40 / 40
第四章 富百合
14 まるで別人だった
しおりを挟む
後の始末については遥華に任せるということで、俺はエイミを従えフューチャーランドを出た。
「折角だで、他のアトラクションで遊んで行ってもええわ」
と遥華は言ってくれたが、とてもそんな気力は起きなかった。名物に襲撃されただけで、十分である。
エイミはレンタカーを持ってきていた。俺は、駅前のレンタカー会社まで、助手席に乗せてもらうことにした。
「あのまま、おかしくなったりしないかな」
「多少、大学の単位を取り損ねるかもしれませんね。講義はそれなりに出席していたようですし、大学を中退してまで追いかけて来ることはないでしょう。ユーキ様が責任をお取りになる必要はございません」
物言いにややひっかかるところがあった。責任を取る必要はなくとも、責任を感じる必要はある、とも解釈できる。
それに、質問の答えになっていない。霞が精神のバランスを崩して病気になったとしても、俺が責任を取る必要はない、と言っているように思うのは、ひねくれているのだろうか。
口に出すのは憚られた。ともかく、霞がこれ以上俺を追いかけることはない、とエイミは明言したのだ。それを聞いて安心したのは、事実だった。
「アオヤギ。遥華さんと打ち合わせていたのか。公開前アトラクションなのに、詳しかったよな」
話を変えた。
「多少の調べごとがありまして、その過程で互いに情報を交換したまでのことです」
詳しい話は聞けずじまいであった。俺が霞から逃れるために使った言い訳についても、触れなかった。
ホワイトデーに、俺は張り切って予備校へ出かけた。須藤富百合に、バレンタインデーのお返しをするためである。
二次試験が終わると、後はひたすら結果待ちである。
合格すればもちろん、万が一不合格になったとしても、引っ越すつもりであった。
暇に任せて荷物の整理など始めたものの、やはり結果がわからぬ先には身も入らず、そういえば富百合にチョコレートのお返しをしなくては、とひどくその事が気に懸かって、結局毎日のように駅周辺へ出かけてはデパート巡りをして日々を過ごした。
また俺の心情に合わせたかのように、あちこちでこぞってホワイトデー商戦を始めていた。
バレンタインデーはチョコレートが基本だが、後から設けられたホワイトデーの贈り物には定番がない。
一説には交際OKならばクッキー、交際不可ならマシュマロとも言われるが、世の中には義理が横行しており、義理には義理で返さねばならない。
「好き」ならキャンディ、「嫌い」ならマシュマロという説もある。
アクセサリーや化粧品も喜ばれるとか巷で言われるが、趣味や値段の問題もあるし、付き合ってもいない相手から貰っても困るだろう。できれば、食べて消える、そして長持ちする菓子を選びたい。
さんざん見て歩いた末に、俺は結局デパートのホワイトデーフェアで、ハンカチと紅茶のセットを買った。
それほど時間と手間をかけたのに、肝心の富百合の連絡先がわからない。
富百合が予備校へ来る保証はまるでなかった。
現役高校生である。不合格にならない限り、用はない。それでも家にいると落ち着かず、唯一の接点があった予備校へ来てみたのである。
予備校ではこの時期、現役受験突破を掲げた高校2年生を対象に、春休み集中講座が真っ盛りである。
有名高校受験を目指す中学2年生向け講座もある。全体に若々しい気が満ちている。そして富百合の姿はない。
俺は、居心地が悪く、特別掲示板の方へ行った。そこにはエイミがいた。俺が近付いても、掲示板を眺めている。
早くも発表の始まった、私立大学の合格者名が貼り出されていた。俺はゆっくりと名簿を読んだ。知った名前はなく、すぐに読み終えた。
「どうなさいますか」
エイミが言った。俺は渋々諦めることにした。しかし、このまま帰宅するのは、何かに負けた気がする。
「その辺を散歩して、お昼食べてから帰る。お前も付き合え」
「わかりました」
そこで躊躇うエイミ。まず咳払いをした。
「どうしても、ということでしたら、川相さんにお願いすれば、須藤富百合の住所も電話番号もわかりますよ」
「初めから言えよ」
川相雪は、予備校の事務室で働いている。父親は予備校の幹部である。そして、予備校生であるコトリタカオと交際している。
確かに雪ならば、富百合のデータを抜き出すことができる。しかし、コトリの友人、というだけの俺が頼んでも、教えてくれるだろうか。
「問題があります」
「言ってくれ」
「川相さんが教えてくれたとして、本人が教えてもいないのに家へ押し掛けたり電話をするとなると、先方が気味悪く思うかもしれません。磯川霞がユーキ様にしたように」
既に、気持ちのほとんどを事務室へ飛ばしていた俺は、冷水を浴びせられた気持ちになった。
霞からの不気味なプレゼントや、暗闇に浮かぶ恐ろしげな顔がまざまざと脳裏に蘇った。あの日以来、霞の気配は跡形もなく消えていたが、刻み込まれた記憶は健在であった。
「じゃあ、その手は使わないよ」
「合格発表の日に、大学へ行かれれば、お会いになれるとは思いますが」
俺の落胆ぶりに同情したのか、エイミが付け加えた。
一旦冷えた気持ちはすぐには元に戻らない。今日渡すことに意味があるのであって、そんな後になって渡したところで格好がつかない。
「合格祝いになさってはいかがですか」
「そうだな」
おざなりに返事をして、予備校を後にした。
合格発表の日。郵便屋から受け取った大きな封筒を開けると、初めに、白い紙が1枚目に入った。
「入学を許可する」
合格通知であった。
「よっしゃ」
エイミも同じ大学に合格した。
母に電話すると、祖母と一緒になって大層喜ばれた。
行きたい大学を選んで良かった、と思った。
進学先で住まいその他諸々の手続きを終えてアパートへ戻ると、須藤富百合から手紙が届いていた。
母とは駅で別れていたので、側にはエイミしかいなかった。手紙が母の目に触れずに済んで、ほっとした。
合格発表の前後から富百合の事を、すっかり忘れていた。エイミは差出人を確認したが、何も言わずに部屋へ戻った。
自室へ入り、富百合からきた手紙の封を切った。便せん1枚に、女の子らしい文字が並んでいた。
「フジノ先輩へ。お久しぶりです。お元気ですか? 富百合は合格して、外山先輩と再会できました。幸せいっぱいです。格好いい先輩の写真、特別にプレゼントしちゃいます。フジノ先輩も彼女を見つけて、幸せになってくださいね。さようなら。富百合より」
封筒に写真が入っていた。そして、やっぱり差出人の住所は予備校だった。
そこに写る男の顔を見て、俺は呻いた。せめて最後くらい、記念に富百合の写真が欲しかった。
鏡を見に行った。映った姿と写真と見比べる。
俺は、エイミとの夕食の席に、写真を持ち込んだ。富百合の手紙もついでに持参した。
「これが、外山先輩だってさ」
「ふ」
写真を見せられたエイミは、給仕で席を立っていたのを幸い、食卓から離れ、俺に背を向けて肩を小刻みに震わせた。しかし、こちらへ向き直った時には、はや平然とした表情に戻っていた。
写真と手紙を邪魔にならないよう棚へ置いて、席につく。
「似ているか」
「何と申しましょうか」
似ていない、と即座に断言されず、俺の自信がぐらつく。
「富百合ちゃんは、俺とその男が似ているって言っていたけど。やっぱり似ているのかなあ」
「どちらかというと、似ていませんね」
漸くエイミが判定を下した。
「そうか。そうだよな。俺もそう思った」
安心して大きく息をついた。
空腹を思い出して、俺は箸を取った。
そういえば、富百合は眼鏡を外して見た時に、俺と外山が似ていると言っていた。視力矯正してきちんと見比べれば、似ていないのだ。
あのジャガイモ顔の男に負けた、という思いが一瞬脳裏を掠めたが、どのみち長くは付き合えなかったのだからこれでよいのだ、とたちまち片付けてしまった。
「それにしても、この方はなかなか」
「え、何? 天然だよな。毎回予備校の住所書いて来るし、先輩の写真より、自分の写真を送るだろ、普通」
「天然。ああ、なるほど。そうですね、その才能は、天性のものなのでしょうね」
エイミが苦笑した気がしたが、俺はもうお目付けの真意など、どうでも良かった。
空腹が満たされるにつれて、俺の自信も回復した。
3月末にアパートを引き払うことになった。フタケやコトリが手伝うと言ってくれたが、俺は断った。2人とも志望大学に無事合格していた。引越の必要はなくとも、新しい生活を控え、それぞれ忙しい身である。
「合格祝いとお別れの餞別として、最後にぱあっとせん?」
フタケは神谷由香子と別れて以降、しばらく大人しくしていたものの、合格を機にナンパ生活に戻るつもりらしかった。
俺も少し心を動かされたが、ここでややこしい事になったら引越しできないかもしれず、どうにか自制した。
フタケは、心底残念そうであった。
コトリは川相雪と順調に交際を続けていて、やはりナンパに付き合う気が全くない。権堂遥華からは1回だけ、お祝いの電話をもらった。
「よかったら、あの若い従兄弟を連れて遊びに来てね」
フタミのことである。相変わらず、趣味と実益を兼ねた研究を続けているらしい。
一筆取って解雇した磯川霞から、その後おかしなことはないか、と心配もしてくれた。
霞からは何の連絡もない。心身のバランスを崩して故郷に戻った、という噂も、聞かない。だから多分、何とかやっているのだろう。
早く霞に似合いの恋人ができますように。それから、俺にも。
俺は真摯に願った。
終わり
「折角だで、他のアトラクションで遊んで行ってもええわ」
と遥華は言ってくれたが、とてもそんな気力は起きなかった。名物に襲撃されただけで、十分である。
エイミはレンタカーを持ってきていた。俺は、駅前のレンタカー会社まで、助手席に乗せてもらうことにした。
「あのまま、おかしくなったりしないかな」
「多少、大学の単位を取り損ねるかもしれませんね。講義はそれなりに出席していたようですし、大学を中退してまで追いかけて来ることはないでしょう。ユーキ様が責任をお取りになる必要はございません」
物言いにややひっかかるところがあった。責任を取る必要はなくとも、責任を感じる必要はある、とも解釈できる。
それに、質問の答えになっていない。霞が精神のバランスを崩して病気になったとしても、俺が責任を取る必要はない、と言っているように思うのは、ひねくれているのだろうか。
口に出すのは憚られた。ともかく、霞がこれ以上俺を追いかけることはない、とエイミは明言したのだ。それを聞いて安心したのは、事実だった。
「アオヤギ。遥華さんと打ち合わせていたのか。公開前アトラクションなのに、詳しかったよな」
話を変えた。
「多少の調べごとがありまして、その過程で互いに情報を交換したまでのことです」
詳しい話は聞けずじまいであった。俺が霞から逃れるために使った言い訳についても、触れなかった。
ホワイトデーに、俺は張り切って予備校へ出かけた。須藤富百合に、バレンタインデーのお返しをするためである。
二次試験が終わると、後はひたすら結果待ちである。
合格すればもちろん、万が一不合格になったとしても、引っ越すつもりであった。
暇に任せて荷物の整理など始めたものの、やはり結果がわからぬ先には身も入らず、そういえば富百合にチョコレートのお返しをしなくては、とひどくその事が気に懸かって、結局毎日のように駅周辺へ出かけてはデパート巡りをして日々を過ごした。
また俺の心情に合わせたかのように、あちこちでこぞってホワイトデー商戦を始めていた。
バレンタインデーはチョコレートが基本だが、後から設けられたホワイトデーの贈り物には定番がない。
一説には交際OKならばクッキー、交際不可ならマシュマロとも言われるが、世の中には義理が横行しており、義理には義理で返さねばならない。
「好き」ならキャンディ、「嫌い」ならマシュマロという説もある。
アクセサリーや化粧品も喜ばれるとか巷で言われるが、趣味や値段の問題もあるし、付き合ってもいない相手から貰っても困るだろう。できれば、食べて消える、そして長持ちする菓子を選びたい。
さんざん見て歩いた末に、俺は結局デパートのホワイトデーフェアで、ハンカチと紅茶のセットを買った。
それほど時間と手間をかけたのに、肝心の富百合の連絡先がわからない。
富百合が予備校へ来る保証はまるでなかった。
現役高校生である。不合格にならない限り、用はない。それでも家にいると落ち着かず、唯一の接点があった予備校へ来てみたのである。
予備校ではこの時期、現役受験突破を掲げた高校2年生を対象に、春休み集中講座が真っ盛りである。
有名高校受験を目指す中学2年生向け講座もある。全体に若々しい気が満ちている。そして富百合の姿はない。
俺は、居心地が悪く、特別掲示板の方へ行った。そこにはエイミがいた。俺が近付いても、掲示板を眺めている。
早くも発表の始まった、私立大学の合格者名が貼り出されていた。俺はゆっくりと名簿を読んだ。知った名前はなく、すぐに読み終えた。
「どうなさいますか」
エイミが言った。俺は渋々諦めることにした。しかし、このまま帰宅するのは、何かに負けた気がする。
「その辺を散歩して、お昼食べてから帰る。お前も付き合え」
「わかりました」
そこで躊躇うエイミ。まず咳払いをした。
「どうしても、ということでしたら、川相さんにお願いすれば、須藤富百合の住所も電話番号もわかりますよ」
「初めから言えよ」
川相雪は、予備校の事務室で働いている。父親は予備校の幹部である。そして、予備校生であるコトリタカオと交際している。
確かに雪ならば、富百合のデータを抜き出すことができる。しかし、コトリの友人、というだけの俺が頼んでも、教えてくれるだろうか。
「問題があります」
「言ってくれ」
「川相さんが教えてくれたとして、本人が教えてもいないのに家へ押し掛けたり電話をするとなると、先方が気味悪く思うかもしれません。磯川霞がユーキ様にしたように」
既に、気持ちのほとんどを事務室へ飛ばしていた俺は、冷水を浴びせられた気持ちになった。
霞からの不気味なプレゼントや、暗闇に浮かぶ恐ろしげな顔がまざまざと脳裏に蘇った。あの日以来、霞の気配は跡形もなく消えていたが、刻み込まれた記憶は健在であった。
「じゃあ、その手は使わないよ」
「合格発表の日に、大学へ行かれれば、お会いになれるとは思いますが」
俺の落胆ぶりに同情したのか、エイミが付け加えた。
一旦冷えた気持ちはすぐには元に戻らない。今日渡すことに意味があるのであって、そんな後になって渡したところで格好がつかない。
「合格祝いになさってはいかがですか」
「そうだな」
おざなりに返事をして、予備校を後にした。
合格発表の日。郵便屋から受け取った大きな封筒を開けると、初めに、白い紙が1枚目に入った。
「入学を許可する」
合格通知であった。
「よっしゃ」
エイミも同じ大学に合格した。
母に電話すると、祖母と一緒になって大層喜ばれた。
行きたい大学を選んで良かった、と思った。
進学先で住まいその他諸々の手続きを終えてアパートへ戻ると、須藤富百合から手紙が届いていた。
母とは駅で別れていたので、側にはエイミしかいなかった。手紙が母の目に触れずに済んで、ほっとした。
合格発表の前後から富百合の事を、すっかり忘れていた。エイミは差出人を確認したが、何も言わずに部屋へ戻った。
自室へ入り、富百合からきた手紙の封を切った。便せん1枚に、女の子らしい文字が並んでいた。
「フジノ先輩へ。お久しぶりです。お元気ですか? 富百合は合格して、外山先輩と再会できました。幸せいっぱいです。格好いい先輩の写真、特別にプレゼントしちゃいます。フジノ先輩も彼女を見つけて、幸せになってくださいね。さようなら。富百合より」
封筒に写真が入っていた。そして、やっぱり差出人の住所は予備校だった。
そこに写る男の顔を見て、俺は呻いた。せめて最後くらい、記念に富百合の写真が欲しかった。
鏡を見に行った。映った姿と写真と見比べる。
俺は、エイミとの夕食の席に、写真を持ち込んだ。富百合の手紙もついでに持参した。
「これが、外山先輩だってさ」
「ふ」
写真を見せられたエイミは、給仕で席を立っていたのを幸い、食卓から離れ、俺に背を向けて肩を小刻みに震わせた。しかし、こちらへ向き直った時には、はや平然とした表情に戻っていた。
写真と手紙を邪魔にならないよう棚へ置いて、席につく。
「似ているか」
「何と申しましょうか」
似ていない、と即座に断言されず、俺の自信がぐらつく。
「富百合ちゃんは、俺とその男が似ているって言っていたけど。やっぱり似ているのかなあ」
「どちらかというと、似ていませんね」
漸くエイミが判定を下した。
「そうか。そうだよな。俺もそう思った」
安心して大きく息をついた。
空腹を思い出して、俺は箸を取った。
そういえば、富百合は眼鏡を外して見た時に、俺と外山が似ていると言っていた。視力矯正してきちんと見比べれば、似ていないのだ。
あのジャガイモ顔の男に負けた、という思いが一瞬脳裏を掠めたが、どのみち長くは付き合えなかったのだからこれでよいのだ、とたちまち片付けてしまった。
「それにしても、この方はなかなか」
「え、何? 天然だよな。毎回予備校の住所書いて来るし、先輩の写真より、自分の写真を送るだろ、普通」
「天然。ああ、なるほど。そうですね、その才能は、天性のものなのでしょうね」
エイミが苦笑した気がしたが、俺はもうお目付けの真意など、どうでも良かった。
空腹が満たされるにつれて、俺の自信も回復した。
3月末にアパートを引き払うことになった。フタケやコトリが手伝うと言ってくれたが、俺は断った。2人とも志望大学に無事合格していた。引越の必要はなくとも、新しい生活を控え、それぞれ忙しい身である。
「合格祝いとお別れの餞別として、最後にぱあっとせん?」
フタケは神谷由香子と別れて以降、しばらく大人しくしていたものの、合格を機にナンパ生活に戻るつもりらしかった。
俺も少し心を動かされたが、ここでややこしい事になったら引越しできないかもしれず、どうにか自制した。
フタケは、心底残念そうであった。
コトリは川相雪と順調に交際を続けていて、やはりナンパに付き合う気が全くない。権堂遥華からは1回だけ、お祝いの電話をもらった。
「よかったら、あの若い従兄弟を連れて遊びに来てね」
フタミのことである。相変わらず、趣味と実益を兼ねた研究を続けているらしい。
一筆取って解雇した磯川霞から、その後おかしなことはないか、と心配もしてくれた。
霞からは何の連絡もない。心身のバランスを崩して故郷に戻った、という噂も、聞かない。だから多分、何とかやっているのだろう。
早く霞に似合いの恋人ができますように。それから、俺にも。
俺は真摯に願った。
終わり
0
お気に入りに追加
13
この作品は感想を受け付けておりません。
あなたにおすすめの小説
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?


会社の上司の妻との禁断の関係に溺れた男の物語
六角
恋愛
日本の大都市で働くサラリーマンが、偶然出会った上司の妻に一目惚れしてしまう。彼女に強く引き寄せられるように、彼女との禁断の関係に溺れていく。しかし、会社に知られてしまい、別れを余儀なくされる。彼女との別れに苦しみ、彼女を忘れることができずにいる。彼女との関係は、運命的なものであり、彼女との愛は一生忘れることができない。
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
キャバ嬢(ハイスペック)との同棲が、僕の高校生活を色々と変えていく。
たかなしポン太
青春
僕のアパートの前で、巨乳美人のお姉さんが倒れていた。
助けたそのお姉さんは一流大卒だが内定取り消しとなり、就職浪人中のキャバ嬢だった。
でもまさかそのお姉さんと、同棲することになるとは…。
「今日のパンツってどんなんだっけ? ああ、これか。」
「ちょっと、確認しなくていいですから!」
「これ、可愛いでしょ? 色違いでピンクもあるんだけどね。綿なんだけど生地がサラサラで、この上の部分のリボンが」
「もういいです! いいですから、パンツの説明は!」
天然高学歴キャバ嬢と、心優しいDT高校生。
異色の2人が繰り広げる、水色パンツから始まる日常系ラブコメディー!
※小説家になろうとカクヨムにも同時掲載中です。
※本作品はフィクションであり、実在の人物や団体、製品とは一切関係ありません。

ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる