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22 訪問、夜 *
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「初めて聞く、貴重なお話ですわ」
ティヌリエルが、爽やかな微笑みを浮かべる。
「ハリナダンは、諸国を巡る間、故郷に何の知らせも致しませんの。ですから、こうして彼の消息を聞けるのは、とてもありがたいことです」
「エルフ国の王女様に喜んでいただけたのならば、お話しした甲斐もありました」
聞き手の満足に、カルヴィンも満ちたりた様子であった。
「すると、リチャード‥‥オールコックは、ハリナダン様の孫弟子に当たりますのね。ほら、ティヌリエル様の護衛を務めた魔術師ですわ」
ビアトリスが、オールコックの方へ視線を送りつつ、彼に話題を移した。
当人は、書架の前で、熱心に書き物をしていた。王女二人の視線を背中に受けても、振り向く素振りはない。
「そうなりますな。彼は、親の庇護を受けぬうちから才能を現した逸材で、苦労を重ねた分、独自のこだわりがありますな。通常の戦闘魔法や回復魔法とは関わらない、分類し難い魔法に興味を持っているようです」
カルヴィンは婉曲ながら、オールコックに辛口の評価を下した。
王女たちの注目を、一瞬にして攫った若い魔術師に、嫉妬でもしたのだろうか。
ヒサエルディスには、そのように感じられた。
オールコックが護衛についたのは、最初の迎えの時だけで、以後の外出には、エルフ国からの護衛と、アーサー=ゴールト伯爵令息が主に付き従った。
ゴールトがいると、場が明るくなる。平民とも気さくに話す彼のお陰で、王女たちの市井見学は、楽しい思い出となった。
ヒサエルディスは、広場で噴水を見かけて、初めてオールコックと会った晩を思い出した。以来、二人で話す機会はなかった。代わりのように、姿だけは、しばしば見かける。
彼女は視界の端に見覚えのある影に気付く度、その姿を確認し、何度もあの晩を思い返すのだった。
ビアトリスは、ティヌリエルと連れ立って、かなり頻繁に魔術師の職場を訪れていた。侍女として付き従うヒサエルディスが、オールコックの姿をしばしば目に収めることができたのは、これが一因である。
当初、訪れる度に仕事の手を休めて応対していたカルヴィンが、今や挨拶を交わした後は放置するほど、王女たちの魔術熱は高かった。
近頃のティヌリエルは、片端から書架の本を読破している。蔵書を読み尽くす勢いであった。
不明の箇所があれば、魔術師の誰かれに質問する。大抵は、書き物で机に張り付くオールコックが説明に当たった。
ビアトリスは、魔法を使えない。ティヌリエルに倣って本をめくるか、魔術師の実験を邪魔にならないよう観察するか。
いずれの時でも、ティヌリエルが質問にかかると、解説を一緒になって拝聴するのであった。
訪問客の望む環境を整えるばかりでなく、自身が扱えない分野にも興味を持ち、学ぶ姿勢は立派であった。
その晩、ヒサエルディスは、花の香りで目を覚ました。
まだ夜中である。目を開けても、香りは続く。夢ではない。
彼女は、半身を起こし、首を巡らせた。
窓に、木の枝が掠めたような音がした。王宮の窓にはガラスが嵌まり、カーテンが引かれている。
香りもそこから流れ込んでいるような気がして、ヒサエルディスはベッドを抜け出した。
カーテンを、そっと捲った彼女は、危うく声を上げるところだった。
窓ガラスに、花束が押し付けられていたのである。ここは一階ではない。
彼女は、その花を知っていた。覚醒作用のある薬草で、香りは間違いなく、そこから発するものであった。
考えるより先に、手が動いた。彼女が窓を開いて掴むまで、花束はそこに留まった。
下を覗き込むと、星あかりに照らされて、オールコックが手を振るのが見えた。
ヒサエルディスは、窓枠から飛び降りた。
「何というお転婆な」
気が付くと、オールコックの腕に抱えられていた。もちろん、彼女自身、魔法で着地の衝撃も和らげていた。一人でも怪我なく降りられたのだが、彼の気遣いは嬉しかった。
「ありがとう、ございます。お花も」
ヒサエルディスは、腕の中で身を縮めた。彼は、彼女を落とすまいと、ますます腕に力をこめる。
「お礼を言うために飛び降りなくても、いいんだよ。どうせ魔法で増やしたものだ」
言う間に、握り締めた手の中には、一本の茎だけが残された。ヒサエルディスは、少しがっかりした。
「下ろしてください」
「裸足じゃないか。お嬢さんの柔らかい足裏を、硬い地面で傷つけたくない。おおっと、見回りだ」
オールコックは彼女を抱えたまま、植え込みの陰に身を潜めた。
エルフの鋭い耳には、互いの呼吸音しか聞こえない。ヒサエルディスは、今にも兵士に見咎められはしないか、と胸の鼓動が早くなった。
唇が、柔らかいもので塞がれた。オールコックの閉じた瞼が、至近距離にあった。抱きしめる腕の先が、彼女の体を優しく撫でる。
これは、何だろう?
ヒサエルディスはわからないながらも、その柔らかいものを上下の唇で探ってみる。一方で、これがオールコックの唇で、自分が今キスをしている、と理解もしていた。
疑問は、何故二人が唇を合わせているのか、という点にあるのだ。
様々な記憶と思考が飛び交う中、体は新たな感触を求めて探るのを止められない。唇だけでは足りず、自然と舌も加わった。
快感は、唐突に訪れた。
「んうっ」
衝撃に体が震え、声が漏れた。オールコックが一層彼女を引き寄せる。
ねちゃねちゃと纏わりつく粘液が、快楽を高める。息継ぎの間も惜しみ、激しく唇を貪り合ううちに、見張りの兵士への警戒など消し飛んだ。
ティヌリエルが、爽やかな微笑みを浮かべる。
「ハリナダンは、諸国を巡る間、故郷に何の知らせも致しませんの。ですから、こうして彼の消息を聞けるのは、とてもありがたいことです」
「エルフ国の王女様に喜んでいただけたのならば、お話しした甲斐もありました」
聞き手の満足に、カルヴィンも満ちたりた様子であった。
「すると、リチャード‥‥オールコックは、ハリナダン様の孫弟子に当たりますのね。ほら、ティヌリエル様の護衛を務めた魔術師ですわ」
ビアトリスが、オールコックの方へ視線を送りつつ、彼に話題を移した。
当人は、書架の前で、熱心に書き物をしていた。王女二人の視線を背中に受けても、振り向く素振りはない。
「そうなりますな。彼は、親の庇護を受けぬうちから才能を現した逸材で、苦労を重ねた分、独自のこだわりがありますな。通常の戦闘魔法や回復魔法とは関わらない、分類し難い魔法に興味を持っているようです」
カルヴィンは婉曲ながら、オールコックに辛口の評価を下した。
王女たちの注目を、一瞬にして攫った若い魔術師に、嫉妬でもしたのだろうか。
ヒサエルディスには、そのように感じられた。
オールコックが護衛についたのは、最初の迎えの時だけで、以後の外出には、エルフ国からの護衛と、アーサー=ゴールト伯爵令息が主に付き従った。
ゴールトがいると、場が明るくなる。平民とも気さくに話す彼のお陰で、王女たちの市井見学は、楽しい思い出となった。
ヒサエルディスは、広場で噴水を見かけて、初めてオールコックと会った晩を思い出した。以来、二人で話す機会はなかった。代わりのように、姿だけは、しばしば見かける。
彼女は視界の端に見覚えのある影に気付く度、その姿を確認し、何度もあの晩を思い返すのだった。
ビアトリスは、ティヌリエルと連れ立って、かなり頻繁に魔術師の職場を訪れていた。侍女として付き従うヒサエルディスが、オールコックの姿をしばしば目に収めることができたのは、これが一因である。
当初、訪れる度に仕事の手を休めて応対していたカルヴィンが、今や挨拶を交わした後は放置するほど、王女たちの魔術熱は高かった。
近頃のティヌリエルは、片端から書架の本を読破している。蔵書を読み尽くす勢いであった。
不明の箇所があれば、魔術師の誰かれに質問する。大抵は、書き物で机に張り付くオールコックが説明に当たった。
ビアトリスは、魔法を使えない。ティヌリエルに倣って本をめくるか、魔術師の実験を邪魔にならないよう観察するか。
いずれの時でも、ティヌリエルが質問にかかると、解説を一緒になって拝聴するのであった。
訪問客の望む環境を整えるばかりでなく、自身が扱えない分野にも興味を持ち、学ぶ姿勢は立派であった。
その晩、ヒサエルディスは、花の香りで目を覚ました。
まだ夜中である。目を開けても、香りは続く。夢ではない。
彼女は、半身を起こし、首を巡らせた。
窓に、木の枝が掠めたような音がした。王宮の窓にはガラスが嵌まり、カーテンが引かれている。
香りもそこから流れ込んでいるような気がして、ヒサエルディスはベッドを抜け出した。
カーテンを、そっと捲った彼女は、危うく声を上げるところだった。
窓ガラスに、花束が押し付けられていたのである。ここは一階ではない。
彼女は、その花を知っていた。覚醒作用のある薬草で、香りは間違いなく、そこから発するものであった。
考えるより先に、手が動いた。彼女が窓を開いて掴むまで、花束はそこに留まった。
下を覗き込むと、星あかりに照らされて、オールコックが手を振るのが見えた。
ヒサエルディスは、窓枠から飛び降りた。
「何というお転婆な」
気が付くと、オールコックの腕に抱えられていた。もちろん、彼女自身、魔法で着地の衝撃も和らげていた。一人でも怪我なく降りられたのだが、彼の気遣いは嬉しかった。
「ありがとう、ございます。お花も」
ヒサエルディスは、腕の中で身を縮めた。彼は、彼女を落とすまいと、ますます腕に力をこめる。
「お礼を言うために飛び降りなくても、いいんだよ。どうせ魔法で増やしたものだ」
言う間に、握り締めた手の中には、一本の茎だけが残された。ヒサエルディスは、少しがっかりした。
「下ろしてください」
「裸足じゃないか。お嬢さんの柔らかい足裏を、硬い地面で傷つけたくない。おおっと、見回りだ」
オールコックは彼女を抱えたまま、植え込みの陰に身を潜めた。
エルフの鋭い耳には、互いの呼吸音しか聞こえない。ヒサエルディスは、今にも兵士に見咎められはしないか、と胸の鼓動が早くなった。
唇が、柔らかいもので塞がれた。オールコックの閉じた瞼が、至近距離にあった。抱きしめる腕の先が、彼女の体を優しく撫でる。
これは、何だろう?
ヒサエルディスはわからないながらも、その柔らかいものを上下の唇で探ってみる。一方で、これがオールコックの唇で、自分が今キスをしている、と理解もしていた。
疑問は、何故二人が唇を合わせているのか、という点にあるのだ。
様々な記憶と思考が飛び交う中、体は新たな感触を求めて探るのを止められない。唇だけでは足りず、自然と舌も加わった。
快感は、唐突に訪れた。
「んうっ」
衝撃に体が震え、声が漏れた。オールコックが一層彼女を引き寄せる。
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