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8 めくるめく情報 *
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翌日の夕方、俺はすっかり服装を改めて、とある娼館の前に立った。
「あら。素敵なお兄さんね。うちへいらっしゃい」
「うちへ上がれば、めくるめくサービスが受けられますわ」
目指す建物へ至るまでに、散々声をかけられた。王都には娼婦を扱う店が複数あり、出店地域を区切っていた。
入り口から奥へ行くほど、値段が高くなる。
一番奥に構える店は、高位貴族御用達で、こちらもあの美容術と同様、紹介がなければ入店できない。
高貴な客専用に、顔を見られず区域を出入りできる道が作られている、との噂である。
俺が指定されたのは、もう少し手前にある店である。こちらも高級な館だった。
この地区は奥へ行くほど、客引きが減る。そこへ足を踏み入れるだけで、目立ってしまうのは、不本意であった。
「いらっしゃい。ご予約のお客様で?」
入り口に立つのは、客引きの妖艶な女ではなく、黒ずくめの服を纏った屈強な男である。
「は、はい。マカリーと申します。オードさんのご紹介で」
実質、この店も一見さんお断りなのである。オードというのは、オーディントン元宰相の変名ではあるまいか。
あのおっさんが、娼館通い‥‥と考えると意外だが、責められる事でもなし、仕事絡みかもしれない。
俺は、余計なことに首を突っ込むまい、と紹介者について尋ねもしなかった。
それはさておき、高級店を前に、平民の俺は、自然と腰が引けてしまう。
「承っております、マカリー様。どうぞ、こちらへ」
黒服は意外にも柔らかな物腰で、俺を中へ迎え入れた。ひとまず息をつく。
開かれた扉の向こうは、シンプルな建物の外観からは想像もつかない、ゴージャスな空間へと繋がっていた。
やたらに金の装飾が多い。金で王宮を連想させる狙いのようだ。
王宮で寝泊まりしたばかりの俺からすると、少々やりすぎである。
黒服の男が、受付の女性に耳打ちすると、女性が俺に微笑みかけてから、後ろへ合図を送った。
「マカリー様。本日お世話をいたしますジョイアと申します。お部屋まで、ご案内仕ります」
「わ、かりました」
受付の女性も美人だったが、ジョイアも負けず劣らず美人だった。マダム・ヤンの審美眼も大したものだが、辺境の娼館は、ここと比べれば見劣りしてしまう。
髪型や化粧やドレスの洗練度が段違いだった。素人の俺が見てもわかる。
そして、おっぱい。
ドレスで効果的に迫り出した大きな胸は、揉んでくださいとばかりにエロい曲線を描き、彼女が動くたびにゆさゆさと揺れるのだった。
俺はほとんど、おっぱいの後を付いて歩いた。
「初めてのご利用でしたね。まず、入浴を済ませてくださいまし」
娼館らしく巨大なベッドの占める部屋へ通されると、事務的に告げられた。
言われて浴槽を探す。一枚ガラスで仕切られた向こうの空間に、湯の張られたバスタブが用意されていた。
こちらは泡プレイをするには、少々手狭に感じられた。都会は敷地が限られているからなあ、と何故か辺境の優位に満足を覚える。
一緒に入るか、とも聞けなかった。
魔王を倒した英雄と祭り上げられようとも、根は平民である。何だかんだ、王宮もどきの装飾と、洗練された都会の女に圧倒されていた。
結果、言われるまま、一人で体を洗った。ガラス張りの向こうに、服を着た女を待たせて、こちらは全裸だ。
落ち着かない。俺は、ジョイアを見ないように努めた。
浴室から出ると、俺の服が片付けられていた。そして、飲み物が用意され、全裸のジョイアが待っていた。脇には巨大ベッド。
あれ。俺、何しに来たんだっけ?
「私も体を洗いたいのですが、お好みならば、このまま致しますわ。如何なさいます?」
「どうぞ、洗ってください」
ついつい丁寧語で答えてしまう。こっちは客なのに。今から下手に出ていたら、この後、ジョイアを抱きにくくなる。
うん? 彼女は、娼婦だよな? 抱いていいんだよな?
俺が戸惑う間に、ジョイアはさっさと浴室へ入る。ガラスが湯気で曇って、彼女の裸身が神秘的に見える。
おっぱいも尻も、エロさダダ漏れである。
ぼうっと眺めていると、ジョイアが俺の方を見てウインクし、後ろを向いてしまう。
ガラスの曇りが、一層濃くなって、ぼんやりとした全体像しか見分けられない。
そうだった。俺は、ここへ情報を取りに来たのだった。
王宮から指示されたのは、この店と、入店時の名乗りだけである。
その後の展開も、情報をもたらす相手が男か女かも、知らされていない。
ジョイアが情報を持つ本人とは限らないのだ。いい雰囲気になった途端、情報提供者が現れる手筈かも知れない。それだと、美人局みたいだが。
遅まきながら、盗聴や覗きの仕掛けがないか、確認する。彼女が用意した飲み物に、毒が入っていないかどうかも。
簡単なものなら、無意識のうちに解除してしまうのだが、貴族も使うような店だと、仕掛ける側も高度な技を使ってくるだろう。
結果として、覗きの仕掛けは二つもあった。但し、二つとも店の方で塞いであった。
念の為、俺も上乗せして使えないようにした。これは、店の協力を意味するのだろうか?
「お待たせしました。別の飲み物を用意しましょうか? お好みを頂ければ、お作りしますわ」
ジョイアが艶々とした裸身を現した。眩しい。
「いや。私には不要だ。それは、お前に飲んでもらう」
落ち着きを取り戻した俺は、彼女の悩殺ボディにもめげず、堂々と言い返した。用意された飲み物は、薬入りだった。
媚薬である。毒といえば、毒だ。
「ありがとうございます。いただきますわね」
彼女は躊躇わずに飲み干した。ピンク色の液体が、口の端から垂れるのを、舌で舐め取る。
エロい。わざとやったに違いない。俺の喉が、勝手にゴクリと唾を飲み下す。
「では、マカリー様。ベッドへ仰向けになってください」
え、普通にヤる流れなんだが。頭の中にハテナマークが浮かびつつ、俺は言われた通りに動いてしまう。習慣というやつだ。
そして、普通ににじり寄るジョイア。
「はあっ。もう、こんなに立派にお勃ちになって‥‥味見させてくださいましね」
そうなのだ。俺は媚薬など使わずとも、勃起していた。
ジョイアは、興奮に息を弾ませながら、細い指先で筋をなぞる。絶妙な力加減に、俺の背中がゾワゾワする。
彼女は、あの魅惑の双丘でそっと俺の逸物を挟んだ。むにゅうっと、包み込まれる肉厚の感触が、堪らず俺を滴らせる。彼女は舌を長く伸ばし、それをれろりと舐め上げた。
「ジョイア? 私がここに来たのはっ」
たぷたぷ、と柔らかいおっぱいが、俺を扱く。
「お言葉ですが、このような状態では、集中が削がれるかと。お話は一度、落ち着かれてからにしましょう」
ジョイアは、ぱくりと俺を咥え込んだ。温かい口中は、涎で満杯だった。
じゅぼじゅぼと音を立てながら、彼女の顔が上下する。大きなおっぱいも、俺を挟んだまま一緒に動く。
「ううう」
すぐイッてしまうのが悔しく、しばらく我慢したが、意味がないと思い直す。
途端に精液が発射された。ジョイアは、俺がびくびくと絞り切る間も、しっかり口に入れ込んだまま、最後の一滴まで飲み干した。
「はっ、はっ、はあっ。じゃ、じゃあ、話を」
「はい。マカリー様」
ジョイアが体を起こし、俺の顔に近付く。精液の匂いが漂ってきた。すうっと、頭の芯がクリアになる感覚。
「元騎士団長のウェズリー様が」
「ぐっ」
俺が動揺したような声を上げたのは、力尽きた息子が握られたからだった。たちまち充血する俺の陰茎。
「これでは、先ほど抜いた意味がないのでは?」
目が合ったジョイアは、艶然と笑う。
「夜は長いですわ、マカリー様」
そうして手を離したかと思うと、彼女は俺の上に跨ったのだった。
「あら。素敵なお兄さんね。うちへいらっしゃい」
「うちへ上がれば、めくるめくサービスが受けられますわ」
目指す建物へ至るまでに、散々声をかけられた。王都には娼婦を扱う店が複数あり、出店地域を区切っていた。
入り口から奥へ行くほど、値段が高くなる。
一番奥に構える店は、高位貴族御用達で、こちらもあの美容術と同様、紹介がなければ入店できない。
高貴な客専用に、顔を見られず区域を出入りできる道が作られている、との噂である。
俺が指定されたのは、もう少し手前にある店である。こちらも高級な館だった。
この地区は奥へ行くほど、客引きが減る。そこへ足を踏み入れるだけで、目立ってしまうのは、不本意であった。
「いらっしゃい。ご予約のお客様で?」
入り口に立つのは、客引きの妖艶な女ではなく、黒ずくめの服を纏った屈強な男である。
「は、はい。マカリーと申します。オードさんのご紹介で」
実質、この店も一見さんお断りなのである。オードというのは、オーディントン元宰相の変名ではあるまいか。
あのおっさんが、娼館通い‥‥と考えると意外だが、責められる事でもなし、仕事絡みかもしれない。
俺は、余計なことに首を突っ込むまい、と紹介者について尋ねもしなかった。
それはさておき、高級店を前に、平民の俺は、自然と腰が引けてしまう。
「承っております、マカリー様。どうぞ、こちらへ」
黒服は意外にも柔らかな物腰で、俺を中へ迎え入れた。ひとまず息をつく。
開かれた扉の向こうは、シンプルな建物の外観からは想像もつかない、ゴージャスな空間へと繋がっていた。
やたらに金の装飾が多い。金で王宮を連想させる狙いのようだ。
王宮で寝泊まりしたばかりの俺からすると、少々やりすぎである。
黒服の男が、受付の女性に耳打ちすると、女性が俺に微笑みかけてから、後ろへ合図を送った。
「マカリー様。本日お世話をいたしますジョイアと申します。お部屋まで、ご案内仕ります」
「わ、かりました」
受付の女性も美人だったが、ジョイアも負けず劣らず美人だった。マダム・ヤンの審美眼も大したものだが、辺境の娼館は、ここと比べれば見劣りしてしまう。
髪型や化粧やドレスの洗練度が段違いだった。素人の俺が見てもわかる。
そして、おっぱい。
ドレスで効果的に迫り出した大きな胸は、揉んでくださいとばかりにエロい曲線を描き、彼女が動くたびにゆさゆさと揺れるのだった。
俺はほとんど、おっぱいの後を付いて歩いた。
「初めてのご利用でしたね。まず、入浴を済ませてくださいまし」
娼館らしく巨大なベッドの占める部屋へ通されると、事務的に告げられた。
言われて浴槽を探す。一枚ガラスで仕切られた向こうの空間に、湯の張られたバスタブが用意されていた。
こちらは泡プレイをするには、少々手狭に感じられた。都会は敷地が限られているからなあ、と何故か辺境の優位に満足を覚える。
一緒に入るか、とも聞けなかった。
魔王を倒した英雄と祭り上げられようとも、根は平民である。何だかんだ、王宮もどきの装飾と、洗練された都会の女に圧倒されていた。
結果、言われるまま、一人で体を洗った。ガラス張りの向こうに、服を着た女を待たせて、こちらは全裸だ。
落ち着かない。俺は、ジョイアを見ないように努めた。
浴室から出ると、俺の服が片付けられていた。そして、飲み物が用意され、全裸のジョイアが待っていた。脇には巨大ベッド。
あれ。俺、何しに来たんだっけ?
「私も体を洗いたいのですが、お好みならば、このまま致しますわ。如何なさいます?」
「どうぞ、洗ってください」
ついつい丁寧語で答えてしまう。こっちは客なのに。今から下手に出ていたら、この後、ジョイアを抱きにくくなる。
うん? 彼女は、娼婦だよな? 抱いていいんだよな?
俺が戸惑う間に、ジョイアはさっさと浴室へ入る。ガラスが湯気で曇って、彼女の裸身が神秘的に見える。
おっぱいも尻も、エロさダダ漏れである。
ぼうっと眺めていると、ジョイアが俺の方を見てウインクし、後ろを向いてしまう。
ガラスの曇りが、一層濃くなって、ぼんやりとした全体像しか見分けられない。
そうだった。俺は、ここへ情報を取りに来たのだった。
王宮から指示されたのは、この店と、入店時の名乗りだけである。
その後の展開も、情報をもたらす相手が男か女かも、知らされていない。
ジョイアが情報を持つ本人とは限らないのだ。いい雰囲気になった途端、情報提供者が現れる手筈かも知れない。それだと、美人局みたいだが。
遅まきながら、盗聴や覗きの仕掛けがないか、確認する。彼女が用意した飲み物に、毒が入っていないかどうかも。
簡単なものなら、無意識のうちに解除してしまうのだが、貴族も使うような店だと、仕掛ける側も高度な技を使ってくるだろう。
結果として、覗きの仕掛けは二つもあった。但し、二つとも店の方で塞いであった。
念の為、俺も上乗せして使えないようにした。これは、店の協力を意味するのだろうか?
「お待たせしました。別の飲み物を用意しましょうか? お好みを頂ければ、お作りしますわ」
ジョイアが艶々とした裸身を現した。眩しい。
「いや。私には不要だ。それは、お前に飲んでもらう」
落ち着きを取り戻した俺は、彼女の悩殺ボディにもめげず、堂々と言い返した。用意された飲み物は、薬入りだった。
媚薬である。毒といえば、毒だ。
「ありがとうございます。いただきますわね」
彼女は躊躇わずに飲み干した。ピンク色の液体が、口の端から垂れるのを、舌で舐め取る。
エロい。わざとやったに違いない。俺の喉が、勝手にゴクリと唾を飲み下す。
「では、マカリー様。ベッドへ仰向けになってください」
え、普通にヤる流れなんだが。頭の中にハテナマークが浮かびつつ、俺は言われた通りに動いてしまう。習慣というやつだ。
そして、普通ににじり寄るジョイア。
「はあっ。もう、こんなに立派にお勃ちになって‥‥味見させてくださいましね」
そうなのだ。俺は媚薬など使わずとも、勃起していた。
ジョイアは、興奮に息を弾ませながら、細い指先で筋をなぞる。絶妙な力加減に、俺の背中がゾワゾワする。
彼女は、あの魅惑の双丘でそっと俺の逸物を挟んだ。むにゅうっと、包み込まれる肉厚の感触が、堪らず俺を滴らせる。彼女は舌を長く伸ばし、それをれろりと舐め上げた。
「ジョイア? 私がここに来たのはっ」
たぷたぷ、と柔らかいおっぱいが、俺を扱く。
「お言葉ですが、このような状態では、集中が削がれるかと。お話は一度、落ち着かれてからにしましょう」
ジョイアは、ぱくりと俺を咥え込んだ。温かい口中は、涎で満杯だった。
じゅぼじゅぼと音を立てながら、彼女の顔が上下する。大きなおっぱいも、俺を挟んだまま一緒に動く。
「ううう」
すぐイッてしまうのが悔しく、しばらく我慢したが、意味がないと思い直す。
途端に精液が発射された。ジョイアは、俺がびくびくと絞り切る間も、しっかり口に入れ込んだまま、最後の一滴まで飲み干した。
「はっ、はっ、はあっ。じゃ、じゃあ、話を」
「はい。マカリー様」
ジョイアが体を起こし、俺の顔に近付く。精液の匂いが漂ってきた。すうっと、頭の芯がクリアになる感覚。
「元騎士団長のウェズリー様が」
「ぐっ」
俺が動揺したような声を上げたのは、力尽きた息子が握られたからだった。たちまち充血する俺の陰茎。
「これでは、先ほど抜いた意味がないのでは?」
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