響き渡るだけである。

 「恐れながら申し上げます。我らに似た形の人間は日々増え続け、それぞれに様々な思いを持ち活動しております。それらの思いは、日の御子と死の神のみでは扱い切れないほど多く存在します。此度の怪物は、人間の思いと天の感情が凝り固まり現れたものと推察致します」

 言葉を切り、冥王は暫く待った。辺りの景観には何の変化もない。しかし陽光がますます強まり、雲海の輝きも増したようである。

 「天よ、人間の感情を治めるには、天が御自ら人間の形をとるのが最善の方法かと存じます。どうか、解を示し給え」

 太陽が強烈に輝き出した。冥王の姿が太陽の光に包まれ掻き消え、また現れた。辺りの景色は元通りになっていた。
 冥王は天に向かって拝跪し、地下へ姿を消した。


 雑木林の中へ分け入った俺は、棘棘した草木に引掻かれても、デリムに言われた通り痛くなかった。痛くはないが、服の方は、あちこち引っかかってたちまちぼろぼろになった。

 俺が痛くない分、服に気をつけて歩かなかったせいもある。この調子では、プラエディコ山へ着くまでには素っ裸となっているに違いない。奴の方は俺の前に立ち同じ道を歩いているのだが、慣れているのかちっとも服が破けなかった。

 実際には、俺達はプラエディコ山まで行くまでもなかった。

 小高い丘を幾つか越え、山羊も通らないような足場の悪いところにも健気に生える雑然とした木の枝を掻き分け掻き分け進むと、シュラボス島では冥王の宮殿への入口と言い伝えられているような、洞窟の前に出た。

 デリムは俺に目を閉じて後ろを向いているように命令した。俺は素直に後ろを向いた。奴は何やら唱え始めた。

 「目を閉じろ」

 振り向こうとした途端に制され、二度とする気になれなかった。

 「エウドクシス、目を開けてよい」

 目を開けて振り向いたが、特に変わったところには気付かなかった。デリムが洞窟の中へ入っていくので、俺も付き従った。

 中へ入るとすぐに、どこかで見たような黒い扉があり、開いた中からは例の黒い老人が出てきた。こんな辺鄙な場所にも別荘を持っているとは、金持ちの道楽極まれりである。

 「おお、よく来た。エウドクシスとやらも、息災で何より」

 老人は俺達の異様ななりを気に留めなかった。デリムも、説明しなかった。だから、俺も髪の毛が解けて、ぼろぼろの布を体にまとわりつかせている理由を説明する機会がなかった。

 屋敷の中は、プラエディコ山で見たのと全く同じ造りだった。どうせいくつも屋敷を造るのなら、気分転換に趣向を変えればいいのに。この親爺は、とことん黒が好きと見える。

 「この男は全然役に立ちませぬ」
 「俺のお蔭で、逃げる船が手に入ったんだろうが。こっちこそ、お前のせいで渦に巻き込まれたんだぞ」

 のっけから気にしていたことを言われて、俺は八つ当たり気味に言い返した。
 デリムが探しにきたお蔭で俺が助かったのであって、奴は俺を気にせず港から出航することも出来た。
 それに、渦巻きを避けられる人間などいない。だが、デリムは納得したように大きく頷いた。

 「なるほど、余計な人間を巻き込まずに済んだという訳か」
 「どうだ、互いに得るところがあるだろう」

 黒い老人までもが嬉しそうに頷くので、俺は却って戸惑った。俺の困惑をよそに、デリムと老人は小声で話しながら、連れ立って奥の間へ進んで行く。
 ここにいろとも言われなかったので、俺も付いて行った。
 途中デリムが俺に気付いて目顔で老人に問いかけたが、老人は構わぬと言うように手を振った。

 次から次へと通り抜ける廊下や部屋は、全て黒曜石あるいはブラックオニキスらしき高価な石から成り立ち、金や銀、ところにより俺の知らない宝石で飾られていた。仕切りとして使われる布地にも、金糸や銀糸でふんだんに刺繍が施してある。

 シュラボス島の王宮よりも、よほど手間がかかっている。

 奥まったある部屋に入ると、そこには天蓋で覆われた大きな寝台が中央に据えてあった。
 黒い老人が天蓋の布を引くと、あの美しいレグナエラのソリス王が仰臥していた。

 腐っていないところを見ると、死んでいるようでもやっぱり生きているらしい。枕元に、奇妙なものが並べてあった。

 ひとつは冠で、橙・黄・白と目まぐるしく色を変えながら光り輝いている。まるで炎で作られているようにも見える。
 もうひとつは首飾りで、青味がかった半透明の勾玉を連ねたものである。この勾玉には模様が浮き出ており、光りながらぐるぐると常に動いているように見えた。

 最後にきちんと畳んで置いてあるのが、恐らく布なのだろうが、ひどく薄い織物で下が透けて見える上に、銀糸でも織り込んであるのか、きらきらと白っぽく光っていた。

 「諍いが絶えぬゆえ、魂と共にあれらから取り上げた。そなたの持つ杖を合わせれば、目覚めさせることもできよう」

 黒い老人が言い、デリムが遠慮がちに見返した。

 「私がするのですか」
 「日の御子ひのみこを目覚めさせるのは、開闢かいびゃく以来そなたの役目と定められておる」
 「日の御子?」
 「この男はここに置いておいてよいのでしょうか」

 つい漏れた俺の声に、デリムが敏感に反応した。老人は俺を見た。

 「どうするかね」

 俺に聞いてどうするんだ、この爺。俺の希望はここに留まって事の成り行きを見届けることだったが、デリムの睨みに負けた。

 「じゃ、隣の部屋で待っているよ」
 「後程、そなたらに話がある。隣の部屋に召使を待たせるゆえ、日の御子が目覚めたら呼ぶように」

 心ならずも、俺は黒い老人と一緒に、デリムとソリス王を部屋に残して隣へ出た。そこにはいつの間にか、例の如く顔色の悪い召使が立っていた。
 老人は隣室に入って境の扉を閉めると、俺に微笑みかけた。この男の笑顔には慣れたが、しかし笑った顔の方が不気味なのだった。

 「お前も、もう少し昔日の出来事を学ぶとよい」
 「はあ」

 黒い老人は、部屋を出て行った。老人の姿が消えるや否や、俺は召使を無視して、早速ソリス王のいる部屋への扉に取りついた。扉は一分の隙もなく閉まっていた。
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